海のエジプト展
横浜で開催中の海のエジプト展。展示期間があとちょっとしかないんで、あわてて出かけた。エジプト渡航歴のある友人と、大英博物館でエジプトの展示観たわたしとで鑑賞。
今、上野でも「トリノ・エジプト展」やってて、それは私は先月行ったので当然展示を比べてしまうんだが。同じ「エジプト展」と銘打ちながら、かなり違うものである。
何が違う。
① 値段が上野のほうが一般で1500円。横浜のほうが2300円。横浜のほうがずいぶん高い。展覧会?としてはちょと高いな。
② 上野のほうが陸地で発見されたもの(普通)に対し、横浜の展示物は主に海の中で発見されたのである。なので、違いはあきらか。上野のは彩色が結構華やかだが、横浜のほうは展示物にほとんど色がない。石と金属の本来の色しかない。なので全体的に結構単調に感じる。展示の演出はかなり頑張っている。
③ 上野の展示は小さいもの~中くらいなものが多いが、横浜のは5メートルくらいある大きい石像が3体ある(これが今回のハイライトである)。それだけでなく展示物のダイナミックレンジが大きい。「これをどうして海の中で発見できたの?」というくらい指の先ほどの像とかもある。
④ 展示のノリが上野のほうが「東京都美術館」なのに対し(美術品的な展示)、横浜のはあくまで「横浜博」である。海の中をバーチャルで見れる映画?とかもあり、これはこれで面白い(個人的に言えば、音楽が壮大でシュレーカーっぽい感じでちょっとクル)。
⑤ 帰りに買えるお土産(グッズ)が全然違う。上野のほうは結構いつもグッズのセンスがいいんで・・・今回もなかなかよかった。お金ないからTシャツしか買わなかったけど・・・普通に着てるし。横浜のグッズはまったく昔の「横浜博」のセンスである。子供向け・・・子供も買うのかな。Tシャツなんて着れたものではない。正直言って何も欲しいものはなかった。
ただ・・・今回の目的の一つのガシャポン(海洋堂制作)は素敵だった。全部欲しいくらい。大人的制約もあり、二つしか買わなかったが・・・家に帰ってみるとなんでもっと買わなかったのだろうと激しく後悔。上の写真は買ってきた「プトレマイオス12世のスフィンクス」と「オシリス・カノボス壺」を組み合わせて、おうちで撮ってみたもの。海に潜ってる人もなかなかうまくできてるんだよねコレ。
しかし、全部観終わってみると友人は「なんか・・・石像もうちょっとデカイのかと思ってたけど3メートルくらいしかないみたいに感じた。やっぱり本場行っちゃうとダメねえ。」と。私も生まれて初めて行った外国の博物館が大英のエジプト展示だったので・・・あれほどの感激はなかったなあ。正直、上野のほうが見やすかったし。コスパ的には上野がいいかも。お値段以上ニトリ。 帰りに行った中華街の食べ放題。飲み放題つきで4千円しない。でも・・・女性なもんでそんなに食べられるものではないべよ。何てお店だったんだっけ・・・忘れた。味も値段が値段なので、まあまあ。
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中華街オリジナルのサントリービール。ものすごく美味しく感じたけど、普通のビールとの違いは不明。歩き回ってて喉がカラカラだったせいかも。しかし、二本飲んだらお腹いっぱいで飲み放題のもと取れず・・・残念。ビールはお腹にくるねえ。
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