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2009年6月 7日 (日曜日)

ラッブラ/交響曲第9番、朝の当直

ラッブラ:交響曲第9番「復活」*
合唱曲「朝の当直」

リン・ドーソン(ソプラノ)*
デラ・ジョーンズ(コントラルト)*
スティーヴン・ロバーツ(バリトン)*
BBCナショナル・コーラス・オブ・ウェールズ
BBCナショナル・オーケストラ・オブ・ウェールズ
リチャード・ヒコックス指揮
ポール・ウィリー(語り)

私にとってラッブラという作曲家は、イギリスの作曲家の中でも手ごわいというか歯ごたえが強いというかちょっと敬遠している作曲家の一人である。普通のクラシック好きな人から見る(聴く?)とイギリス音楽の親しみにくいところが存分に発揮されているような(なんというべきか)音楽。

エドマンド・ラッブラ(Edmund Rubbra、1901年5月23日 - 1986年2月14日)は、イギリスの作曲家。
ノーサンプトン出身。学校を卒業したのち鉄道員として働くが、王立音楽大学の奨学生となり、グスターヴ・ホルスト、シリル・スコット、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズに師事。第二次世界大戦中はピアノ三重奏団を結成する。戦後はオックスフォード大学の講師となる。1948年にカトリックに改宗。
作品には11の交響曲、4つの弦楽四重奏曲、3つの協奏曲がある。また1938年にヨハネス・ブラームスの「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」を管弦楽に編曲したことでも知られる。(ウィキペディアより)

このブログのレギュラー・コメンテーターの方の中に「何かの勢いで交響曲全集買ってしまった(笑)」というような方もいらっしゃるようですが、私はそんなことはなく、単独で所持してるのはこれだけです(他にバルビローリの5番が一枚・・・ヘミングとのカップリング。これも一部ではつまんねーCDらしいが・・・私は好きなんで何と言われようが構わん。)。

このCDは合唱が主な感じで(たぶん、だから買ったんだと思う)、家が仏教の私からはかなり遠いところにある・・・ハレルヤ系である。「朝の当直」という合唱曲から始まる。これはまあまあ親しみやすい。雰囲気で言えばRVWの「海の交響曲」に近いかなと思った。で、なんとなくプロムスっぽい感じもある。ま、英語の合唱曲ってそんな感じだよね。

で、メインは交響曲。全部で11曲あるらしい交響曲の9番目は副題は「復活」(The Resurrection)とある。しかし隅田川花火大会の如く華々しいマーラーの「復活」とは大違い。あんなわかりやすいものではない。宗教の匂いがぷんぷん。(なんかブラウンフェルスの宗教オペラ「受胎告知」を思い出した。あれ、つまんなくて売っちゃったんだよねCD。今となったら「鳥」とともにすごく惜しい。結構ここらへんのオペラたくさん手放したんだ、ゴルトシュミットとか。)

歌詞はいきなり「エリ、エリ 、ラマ、サバクタニ?」で始まる。これはバッハのマタイ受難曲でおなじみの歌詞である。つーわけでこれもハレルヤ系音楽。まーしばらくどんよりとした感じが続く。宗教神秘系つーか。たまーに輝かしい明るい雰囲気はぽつぽつと現れるし最後も鐘の音などとともに結構盛り上がるものの、まあ大体は暗いどんよりとした雰囲気。

おい、どうせならもうちょっと親しみやすい面白い音楽書けよー、みたいな。一般大衆向けを狙ってない上に、本国のマニアックな音楽通にもはたして受け入れられているのかどうかも怪しいし。どんなに有名でない作曲家でも熱狂的なファンはいると思うんだけど、ラッブラのファンてはたしているのかなあ・・・と疑問。やっぱりラッブラ協会とかあんのか?

ところで。

Edmund Rubbraでゴーグルってみたところ、Youtubeで「深川」?なるピアノ曲を発見。ドビュッシーっぽいかな? 日本の小唄「深川節」のピアノ編曲か? いかんせん、ここらへんの邦楽は詳しくないんだけど、なんでまた。

http://www.youtube.com/watch?v=fPCpKOoJgt8

ちなみにこのピアニストのおぢさん(Phillip Sear)
は他にも珍しい曲を沢山弾いてくれて楽しいよ。誰なんだ。

http://www.youtube.com/user/PSearPianist

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コメント

こんばんは。
ラッブラちゃんじゃないですか!
私もじわじわとヒコックスを揃え、気がついたら全曲揃いました。あと宗教作品なども。
この人、難解ながらも優しい音楽を書いたと思います。
結構好きですよ。
ブライアンはともかく、アルウィンと並んで全曲揃えたくなるヒトでありました。
違う番号ですがTBしました。
ピアニストのおじさん、誰なんでしょうね、私も知りません。

投稿: yokochan | 2009年6月 7日 (日曜日) 23時21分

こんにちは。
はい、なにかのイキオイで全集買ってしまった馬鹿がここにいますよ。
全く懲りてないとみえて、先日はアラン・ペッテションの交響曲全集を
またなにかのイキオイで買っちゃいました(12枚組)。
1~2枚聴いてみましたが、あまりの苦悩絶望悲痛愁嘆懊悩ぶりに怖くなってしまいました。

それにしても全集ってつい買いたくなります・・・。
買うと「これで安心(何がだ)」と思ったりして。
そういえば高校生の頃、参考書や問題集を買い込んで綺麗に本棚に並べて
「これで安心(だから何が)」と思ったのと根っこは共通ですね。
進歩してない・・・。

投稿: 木曽のあばら屋 | 2009年6月 8日 (月曜日) 20時15分

>>yokochanさん
(いつの間にブログ名変えられました?びっくりしました。)
おお、ラッブラ好きがいらっしゃいましたね。ラッブラは難しい・・・しかし色々聴いているうちに愛着が湧くのかもしれませんね。アルウィンも「リラ・アンジェリカ」以外は「うーん?」って感じです。

Youtubeのピアニストのおぢさんは、かなりマニアックなイギリス音楽から韓琉まで、レパートリーの広さにちょっと笑ってしまいます。結構楽しいです。

>>木曽さん
そうですね~。交響曲全集とかオペラ全集とか、何故か沢山まとまったものを見るとつい購入してしまう気持ちは私も分かりますね。ラッブラってあまりそそらないですけども。
でもアラン・ペッテション交響曲全集はわかるなあ、私も欲しいかもです。過去のブログに書きましたが、あの人の曲はある程度苦しくても我慢に我慢を重ねて、明るさが見えてくるところで感動が生まれるのですね。ある意味あんなにドMな音楽は他に知りません。

参考書買って勉強した気になるっていうのは、本当に私はそうです。社労士の入門書買ってはじめの何ページか読んだだけで「社労士の勉強始めたの~」とか言っちゃうような人です私。

投稿: naoping | 2009年6月 8日 (月曜日) 21時40分

をを。ラッブラですか。この盤は、ヒコックスが逝かれたのを知った時に聴いてましたよ。
私はけっこうラッブラ好きです。一時期はワーグナー、プフィッツナーに次いで3番目に好きな作曲家でした。
最初はヴィオラ協奏曲から入りましたねぇ。ヴィオラ弾きなもんで。
当時はヒコックスの交響曲全集が完成してなかったので、結局分売で全部集めちゃいました。

投稿: フィディ | 2009年6月 9日 (火曜日) 01時25分

>>フィディさん
ゑゑ~。
フィディさんもラッブラ好きなのですね。なんか英国もののなかでもちょっとマイナーなのかと勝手に思ってたんですけど。でもなんか・・・嬉しいです。それなら、ちょっと他の曲も聴いてみようかなあという気になります。

投稿: naoping | 2009年6月 9日 (火曜日) 21時11分

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