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2009年8月31日 (月曜日)

エルガーのコケインを聴きながらロンドン話。

P1110224 エルガー:演奏会用序曲「コケイン」
サー・ジョン・バルビローリ指揮/ハレ管弦楽団

(1954年録音)

エルガーのコケイン序曲。あのー、コカインじゃないからコケインだから。聴くたびにロンドン旅行を思い出してわくわくする大好きな曲だが、同じバルビローリ指揮の1960年代の録音のはすでに前に取り上げたんで、今日は古いモノラルのほうで。(とはいうものの、いつもながらCDはあんまり関係ないんだが)

コケインって、ウィキペディアによるとロンドンの(下町の)隠喩ということらしい。私も最初にロンドン旅行に行ったときは「ロンドンの下町のほうの人はコックニー訛りがありますよ」みたいな文章を「地球の歩き方」で見た覚えがある。結局ナマってようが英語がわからんことにはさほーど変わらないんで、あまり気にしなかったが(今考えるとこんなんでロンドン旅行なんて相当無謀だったわな)。

で。
ロンドンに関する話題を二つ。一つめはすごく旬な話題。

最近、テレビのCMでとーーーーっても気になるのは資生堂のUNOって整髪料のやつで。何コレ、私の好きなものを詰め込んだんじゃねーの?って思うくらい、いいわ。最近キライなCMが多い中で、ちょっとオアシスだ。

http://www.shiseido.co.jp/uno/top.htm#/cm

(最近のCM、たくさんキライなのはあるんだけど、とくにPlayStation3のCMは本当に不愉快。ウチのテレビはとっても小さいんでまだ耐えられるかもだが、大画面のおうちではもっと大変な思いをしているのではと思う。)

UNO(こーほーではなく、ウーノ)のCMは、まずロンドンの観光スポットがたくさん出てくること、旬のイケメンが4人出てくること(男性はどう思われるか知らんが私は女だから素直に喜びたい。みんなカワイイ)、ファッションが(若い頃の)ビートルズを真似ていること、すべてが素敵だ。ずっとこのCMならいいのに・・・それはそれで飽きるか。

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で、もうひとつロンドン的な(全く旬でない)話題。
(すいません、すごーく下らないので興味ない方はすっとばして)

http://www.youtube.com/watch?v=EbAtMkCb07E

http://www.youtube.com/watch?v=XKxTvV3ALoQ&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=mrNKKoGq27M&NR=1


このバルビローリのCDが録音されたころ、(おそらく)1956年にロンドン・エリアだけで放送されたとゆー、「A Show Called Fred」というすごくくだらなそーなバラエティショーの映像をネットでたまたま見つけて、このところしょっちゅう観ている。ピンクパンサーでおなじみのピーター・セラーズが出てるんだけど。番組の印象としてはほとんどモンティ・パイソンみたいだ。1950年代からこんなことやってたのかイギリスでは。曲もファーノンやらコーツやら使われているし。冒頭はイギリスの映画会社のパロディだし。主題歌?がすごーく変だし。まあ、実際はあんまり言葉がわかんないので、できれば字幕が欲しいところだ。

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2009年8月29日 (土曜日)

シューベルト/未完成ほか クライバー (+お魚食べよう)

シューベルト: 交響曲 第3番 ニ長調 D.200
交響曲 第8番 ロ短調 D.759 《未完成》

カルロス・クライバー指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

(1978年9月 ウィーン)

やっぱりね(前回の続き)。
やっぱり日本人は肉ばっかりでなくて魚を食べましょう、とくにサンマ、アジやサバとか青い魚をね。あ、カツオもね。肉ばっかり食べてると動脈硬化とか生活習慣病になっちゃうからね。魚と野菜を主に食べるのがいいと思うよ(栄養士ではないんですが)。

今日は、意外な盲点でお魚大好きシューベルト(知らんが)。多分、自分の持ってる唯一のシューベルトのCD。グラモフォンのクライバー箱に入ってた。でもほとんど聴いてない。

シューベルトっていったら音楽史に残る恐怖歌曲「魔王」の作曲者として、そして「わっらっべっわっみーたーりー」の作曲者として、そして世界で一番有名なお魚ソング「鱒」の作曲者で知られる。そして歌曲以外で一番有名なのはやっぱし「未完成」ってとこか。本当は「ザ・グレート義太夫」を聴きたかったんだが、このクライバー箱にはなかった、つかクライバー氏はグラモフォンに録音してないみたい。

ところで、未完成はいつから7番になったんだろう。8番だと思ってたのに。今は8番がグレート義太夫になってる。何このウィキペディア。

私は、シューベルトの曲自体はあんまりよく知らないんだけれど、小学生の頃はシューベルトのファンだった。休み時間と放課後はよく図書館にいた(文学少女だったわけではない)が、主に学校に何冊もあるシューベルトの伝記を読むためであった。もちろん他の作曲家のも読んでたけどあんまり面白くなかったし、モーツァルトもベートーヴェンもあんまりタイプでなかったんで。

シューベルトはよく知られている姿(ちょうどこのCDのジャケットのクリムト画のような)のメガネデブとは違い、10代の頃の肖像画はけっこう甘いマスクだったのである。だから読んでたんだか・・・なんだかあんまりよく覚えてないけど、とにかく3~4冊は読んだ。

Schubert800 (ちなみにこのクリムト作のシューベルトの絵は火事で焼失しているんで、本物は見たことない。写真しか残ってないよ。残念だわ。)

今も印象に残っているのが、(今考えると)その伝記の著者が勝手に想像して付け加えたと思われるシューベルトのセリフ

「この魚、ヘンだ。腐ったような味がする」

シューベルトはお魚ソング書いたのにお魚食べて死んだ(ことになってる。実際は梅毒かもしんないが)。伝記読んでた頃はもしかしてマス食べて死んだのかとか思ってしまった(魚の復讐?)。まあ、魚の種類まで知らない。とにかく当時はあんまり保存状態は良くなかったのかな。

あと(非常にかすかな記憶だけど)覚えているのは、シューベルトは極度の近眼だったんだが曲想が浮かぶのが眠ってるときで、目が覚めてすぐに記録しておきたいがために、いつも枕もとに五線譜とペンを置いて、寝るときはメガネをかけて寝ていたってこと。もしかしたら別の作曲家だったらどうしよう。マーラーってことはないよな。

あー、なんか曲について書く気力が失せてきた~。シューベルトの曲なんかアタシよりみんなのほうが知ってるし、クライバーの魚の活き造りのごとく生き生きとした演奏は定評のあるとこだし、いいよね。とりあえず未完成交響曲は、コリン・マシューズが完成させようと思わなくてよかった~。

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2009年8月25日 (火曜日)

トーマの肝臓

最近、ホルモン焼きがブームらしい。
私もこないだ姉夫婦にホルモン焼屋さんに連れてってもらった。私はとくにレバ刺し大好きだし、もちろん内臓を焼いたのだって好きだ。テレビで言うには、最近は女性だけでホルモン焼き屋さんに通うってのが多いらしい。なんでもホルモン内臓系は、焼き肉よりも低カロリーで、コラーゲンが豊富(ホント?)。などということで女性に人気なんだそうである。

え~本当?、内臓って普通のお肉より安いし、そんな良いことってないじゃない!と思ったワタシは、早速通いのスーパーに行った。(たまたま「内臓大バーゲン」?やってて、トリのハツや砂肝を何パックも買ってる主婦の方発見。どんだけ心臓heart01好きなの?)

とりあえずメジャーなところで豚レバーのかたまり(150円)と、ニラ(60円)ともやし(29円)を買って、ニラレバ炒めをした。ちょっと血抜きとかめんどくさいけど、やっぱりすごい美味しかった。安くていいね、レバニラ。うふ。定番にしよう。

で。

さんざ沢山頂いたあと、ネットで調べた、ホルモンの効能を。で、とんだ落とし穴だった。

豚さんのレバー、コレステロール値高いってば。

なんだ、カロリー低いっても食べ過ぎたらメタボまっしぐらじゃないの?もしかして。 早く気づいて良かった。たまに食べるんならいいんだがな。まあ、今日は鉄分を補給したということで、いい方に考えましょう。

でも。

つーことは、テレビのインタヴューにこたえてた「週3回食べてます」なんて言ってるようなおにゃのこたちは・・・大丈夫なの? 少し心配になりますた。。

おにゃのこたちは、週3だったら手羽とか食べたほうがいいんでないの?コラーゲン豊富だし。アタシはそう思うだ。

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2009年8月24日 (月曜日)

ディーリアス/海流 告別の歌 


ディーリアス:「海流」
「告別の歌」
「日没の歌」

サリー・バージェス(メゾ・ソプラノ)、ブリン・ターフェル(バリトン)
ウェインフリートシンガーズ、サザーン・ヴォイスィズ
ボーンマス交響合唱団
リチャード・ヒコックス指揮/ボーンマス交響楽団




それにしても最近、訃報が多いな。日本の芸能界でも、クラシック音楽界でも。

今日、CDを聴こうと思って取り出したのが、たまたま2枚ともヒコックスの指揮のだった。ヒコックス、去年亡くなったんだった。やなこと思い出したぜ。死因は心臓発作っていうけど、もしかして肥満?コレステロールの取り過ぎじゃない?(怖)

私にとってヒコックスはもの凄い好きな指揮者っていうわけでなくて(こんなこと書くと怒られちゃうかな?)、なんというか「CD買ったらヒコックスだった」っていうのが多い。そんだけヒコックスの録音が多いっていうのと、私の好きな分野の英国音楽を多く録音しているってことだろう。シャンドス・レーベルの全部の録音の何割かはヒコックスじゃないのかなあ。

ヒコックスは合唱指揮者でもあるし(詳しくは知らんが)この手の曲は得意だな。

それにしても、ディーリアスって勿論作曲家なんだけど、私にとっては「音を使って絵画を描いてる人」という印象がある。奥さんが画家っていうのもあるのかもしれないけど。どの曲を聴いても頭の中にどおおおおおおんと 情景が広がる。

で、このCD。実は国内盤も出てて対訳ついてる。これはありがたい、少し値段ははるが。英語が普通に読める人は必要ないけどな。

3曲のうち最初の2曲はディーリアスお気に入りの詩人ホイットマンの詩による。「日没の歌」はダウスンの詩。
やっぱりホイットマンの詩はディーリアスにぴったり(つか、これに曲をつけているのだから当たり前だ)。頭の中に情景がぱあっと広がる。何か印象派の絵画とか、ウィリアム・ターナーの描く海のようである。

「海流」

あるときポーマノックで
ライラックの香りが空に満ち
 五月の緑が育つ頃
ブライヤの茂るこの浜辺に
羽を持った二羽の客がアラバマから連れ添ってやって来た。
そして彼らの巣には
茶色の斑点のある四つの薄緑色の卵が抱かれていた

そして毎日雄鳥はあたりを飛び回り
そして雌鳥は巣の上にかがみ
 黙って、目を見開いていた。
そして毎日、好奇心旺盛な少年だった私が
決して近づきすぎないよう、彼らの邪魔をしないよう
注意深く見つめ、彼らの心を感じ取り、訳した。

(以下略)

海というよりは・・・なんか野鳥観察日記みたいな始まりですが、コレを合唱曲にしようと思うディーリアスのセンスが素晴らしい。それからなんだかメスのほうがいなくなっちゃうんだけど・・・。いや、そんだけで終わっちゃう曲ではないんですよ。なんかこれ鳥が出てくるってだけで、前に映画館で見た「ワタリドリ」ってフランス映画を思い出した。壮大で素晴らしい曲。

「海流」と「日没の歌」はディーリアスの作曲家としての最盛期に書かれたが、「告別の歌」は晩年の作品で、盲目となったディーリアスのところに助手にやってきたフェンビーがお手伝いをして出来上がった。ありがたや。

「告別の歌」

静かに過去をさかのぼるのは何と甘美なことだろう。
夢見るようにさ迷い   昔日を黙想し記憶を取り戻す
     愛した者たち、楽しかったこと、いろいろな人々、
旅したこと。
リンゴ園、木々は花に覆われている。
小麦畑は一面みずみずしいエメラルドグリーンのカーペットのよう。
永遠の、尽きることのない新鮮さに満たされた毎日の早朝。
黄色みがかった、金色の、透き通った霞のかかった暖かな午後の太陽。
高く育ったライラックの茂みにはたくさんの紫や白の花。

(以下略、以上 松本日登志/訳)

晩年、まさに人生を振り返っているディーリアスの心象風景を描いた曲である。自然に囲まれた庭先で、肘掛椅子に座り若い頃を思い出しているディーリアスの姿が目に浮かぶ(本当はもう寝込んでたのかもしれないけど)。ディーリアスの沢山ある好きな曲のうちのひとつ。詩も美しい。

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2009年8月20日 (木曜日)

ベーレンスの思い出

一昨日お亡くなりになったべーレンス。私が彼女のナマ歌声に接したのは3回でした。


・1991年12月23日 東京文化会館
ワーグナー・コンサート
小澤征爾指揮/新日本フィルハーモニー

初めて憧れのベーレンスに接したのでしたが、コンサート前にお知らせが。残念ながら、どうも日本にきてお風邪を召してしまったようでした。ややひっかかる声のヴェーゼンドンク歌曲集や「ブリュンヒルデの自己犠牲」を鑑賞。アンコールは「聖しこの夜」であった記憶があり。


日にち・オケ等は失念。確かサントリーホール。
アンナ・トモワ=シントウとのジョイント・コンサート

ベーレンスの息子さんとトモワ=シントウの娘さんがご結婚した縁で(お孫さんの写真もあった)、何故か日本でコンサートを開くことに。お二人はまったくキャラクターが違う声ながら、ワーグナーはもちろん特にR・シュトラウスでT=シントウはリリックな役(アラベラ、など)、ベーレンスはドラマティックな役(サロメ、エレクトラなど)が得意ということで、なかなか幅広い楽しいコンサートであったと記憶。確か、最後は二人で「エレクトラ」の最後の場面を演じた記憶がある。


・1998年9月29日
ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでの「ワルキューレ」。

過去記事:ハイティンク/リングinロンドン「ワルキューレ」


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2009年8月19日 (水曜日)

ベーレンス、逝く

歴史に残るワーグナー歌手である、ヒルデガルト・ベーレンスさんが昨日亡くなったそうです。享年72歳。

草津国際フェスティヴァルの記事
http://kusa2.net/J/index.php?e=390

草津での演奏会と授業のために日本にいらしてたんですね。もう声は盛期を過ぎてらしたとはいえ、彼女のブリュンヒルデが大好きだったので、すごくショックです。
日を改めて記事を書きたいと思います。

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2009年8月18日 (火曜日)

私は(前も書いたが)鯖が好きだ。魚の中では三番目くらいに好きだ。一番は鰹、二番は金目鯛。

(冷静に考えるともっと色々あるのかもしれないけど)

で、今日は鯖をスーパーでなくて隣町の魚屋さんで買ってみた。ちょっと高かったけどさばき立てなのでやっぱり違う感じがする。色も違う。

別に塩焼きにしてもいいんだが(ちなみに私は鯖の味噌煮が苦手である。自分で作ったら食べるのかもしれないが)、だいたい洋風にムニエルにして食べる。

P1110220・鯖(半身)に塩こしょう・小麦粉少々をつけて油で両面焼く。

・皿に盛りつける。湯むきしたトマトの角切りを鯖にのせる。

・フライパンにオリーブ油を熱して、にんにくのみじん切りと塩少々とゴマ(または松の実)を入れて熱する。

・鯖にかける。レモン汁をふる。

P11102211

意外と・・・めんどくさくないんだがイタリアンっぽく見えるとこがミソである。

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2009年8月16日 (日曜日)

藝大美術館所蔵品展&トリノ・エジプト展

Pa0_0416_3 真夏の上野。なんか毎年お盆になると上野に行ってる気がするんだが。そのたびにちょっと後悔する。もー、あまりにも暑くて。じりじりじり。

で、本日は「今日まで」で展示が終わってしまう「藝大美術館所蔵品展」を観に行った。あくまでメインはこっちだ。

本当は昨日友人を誘っていくはずだったんだ。しかし、友人は事前に予習をしようと思ってネットを見まくったら、2ちゃんねるにいってしまったらしく、もう信じられないくらいにこの美術館の(または美術展の?)悪口をかいてあったのだそうだ。私は「2ちゃんねるは(楽しいところもあるけど)真に受けちゃダメよ。」と必死に説明したが「どうしてもいや」と。

あんなものに左右されてしまうなんて、それって何てネットショジョなんだか友人。ということで昨日は別に席を設けて、今日私だけで鑑賞。

Pa0_0415_3  藝大の美術館ってあんまり宣伝しないせいかいつもさほどーは混んでない。夏休み期間だからといって特に大衆に媚びない展示。まあ・・・お金がないのかもしれないが。

まあ、(教科書に載るクラスの)有名どころは以下の通り。

・悲母観音(狩野芳崖)
・序の舞(上村松園)
・一葉(鏑木清方)
・鮭(高橋由一)
・婦人像(黒田清輝)

他、若冲や蕭白、藤島武二やレオナール藤田などの有名どころがかなり見られる。画家の代表作・または藝大在学中の習作・卒制など。まあ入場料500円なんで・・・そんなにたくさん作品が見られるわけではないけれど。とりあえず観たかった悲母観音(また!)と蕭白と「序の舞」と「一葉」と黒田清輝は観たから満足。

いつも買ってる「記念Tシャツ」だが・・・今回はあまり冴えなかった(西洋婦人像)のでパス。この山崎覚太郎さん作のお猿さんの絵のTシャツがあったら絶対買うのに。

Lq010410 ←Tシャツにしたらきっとカワイイよねえ。

美術館の3Fで「天皇在位20年記念日本芸術院」の展覧会もやってた。こっちは入場タダ。まあ、これも今日までなんだけど。松岡映丘や川合玉堂・東山魁夷などが見られた。

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時間が余ったし、通り道だったから東京都美術館へ。トリノ・エジプト展はどう考えても混んでいるに決まっているし、10月4日までやってるんだからなにもこんな日に行くことはない。もう本当に「ついで」である。まあ、そりゃ~混んでたけど入場制限はなかったし、最初のほうの展示のこまごまとしたものをぶっ飛ばせば、あとはまあまあ見られる。

Pa0_0413_2  夏休みとあって、小学生のお子さんを連れた親御さんがたくさんいた。しかし、わりと子供はエジプト美術は好きみたいだ。みんなキラキラと目を輝かせてすごく興味深そうに見ていた。昔から大人も子供も魅了するエジプトの美術ってなんかやっぱり魅力的。

今、横浜のほうでもエジプト展をやっているんだけど、あっちはもっと派手な出し物だし(でっかいらしい)、入場料もお高い。一応、横浜のも見に行く予定ではあるけどね。で、上野のほうは、まあそんなに派手ではない。

Pa0_0414_2 私はエジプトこそ行ったことはないけど、大英博物館のエジプトのコーナーはだいたい全部観たし、それよりは小規模ではあるけどウィーン美術史美術館のエジプトコーナーも全部観た。だから・・・今回それほどのものは期待してなかったけど、やっぱりエジプトはなんかいいね、ものすごくむかーしのことなのに、なんだか夢がある。

私は、そこらじゅうたくさん絵や文字が書いてある「かんおけ」を見るのが好き。で、ミイラ?も2体来日(子供と大人)。死後何千年も経って、はるばる日本に来れるなんてどう?楽しい?みんなに見られて恥ずかしい?・・・などと話しかけてみた、心の中で。あ、包帯とかでぐるぐる巻きなので遺体は見えませんから。

でー、いつものように「音声ガイド」は借りなかったんだけど、もしかしてあったほうがいいかも? 一応説明はいちいち書いてはあるのでそんなに不便ではないけれど、なんか神様や王様の名前とか突然出てきてもいまいち「?」な感じ。アメン・ラー神とかウアフイブラーとかいったい何者よ。

お土産・グッズ類はトビカンらしく充実。ネコちゃん神の銀のペンダントヘッドとか欲しかったけど我慢。いつものようにTシャツを購入。

Pa0_0412

動物神三体を描いたもの。色がカワイイかなと。色違いでターコイズブルーのもあった。他のデザインのも2つくらいあったかな?

Tシャツなんて誰も買ってないけど・・・アレレ?

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2009年8月15日 (土曜日)

フランケル/バルジ大作戦

ベンジャミン・フランケル:バルジ大作戦
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト指揮/クィーンズランド交響楽団

終戦記念日っつーことで戦争関係の音楽(・・・なんか、ちげー)。とはいうものの、なんかウチって戦争関係の音楽のCDが多いんじゃね? 戦争嫌いなのになあ。

うちに前からある、CPOから出てる「バルジ大作戦」のオリジナルスコアの録音。指揮はアルベルトである。アルベルトのコルンゴルトのコンサート、前に聴きに行ったのに「このおっさん誰」的な発言をしちまってごめん。ウチ、CDあった、しかも映画音楽。

過去記事:東京シティフィル・コルンゴルト/交響曲

正直に言うと、この「バルジ大作戦」って映画、一回も全部観たことない。たぶん何回かテレビでやってるはずなので挑戦はしているはず。もうほんとに・・・戦争映画って退屈。やはり根本的な所では私は女なんだと思う。ヘンリー・フォンダ主演。「第二次世界大戦末期1944年12月にドイツがアメリカ軍に対してしかけた大攻勢を描いたアメリカ映画」なんですって。まあ。

作曲者のベンジャミン・フランケルって人は一応(?)イギリス人ってことだからこの曲もイギリス音楽の範疇だってことね。この人、映画音楽は100以上作ってるらしいが、そこそこ普通のクラシック音楽も作ってるようだ。アルベルト指揮による交響曲全集も出てる。アルベルト、フランケル大好きだな。

フランケルの出世作(らしい)ヴァイオリン協奏曲はホロコーストによって虐殺されたユダヤ人を悼むための曲で「600万人の思い出に」って副題がついてる。フランクルって(この時代のヨーロッパの映画音楽作曲家の多くがそうだけど)やっぱりユダヤ人。

で、この「バルジ大作戦」の音楽は全体に戦争映画っぽく勇ましい感じ(オケの鳴りっぷりが素晴らしい。クラリネットなどの管楽器がカッコイイ。)だが、たまにイギリスの作曲家らしい繊細さも見せる。前奏曲の主題はパンツァー・リートってドイツの軍歌。CDの最後のほうの「ヘスラー指揮官の死」でもなんか不安な感じと共に歌われる(怖いんだけど~)。

パンツァー・リート
http://www.youtube.com/watch?v=SJ_1wyWmBVM&feature=related

そういえば、こないだカラオケ大会を友人たちとやったんだけど、それ用に(比較的)新しい曲を二つ覚えて行って(絢香の「おかえり」といきものがかりの「かえりたくなったよ」。無駄にハードル高い。)そのついでにパンツァー・リートも練習してったけど、カラオケになかった。残念。

パンツァー・リート

雪も嵐もなんのその
ほほ笑む日差しもなんのその
熱い昼間も
凍てつく夜も
埃まみれのこの顔に
浮かぶは我らの鋭気のみ
我ら無敵の戦車隊
嵐をついて突き進む

Ob's stürmt oder schneit,
Ob die Sonne uns lacht,
Der Tag glühend heiß
Oder eiskalt die Nacht.
Bestaubt sind die Gesichter,
Doch froh ist unser Sinn,
Ist unser Sinn;
Es braust unser Panzer
Im Sturmwind dahin.

↑ドイツ語歌詞も載せといたから、歌いたい人は歌ってねheart 歌わねーか。



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2009年8月11日 (火曜日)

飯守さんのブルックナー7番

Pa0_0411フェスタサマーミューザ川崎2009
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 (ノヴァーク版)
飯守泰次郎指揮/東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
(ミューザ川崎)

おお、待ちに待った飯守さんのブルックナー。この日のためにエア・ブルックナーとかシャドウ・ブルックナーとかして鍛練を積んできた。いや、別にただ7番をかけっぱなしにしてたりしただけなんだけども。

ただ、予想してたのは、飯守さんは偉大なるワーグナー指揮者だからブルックナーでもきっと入魂の演奏をして下さるってことだった。だって、ブルックナー・ヴァージンのあたしだってわかるよ、近代演奏史の中でワーグナーが超得意な指揮者は大体ブルックナーも得意だってこと。クナッパーツブッシュしかり、フルトヴェングラーしかり。

正直。

私、今までワーグナー以外の飯守さんの演奏会、そんなに感動してない。まあほぼワーグナーばっかり聴いてきたんだけども。「惑星」とか『それ、ちげー』とか思ったし、マーラーの7番だって『これって・・・どう?』とか思ったものだった。同じ交響曲でも同年代のブルックナーとマーラーってやっぱり違うと思う。全然傾向の違うものだ。

でも、ブルックナーだったらきっと、ワーグナーの時みたいな「全く異議異論のない演奏」をしてくれるんじゃないかと思ってた。

で。

前にブログに書いたように、私はブルックナーの7番をまともに聴いたのってこないだ買った超廉価盤のパーデンネン・・・じゃなくてなんだっけ アレしかない。アレのチョイスは結構良かったんじゃないかな。あんまりオケがうまいとこのを予習に使うと、日本のオケを聴いてがっかりするかもしんないし。でもアレ、そんなに悪い演奏じゃないね。

で、本日のコンサート。いつものように、開演前の大先生の解説をきく。(なんか、マーラーだっけ?演奏会の前に曲の解説をえんえんとしてたのって。それを思いだした) 飯守さんの、こういった前世紀の巨匠みたいなとこが好きだ。ピアノを弾きながらの、ウンウン歌いながらの解説。弾いてるうちに熱が入ってしまって止まらなかったり。そういうとこもいいな。それにしても、同じ長調でも、ハ長調はこんなで、ホ長調はこんな感じでみたいな説明はナルホドなあと思った。正直・・・まあいわれてみればそうかな?ってくらいだけど。シンフォニストじゃない自分・・・恥。

(つか、飯守さんによるこういう形でのワーグナーの楽劇の解説を一回聞いてみたい。長いから無理だと思うけど。すごく「なるほどな~」って思うと予想)

そんでまあ、今日の席は一階席の前のほうだったもんで、オケの内部があまり見えん。ワーグナーチューバはどこなんじゃ。やっぱり2階席の横からがよかったかなあ・・・。前すぎると音もなんだか溶け合ってないし・・・すぐ慣れたけど。

で・・・あの。やっぱりシティ・フィルはなんで飯守さんとワーグナーの演奏のときはネ申になるのですか?という感じが今日のブルックナーでもした。なんというか・・・私の頭の中にはドイツ・オーストリアの深い森があった(えーと行ったことないけど。少なくとも富士の樹海でないことは確か)。とくに弦の方々はいい仕事してた。

この曲で好きなのは第2楽章の中間の弦のあの優しいメロディのとこ(わかりますか?)そこのところも飯守さんは一緒に歌い(唸り?)ながら指揮をしていた。弦の人たちは心をこめて演奏していた。それがわかる。

第3楽章のバケラッタバケラッタ・・・のところも「おお、これがブルックナー!!」みたいな演奏であった・・・初心者なもんでよくわからんけど。

で、細かいことはよくわかんないので記述は避けるけど、とにかく全体的に熱い演奏であった。とくに思ったのは、「これはナマ演奏だからこんなにすごく思うだけなのか? 他のオケと指揮者でも、ブルックナーだったらこんな弦の深い音が出せるのか?」というアホみたいなことだった。今日の演奏はたぶんパーデンネン?の演奏を軽く超えてる。いや、やはり実演の迫力はあるんだと思うけど。

曲が終わったあとはすごい拍手喝采で(客の入りは6~7割ってとこだってが)、なかなか指揮者とオケはおうちに帰れそうもない。しょうがないので飯守さんはオケに客席の四方にお時儀をさせて帰った(初めてみた)。もうそのくらいの盛り上がりようだった。ま、飯守さんのワーグナーのときはもっと盛り上がるけどな、ははん。

ブルックナーの演奏会って初めてだけど、やっぱり男子トイレのほうが並ぶんだなって思った。

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2009年8月 8日 (土曜日)

ベーム/ワルキューレ

ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
ジークムント:ジェームズ・キング
ジークリンデ:レオニー・リザネク
フンディング:ゲルト・ニーンシュテット
ブリュンヒルデ:ビルギット・ニルソン
ヴォータン:テオ・アダム
フリッカ:アンネリース・ブルマイスター
ゲルヒルデ:ダニカ・マステロヴィッツ
オルトリンデ:ヘルガ・デルネシュ
ヴァルトラウテ:ゲルトラウト・ホップ
シュヴェルトライテ:ジークリンデ・ワーグナー
ヘルムヴィーゲ:リアーネ・ジーネック
ジークルーネ:アンネリース・ブルマイスター
グリムゲルデ:エリーザベト・シェルテル
ロスヴァイセ:ソナ・ツェルヴェナ
バイロイト祝祭管弦楽団
指揮:カール・ベーム
(1967年)

過去記事:ベーム/ラインの黄金

買ってからかなり放置してある、ベームのリング。これをほっといて他のリングとか平気で買ってしまいそうである、これはよくない。

で、なんで急にコレ思い出したかというと。

こないだYouTubeをみてたら、1967年のバイロイト音楽祭「ワルキューレ」の大阪公演の映像があったんで(前からあるが)最初から最後までみてみた。すごいこま切れで映像も白黒でものすごく見辛いんだが、やっぱり自分はワルキューレ好きなものでついつい全部見てしまった。これが日本初演らしい。

(現在削除)

ちなみに、同じ年の来日公演の「トリスタン」はビデオで持ってる。実家にあるのでずっと見てないけど。

この来日のときの「ワルキューレ」のキャストはなかなかよい。何と言ってもジークリンデ&ジークリンデのカッポーがジェス・トーマスとヘルガ・デルネシュというのが何よりもよい。まあ、キング様だったらもっと貴重なのになあとも思うけれど、何しろこのカッポーは見た目がよい。なんか二人とも昔のハリウッド映画俳優みたいだ。声楽的にも申し分ない。こんなワルキューレを生で観られた昔の関西人に嫉妬。

ブリュンヒルデ(ニルソン)を「トリスタン」公演のゴールデン・キャストにとられてしまったので、このワルキューレ公演のブリュンヒルデはアニア・シリアである。このアニア・シリアが私にはどうしても違和感がある。第2幕の登場のときに「何この若いオネーチャンは」と思うくらい貫禄がない。声楽的には・・・まあこういう若いブリュンヒルデもありかなあとも思うけれども。なんだか落ち着かないしぐさとか帽子の感じとか、サンダーバードの人形を思い出した。

・・・ということで、ヒマのある方はご覧になればよいかと。あ、指揮はシッパースです。

(まあコレ・・・衣装はなんだかヘンなんだけど。ジークムントはふんどしっぽいし。「トリスタン」のときもそうだけど女性のバストを妙に強調したドレスもキライ。アレのせいで実家では「トリスタン」のビデオをあまり見れなかった。ニルソンの衣装がトッテモ恥ずかしい)

で、まあこの大阪公演と同じ年の本家バイロイトでの公演がベーム盤である。キャストはアダムとフンディング役のニーンシテット以外は違う(戦乙女たちはどうか知らない)。デルネシュは残念ながらオルトリンデである。リザネク・ファンの方には大変申し訳ないが、私はキング様の相棒(?)であるレオニー・リザネク女史が(大熱演で素晴らしいとは思うが)声質的にそれほど好きではない。デルネシュのほうが好きかも(外見だけを言っているのではない)。ノートゥングを抜く場面でデルネシュもなかなか派手に叫んでるしな。

でまー、別にここでベーム盤が素晴らしいとか感想を述べるのは「何を今さら」という感じなんでやめとく。みんな・・・知ってるもん。ただ・・・印象として、テンポが速い。なんだかすぐ終わっちゃう。しかしベームの「トリスタン」もそうだが、さほどテンポを動かしたりしないのに、決して一本調子にならない。で、最後は感動する。何故?

あとキング様、カッコ良すぎて萌え死ぬ。

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歌劇「タカソーとノリピアス」

作曲者不祥:歌劇「タカソーとノリピアス」

最近、新たに英国の博物館にて発掘されたバロック・オペラですが、秘曲中の秘曲で本国でも門外不出ということなので、掲載に問題があったら削除します。

申し訳ありませんが、結末が今現在まだわかってないので途中までです。

<登場人物>

ノリピアス : コロラトゥーラ・ソプラノ。夜の女王ばりの超絶技巧を必要とする。清純な外見ならなおよい。

魔法使い : 性格テノール。女装をする。

女神 : コントラルト。

タカソー : ぶっちゃけあまり重要でないので、声はなんでもいい。外見はチャラチャラした感じ。

レイキラ : ボーイ・ソプラノ。「おかーさーん!」くらいしか歌わない。

その他合唱。(あとからお友達が何人か出てきて捕まるくるかもしれない)

序曲

<プロローグ>地中海の国カルタゴの女王ノリピアスは海に水遊びをしに来ていたトロイの王子タカソーに恋をしてしまうが打ち明けられない。そこで魔法使いが現れ不思議な薬をノリピアスに与える。タカソーとともに二人で飲むとあっというまにキマってしまう。二人の間にはすぐ子供ができ、結婚する。
(国をあげての祝福のダンス「不思議な薬を皆でたたえよう」)

第1幕 ノリピアスが自分の不幸を嘆いている。夫のタカソーが自分に黙って愛人を作っているらしい。夫といつも喧嘩の絶えないノリピアスは、息子のレイキラを連れて出ていく。
(ノリピアスのレシタティーヴォとアリア「ああどのくらい切なくなれば~われ淋しすぎて死んでしまえり」 通称「青い兎のアリア」)

第2幕 タカソーが森で狩をしていると、女神が現れる。「お前は不思議な薬を持っていないか。」とタカソーに尋ねる。不思議な薬は実は禁じられたものであり、これを使用した者は地獄へ落ちなければならない。あくまでしらを切ろうとするタカソー。しかしらちがあかないので使いを送って国の女王である妻を呼ぶことに。ノリピアス登場。しかしタカソーの下着の中に隠した薬を見つかってしまう。二人でなんとかごまかそうとする。
(二重唱「これは元気になる薬です~この人デリケートなので」)
しかし、女神にはウソは通じない。タカソーは捕まって地獄に送られてしまう。ノリピアスも捕まってしまいそうになり、慌てて馬車に飛び乗り逃亡する。
(ノリピアスのレシタティーヴォとアリア「ああこの辱めをどうしてくれよう~私には子供が」)

第3幕 一人息子を連れて逃げようとするノリピアス。しかし、子供がいては足手まといなため、泣く泣くタカソーの愛人に託す。
(ノリピアスの嘆きのアリア「さようなら可愛いぼうや~もう一度声をきかせて」)

(以下、まだ結末は不明のため略。)

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すいません、この項ウソです。

続く

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2009年8月 5日 (水曜日)

ピンホールカメラをやってみた。

P1110218 何年か前に写真雑誌の付録についていた、ピンホールカメラ。ずっと組み立てないまま押入れに入っていたんだけど、こないだ急に思い立って作ってみた。

ほとんど紙でできていて、のりしろとかなくてボンドでつなぎ合わせる。結構めんどくさかった。なんか学研の付録の大人版といったところ。「子供のとき、学研の科学のふろくは全部親に作ってもらってた」なんて人はこのキットは不向きである。(私は全部作ってた。)

ピンホールカメラって、レンズがついてない。レンズの代わりに針であけたような小さな小さな穴があいてる。

こんなんで写るんか??

久しぶりにカメラ現像屋さんに行って、フィルムなんて買ってみる。今も売ってるんだな、フィルム。

で、このカメラ、何から何までアナログ。手巻きなのはもちろん、「フィルムの7枚目写すまでは2回巻き、それ以降は1回巻き」とかいちいち記憶しておかなければならない。何枚目まで撮ったか、いちいちメモっておく。

それに、シャッター速度だが。

「晴れた日は2~3秒、曇りの日は3~4秒、雨の日は5~10秒」(ISO100)

何このテキトー感。

で、初めてなので注意深くいちいち何枚撮ったかメモを取り、シャッターの蓋を手であけていちいち「いち、に、さん」などと数えたりとかしてなんとか10枚撮って写真屋に持って行ったが。

お店のおねいちゃん、なんだか不審な顔。「このフィルム、さきっちょが折れてますけど、写ってるんですか?」とか言われた。

写ってるかどうか、私にもわからん。どっちかっつーと写ってない確率のほうが高い。

「あの・・・大丈夫ですお願いします」

で、2時間後くらいに(はええな)出来上がって、見てみると、あらちゃんと写ってる。何このピンボケ感。

すげえええ。こんなんで写るんだ。

P1110217_2 ミューザ川崎の裏。あんなに天気よかったのに、ピンボケだな。  

P11102121_3 家の近所の自然公園。なんか印象派絵画のようだ。(いいように見れば)

まあ、初めてだからこんなもんだろう。もうちょっと練習すればもう少しうまく写るかもしれん。

↑楽天でも同じ仕組みのものが売ってます。まあ、やっぱり組み立てなきゃなんないけど。デジカメばかり使ってるもんだから「現像してもらう」ドキドキ感がすごい新鮮よ。あ、そういえば恵比寿の写真美術館でも売ってたよ。

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2009年8月 2日 (日曜日)

フェスタサマーミューザ2009/N響

Pa0_0409ホルスト:吹奏楽のための第2組曲
伊藤康英:吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」より「祭り」
ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
レスピーギ:交響詩「ローマの祭り」
現田茂夫指揮/NHK交響楽団

(ミューザ川崎・8月1日)

過去記事:フェスタサマーミューザ/N響 (2008)

昨日のコンサート。日本てなんて平和なんだろう・・とか思いつつ。
当日券あるかな~?と思って電話したらば、2000円の席ならあります、とのこと。でも、もう後ろのほうしか残ってなくて4階席2列目の舞台横から見下ろす席を購入。これは良かった。音は結構よく聴こえたから、昨年よりはよい席だった気がする。

毎年おなじみのプレ・コンサート。実はこれも楽しみ。普段室内楽やアンサンブルって聴かないからね。

今日の曲目。
・ロッシーニ:チェロとコントラバスのための二重奏曲より1,2楽章
・ドビュッシー(ラッセル・ハウランド編):小組曲

一曲目はロッシーニのオリジナルで、チェロとコンドラバスのために書かれた珍しい曲。全く初めて聴いたがとてもよかった。ホールがいいせいか、弦楽器2人だけなのに場内にギコギコ響く。でかい楽器だが結構機敏だ。

二曲目はドビュッシーのそもそもは4手用のピアノ曲らすい。管弦楽曲用の編曲もあるらしいが、今回は「(前半は)吹奏楽やるんでせっかくクラリネットの名手を何人も集めたんだから」ってことでクラリネットアンサンブル用編曲で。12人のクラリネット奏者がずらりと並んで吹いてるのってすごく不思議。ただ、いろんな大きさのクラがいるのに全くそれに関してはスルーだったのが残念だ。バス・クラとかあんまり見ないんで説明してもいいんじゃないかね。
曲はなんか知ってる、聴いたことあるやつだった。

で、休憩があって本コンサート。

NHKっつーことで毎年女子アナが司会で登場(黒崎めぐみさん?)。

毎年何故かN響は吹奏楽の曲を持ってくる。水槽厨・・・じゃなくてブラバン員が喜びそうな・・・そうそうなんか引率の先生とともに10人くらい制服の中学生の子たちが入場するのを見たよ。ブラスバンド部かな? 他にもブラスバンド部の子たちをバラバラと見かけた(楽器を持ってたわけじゃなく、話の内容で)。

「何らかの形で吹奏楽をしていた人」ということで、司会の人が手を挙げさせるとかなり(半分かそれ以上?よく見えなかったが)そういう人で占められていた。あ、あたしもあげたし。

今回の曲の中で、ホルストはやったことある。ホルストは第1組曲も第2組曲もムーアサイドも(木星も)やったぞ。ナツカシス。

「ぐるりよざ」は初めて聴いたけど、かっこいい迫力のある曲だと思った。

で、指揮者の現田さんと女子アナがお話しているあいだ、恒例の舞台転換・・・つか大オーケストラの配置にするために係りの人が椅子や譜面台を並べたりする作業。休憩時間なしなんで結構大変そうだ。

ベルリオーズのこの曲は子供の頃よく聴いたなあ・・・。大人になってからもベルリオーズって「なんか曲に強迫観念がある」って気がしていま一つ入りこめてないんだけど。

で、最後はおまちかね、「クラシック界の浅草サンバカーニバル」ことローマの祭だ。バンダ(動物のパンダじゃないぜ)もオルガンも登場。こんなにやかましい曲も音楽史上そんなにない・・・ハルサイとかは別にして。とはいうものの、普段聴いていたのがナクソスのバティス盤なもので(プギャ~)・・・現田さんの指揮は破たんをきたさぬものであった(いやいや、それが普通)。ホールがよく響くんで迫力はあったが。

アンコールはマスカーニの「カバレリア・ルスティカーナ」間奏曲。なんかホルモンとかさんざ食べたあとさっぱりとシャーベット出てきたような清涼感。

こんなに色々聴けて2000円はお得かと思われる。

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←500円。

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2009年8月 1日 (土曜日)

世界報道写真展2009

Pa0_0410_3 東京都写真美術館(恵比寿)

←美術館外の写真。キャパとドアノー。

毎年じゃないけど、何年かに一度たま~に行く世界報道写真展に行ってきました。実はいつも行こう行こうと思っていていつの間にか終わっていることが多くて、たぶん行ったの3回目くらい。前に行ったのは同時多発テロのときかなあ(だいぶ前だ)。

この写真展は、芸術としての写真を見るというよりも「自分の生活しているところがどんなに幸せか、平和がどんなにありがたいことかを心の底から実感する」展覧会である。

勿論、阪神大震災とか日本に大きな災害があったときの写真があれば「こういうことにいつかは遭遇しかねない」と身震いしたりするけれども。そうそう、今年(去年の写真が多いが)は中国の四川大地震の写真とかあったりしたから、あれは他人事ではないと思うけど。

片や、宇宙飛行士が宇宙から帰ってきたぜ~なんて言ってる国があるってのに。

いまだに「朝起きたら当然のように戦争やってて、戦争が日常生活。」みたいな国があるってことを、すっかり忘れてたんだわ。

グルジアでは戦争やってるらしいし。(あ、グルジアって私はフィギュアスケートのゲデバニシビリ選手の国だっていう認識しかないです。彼女もう少し平和な国に生まれてれば・・・といつも思う。)

あと、ニュースではきいたことあるけど、ガザ地区。そこで日本人のカメラマンが撮ったビデオを上映してた。まあ、こんな悲惨なとこはないくらいに爆撃でメタメタにやられているんだが。

その情景もすごく恐ろしいんだが、また別のところにショックを受けた。何かっていうと、子供や家族を爆撃によって殺された人が、家族の最後の姿とか(つまり死体)を写メで撮ってたりするのを、映像でたくさん写していたんです。

え。このひと携帯持ってるの? 写メ撮ったの現地の人だよね? いや、わざわざ携帯で日本人が死体撮らないっしょ。

携帯の文字、アラビア語になってる。携帯持ってるんだ、こんな明日をも知れぬ命なのに。そのギャップが凄く怖い。こんな文明が普通にある国なのに、全然遅れてる国じゃないのに、普通に戦争の犠牲になってるなんて。

解せない。どうしてこんなことに? 戦争やめようよって誰か言ってよ。やめましょうよ。うーん、そんな簡単な話じゃないんだよね、そんなことわかってるんだけど、書いてみた。

・・・。

それと、展示で「日本人で初めてピューリッツアー賞とった人」の長尾靖さんが亡くなったということで、ピューリッツァー賞の受賞証書と報道写真大賞の証書の展示もありました。有名ですね、浅沼委員長暗殺の写真↓。

250pxasanuma_inajiro (そういえば・・・何年か前にこの美術館で「さよなら20世紀」?とかいう展覧会があって、勿論浅沼委員長の写真とか昭和の昔の事件の写真を沢山展示してあったんだわ。で、その写真集を買って帰って、たまたま遊びに来てた甥と姪に附録CD-ROMをPCで刺激のなさそうなのだけ見せたんだ。そんなの小学生の子供が見て面白いかな?とかその時は思ったんだけど、その後甥は・・・今18歳なのに・・・戦中戦後オタクになってしまったらしい。「映像の昭和」のDVDとか欲しいとか言ってた。今に軍歌とか覚えて歌いそうだ・・・私みたいに。)

ということで・・・・自殺者が多いこの頃、「なんとなく死にたい」と思っている方はこの展覧会をご覧になってみてはいかがでしょう・・・。 半分くらいの人は自殺なんかどうでもよくなってきます・・・たぶん。

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