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2009年10月15日 (木曜日)

カルウォーヴィチ/永遠の歌

P1110255_2 ミェスチワフ・カルウォーヴィチ:連作交響詩「永遠の歌」他
チェスワフ・グラボフスキ指揮/
ポーランドのどこかの管弦楽団

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今回は、「早死にの作曲家シリーズ」及び「よく知らない作曲家をさも知ってるかのように文章にするシリーズ」である(?)。

このCDは、このブログを始めた頃渋谷塔で入手したが、細かい情報も得られないまま一度聴いて放置。今も別に確かな情報を得られたわけでもないんだけど(まあぶっちゃけウィキペディアくらいしか見てないんだが)。

DUXというポーランドのレーベルの一枚。カルウォーヴィチの作品の他はこのCDの指揮をしているグラボフスキというおっちゃんの自作自演と、シマノフスキの曲とバイルトってやっぱりポーランドの作曲家の作品がひとつ。

120px1 で、本日はカルウォーヴィッチって作曲家のことを「永遠の歌」って曲だけで語るという無謀な事になるわけだけれども・・・この曲は結構素敵だ。曲は3楽章に分かれている。

1.永久なる憧れの歌
2.愛と死の歌
3.永久なる生の歌

中では第2楽章?がとても好き。全体的に素直でとてものびやかな感じの曲である。

カルウォーヴィチ(1876~1909)という作曲家の肩書ってなんだか凄い。作曲家、指揮者、登山家、作家、写真家、ということである。彼は作曲家としてはとっても珍しい死に方・・・スキー中に雪崩に遭遇して死んだという・・・をした。33歳の誕生日を迎える前に亡くなった。おそらく山登りや山スキーによって楽想を得ていたのではないか(一曲しかしらんけど)。写真家としても本国では展覧会を開けるくらいの作品があるようだ。

年代的にはマーラーやR・シュトラウスとかぶっている感じである。同じポーランドの作曲家のシマノフスキよりはちょっと早く生まれた。で、早く死んだ。ポーランドの作曲家だけども、ポーランドの作曲家のイメージとしてありがちな「エキゾティックで神秘的な感じ」というのでもない・・・すくなくとも「永遠の歌」は。晴れやかで初期のマーラーみたいである。大変に聴きやすい。もっと色々聴いてみたいという気にはさせる。タワーでは30枚近く彼の作品のCDは入手可能のようだ。アントニー・ヴィットのナクソス盤とかノセダ指揮のシャンドス盤とかあるみたいだし(シャンドスは高いので経済的理由で買う予定はないが)

で。
このCDを指揮しているグラボフスキという人は作曲家で作品が一曲このCDに入っている(題名は「友人への歌」・・・とでも言うのだろうか・・・)。ジャケット写真を見るとなんかおっかなそうなおっちゃんだが、曲は「ギター協奏曲」といった風情で大変ムーディな感じである。

このCDのもう一人の謎の作曲家、タデウシュ・バイルトという人は、もっとものすごくよくわからない存在である。かすかな情報によると、どうも映画音楽も作っていた人だったらしい。ポーランドの「パサジェルカ」(1963)と「砲兵軍団攻撃中」(1962)という映画の曲をつけてるらしい。まあポーランドの映画なんてよう見ないしなんとも言えない。彼の名を冠した作曲コンクールがあるくらいだからポーランドでは有名な作曲家なんだろうな(憶測)。

収録されている曲(題名は、古典的なスタイルによる組曲「コラ・ブルニョン」・・・とでも言うのだろうか・・・)はなんというか・・・新古典的?というか。現代っぽくもありつつちょっとバロックっぽい感じもありとても聴きやすい。
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P1110254 スーパーに行ったら、メイトーのカスタードプリンが4連で148円にて売っていたので購入。

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P1110256_3 味は普通に卵が固まったような感じ。基本の味。もうちょっと濃厚な感じだともっとタイプなんだが・・・この値段ならかなりせいいっぱい。サイズがちっちゃいのでいっぺんに4つ全部食べれそうだ。

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コメント

この作曲家のあるCDが 
BBC music magazineの推薦になっていて
持ってますが、今日初めて
「カルウォーヴィチ」
と読むと知りましたsweat01

長年 「カル何とか」で済ましてたので
気分晴れやかでありますscissors

投稿: シロクマ雄 | 2009年10月16日 (金曜日) 02時45分

オーケストラ名は、
「ジェローナ・グーラ・フィルハーモニー交響楽団&合唱団」
のようです。ジェローナ・グーラはポーランド中西部、ドイツ国境に近い都市のようです。ご報告まで。

http://filharmoniazg.prv.pl/

投稿: frosch | 2009年10月16日 (金曜日) 18時53分

>>シロクマ雄さん
そうですか、お役に立ててよかったです。
曲も聴いてあげて下さいね。(一曲しか知りませんけど)

>>froschさん
ご丁寧にどうも。
もう色々調べてたら力尽きました。
でもまあ、オケ名なんて誰も気にしないかなあと思ったんで。今度からはちゃんと調べようと思いました(恥)。

投稿: naoping | 2009年10月16日 (金曜日) 19時02分

いやいや、実のところは
ポーランドのどこかの管弦楽団
と書かれる方が、naopingさんの文章の雰囲気に合っていて、面白いですよ。(^o^)b

投稿: frosch | 2009年10月16日 (金曜日) 19時55分

こんにちは。
このカルなんとかさんのCD、なぜか一枚持ってます。
ヴァイオリン協奏曲と「永遠の歌」のカップリング。
レーベルはトロフォン。
シロクマ雄さん同様、名前なんて読むのか知りませんでしたが
カルウォーヴィチですか、なるほどなるほど。
曲はこれから聴いてみますね。

投稿: 木曽のあばら屋 | 2009年10月17日 (土曜日) 17時38分

>>木曽さん
やっぱりお持ちでしたか、しかもトロフォンってのがいかにもですね(爆)。ポーランド名前って"l"の斜め棒線引っ張った字の読み方がアレですね。

カルウォーヴィチ、YouTubeでまとめて演奏あがってますね。ヴァイオリン協奏曲もいい曲です、なんかポーランドのルクーって感じで。

http://www.youtube.com/user/MieczyslawKarlowicz#p/u/14/f1514fo-ogg

投稿: naoping | 2009年10月17日 (土曜日) 18時40分

 今晩は。
 過日の記事中のエレノア・スティーバーについては「偉えのはスティーバー」、今回記事中のタデウシュ・バイルトについては「田で、牛ば要ると?」(九州言葉による、昔の稲作方法についての質問)みたいなダジャレを思いついたのですが・・・それはさておき、バイルトの作品としては「管弦楽のための4つのエッセイ」だけ聴いたことがあります(セル/クリーヴランド管のライヴ音源が残っているため)。記憶しやすいメロディが流れるとかいう音楽でなく、「現代音楽」然とした作品ですが、静かでやさしい神秘、あるいは軽妙、あるいは打楽器類の躍動、などを楽しめる音楽です。これがもし、神経質っぽい神秘さみたいなものがゴニョゴニョしてばかりだと、わたくしなどはかなり苦手なのですが、上記作品はわりと自分に合うかなと思ったものです。  
 (上記ライヴ音源で一緒に聞ける放送ナレーションでは、バイルトの名前を「タデユシ・ベアド」と発音していました・・・ただ、これは、アメリカ人によるアメリカ式の「読み」なのだろうと想像します。日本では「タデウシュ・バイルト」で通っているようですね。)

投稿: クラシカルな某 | 2009年10月17日 (土曜日) 18時45分

>>クラシカルな某さん
毎度どうも。
ほう、セルはバイルトの作品を演奏しているのですね。参考資料が少ないのであんまりなんとも言えませんけど、バイルトってもしかして現代音楽とは言え聴きやすい作風の作曲家なのかもなあという予想はしております。

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YouTubeにバイルトの「コラ・ブルニョン」は上がってます。現代バロックって風情です。

コラ・ブルニョン
http://www.youtube.com/watch?v=vV8IyVk1zJ8

http://www.youtube.com/watch?v=8hsSOmYKKSM&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=80DMQewjEFg&feature=related

投稿: naoping | 2009年10月17日 (土曜日) 20時48分

 こんばんは。
 登山家にして作曲家兼指揮者───確かに異色ですね。
 しかもスキー中に遭遇した雪崩でこの世を去ったとの由・・・ふと自転車事故でこの世を去ったフランスの作曲家ショーソンを連想してしまいましたよ《シチュエーションが全く違いますが、何となく私の頭の中で繋がってしまったので》。
 何だか作曲家としてではなく登山家・写真家として歴史上に刻まれているような感じがしないでもないところですね《定かではないけれども》。

 それにしても、今回入手されたCDのレーベル、日本ではレアメタル並みの貴重な存在といえそうですね《変な例えでスミマセン…》。

投稿: 南八尾電車区 | 2009年10月25日 (日曜日) 00時24分

>>南八尾電車区さん
ポーランドという国の音楽事情が日本ではまだ闇の中なので、カルウォーヴィチくんがどんな位置にいるのかまだよくわからないですね。曲を聴くと才能はずいぶんあるなあという気はしますけど。

DUXはポーランドのレーベルなのでかなりレアなのかもしれませんね。でも先日また一枚ゲットしました(ちょっと凝りだしてしまった)。カタログには知らない作曲家や指揮者の名前がまあまああります。

http://www.dux.pl/en/

投稿: naoping | 2009年10月25日 (日曜日) 11時23分

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