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2009年7月28日 (火曜日)

ちょっと昔のレビュー(9)*1996年・若杉弘・千人の交響曲*

今回、ちょっと掲載を迷った。文があまり面白くない上にやや個人攻撃があるもんで。つか、当時相当頭きたんだよね・・・。
お名前は伏せますね。読者の方、もしわかっても名前かかないでね。

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1996年7月21日 
マーラー:交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」
佐藤しのぶ、○○○○○、大倉由紀枝(以上ソプラノ)、伊原直子、西明美(以上アルト)、福井敬(テノール)、大島幾雄(バリトン)、高橋啓三(バス)
東響コーラス・東京児童合唱団
若杉弘指揮/東京交響楽団 その他

(サントリーホール)

あの「千人」からはや10年。そういえば私はこの曲を生で聴く側に回ったことはなかったのだ。てなわけで本日の「千人」、正直言って私が歌ったものと比べるとダンチの差だったのだ。・・・うまかった。

最近(当時)、マーラーを(小中学校の時以来)よく聴くようになった。昔わかんなかったこともよくわかるようになった。マーラー周辺の人の事や、曲などを調べていくうちに、マーラーがどんなに偉大な人だったのかがわかってきた。それと、「千人命!」って感じだった私も、この曲の欠点とかがわかってきた(この曲は人気とはうらはらに、マーラー・ファンには評判が悪い)。

とはいうものの、この曲はやっぱり私の一番大事な曲には違いないのだ、あいかわらず。この曲がなかったら、今の私はありません。

今日の演奏会は、舞台上には千人もいなかったかんじ。数えてはいないけど、700人か800人くらいだったんじゃないかしら。この曲はもう、千人も必要ないということはあきらかです。演奏については・・・なんとも言えない。ああいう曲だし。ただただ、天国のマーラーに向って「こんな曲作って、あんたってほんっとにバカだよね」といってやりたい。

客席後方から聴こえるファンファーレなんて、なんかすごいよね。初めて聴く人はおそらくびっくりするがな。ほんとにやってくれるね、マーラーって。

私はS席取ったのだが、2階席の5番目だった。でもこのくらい後ろじゃないとしんどいかも。一階席の前から二番目とかを想像するとちと恐ろしい。気絶するかも。

合唱団はうまかった。独唱者は・・・。ちと文句ある。どこにも言うところがないので言う。

「だれか○○○○○を交代させて!」・・・。
○○○○○って一体なんなんだ。どうして色々な賞を取ったりしてるんだ。誰があの声を好きなんだ。○○○○だしその上○○だし。きっとだれか偉いパトロンがいるに違いない。なんであんなわけわかんないCDをたくさん出せるんだ?

でも、もしかしたらそんなこと言っているのは私だけなのかなあ・・・。みんな大好きなのかも。

しのぶちゃんはあいかわらずの美声、直子ちゃんはいつもながらの貫禄、由紀枝ちゃんは客席後ろからの声が見事であった。その他の人もみなよかった(あの人以外)。

若杉さんは相変わらず素敵だった。演奏後、若杉さんが(聴衆に挨拶をするので)拍手大喝采の最中に両手で「ちょっと待って下さい」のポーズをしたら、客席が「ぴたっ」と静まっておかしかった。場内全員合唱団か。それとも指揮者はタモリか。

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ホントにごめんなさいごめんなさい。でも、当時テレビに出まくってた彼女の声は、私はホントに無理だったす。まあ、声って好みがあるし人それぞれ。

でも彼女すごく人気あるんですよねぇ。

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