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2009年6月 9日 (火曜日)

エルガー/序奏とアレグロ ヴァイオリン協奏曲

エルガー:序奏とアレグロ
ヴァイオリン協奏曲

ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン)
ヴァーノン・ハンドリー指揮/ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団

今さらなんだが。(全く今さらこんな名曲で何を語ろう)
最近はまっているのがエルガーの「序奏とアレグロ」。
一日一回は聴いてる。聴かないと気が済まない。

あー、なんていい曲なんだろう。
この曲の素晴らしさは「愛のあいさつ」とかチェロ・コンとか交響曲第1番と遜色ないと思う。いや、心に染みるメロディコンテストナンバーワンの(そんなもんはない)ニムロッドとも並んでもいいかと。エルガーの曲の中でも随一の名曲だと思う。最初のドラマティックで悲しげな前奏もいいが、やがてヴァイオリンソロで現れる暖かな主題の美しさはどうだろう。うっとりする。なのに「序奏とアレグロ」なんて結構どーでもいいような題名になっているから、エルガーの曲の中でも今ひとつ分が悪い気がするのは・・・私だけだろうか。

これをまた、ハンドリーで聴くというのがまた・・・シブイ。いや、別に他の指揮者でもいいんだけど。

で、まあ。
カップリング・・・というか本来メインのヴァイオリン協奏曲の長さは凄いな。50分強あるんだもんね。シンフォニーなみですな。(最長はアラン・ペッテションのヴァイオリン協奏曲らしいが。未聴)

この曲は・・・「序奏とアレグロ」みたいに誰が聴いても「おっ!これはなんて心に染みるいいメロディが出てくるんだ!みんなに教えてあげたい!」などという感じではない。一回聴いただけではよくわからない。ブラームスの交響曲並によくわからない・・・わからんかった。

というわけで最近は「序奏とアレグロ」を聴くついでにこっちも続けて聴くようになったんだけど、何回も聞くうちにだんだんいい曲だなという気になってきた。スルメみたいな感じかも。ま、ヴァイオリンつきの交響曲みたいに思えばいいのかもね。

クライスラーに献呈したのに、クライスラーはあんまり好きじゃなかったとな(うーん)。この曲はどちらかといえば内向的な感じがするからかもね。

・・・話変わって。
協奏曲で思い出したんだが。ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで全盲のピアニストの辻井伸行さんが優勝されたのはニュースで見たんだが。本当に素晴らしい、快挙だと思うんだけど。
素人の考えからいうと。

えっと、テレビで見たんだけどコンクールで確かコンチェルトも弾いたよね。盲目の演奏家の方って(他の人でも)コンチェルトもやられるようだけどどうやってオケとテンポを合わせているんだろう。指揮者が合わせるの?(んなこたーない) そういうのってやっぱり私がドしろうとだから思うのかしらん。

不思議でしょうがないんだわ。誰かおせーて。

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コメント

クラシックは名前で損をしている曲が多いですね。私が愛してやまないチャイコフスキーの第4交響曲を知っている人は周りにいません(笑)。
「序奏とアレグロ」を最初に聴いたのは確かバルビローリ盤で、とても気に入って一時期よく聴いていました。その次に聴いたのがミュンシュ盤だったかな?いずれにしろ古いですね(笑)。でも優秀な録音・演奏だと思います。
ところでバルビローリの大地の歌が本日届いたので、これから聴こうと思います(ワクワク)。

・・・実は昨日から私も歯が痛いのですが・・・

投稿: 大分のワグネリアン | 2009年6月10日 (水曜日) 21時24分

 ヴァイオリン協奏曲はイイですよ。ぼかーぁチェロ協奏曲より好きだなぁ。(って似合わない!!)

 ケネディ盤もいいけどよかったらイェフディ・メニューインとエルガーの太古の録音を聴いてください。絶対イイから。ご存じだったらゴメンナサイ。

投稿: なおらー | 2009年6月10日 (水曜日) 21時56分

こんばんは、序奏とアレグロ、わたくしも大好きですな。
夜寝る前とか、日曜の晩のアンニュイな気分にピッタリ。
この曲とセレナーデは、堪らなく好きでして、添えもののような存在ゆえ、結果として、たくさん持ってます。

そんでもって、ヴァイオリン協奏曲。大御所さまと同じく、ぼくも好き!
ケネディ君は後のラトル盤より、こちらの方がいいですね。

投稿: yokochan | 2009年6月10日 (水曜日) 23時54分

>>大分のワグネリアンさん
チャイ4は、子供の時に好きでよく聴いてました。何故か5番6番よりも出会うのが先でした。
私もここらへんの曲の入門はほとんどバルビローリからでした。「大地」届いたのですね。あのCDのフェリアはワルター盤よりなんだか伸びやかな感じがします。

歯は・・・そうだ忘れてました。まだ私抜いてません。ガクブル

>>なおらーさん
そうそう、チェロ・コンよりヴァイオリン協奏曲のほうがお好きでしたね。ふむ、なんかちょっとわかるような気もします。ヴァイオリン協奏曲はちょっと有段者向きな感じがしますね。

うーんと。店頭で、メニューインとケネディ盤とどっち買うか迷ったんだと思った、確か。

>>yokochanさん
ん~、エルガーさまはここらへんのやや中途半端な長さの管弦楽曲or弦楽曲に名曲が多い気がします。また交響曲のCDを集めると余白に入ってたりしますね。エルガーは、「まだメジャーでないけど愛すべき曲」がたくさんです。

このCDはハンドリーの指揮がいいですね。

投稿: naoping | 2009年6月11日 (木曜日) 18時17分

こんにちは。協奏曲のテンポというのは、まずリハーサルで打ち合わせます。
演奏中は、ピアニストは耳でオケの演奏を聴いてますから、テンポは指揮者をみなくてもわかるし、自分自身でもちゃんとテンポをとってます。

ピアニストは鍵盤を見て弾くことが多いから、指揮者の方を見ることは限られていますが、たとえば休止があった後にオケと一緒に演奏を開始するとか、指揮者の合図を確認することはあります。そういうときは、辻井くんは、指揮者の呼吸を感じながら弾いていたそうです。
今回の場合は、指揮者の方も、ピアノのテンポや、合図の出し方などに、かなり注意していたはずです。
でも、ラフマニノフのラストは、ピアノがオケより遅れてましたね。可能な場合は、指揮者が多少オケのテンポを調整することもありますが、あのクライマックスでは無理でしょう。

だいたいこんなところだと思います。

投稿: yoshimi | 2009年6月17日 (水曜日) 20時41分

>>yoshimiさん
こんにちは。ご回答ありがとうございます。
そうですね、リハーサルで綿密に打ち合わせをするのですね。あと、指揮者の呼吸っていうのもアリですね。

やはり辻井さんはよっぽど聴覚が冴えているんだなあと思います。

投稿: naoping | 2009年6月17日 (水曜日) 21時40分

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