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2009年5月 9日 (土曜日)

ベーム/ツァラトゥストラはかく語りき

R・シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
ミッシェル・シュヴァルベ(ソロ・ヴァイオリン)
カール・ベーム指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団


過去記事:ベーム/R・シュトラウス・交響詩集

(すまん・・・この記事、ベームは全然関係ない)

ヒマつぶしに、ニコニコ動画を漁ってたら、ヘンなもんが出てきた。(随分前のUPだが)



どうも、恐山のイタコの人に頼んでニーチェの霊を呼んでもらったらしい。どんなんだろう。わくわく。

ええっと、ところでイタコってそもそも何? 私って、何か「霊を下してくれる人」という知識しかない。

恐山とは・・・青森県の下北半島(バカリズムが言うところの「持つところ」である)にある、日本では高野山、比叡山と並ぶ三大霊場の一つである。

イタコとは・・・日本の東北地方などで口寄せ(神仙や死者・行方不明者の霊などを自身に乗り移らせてその言葉を語ること)を行う巫女で巫の一種である。

つーことで、イタコは東北のオバチャンである。ものすごくなまっている。

オバチャンの言うことにゃ

ニーチェは人に好かれていたらしい。

しかし、いろいろとやりたいことが多すぎたんで、病院にかかるのが遅くなってしまったらしい。

・・・うーん??

東北弁なのか?ニーチェ。ウチの母が東北の人なので多少言葉は解するのだが、少し違う感じだ。半分くらいしかわからん。

(いろいろなサイトで読んだのだが、イタコの人は外人の人の言葉も解するそうな。ちゃんと翻訳されて交信を受け取るらしい・・・よくわからんが。ドイツ人の霊の言葉が日本語で語られてもそれはそんなにおかしなことではないらしい。)

うーん。私はニーチェについてはよくわからん。本もさっぱり読んでないし。更にこの霊を下してもらってた「適菜収」って作家の人も初めて知った(「いたこニーチェ」読んだ人いますか?)。

でも、ニーチェはいろいろとこの作家の人を励ましてあげてた。なんていい人ニーチェ。好きになっちゃうかも。

ところで。

私はニーチェというとこの「ツァラトゥストラはかく語りき」しか思い浮かばない。そのくらいアホなんだって。で、でも、曲自体はよく知ってるはずなのに、この曲に関してはそんなに語れない。元ネタ?の本も読んでないし。

1.導入部
2.現世に背を向ける人々について
3.大いなる憧れについて
4.喜びと情熱について
5.墓場の歌
6.学問について
7.病より癒え行く者
8.舞踏の歌
9.夜のさすらい人の歌

・・・ということなんだが、私は有名な導入部よりはヴァイオリンソロが活躍する「舞踏の歌」のところが好きである。

導入部を聴くとどうしてもあの映画「2001年宇宙の旅」を思い出すが(もう、2001年から8年も経っているのに人類はいまだにインフルエンザで大騒ぎしているんである。あんまり激しい変化はない)、私がいまだに思い出すのが。

どこかの遊園地(多摩テックだったっけか)に行った時のこと。もう私は社会人になっていて、休日に会社の人たちと遊びに行ったのであるが。

何か水流のようなもので動くジェットコースターみたいなのに乗るときに、その乗り物のBGMがえんえんとこの「ツァラトゥストラ」の冒頭だったんだね。

で、私はまあ、「ふうん・・安易な選曲ね」とか思いながら順番を待っていたのだが、その乗り物に乗っていた小学校3~4年生くらいのまだ小さい男の子が

「あああっ!! ツァラトゥストラはかく語りきだ!!」と嬉しげに何度も絶叫していたのだった。「こう語った」ではなく、「かく語りき」と言っていたのが印象的だった。

今は立派なクラヲタになっているに違いない。ちがうか~~

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コメント

ツァラでは「学問について」までが好きですね。あと「病より癒え行く者」で唐突に自然の主題が出てから「舞踏の歌」に入るまでのめまぐるしく変わる様子も好きです。

ところでパルシファルでのヤツの話で思い出したけど、5日に出かけたコンサートでもいましたよ、なぜか終わる直前になって元気が出てくる”副指揮者”がsweat01 終わってからもまるで火がついたみたいに熱狂的な拍手するから周りが引いてました・・・せっかくのチャイコとラフマの2番だったのに・・・

投稿: Masahiko | 2009年5月 9日 (土曜日) 19時41分

昔々のことじゃった。TVで「遠くへ行きたい」という番組でのことじゃった。う~ん、そう記憶しておるんじゃが。この番組、いまでもあるのかのう? ここでな、野坂昭如というコマーシャルソングをうたっちょる歌手(へたすぎてへたすぎて売れない歌手じゃったので、暇にまかせて小説書いたら直木賞をとっちゃった)がおって、この番組に出たおり、恐山に行ってマリリン・モン郎氏の霊を呼び出してもらっいおってた。マリリン・モン郎氏はイタコを通して日本語で、現世での未練の数々をしゃべっておった。イタコさん、なにを言っておったかは、もう、見ていてわしゃ笑ってしまって覚えておらん。

「ツァラトゥストラはかく語りき」は、昭和48年カラヤン来日記念としてロンドンレーベル(オケはウィーン・フィル)から1000円盤となっていっぱい発売されたうちの1枚にあって、これを購入した(あと「惑星」も買った)。
このシリーズ、ずいぶん売れたんだろうね、いま、中古レコード店に行くといっぱいある。
この曲はまあ、なんと申しますか、う~ん、……。その後出てきた、デオダートの「ツァラストラ」のほうが面白かったっけの。エルビス・プレスリーっちゅう歌手が、どこかでなんかのコンサートの出だしになんか使っておってのぉ。

投稿: 面久院滅多坊 | 2009年5月10日 (日曜日) 09時14分

>>Masahikoさん
ツァラトゥストラはほんまにいい曲ですよね。冒頭だけじゃなくてあとの方もカッコイイのに・・・クラシック有名曲の宿命というか、一か所しか知られてないという・・・。

>副指揮者
うーん・・・。へんな人いますよね。で、楽しみにしていたコンサートだと余計悲しくなりますよね。でももしかしたらそういうことがいいことか悪いことかの区別が(生まれつき?)付かない人なのかも、とか思うとあんまり非難もできないのかな?という気も最近します。

>>面久院滅多坊さん
はじめまして(ですね?)。
そういえば、あったあったー、ありましたわ。マリリン・モン老さんもイタコに呼び出されたっていうのは記憶のどこかにありました(見てないけど、何かで読んだかな?)。なお、「遠くへ行きたい」は現在日本テレビで日曜朝7:30より絶賛放映中です。

「ツァラ」とか「惑星」とかの「宇宙時代の名曲?」っぽいののヒットはまったくカラヤンとウィーン・フィル盤のお陰ですね。子供の時って(とりあえず)ここらへんはカラヤンがいいと思ってたのですが、大人になってから聴くと「惑星」はやっぱりイギリス音楽が得意な指揮者のほうがいいし、R・シュトラウスもベームとかのほうがいいかなとか思ったり。でも、クラシック音楽普及においてはカラヤンはやっぱり偉大ですよね。

投稿: naoping | 2009年5月10日 (日曜日) 20時21分

こんばんは。
適菜収は山梨出身の哲学者で、ニーチェに関する著作を何冊か出しており、「素人にもわかりやすい!」ということで好評のようです。
この本、池袋の旭屋書店に平積みになっていたので手に取りました。
ニーチェはビーフステーキとマカロニが好物とのことです。
焼肉屋の場面も多いので、ニーチェは肉好きだったのかもしれません。
TBさせていただきました。

投稿: 吉田 | 2009年5月11日 (月曜日) 21時41分

>>吉田さん
いたこニーチェ、どなたか、ここに出入のお客様がお読みになっているのではないかと期待しておりましたが(他力本願)、吉田さんはお読みになったのですね。しかも、い、一時間でニーチェがわかると? このアホな私でもわかるのかしら・・・もしあったら図書館で借りてみようかなーと思います。

ニーチェ、肉好きなんですか。ニーチェと牛角とか行ったら話が難しくて疲れそう・・・憑かれそう?

投稿: naoping | 2009年5月11日 (月曜日) 23時20分

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ストラヴィンスキー組曲「火の鳥」ブーレーズ指揮BBC交響楽団 適菜収の「いたこニーチェ」を読む。 サイン本である。本屋の新刊コーナーに、サインのあるものと普通のものとが積んであった。著者を知らないくせに、ないよりはあったほうがよいだろうということで選んでみるのは、貧乏性のなせるわざ。 もっとも、第三の新人以降の作家のサインは、貴重どころか落書き扱いになる、ということをどこかで読んだことがある。これも落書きになってしまうのだろうか。 せっかくなので大成してもらいたいナ。 ... [続きを読む]

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