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2009年8月29日 (土曜日)

シューベルト/未完成ほか クライバー (+お魚食べよう)

シューベルト: 交響曲 第3番 ニ長調 D.200
交響曲 第8番 ロ短調 D.759 《未完成》

カルロス・クライバー指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

(1978年9月 ウィーン)

やっぱりね(前回の続き)。
やっぱり日本人は肉ばっかりでなくて魚を食べましょう、とくにサンマ、アジやサバとか青い魚をね。あ、カツオもね。肉ばっかり食べてると動脈硬化とか生活習慣病になっちゃうからね。魚と野菜を主に食べるのがいいと思うよ(栄養士ではないんですが)。

今日は、意外な盲点でお魚大好きシューベルト(知らんが)。多分、自分の持ってる唯一のシューベルトのCD。グラモフォンのクライバー箱に入ってた。でもほとんど聴いてない。

シューベルトっていったら音楽史に残る恐怖歌曲「魔王」の作曲者として、そして「わっらっべっわっみーたーりー」の作曲者として、そして世界で一番有名なお魚ソング「鱒」の作曲者で知られる。そして歌曲以外で一番有名なのはやっぱし「未完成」ってとこか。本当は「ザ・グレート義太夫」を聴きたかったんだが、このクライバー箱にはなかった、つかクライバー氏はグラモフォンに録音してないみたい。

ところで、未完成はいつから7番になったんだろう。8番だと思ってたのに。今は8番がグレート義太夫になってる。何このウィキペディア。

私は、シューベルトの曲自体はあんまりよく知らないんだけれど、小学生の頃はシューベルトのファンだった。休み時間と放課後はよく図書館にいた(文学少女だったわけではない)が、主に学校に何冊もあるシューベルトの伝記を読むためであった。もちろん他の作曲家のも読んでたけどあんまり面白くなかったし、モーツァルトもベートーヴェンもあんまりタイプでなかったんで。

シューベルトはよく知られている姿(ちょうどこのCDのジャケットのクリムト画のような)のメガネデブとは違い、10代の頃の肖像画はけっこう甘いマスクだったのである。だから読んでたんだか・・・なんだかあんまりよく覚えてないけど、とにかく3~4冊は読んだ。

Schubert800 (ちなみにこのクリムト作のシューベルトの絵は火事で焼失しているんで、本物は見たことない。写真しか残ってないよ。残念だわ。)

今も印象に残っているのが、(今考えると)その伝記の著者が勝手に想像して付け加えたと思われるシューベルトのセリフ

「この魚、ヘンだ。腐ったような味がする」

シューベルトはお魚ソング書いたのにお魚食べて死んだ(ことになってる。実際は梅毒かもしんないが)。伝記読んでた頃はもしかしてマス食べて死んだのかとか思ってしまった(魚の復讐?)。まあ、魚の種類まで知らない。とにかく当時はあんまり保存状態は良くなかったのかな。

あと(非常にかすかな記憶だけど)覚えているのは、シューベルトは極度の近眼だったんだが曲想が浮かぶのが眠ってるときで、目が覚めてすぐに記録しておきたいがために、いつも枕もとに五線譜とペンを置いて、寝るときはメガネをかけて寝ていたってこと。もしかしたら別の作曲家だったらどうしよう。マーラーってことはないよな。

あー、なんか曲について書く気力が失せてきた~。シューベルトの曲なんかアタシよりみんなのほうが知ってるし、クライバーの魚の活き造りのごとく生き生きとした演奏は定評のあるとこだし、いいよね。とりあえず未完成交響曲は、コリン・マシューズが完成させようと思わなくてよかった~。

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コメント

こんにちは。
実はシューベルトさん、晩年はかなり金回りが良かったのではないか、
と最近は言われているみたいです。
1825年にはウィーン楽友協会の補欠理事となり、27年には正規の理事に昇格、
「ピアノ三重奏曲第2番」を初演した1828年3月の演奏会は、
一夜にして320フローリンを稼ぎ出す大成功!
(ちなみに当時の中流家庭の年収が500~700フローリンらしいです)
つまり決して無名でも貧乏でもなく、着実にウィーン音楽界でのし上がり、地位を固めつつあったそうです。
あと一歩で栄ちゃんみたいに成りあがれていたかもしれないのに、
病魔に冒され28年11月にあえなく死去・・・(梅毒ってのがちょっとアレですが)。
「成功を目前に斃れた悲劇のヒーロー」みたいでカッコイイですね・・・(ルックスがちょっとアレですが)。

投稿: 木曽のあばら屋 | 2009年8月30日 (日曜日) 00時13分

>>木曽さん
こんにちは。
「シューベルト成り上がり説」についてはウィキペディアにちょろっと出ていました。はー、そんなに稼いだんですね。
でも、「収入を売春宿につぎ込んでた」とか「食中毒じゃなくて女中毒」とかとても小学生向けの伝記には書けない人生です。あんまり知りたくない~。

でも、本当に10代の頃の肖像画はかっこよかったんですよ。

投稿: naoping | 2009年8月30日 (日曜日) 17時31分

シューベルトの伝記を小学生の頃、読まれてたんですか。3つ子の魂百まで、というか、やっぱりクラシックが昔からお好きだったのね。小学校時代は、ピアノを習ってたわたしですが、作曲家の伝記は読んだ記憶がないなあ。伝記では、ヴァスコ・ダ・ガマとかコロンブスとか大航海時代の人物に惚れこんでました。今でも、海洋ロマンが好き。

シューベルトは、大人になってから再開したピアノで、弾くのが好きになりました。基本的には20世紀の作曲家の曲が弾いてて楽しいのですが、シューベルトだけはロマン派なのに、とってもぴんと来るのが、自分でも意外。

去年、ピアニストのアンドラーシュ・シフが解説・案内するシューベルトの人生ドキュメントを見たんですが、貧・失恋・世間の無理解という三重苦を強調したオーソドックな内容と昔ながらの解釈で、シフがシューベルトの哀しみを代弁しているものでした。実は金満家で社会的にも地位が高かった、という説は、どうもなあ。。。

投稿: レイネ | 2009年8月31日 (月曜日) 05時35分

>>レイネさん
こんにちは。東京は台風が接近中です。
小学生の頃は・・・シューベルトの他で覚えてるのは江戸川乱歩の少年探偵シリーズ読んでたことくらいですかね。でも今は全く内容を覚えてないんですね~。表紙が懐かしいですが。

シューベルトは文章にできるほど聴いてないんでわからないのですが、同時代の作曲家に比べて曲に即興性があるみたいなことが書いてありました。「ぴんと来る」ってもしかしてそういったことなのかなーと思います。

作曲家ってなんとなく悲劇っぽいもしくは波乱万丈の生涯のヒトのほうが、曲に感情移入できるような気がします(しません?)。未完成交響曲も「この人ビンボーこじらせて食中毒で死んだんだ~カワイソ~」とか思いながら聴いた方が感動もひとしおです。

投稿: naoping | 2009年8月31日 (月曜日) 19時12分

 こんばんは。
 魚といえば、シューベルトが存命だった頃は冷蔵庫など無く、保存は香辛料の類を使うほか無かったような・・・
 よって現在より食中毒にかかるリスクは遙かに高かったわけで、腸チフスで亡くなったことになっているシューベルトは、やはり魚にあたってしまったのかもしれませんね《定かではないけれども》。

 シューベルトの「未完成交響曲」、もしシューベルト自身がピアノでメロディを弾いている場面で聴衆の一人として居合わせていた王女に笑われなければ、曲は完成していたのかも・・・あ、映画『未完成交響楽』の見過ぎでした、スミマセン(恥)

投稿: 南八尾電車区 | 2009年9月 3日 (木曜日) 20時44分

 シューベルトの死は、魚にあたったのでもなく、梅毒でもありません。
 わが恋の終わらざるが如く、この曲もまた終わらざるべし、と言って恋患いで死んだのです。


 伝説は事実を凌駕する(中国俚諺)。

投稿: 面久院滅多坊 | 2009年9月 4日 (金曜日) 22時11分

>>南八尾電車区さん
こんばんは。
まー、冷蔵庫がある現在でも魚を自分でさばいたりすると、だんだん痛んでくるのが目に見えてわかりますからね。冷蔵庫なかった昔ってやっぱり死因は食中毒って多かったんでしょうね。あと、ペストとか。

「未完成交響楽」あー、懐かしいですね。親に連れられてロオドショウで銀座の映画館で見ました・・・ウソです。子供の頃教育テレビで見ました、多分。


>>面久院滅多坊さん
↑上のコメント書いてる途中で「わが恋の成らざるが如く、この曲もまた未完成なり」って、われ今まさにそれを書こうとしてたのに先に書かれてしまったなり。嗚呼。

投稿: naoping | 2009年9月 4日 (金曜日) 22時21分

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