« 日本の美術館名品展・東京都美術館 | トップページ | パーセル・妖精の女王 ガーディナー »

2009年5月 3日 (日曜日)

ポンセ/南の協奏曲 & ピアノ協奏曲

マヌエル・ポンセ:南の協奏曲(ギター協奏曲)
ピアノ協奏曲

アルフォンソ・モレノ(ギター)
ホルヘ・フェデリコ・オソリオ(ピアノ)
エンリケ・バティス指揮/メキシコ国立交響楽団

過去記事:バティス/メキシコの作曲家による作品集その1

南米か!ラテン・アメリカ・クラシックス Vol.1



ゴールデン・ウィークだもんで、さすがに昨日からガックリとアクセス数が減りましたな。みんなどっか行っちゃったのかなぁ。さみしいよう。

新型インフルエンザがどうのこうのったって。別に行楽地や観光地は気にせず普通に混んるようですな。
かくいう私は、昨日友人に会いに珍しく渋谷に行ったわけなんですが、さすがの東京ジモティの私でも「今日はお祭りでよかったわね」とか言ってしまいそうなびっくり人口密度で。いつもの倍の大渋滞のハチ公前(あ、ジモティはこんなとこでは待ち合わせはしないわよ)。

スクランブル交差点を渡ろうとしたところ、信号が変わってすぐ歩き始めたのに半分までいったところで信号は瞬き始め、赤になってしまった。人が多すぎてとにかく前に進めない。こんなじゃ車に轢かれてしまうぞ~もう。なんとなく中国の横断歩道思い出した。

もう・・・人間だらけじゃ~~。なのにマスクしてる人なんかほとんどいないし。私もしてないけど。

しかし、もしかして。外出できるのは今のうちかもしれん。あさってか、しあさってあたりに、海外から戻ってくる人々がたっくさんいるんだからね、確かに。

・・・案の定、発病者が出て日本も外出禁止令とか出ちゃうのかもしれんし。

・・・いや、意外と全然なんともなかったりするかもな。どうなんだろ。←揺れる思い。

で。

メキシコが今大変だからって、メキシコの作曲家の曲にしますなんていう安易な考えではないんだが・・・たまたまよ、たまたま。

ちょっと前に買ったブリリアント・クラシックスのメキシコの作曲家による音楽集だ。たったの4690円で8枚も入っているから「やったー、お買い得ー」とその時は思ったんだが、ちょっとだけ聴いただけでしばらく放置。

で、本日はメキシコ音楽界でも結構メジャーどころ(だと思う)ポンセから。私はラテンもの全般はあんまり詳しくないけど、ポンセの書くメロディはラテン的というより、クラシック好きの人の心に触れるものがある。なんだかカワイイとさえ思える。とーっても聴きやすいしいいものが多い(と思う)。

このCDセットの中にはポンセの曲はけっこう入っているんだが、その中からギター協奏曲とピアノ協奏曲を。

ギター=ラテンっぽいという感じなもんで、この曲はラテン音楽っぽい感じ。「南の」とかついているしね。あとのほうは結構胸に迫る感じはある。なかなか素敵な曲です。

しかし、ピアノ協奏曲のほうは最初は普通のドイツ系の重厚な感じで始まる。・・・で途中からちょっとリストっぽい華麗な雰囲気?とか思うんだがたまにラテンっぽいムーディな顔も見せる。リストが南米に亡命・・・てな感じ?いや別に亡命せんでもええがな。なかなかチャーミングな曲。

他にもいいものがこのCD集には入ってる。(交響三部作「チャプルテペック」ってのもイイぞ、それはまた今度。)

・・・ということで、メキシコでこれ以上被害が広がりませんよう、それと日本に発病者が出ませぬようお祈りしております。

-----

Banner2_3 にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

|

« 日本の美術館名品展・東京都美術館 | トップページ | パーセル・妖精の女王 ガーディナー »

コメント

本当に今後の成り行きが心配です。もし感染が拡大したりするとコンサートも中止になってしまうでしょうし(7月に水樹さんのライブがあるのですが半ばあきらめています・・・)。
この連休は遠出を取りやめて部屋の片付けをしておりましたところ、このセットが発掘されました(笑)。
レヴェルタスの「マヤ族の夜」だけ聴いていますが、4曲目の「魔法の夜」はとても怪しくていい感じです。
どうぞくれぐれもお体にお気をつけください。

投稿: 大分のワグネリアン | 2009年5月 3日 (日曜日) 21時54分

こんにちは。
べつにインフルエンザのせいでもなんでもないのですが、
連休中はほとんど出かけず家でじっとしている予定です。
要するに単なる出不精であります。

このボックス、私も持ってます。
ハルフテルのヴァイオリン協奏曲が好きです。

投稿: 木曽のあばら屋 | 2009年5月 3日 (日曜日) 22時12分

>>大分のワグネリアンさん
こんにちは。もうなんだか慣れてしまって「日本で感染の疑いのある人が出ました」ってニュースがあっても「どうせ普通の季節性のでしょ」とか思ってしまいます。

水樹奈々たんのライブは5月ならともかく7月なら・・・。そんなこと言ったら私が楽しみにしてる荒川バイロイトはどうなるんでしょうか。お願い、誰も新型持ってこないで~~~。何事もなく終わって~~~。
 
・・・それにしても、このメキシコ箱は結構所持率高いと見た。


>>木曽さん
こんにちは。まあこんな時にわざわざ出かけないのが一番賢いのではと思います。家族サービスはもうちょっと空いてる時に・・・ですよねやっぱり。え、それもない??

ハルフテル・・・レヴェルタス・・・メキシコ音楽は奥が深いです。まだ全部聴いてませんが頑張ります。


投稿: naoping | 2009年5月 4日 (月曜日) 19時04分

naopingさん、こんにちは。久しぶりのカキコです。

今回はメキシコですか。すでにコメント欄で紹介なさっている方がおられますが、レブエルタスは面白いですよ。「マヤの夜」の終曲を筆頭に、「センセマヤ」とか「ベンタナス(窓)」とか、おぞぞっとくる曲が結構あります。

ところで今日は子供の日ですが、naopingさんは何かおいしいものを召し上がるご予定ですか?老舗のかしわ餅とか。あ、うちは今夜、お風呂を菖蒲湯にします。これ毎年やってるんですけど、結構好きなんですよ。まっさらなお湯に、菖蒲葉のどこか酸味のある香り。いいなあ。

投稿: さすらいのジーン | 2009年5月 5日 (火曜日) 07時40分

>>さすらいのジーンさん
こんにちは、お久しぶりです。
メキシコ音楽はなかなかよいですね。センセマヤ・・・そういえばそんな面白い曲がありましたなあ。

今日は子供の日・・・でしたね。本日は丸の内方面に遊びに行って、美味しいだし茶漬けを頂き、帰りに東京駅の地下で東京笹寿司を買って食したのですが、こっちも美味しかったです。しかしまあ、ラ・フォルシュ・ジュネル?の人と帰省や旅行から戻ってきた人たちで東京・丸の内はごった返していました。(あ、バッハ生演奏は右から左に聞き流しました。これって勿体ないかも

帰宅してイソジンうがいと「キレイキレイ」での手洗いは念いりにしました。新丸ビルやオアゾのスイーツ(笑)は必要以上に充実、柏餅も美味しそうでしたわ~。

投稿: naoping | 2009年5月 5日 (火曜日) 20時02分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ポンセ/南の協奏曲 & ピアノ協奏曲:

« 日本の美術館名品展・東京都美術館 | トップページ | パーセル・妖精の女王 ガーディナー »