« 飯守さんのブルックナー7番 | トップページ | 藝大美術館所蔵品展&トリノ・エジプト展 »

2009年8月15日 (土曜日)

フランケル/バルジ大作戦

ベンジャミン・フランケル:バルジ大作戦
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト指揮/クィーンズランド交響楽団

終戦記念日っつーことで戦争関係の音楽(・・・なんか、ちげー)。とはいうものの、なんかウチって戦争関係の音楽のCDが多いんじゃね? 戦争嫌いなのになあ。

うちに前からある、CPOから出てる「バルジ大作戦」のオリジナルスコアの録音。指揮はアルベルトである。アルベルトのコルンゴルトのコンサート、前に聴きに行ったのに「このおっさん誰」的な発言をしちまってごめん。ウチ、CDあった、しかも映画音楽。

過去記事:東京シティフィル・コルンゴルト/交響曲

正直に言うと、この「バルジ大作戦」って映画、一回も全部観たことない。たぶん何回かテレビでやってるはずなので挑戦はしているはず。もうほんとに・・・戦争映画って退屈。やはり根本的な所では私は女なんだと思う。ヘンリー・フォンダ主演。「第二次世界大戦末期1944年12月にドイツがアメリカ軍に対してしかけた大攻勢を描いたアメリカ映画」なんですって。まあ。

作曲者のベンジャミン・フランケルって人は一応(?)イギリス人ってことだからこの曲もイギリス音楽の範疇だってことね。この人、映画音楽は100以上作ってるらしいが、そこそこ普通のクラシック音楽も作ってるようだ。アルベルト指揮による交響曲全集も出てる。アルベルト、フランケル大好きだな。

フランケルの出世作(らしい)ヴァイオリン協奏曲はホロコーストによって虐殺されたユダヤ人を悼むための曲で「600万人の思い出に」って副題がついてる。フランクルって(この時代のヨーロッパの映画音楽作曲家の多くがそうだけど)やっぱりユダヤ人。

で、この「バルジ大作戦」の音楽は全体に戦争映画っぽく勇ましい感じ(オケの鳴りっぷりが素晴らしい。クラリネットなどの管楽器がカッコイイ。)だが、たまにイギリスの作曲家らしい繊細さも見せる。前奏曲の主題はパンツァー・リートってドイツの軍歌。CDの最後のほうの「ヘスラー指揮官の死」でもなんか不安な感じと共に歌われる(怖いんだけど~)。

パンツァー・リート
http://www.youtube.com/watch?v=SJ_1wyWmBVM&feature=related

そういえば、こないだカラオケ大会を友人たちとやったんだけど、それ用に(比較的)新しい曲を二つ覚えて行って(絢香の「おかえり」といきものがかりの「かえりたくなったよ」。無駄にハードル高い。)そのついでにパンツァー・リートも練習してったけど、カラオケになかった。残念。

パンツァー・リート

雪も嵐もなんのその
ほほ笑む日差しもなんのその
熱い昼間も
凍てつく夜も
埃まみれのこの顔に
浮かぶは我らの鋭気のみ
我ら無敵の戦車隊
嵐をついて突き進む

Ob's stürmt oder schneit,
Ob die Sonne uns lacht,
Der Tag glühend heiß
Oder eiskalt die Nacht.
Bestaubt sind die Gesichter,
Doch froh ist unser Sinn,
Ist unser Sinn;
Es braust unser Panzer
Im Sturmwind dahin.

↑ドイツ語歌詞も載せといたから、歌いたい人は歌ってねheart 歌わねーか。



------

Banner2_3 にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

|

« 飯守さんのブルックナー7番 | トップページ | 藝大美術館所蔵品展&トリノ・エジプト展 »

コメント

 おお、おお、なんとなんと、バルジ大作戦。リアル・タイムで見てるからね。テアトル東京、シネラマだったか70㎜だったか、いずれも死語。ドイツ将校だからいつかは死ぬと分かっているが長生きせいよ、と声をかけたくなるほどの名演技だった。R.ショウ、この人、映画では最後、死んでしまうんだな、「ジョーズ」では鮫殺しに行った3人(ロイ・シェイダー、リチャード・ドレイファスと一緒に行くのだ)で一人鮫に食われてしまうし、「サブウェイ・パニック」では地下鉄のっとり犯の黒幕で、最後、地下鉄の線路に両足踏ん張っての鉄道自殺。なにせ実質のデビューが「ロシアから愛をこめて」で007ショーン・コネリーを追い詰めて、オリエント急行で殺される殺し屋さんだもんね。長命を保つのは「スティング」で騙されるギャングの親玉くらいか。でもいい役者だった、で、音楽の思い出話は無いよ。

投稿: 面久院滅多坊 | 2009年8月15日 (土曜日) 21時16分

うわーパンツァー・リート、口ずさみました。ドイツ語歌詞が、ここでアップされるとは、思いませんでしたよ。

『バルジ大作戦』何度も観ました。懐かしいですね~。
ロバート・ショウ、名演でした!ヘンリー・フォンダが霞んでましたね~。

フランケルに限らず、イギリスの作曲家は、戦争映画に名曲を多く残してますよね。RVWはもとより、グッドウィンの『荒鷲の要塞』や『ナバロンの嵐』、アディソンの『遠すぎた橋』、ファーノンの『コルディッツ大脱走(これはTVシリーズか…)』などなど。

R・ショウは、『ナバロンの嵐』で主役を演じてましたね~。この映画、音楽もよかったけど、脇役に大ブレイク寸前のハリソン・フォードがいたのが印象的でしたね~。

あ~、もう時間です。それでは。
さよなら、さよなら、、さよなら!

投稿: のびるめんて | 2009年8月15日 (土曜日) 23時14分

>>面久院滅多坊さん
リアルタイムですか・・・。
この映画では、ロバート・ショウ演じるドイツ軍ヘスラー大佐が主役を食ってしまっている・・・ということがウィキペディアに書いてありました。しかもジョーズに食われてしまうと。

>>のびるめんてさん
こんにちは、お久しぶりです。暑中お見舞い申し上げます。

バルジ大作戦、何回かご覧になったのですね。
ロバート・ショウって俳優さんはイギリス人で「ダム・バスターズ」や「空軍大戦略(Battle of Britain)」にも出てたのですね。

ちなみに「ダム・バスターズ」(マーチ)はコーツ作曲だし、「バトル・オブ・ブリテン」はウォルトン作曲ですね。他にもイギリス作曲家が戦争映画の音楽を作ってるのっていっぱいありますね。

いやあ、映画って本当にいいものですね~。←?

投稿: naoping | 2009年8月16日 (日曜日) 20時20分

ちょうどフランケルの交響曲のCDを買おうかどうか考えてました^^; こう言うときにcpoは頼りになります^o^

アルベルトはcpoの初期の段階から活躍しているけど、プフィッツナー、コルンゴルト、ヒンデミット、ジークフリート・ワーグナーの作品集が名高いし、他にもここでしか聴けないレアな作曲家の作品をCD化してますね。

投稿: Masahiko | 2009年8月16日 (日曜日) 20時37分

>>Masahikoさん
ほんとにCPOお好きなようですね。
しかしCPOは私にはお高いです・・・。今回のCDは3枚セットで3千円くらいだったんで買ったんでした。

投稿: naoping | 2009年8月18日 (火曜日) 18時28分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/108585/30967128

この記事へのトラックバック一覧です: フランケル/バルジ大作戦:

« 飯守さんのブルックナー7番 | トップページ | 藝大美術館所蔵品展&トリノ・エジプト展 »