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2009年5月30日 (土曜日)

ワグネリアンに100の質問

暇だからやった。後悔はしていない。

■ワグネリアンに100の質問■

001 まずあなたのHN(お名前)を教えて下さい
      naoping

002 生年月日はいつですか?
      19**年7月7日

003 血液型・星座は何ですか?
   O型 蟹座 

004 座右の銘は何ですか?
       酒池肉林   

005 あなたはワーグナー作品の登場人物で言えばどんな性格ですか?
    マリー (オランダ人の)

006 他のオペラと比べて、ワーグナー作品のどこがどういう風に好きですか?
   エロいところ

007 初めてのワーグナー作品との出会いはいつですか?
   小学校6年くらい? 

008 最初に全曲を聴いたのはどの作品ですか?
   パルシファル?

009 舞台で観たことのある作品(オランダ人以降)はどれですか?
   オランダ人、タンホイザー、ローエングリン、トリスタン、リング、マイスタージンガー、パルシファル
   

010 舞台で観たことのない作品(オランダ人以降)はありますか?
   ないかも?

011 一番好きな作品は何ですか?
   トリスタン

012 音楽部門第一位作品は何ですか?
   トリスタン

013 シナリオ部門第一位作品は何ですか?
   ワルキューレ

014 一番分かりやすいと思われた作品は何ですか?
   ワルキューレ

015 一番分かりにくいと思われた作品は何ですか?
   ジークフリート

016 感動したイベントは何ですか?
   バイロイト音楽祭(東京でやったやつ)

017 ウケてしまったイベントは何ですか?
   どこかの引っ越し公演のタンホイザー(舞台上でストリップショー)

018 悲しくなってしまったイベントは何ですか?
   隣の隣が副指揮者の「パルシファル」

019 ワーグナー作品に存在する職業の中で、自分がなるとしたらどの職業がいいですか?
   靴屋

020 まだワーグナー作品を聴いたことのない友人に薦めるとしたらどの作品にしますか?
   すすめない

021 CD(レコード)のジャケットが一番好きなのはどれですか?
   クナのパルシファル

022 一番好きなサブタイトル(Romantische Operなどの銘)はどれですか?
   最後の護民官?

023 一番聴いた回数が多いのは、どの作品で何回くらいですか?
   トリスタン 3000回くらい?

024 ここだけの話、好きじゃない作品はありますか?
   タンホイザー・・・

025 ワーグナー作品を知って良かったということは何ですか?
   ワーグナーが好きというだけで高貴な人に思われる。(めったにない)
 
026 逆に損したーということはありますか?
   ワーグナーが好きというだけでヘンな人に思われる。(これがほとんど)

027 もしワーグナー作品の中の世界で自分が住むとしたらどの作品がいいですか?  
   マイスタージンガー なんか一番平和そうだから 

028 もしワーグナー作品の世界の登場人物になれるなら、誰になってどんなことをしたいですか?
   エルダになって寝ていたい。

029 あなたが大物だと思うワグネリアンは誰ですか?(架空の人物は除きます)
   川島 明

030 劇場でワーグナー作品の観劇中に眠ってしまったことはありますか?
   完全に眠ってしまったことはないです。

031 何回ほど、↑のような事態に陥りましたか?
    

032 ワーグナー作品で抱かれたい男性キャラは誰ですか?
   ジークムント(ただし美男に限る)

033 ワーグナー作品で抱きたい女性キャラは誰ですか?
   女にゃ興味ない

034 ワーグナー作品で一緒に鍋を囲みたいキャラは誰ですか?
   ローゲ 

035 逆に、あんまり係わり合いになりたくないキャラはいますか?
   タンホイザー あいつは友達になれそうもない

036 お似合いだなーと思うカップルは誰と誰ですか?(仮定でも可です)
   マグダレーネとダヴィッド 理想的だ

037 あなたの中で個人的思い入れがあるキャラがいれば教えてください
   ジークムント 

038 ワーグナーを作品の登場人物にたとえたら誰に1番近いと思いますか?
   アルベリヒ

039 ワーグナー作品で一番好きな乗り物は何ですか?
   船か馬以外になんかあったっけ? 

040 ワーグナー以外のクラシック音楽は何が好きですか?
   たくさん 

041 石丸電気に行ったことはありますか?
   何故そんなことを?

042 海賊盤を買ったことはありますか?
   私の持ってるクライバーは海賊盤なのだろうか。 

043 携帯などの着メロで、ワーグナーの曲を作ったりDLしたことはありますか?
   あったけどつかわなかった。なんか恥ずかしくて

044 新演出は初日に観る方ですか?
   日本人のは後のほうが慣れてるから基本的に初日は避ける。キャストによるけど。

045 好きなワーグナー指揮者は誰ですか?
   生きてる人ならば飯守先生

046 好きなオーケストラはどこですか?
   飯守先生が振るワーグナーならどこでも。

047 買ったけど、ほとんど聴かなかったワーグナーのCD(レコード)はありますか?
   グッドールのトリスタン(遅過ぎる)
   ベームのリング(速過ぎる)  
   どっちも1~2回聴いて放置。すいません、ちゃんと聴きます。

048 国内のワーグナー公演にはどんな服装で行きますか?
   スーツ着用、席についてからはトレパンに着替える。休み時間はランニングする。
  

049 海外のワーグナー公演にはどんな服装で行きますか?
   ドレス着用、席についてからは浴衣に着替える。休み時間は卓球をする。

050 ワーグナー作品に出てくるアイテムで実際に一つだけ使えるようになるとすれば何がいいですか?
   隠れかぶと あれは使えそうだ

051 海外人気歌劇場が来日!どうやってチケットをとる?
   体でheart01 

052 ワーグナー公演はひとりで行きますか?
   一人じゃ悪いのか

053 好きなワーグナー歌手(男性)は誰ですか?
   キング 

054 好きなワーグナー歌手(女性)は誰ですか?
   ヴァルナイ

055 近頃の“斬新演出”は仕方ないと仮定して、ここはどうあっても変えないで欲しいという希望はありますか?
   ジークフリートはスーパーマンのシャツはやめれ

056 劇場でワーグナー作品を観劇するときは、どのあたりの席が好きですか?
   マリ緑川が出なければ前のほう

057 歌手とオーケストラ、どちらが大事だと思いますか?
   そりゃオケだろう 

058 CDと実演、どちらに優先してお金を使いますか?
   そりゃ実演だろう 

059 思い出深いワーグナー公演は何ですか?
   人生最初に行ったオペラ「神々の黄昏」

060 チケットの入手に手こずったワーグナー公演は何ですか?
   リング全曲日本初演。朝5時から並んだ。 

061 ワーグナー作品の解説書・研究書は読みますか?
   バカなので難しくないものを

062 ワーグナー作品の中で一度言ってみたいセリフはありますか?
   あのひきがえるを早くつかまえなさい!

063 あなたのワーグナー界における最大の謎とは何ですか?
   パルシファル第1幕で拍手していいか迷うんだが

064 ワーグナー関係のサイトでは、どんなところによく行きますか?
   オペラック

065 「http://www.festspiele.de/」に行ったことはありますか?
   現地はないけどネットでならあるよ

066 日本ワーグナー協会に入会していますか?
   どっちかっつーとアルバン・ベルク協会に入りたい

067 日本ワーグナー協会有志が運営するメーリングリストをご存知ですか?
   まあ、ありそうだね

068 「ニーベルンゲンの歌」など、ワーグナー関連の文学作品を読んだことはありますか?
   トリスタン・イズー? 

069 ドイツ語が話せるようになったのはいつごろですか?
   「お勘定お願いします」「フォーク下さい」とかくらいなら話せるが 

070 一日に音楽は何時間くらい聴きますか?
   1~5時間 

071 その中で、ワーグナー作品にかける時間の割合はどのくらいですか?
   37%くらい

072 好きなオペラ演出家は誰ですか?
   シェロー

073 将来ワーグナー指揮者になりたい(なりたかった)ですか?
   引っ込み思案なのでなりたくない

074 ワーグナー指揮者以外に将来の夢・野望などあれば
   夢も希望もないsweat02

075 ワーグナーと2大オペラ作曲家の名を分かつ、ヴェルディについて一言
   椿姫の職業がよくわからんかったが

076 ワーグナー以外で好きなオペラ作品は何ですか?
   かげのないおんな など

077 オペラ・クラシック以外で好きな音楽ジャンルは何ですか?
   戦前・戦中・戦後歌謡

078 逆に、苦手な音楽ジャンルはありますか?
   ふぉーくそんぐ

079 好きな文学作品はありますか?
   サザエさん

080 オンライン・オフライン問わずワーグナー方面の友達は多いと思いますか?
   すくない 普通の友達は多いんだが

081 ワーグナー関連で自慢できる記録はありますか?
   ないなあ

082 ワーグナー関連の失敗談はありますか?
   人生失敗だらけ

083 ワーグナー関連の一番の苦労話は何ですか?
   おしりがいたい

084 ワーグナー本人のひととなりは好きですか?
   知り合いではないが多分無理

085 これはとっておき!というワーグナー関連の情報はありますか?
   バイロイトではざぶとん貸してくれる(・・・そんなの常識)

086 自慢のワーグナー・グッズはありますか?
   ワーグナー浴衣   うそ 

087 また、こんなグッズ作ってくれ!という希望はありますか?
   ノートゥング(お土産用)

088 この人が描いたワーグナー作品の絵が見たい!と思う画家はいますか?
   長谷川町子

089 あずみ椋・池田理代子・松本零士の「指環」の漫画についてどう思われますか?
   立ち読みくらい

090 近頃の指揮者の“うすい”ワーグナーについてどう思われますか?
   うすいの自体ワーグナーじゃないべ

091 リヒャルト・ワーグナー先生へ一言メッセージをどうぞ
    トゥース!

092 ルートヴィヒ2世先生へ一言メッセージをどうぞ
    髪切った? 

093 ヴォルフガング・ワーグナー先生へ一言メッセージをどうぞ
    日生劇場でお会いして以来ですね。 

094 ここを見ている方へ一言メッセージをどうぞ
    こっちみんな

095 「ワーグナー」をテーマに、一句詠んでみて下さい
    ワーグナー 色に出でにけり わが恋は  ものや思ふと 人の問ふまで 

096 あなたの「ワーグナー」に対する思いやイメージを漢字一文字で表してみて下さい
     狂

097 ワーグナー関連で今後に期待することは何ですか?
    飯守先生になんでもいいから振ってほしい(舞台)。 

098 ずばり、あなたにとってワーグナーとは?
     給料泥棒

099 こんな質問をされたかったという希望はありましたか?その質問とそれに対する答えを教えて下さい

   ワーグナーのオペラで演出したいのはどれですか?内容も教えて下さい。

    大相撲を舞台にしたパルシファル。(パルシファルは朝青龍)
      

100 お疲れさまでした 最後になにかご感想をお願いします
     暇つぶしによい。だれかやったら?


http://mitleid.cool.ne.jp/wagnerian100/

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2009年5月28日 (木曜日)

イアン・ボストリッジ/ブリテン初期歌曲集

51zhrmymz6l__sl500_aa240_ サマセット民謡「おお悲しい」
ブリテン:4つのフランスの歌「六月の夜」「英知」「子供」「秋の歌」
フランス民謡「父さんと暮らしていた頃」「エイオー!エイオー!」
シンフォニエッタ 作品1
我らの狩をする父たち
サフォークの童謡「オリヴァー・クロムウェル」
(以上、民謡・童謡はブリテン編曲)
イアン・ボストリッジ(テノール)
ダニエル・ハーディング指揮/ブリテン・シンフォニア

このところブリテンばっかりでちょっとこのブログも静かな感じになっているんですが、すいません今日もブリテンで(・・・しーん)。ブリテンがガキから青少年時代にこさえた曲を主に集めたCDである。思いっきりマニアックな選曲が禍いし、もしかして廃盤?

CDに針を落とすと(いや、針はないのでこの場合どう言ったらいいのやら)、はなっから「東京電力・テプコからのお知らせです」の曲である。そうか、そういう題名だったのかあの曲は。おお悲しい。電気使い過ぎてでんこちゃんは悲しい。もっと節電しろ。

このCDに収録されている曲の作曲年齢は民謡・童謡の編曲以外では「4つのフランスの歌」が14歳、「シンフォニエッタ」が18歳、「我らの狩をする父たち」が22歳だそうである。

14歳ってのがちょっとびっくりだが、師匠フランク・ブリッジに師事したのが14歳でその頃の作曲らしい。このフランス語の曲は、ふと聴いてみるとブリテンとはとても思えない。いろんな作曲家の影響うけまくりである。第一曲目なんてびっくりのベルクのそっくりさん。ブリテンがベルク好きなのはのちの作風からも明らかだが(そもそも、英国には珍しく前衛的な作風をも受け入れる師匠の影響だという)、14歳からヤツはこんなだったのか。この歌曲集の他の曲はマーラーっぽいのやらドビュッシーっぽいのやら。でも14歳でこれはすげえ。

ところで、このCDを聴くのはずいぶん久しぶりなの。途中で聴くのをやめてしまったりしていた。それは、なんでかというと。

フランス民謡の「エイオー!エイオー!」という曲がどうしても生理的に受け付けないのだ。そもそもこれ 元はブリテンの作曲ではないしどうでもいいのだがどうしてもダメだ。今日は我慢して全部聴いてみたけど、この曲だけは もー二度と聞きたくない。なんか「エイオーエイオー」という掛声がどうも骨髄に響く感じがするのである。

ま、それはおいといて。シンフォニエッタはブリテンの作品番号第1番で、いかにも学校で書きました的な感じでなるほどうまく出来ているけど、まだブリテンらしさという点では・・・まだそんなでもない。

で、このCDの主になる歌曲集「我らの狩をする父たち」でやっとなんだかブリテンらしさが出てくる。年代的には郵便局記録映画の曲「ナイト・メール」を作った頃である。この郵便局の仕事(っていうのもへんだな)で詩人・オーデンと出会う。「我らの狩をする父たち」5曲のうちプロローグとエピローグはオーデンの詩による。

この歌曲集のテーマは・・・動物愛といったところであろうか(よくわからないが)。ねずみ、猿、鶉、鷹などが歌詞に登場する。戦争大っきらいなブリテンは狩猟も嫌いだったようだ。(大体、英国人で不思議なのは動物を時に人間以上に大事にするのに、狩猟がスポーツのように盛んだったりすることである)

途中、魔法の呪文っぽい歌詞?が出てくるが、そもそもこのボストリッジという歌手はケンブリッジだかオックスフォードだかで魔術師の研究をして博士号らしいんで、この曲はぴったりな感じがした。つか、ボストリッジって結構怪しくないか?外見からして。ハリー・ポッターの映画に出てきそう、怪しい先生役で。奇麗な声で油断させてみんなに魔法をかけちゃうぞー、はっはっはっは。

最後はブリテン編曲民謡では結構有名な「オリヴァー・クロムウェル」でしめる。この曲はオケ編曲で聴くと結構うるさい。うう。

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2009年5月23日 (土曜日)

ブリテン/オーウェン・ウィングレイヴ(BBCテレビ・オペラ)

ブリテン: 歌劇 「オーウェン・ウィングレイヴ」
オーウェン・ウィングレイヴ … ベンジャミン・ラクソン(バリトン)
スペンサー・コイル … ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)
レクメアー … ナイジェル・ダグラス(テノール)
ウィングレイヴ嬢 … シルヴィア・フィッシャー(ソプラノ)
コイル夫人 … ヘザー・ハーパー(ソプラノ)
ジュリアン夫人 … ジェニファー・ヴィヴィアン(ソプラノ)
ケイト・ジュリアン … ジャネット・ベイカー(アルト)
祖父/語り … ピーター・ピアーズ(テノール)
ワンズワース・スクール少年合唱団(合唱指揮:ラッセル・バージェス)
ベンジャミン・ブリテン指揮/イギリス室内管弦楽団

ジョン・カルショウ(エグゼクティヴ・プロデューサー)
(DVD 1970年11月)

先日まとめ買いしたブリテンのBBCテレビジョンにおける収録のDVDのうちの一つ。この「オーウェン・ウィングレイヴ」のDVDが発売されたのは今年の1月だったようなので、まだ半年くらいしか経ってない。この映像がホーム・ヴィデオで発売されたのはこれが初めてだそうである。

テレビ・オペラということだから、舞台でよりもテレビで放送されるために作られたようである。なるほど、画面で見るとそういったことを予想して(舞台転換が早いのは、一瞬にして画面が切り替わることができるテレビ向けである)作られているような気がする。

このオペラ、私まったく聴くの初めて。ちょっと前まで存在さえ知らんかったかも。「そんなオペラあったっけ?」みたいな。だもんで、実は対訳持ってない。英語の字幕とその場の雰囲気でなんとか。筋書きは こちらを参考にさせて頂きました。 すいません

まあ、テキトーにまとめると。

オーウェン・ウィングレイヴ 「戦争なんか嫌いだ!軍人なんかなりたくない!」
オーウェンのオバさん 「このご時世になにふざけたこと抜かしとんねん」
オーウェンのじーさん 「そんなふざけたヤツは勘当じゃ!この家から出てけ!」
軍隊の先生 「こまったな~何とかならんか」
軍隊の先生の奥さん 「このオバケ屋敷こわいわ~」
オーウェンの婚約者 「いくじなし!軍人にならないなら婚約破棄よ!このオバケの出る部屋に閉じ込めてやる!」
オーウェンの友達 「このスキにオーウェンの彼女とうっしっし」
屋敷の幽霊 「 呪 イ 殺 シ テ ヤ ル 」

多分、音だけ(CD)で聴くとそんなに面白くもないかもなあと思う。ブリテンの音楽は冴えに冴えているから、ブリテンの音楽が好きな人は堪えられない魅力のあるオペラだけど・・・そうでもない人は音だけだとややキツイかもなと思った。

それにしてもこの映像はなかなか凝ってる。どこか郊外の大きな建物に(メイキング映像が附録についてる)セットを組んで撮影しているようだが、ウィングレイヴ家の部屋の作りが・・・ホントに古く薄気味悪く作ってある。

美術の世界では、わざわざ古く見えるように作るのってとってもめんどうなことなのである。例えば、TDLのホーンテッドマンションもかなり頑張っていると思う(私はアトラクションではアレが一番好きだ)んだけど、こちらはさすがBBCだ・・・いかにも出そうな(カビ臭そうな)雰囲気が満載である。TDLがまだまだかわいらしく感じる。
というかあまりに不気味なんで、見る人が見たら映像の中に沢山心霊が「コンニチワ」しているのを見つけてしまうに違いない。探してないけど。夜中は見ないほうがいいと思う。

最初の印象的な前奏(ジャズっぽいのかガムランっぽいのか、いかにもブリテンっぽい)で次々と現れる代々ウィングレイヴ家の肖像画も・・・なんかドロドロした感じで怖い。

あと、気がついたこと。裁縫好きな私としてはヴィクトリアン調のドレスやいかにも仕立ての良いスーツなどに見とれてしまう。あと、晩餐会のときにみんなで頂くケーキ?がとっても美味しそうだった・・・なんかスープとケーキしか出てこないんだが。

歌手は、CDとキャストは一緒なんだが(CDはこれより前にスタジオ録音したらしい)どの人も歌は素晴らしい。

しかし。

仮にこれが舞台だったら、「まあ、オペラの中の人だからこれくらいのイメージの違いは許そう」とかいうある種の慣れがあるんだけど、テレビ・オペラということになると(何故か)ちょっと違和感が生じる。ベンジャミン・ラクソンとナイジェル・ダグラスはとても「青年」に見えない。仕方ないっちゃ仕方ないが。昔の青年は老けてたんかもしれんな。

イギリス人でも好きな歌手の一人シャーリー=カークは渋い大人の魅力満載といった感じでいいわあ、声も姿も。奥様役のハーパーも優しそうなご婦人て感じでここでも素敵。ディム・ジャネットはなんだか肌ツヤツヤしてるけど38歳くらい? 若いお嬢さん役なのにメゾだったりするブリテン・オペラの不思議。

ケンペ指揮コヴェントガーデンでのリングでジークリンデを歌っていたシルヴィア・フィッシャーはどんな人なんだろう?って思ってたけど、この映像ではもう随分おばあさんになっていた。(声から勝手に奇麗な人なんじゃないかと想像してるんだが)

さて、前記のようにこのCDにはメイキング映像がついていて、そちらも色々楽しめる。収録中に誕生日を迎えたブリテンにバースデーケーキをスタッフで贈って歌ったりしているが、その中で幽霊のいでたちのビアーズがにこやかに立っていてちょっとびびる。カルショウによるブリテンのインタビュー映像とか貴重かも。カルショウカワユス。

・・・こんな渋いオペラがBBCで放送されたなんて、そしてこれがモンティパイソンと同じ年代だったなんて、イギリスってやっぱり素敵な国。

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2009年5月21日 (木曜日)

映画「天使と悪魔」

D16a5722s_2  今、ロードショー中の「天使と悪魔」を鑑賞。すっかり忘れてたが観た日は水曜日。レディースデイだとゆー。窓口で「レディースの方は本日千円となっております」だと。まあ、私「レディース」だったんだ!と改めて確認。

で。

前作「ダ・ヴィンチ・コード」と同じ原作・監督・主演。「ダ・ヴィンチ・コード」は原作本を読んでたいそうはまって友人に貸しまくった覚えが。そもそもダ・ヴィンチの絵が大好きだったから本を読んでも面白かったんだが・・・友人たちはどうだったんだろうか、今考えると。そもそもダ・ヴィンチの絵を知らなかったら、意味ないもんねえ。

それで、映画の「ダ・ヴィンチ・コード」はというと。意外と映画館に観に行かないもので、観たのはこないだテレビで放映したのがやっと。で、うちの14型テレビではたいそう貧相で、ちっとも面白くない。結構原作では「なるほどなあ」と思った部分がかなりはしょられてた気がする。

で、今日の「天使と悪魔」は。原作を読んでない。だから全く先入観なく見れた・・・というか、実際のところ最初のほうは「?」という感じ。あんまりキリスト教のことはわからへんしなあ。(ちなみに、一緒に行った人はバチカンのこともあまりわからんのでそこから説明してしまった。日本人ってこのへんは疎いんだねえ)

前作はルーブル周辺・・・つまりパリを舞台にしてるんだが今回はバチカン、そしてローマを舞台にしている。なのでローマを旅行したことのある人はとっても楽しいと思う。行ったことない私でも、サンピエトロ大聖堂やシスティーナ礼拝堂とか、「トスカ」でおなじみのサンタンジェロ城など、観光気分が楽しめてよい。

で・・・。あんまり色々書くとネタバレになっちまうので書かないんけど。結論からいうととっても面白かった。いい意味でアメリカらしい、ハリウッドらしい作品で楽しめた。

アメリカ人ってどんでん返しがよっぽど好きなんだか、「えー?この人が実は悪い人だったわけええ?」「この人は悪役と思ってたのに・・・」というのが前作同様いっぱいある。そのへんはまあ、覚悟しておいたほうがよい。「天使と悪魔」って題名はこのへんもあるのか?

つか、なんか「鉄腕アトムの最終回みたいな感動的な終わり方なのかなあ?」と一瞬思ったんだが。それでは終わらないのがダン・ブラウン。ふへええええ。

で、音楽はハンス・ジマー。「バック・ドラフト」の人だねえ。で、ヴァイオリン・ソロはジョシュア・ベルということです。ん・・・まあだからって本人は出てないけどね。

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2009年5月19日 (火曜日)

ピーター・グライムズ(1969年・BBCテレビ)

ブリテン: 歌劇「ピーター・グライムズ」
ピーター・ピアーズ(ピーター・グライムズ)、ヘザー・ハーパー(エレン)、ブライアン・ドレーク(ボルストロード)、エリザベス・ベインブリッジ(アンティー)、オーウェン・ブラニガン(スォロー)、ロバート・ティアー(牧師)
その他
ベンジャミン・ブリテン(指揮)、ロンドン交響楽団 アンブロシアン・シンガース
ジョン・カルショー(プロデューサー)、ブライアン・ラージ(ディレクター)
(DVD 1969年、BBC制作)

ふうむ、いつの間にかこんなものが発売されてたとは。知らなかったのよ。渋谷塔の安売りにて発見。昨年の今頃(とっくに)発売されてたようだ。今頃何言ってんのといわれてもしょうがないが、びっくりした。

タワーの説明文によると。

英国の国民的作曲家ベンジャミン・ブリテンと同じく最高のテノール、ピーター・ピアーズ。このふたりは長きにわたり良きパートナーであり、互いに芸術的インスピレーションを与え合ったことで知られています。今回、BBCアーカイヴのフィルムが完全初出。ビデオ、LDなどのフォーマットでもまったく販売されたことがなかった映像です。

ブリテンのオペラの中で最も成功を収めた作品ですが、ピアーズ&ブリテンによる映像は今回のDVDの物が唯一です。1969年のスタジオ収録。これは、カルショーがDECCAからBBCへ移るのを記念して収録が決められたもので、政治的背景を読み取るのも密かな楽しみかも知れません。ピアーズ以外も当時のイギリスを代表する歌手が揃い、映像の貴重度をさらに高めています。

他に「ビリー・バッド」と「オーウェン・ウィングレイヴ」も並んでたので買い占めた(大人買いといえよう)。渋谷で欲しい人すまん。

さっそく「ピーター・グライムズ」だけ見てみた。

ブリテン指揮のCDとはピーター以外はまた別のキャストだが、こっちはこっちで名歌手が並んでる。

これはまったくのスタジオ録音で、舞台ではない。映像的には(なんとなく)TDLの「カリブの海賊」とか「大草原の小さな家」を思い出す、服装とか。年代的にそんな感じなのか?セットは・・・うーん。このオペラで重要なはずの「海」がなんか灰色の厚手の布をぷっかぷっか人口的に(下から)動かしているだけだ。なんとなく貧相。ドリフっぽい?

有名な間奏曲の映像は心象風景というか、光と影の動きによって表わされる。

テレビ用の制作っていうんでどんなもんかと思えば、この映像はテレビで家族団らんして見ても、楽しいものでも心温まるものでもない。容赦ない。ぐさぐさと見る人に突き刺さっていく内容である。殺伐とする。

ところで私、映像になっている(舞台でも)「ピーター・グライムズ」を見るのはこれがまったく初てである。CDでしか聴いたことない。(もし、衛星放送かなんかで放送されていてもウチは見られない。) そういえばピーター・ピアーズが歌曲以外で何か『演じている』映像を見るのも全く初めてである。で、見るとなるほど、ブリテンがこの声を想定してこの声のために書かれた役だということが(CDよりも)もっとわかる。

で、思ったんだが。

普通、「村民の嫌われ者」とか「あらくれ者」とかそんなキャラクターだったらこんな優しいリリックの声のテノールをキャスティングするもんだろうか。最初から「そーゆーものだ」と思っているから違和感ないけれど。他の作曲家だったら、バリトンとかバスにするんじゃないかな?逆にこういう声にして不気味さを出すのには成功してるけども。

とはいうものの、ピアーズはやはり創唱者というか全然違う・・・って他の歌手で聴いたことないんだけんども(←え)。映像でみると舞台俳優っぽい。さすがは演劇の国である。

他の歌手もみんな素晴らしいが、とくにハーパーのエレンは本当によい。美声で心が洗われるような歌唱である。特に第2幕の冒頭で教会の合唱とともに歌う場面は本当に美しくて殺伐とした中でオアシスのようなシーンである。あと、ぜんぜん歌わないけど子役の男の子はとても可愛いし演技力ある。もしかして、存命なら今はもう50歳くらいになるのかなこの子。

(あと、オペラだからしょうがないのかもしれないけど歌手一人一人も合唱もあまりにも上手なので、「なんでこんなにこの漁村の住民は声だけは美しいのか」とか逆に不自然に思ってしまった。私だけか?)

まあ、述べたように映像的には殺伐として暗いし全然楽しくないので、何回も見たいもんでもないけど、見終わったあとずっしりと心に来る。うーん、でももう一回見ようかな。

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2009年5月15日 (金曜日)

あらかわバイロイト・パルシファル

ワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルシファル」

太田直樹(アムフォルタス)   
志村文彦(ティトゥレル)   
大塚博章(グルネマンツ)   
小貫岩夫(パルシファル)   
田辺とおる(クリングゾール)   
蔵野蘭子(クンドリー)   
阿部修二(騎士1)
鷲尾裕樹(騎士2)
青山奈未(小姓1)
小林由佳(小姓2)
安藤英市(小姓3)
岡村北斗(小姓4)
加藤裕美子(花の乙女1) 
青山奈未(花の乙女2) 
小林由佳(花の乙女3) 
富永美樹(花の乙女Ⅰ) 
熊木道代(花の乙女Ⅱ) 
本間千晶(花の乙女Ⅲ)

クリスティアン・ハンマー指揮/TIAAフィルハーモニー管弦楽団
あらかわバイロイト合唱団・アンハルト州立歌劇場合唱団

♪雪は降る~~ 荒川区内~~♪(アダモ)

Pa0_0393 行ってきました、あらかわバイロイト。うちから三つも電車を乗り継いで、バイロイト。東京に住んでいながら、都電乗るの初めてだぜ。ま、高校3年間世田谷線に乗ってたから、同じようなもんかなあと思ってたけど。

なんか風情があっていいねえ。下町っぽい。駅員さんはいないんだね。なんかウィーンみたい。

で、やっと着いたサンパール荒川。えーとこのホールももちろん初めて。どんなとこだろうと思ってたけど。

懐かしい。解体前の目黒公会堂のようだ。区の合唱コンクールだの、ブラスバンドの発表会だの、梅沢富生劇団だのやった。雰囲気的に同じだ。なんか・・・古びている。

(ちなみに、目黒公会堂は取り壊して都立大学跡地に移転、「パーシモンホール」になった。美麗。)

どうも・・・ここでパルシファルやるの似合わない。由紀さおり姉妹のシャバダバダとかやってるほうがぴったりくる。座席少ない。全体的にこじんまり。とってもパルシファルに似合わない。

しかし、それが主催者の狙いなんかな。こういう小さい公会堂で上演し、入場料を安く抑えると。

でまー、最初はちょっとヒキ気味な感じなあたしだったんだけど。お客さんは金曜日の4時から開演とあって少ないねえ。6~7割の入り。なんか出演者の家族・知り合いがほとんどだったりして。

Pa0_0394_2  で、上演の全体的な雰囲気的は、「なんかドイツの温泉地に旅行に行ったらたまたま近所の劇場でワーグナーやってて、あんまり期待しないで観に言ったら、意外と良かった。合唱団は町内会のおじちゃんたちで集まってやってたけど。さすがドイツはワーグナーの国だな」とかいう感じだった。

合唱は、有志の人が集まって、ということなんだと思う。舞台裏の合唱団は、アンハルト州立劇場合唱団の声の録音である。こういうのもまた温泉地っぽい。

ついでに言えば、第2幕の花の乙女のシーンはどう考えても常磐ハワイアンセンターみたいだった(まあ、そもそもそういうもんなのかもしれない)。

とか、いろいろ書いてみたけど(関係者の方ごめんなさい)、独唱者の方々のレベルはとても高かったと思う。男声の低音の方々(アムフォルタス、グルネマンツ、クリングゾル、ティトゥレル)は皆さま素晴らしかったですし。あ、アムフォルタスさん深い声でとっても素敵でした。
ちっちゃい役の独唱の方々もそれぞれ頑張られている様子は伝わってきました。

まあ、そもそも蔵野蘭子さまが出演される15日にしたわけなんですが。ランコさまはエロかっこよかった。あーやって年下の男は誘惑するのか。参考にしよう。ブラヴォーはなかったけど(なんで?)ランコさま張りのあるお声でずば抜けて素晴らしかったわ。惚れた。

タイトルロールのパルシファルさんは、最初はアレ?とか思ったんですけど2幕あたりからなかなか美声でいいなあと思いました。リリックなかんじで。声量はあんまりない感じだったのですが、例えていうなら軽めのイエルザレムみたいな感じがしました。ジークムントやってもらいたい。ハンサムだし。

指揮とオケは。なんかオーケストラ・ピットがこじんまりしてたので編成も小さかったのかなと思ったんですが、音楽的に盛り上がるところはかなり頑張ってたので良かったです。たまに「チューニング合ってる?」とか思ったりとかするとこがありましたが。録音と合わせるの難しいね。

指揮者はかなり的確なテンポで振ってました。やや早い気はしましたが、間延びしてなくて良かった。もー、パルシファルが間延びしてると死にますから観客。「聖金曜日の音楽」はもうちょっとたっぷりとやってほしい感じはしたのですが。。。仕方ないか。

ということで、最終的にはブーはいくつかあったものの(ワーグナー協会の人?)、盛況で終わりました。土日はもっとお客さん入るものと期待します。

テンポのせいか、わたし的には「あっとゆうまにおわったな~。短かった。」と思いながら帰ったのですが、帰りの荒川線の中は「も~長くて長くて、耐えられなかった~。」とか「たいした筋でもないのにいつになったら終わるんだ~~~」という苦情がちらほらあった。ま、これはワーグナーに言ってくれ。

あ。そうそう。

Pa0_0392_2 第1幕のあとの拍手ですが、たぶんそういった事情がよくわかんない観客がほとんどだったようで、普通に拍手してました。ざっと見て、私ととなりの(恐らく日本ワーグナー協会会員)おにいさんは一応拍手しませんでしたけど。歌手のみなさんだけに拍手しました。明日あさってはどうだかわかんないですが。

えーと、来年は「トリスタンとイゾルデ」らしいです。(4月23日~25日) ってことは・・・毎年あるんだね。


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2009年5月12日 (火曜日)

国宝 阿修羅展

Pa0_0389_2 ゴールデンウィークが終わり、平日ならばちっとは混雑もなくなっているのではないか? とか思って行ってはみたものの。

考えは甘かった。ちっとも良くなってない。 つか、GWの惨状は観てないのでしらないんだが。

東京文化会館の前の案内所で入場券を購入したところ、窓口の人に「入場制限ありで50分待ちですけどいいですか?」と聞かれて、「じゃ、やめときます」とか言えない性分。せっかく上野まで来たんだもの、母親連れて。

で、国立博物館に行ってみたらこんなかんじ。

Pa0_0388 ←この写真、実は帰りに撮ったもの(あんまりよくわかんないが)。私の並んだときはもっといっぱい並んでいた。何分かに一回、何人かづつ入場させている。だからこんなに待つのだ。

並ぶところで、日傘を貸してくれる(博物館の名前がばしっと入っているやつ)。おそらく忘れ物でいらなくなったやつなんじゃないかな。雨傘持ってたので借りなかったけど。あと、紙コップと給水機も用意してあった。飲むとトイレに行きたくなるので貰わなかったけど、これは結構いいなと思った。今日はそんなに暑くはなかったからアレだけど、結構利用してる人はいた。

この惨状はしょっちゅうテレビのニュースで放送してたらしいけど、今日もどっかのテレビ局?と取材記者がきていた。もしインタビューされたら「先週メキシコから帰国したんですが、なんだかさっきから熱っぽくて・・・げほっげほっ」とか答えてやろうとか思ったてたが、インタビューされなかった。

まあしばらく並んでるとやっと入り口前の大きなテントのしたに入れた。するとひっきりなしに拡声器で係員の注意が聞こえるんだが、どうも変声期を迎えなかった人だったのか、声が高すぎて何を言っているのかわからない。

だいたい40分くらい?(ハハによると)でやっと入れた・・・と思ったら、私のハハのわがまま・・・。「阿修羅以外は別に何にも見なくていいから飛ばそう飛ばそう」とか言うので、最初のほうの宝物は観てない。鏡とか食器とか。まあ、どうでもいいっちゃいいのだが。

阿修羅さんのゆかいな仲間たち(八分衆像)はまあまあそんなに混んでなくて普通に見ることができた・・・だが、ハハは「こんなのどうでもいい」とかおっしゃるので、なんとなくぱあああっと見ただけであんまり覚えてない。私が見たかったカルラ様は見ることはできた。

さて。

阿修羅様はその他の人とはまた全然違う扱いである。阿修羅様だけでひと部屋与えられている。人気者は得である。

P1110190_2 展示方法は前に行ったダビンチの「受胎告知」と同じな感じ。まず入り口にスロープみたいなとこがあって、手すりがあり、そこからなら阿修羅を見下ろす感じでわりとよく見える。

スロープを下りて行くと、かなりお近づきになれるけれども、なかなか良い角度で見るポジションに行くのは時間がかかる。もう、人がわらわらと集まっている状態である。

さて、阿修羅様だが。写真とかで見るとちょっと茶色っぽい印象だが、展示ではライトアップされているせいか金色に光輝いているように見える。とても1300年も前に作られたようには見えない美しさである。色々と修復はされてるとは思うが、それにしてもあの保存状態はネ申。

で、スロープを下りて行って近くで見ようと思い、後ろから攻めて行ったものの人の波はまったく進まない。進まないったら進まない。そこで私が「あー、阿修羅像のほうがくるくる回ってくれればいいのに、回転寿司みたいに」と、ちょっと呟いたら、私の前にいた女性がくるっと振り向いて「あー!本当ですね。阿修羅像のほうが回ってくれればいいのにね!」とか言ってた。で、隣にいたダンナさんにも「ねー、いい考えよね、阿修羅像のほうが回るの」とか言ってダンナさんも「それはいい考えだー」とか言ってた。

同意してくれて嬉しかった。が、もし阿修羅像がターンテーブルか何かに乗ってゆっくりくるくる回ってたら・・・威厳も何もないなあと思った。でも、ちょっと萌えた。

で、一通り眺めてその場は退散。わたし的には次の部屋の四天王さんたちのほうが私の萌えカテゴリーなんだが。もう、ロックシンガーみたいなカッコよさで。「愛し合ってるかーい?」「イエー!!」みたいな雰囲気で。もうしびれるわーとか思ったんだけど、ハハにしたら「これもどうでもいい。ざっと見てさっさと帰ろう」とかおっしゃるので、あんまり見れず。あー、もう一回一人でこようかな・・・とか思ってしまった。

Pa0_0387_2 で、お土産屋ももちろん混んでたんだが。私は「阿修羅Tシャツを買おう」と思ってたので、購入。が、このところの阿修羅ファンクラブ?の女の子たちの熱狂はすごいものがあり「あのう、阿修羅ステッカーがあるってきいたんですけど」とか係員に聞いてる女の子(ちょっと必死入ってた)がいて、私も「あ。その阿修羅ステッカーとやらを手に入れなくっちゃ!」とか思ってしまった。見てみたらただのシールだったので買わなかったけど。

売店にいた女の子たちはどうしたの?って思うくらい「あ、これも。あれも。どうしよう迷っちゃう~」とか言いながら阿修羅グッズを買っているのだ。阿修羅ストラップだの・・・なんかいろいろあった。この情景はまるでスマップのコンサートみたい・・・いやそんなバカな。(行ったことないのでわからんのだが)

本当に疲れました。来月7日までなのでいく方はお早く行かれたほうが。ギリギリになるとおそらくまた混むからね。

Pa0_0391 ランチで食べた、海鮮丼。アメ横入口のじゅらくにて。さすがに魚介類はおいしかったけれども、残念ながらご飯があんまりいい米じゃなかったような・・・。安いので仕方ないか。

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2009年5月10日 (日曜日)

プリン、作ってみた。

前々から、これは素晴らしいと思ってたのですが。

ウチの近所の100円ショップで買える、「日清製粉 なめらかカスタードプリン」は素晴らしい。コストパフォーマンス高い。まあ、ぶっちゃけ「プリンの素」なんだけども。

P1110186

プリンミックスと牛乳と卵黄を泡だて器でざっと混ぜて、木べらで混ぜながら火にかける。沸騰後、一分ほど引き続きぐるぐるかき混ぜながら煮る。そんだけだ。







P1110188 あらかじめ添付のカラメルソースを型に入れておいて、さきほど煮たプリン汁を流し込む。
普通はプリン液は漉したりしなければダマが出来るし、なめらかにできない。でも、ここではその必要はない。

しばらく置いておいて、あら熱を取ったあと冷蔵庫に入れる。オーブンをあっためたりお湯を張ったり、蒸し器をセットしたり色々と面倒なことはここではナシ。1時間くらいで固まる。

P1110189 さあ、できた。

食べてみるとあら不思議。焼いても蒸してもいないのに、ちゃんと加熱したみたいなコクもあるカスタードプリンのできあがり。ほろ苦いカラメルソースも鍋で焦がして作ったみたいな味がするし。105円プラス牛乳300CCと卵黄1個でおいしいプリン4個できる。簡単だ。

母の日だったので、実家に持って行ったけどインスタントとは黙ってたので、両親ともに激賞。特に父はプリンは好きでないのに美味しい美味しいと大好評。

100円ショップで見かけたら、ぜひ購入して作ってみて下され。男の人でも大丈夫。くれぐれもお鍋を焦がさぬよう。

←ちと高いけどrakutenからでも買える。

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2009年5月 9日 (土曜日)

ベーム/ツァラトゥストラはかく語りき

R・シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
ミッシェル・シュヴァルベ(ソロ・ヴァイオリン)
カール・ベーム指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団


過去記事:ベーム/R・シュトラウス・交響詩集

(すまん・・・この記事、ベームは全然関係ない)

ヒマつぶしに、ニコニコ動画を漁ってたら、ヘンなもんが出てきた。(随分前のUPだが)



どうも、恐山のイタコの人に頼んでニーチェの霊を呼んでもらったらしい。どんなんだろう。わくわく。

ええっと、ところでイタコってそもそも何? 私って、何か「霊を下してくれる人」という知識しかない。

恐山とは・・・青森県の下北半島(バカリズムが言うところの「持つところ」である)にある、日本では高野山、比叡山と並ぶ三大霊場の一つである。

イタコとは・・・日本の東北地方などで口寄せ(神仙や死者・行方不明者の霊などを自身に乗り移らせてその言葉を語ること)を行う巫女で巫の一種である。

つーことで、イタコは東北のオバチャンである。ものすごくなまっている。

オバチャンの言うことにゃ

ニーチェは人に好かれていたらしい。

しかし、いろいろとやりたいことが多すぎたんで、病院にかかるのが遅くなってしまったらしい。

・・・うーん??

東北弁なのか?ニーチェ。ウチの母が東北の人なので多少言葉は解するのだが、少し違う感じだ。半分くらいしかわからん。

(いろいろなサイトで読んだのだが、イタコの人は外人の人の言葉も解するそうな。ちゃんと翻訳されて交信を受け取るらしい・・・よくわからんが。ドイツ人の霊の言葉が日本語で語られてもそれはそんなにおかしなことではないらしい。)

うーん。私はニーチェについてはよくわからん。本もさっぱり読んでないし。更にこの霊を下してもらってた「適菜収」って作家の人も初めて知った(「いたこニーチェ」読んだ人いますか?)。

でも、ニーチェはいろいろとこの作家の人を励ましてあげてた。なんていい人ニーチェ。好きになっちゃうかも。

ところで。

私はニーチェというとこの「ツァラトゥストラはかく語りき」しか思い浮かばない。そのくらいアホなんだって。で、でも、曲自体はよく知ってるはずなのに、この曲に関してはそんなに語れない。元ネタ?の本も読んでないし。

1.導入部
2.現世に背を向ける人々について
3.大いなる憧れについて
4.喜びと情熱について
5.墓場の歌
6.学問について
7.病より癒え行く者
8.舞踏の歌
9.夜のさすらい人の歌

・・・ということなんだが、私は有名な導入部よりはヴァイオリンソロが活躍する「舞踏の歌」のところが好きである。

導入部を聴くとどうしてもあの映画「2001年宇宙の旅」を思い出すが(もう、2001年から8年も経っているのに人類はいまだにインフルエンザで大騒ぎしているんである。あんまり激しい変化はない)、私がいまだに思い出すのが。

どこかの遊園地(多摩テックだったっけか)に行った時のこと。もう私は社会人になっていて、休日に会社の人たちと遊びに行ったのであるが。

何か水流のようなもので動くジェットコースターみたいなのに乗るときに、その乗り物のBGMがえんえんとこの「ツァラトゥストラ」の冒頭だったんだね。

で、私はまあ、「ふうん・・安易な選曲ね」とか思いながら順番を待っていたのだが、その乗り物に乗っていた小学校3~4年生くらいのまだ小さい男の子が

「あああっ!! ツァラトゥストラはかく語りきだ!!」と嬉しげに何度も絶叫していたのだった。「こう語った」ではなく、「かく語りき」と言っていたのが印象的だった。

今は立派なクラヲタになっているに違いない。ちがうか~~

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2009年5月 7日 (木曜日)

もうすぐパルシファル

P1110185_2  もうすぐ、「パルシファル」の上演がやってくる。私にとって「パルシファル」は二度目の上演(演奏会形式以外で)。

で。

一応、もう二度とあんなことがないように、ここに書いておきたい。何度も何度も何度も書くが。

ヤツは。ウィーン国立歌劇場引っ越し公演の「パルシファル」のとき、私の隣の隣の席で、でかいスコアを膝に置き、めくりながら、前奏曲から最後まで全三幕、客席でずっと指揮をしていたのだ。歌手の登場にいちいちキューを出し、たまにパクパクと口をあけながら一緒に歌っていた。

つか。

そういえば今まで画像的なものを一切さらしてなかったので、一応(画学生だったので人よりは宇宙人とか殺人犯人とか目撃してもちゃんと詳細に書ける自信あるぜ。)記憶に残っている顔を書いてみた。

その頃から20年近く経っているから、ヤツはもうちょっと落ち着いていると思う。容姿は変わっているかもしれん。少なくともその当時は痩身であった。身長は167センチくらい? メガネをかけ、わざわざ燕尾服を着ていた。ほんとに、あの日のことを思い出すといまだにハラワタが煮えくり返る。S席だったのに~~~。

とはいうものの。

こういう輩は、こんな記事をもし読んでいたとしても、ちっとも気にしないんだと思う。だよね~。言うよね~。

だれか、私以外の目撃者いなかったんだろうか・・・。

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2009年5月 6日 (水曜日)

パーセル・妖精の女王 ガーディナー

41cmgyhwcrl__sl500_aa240__2パーセル:歌劇「妖精の女王」
アイドウェン・ハーリー、ジェニファー・スミス、ジュディス・ネルソン、エリザベス・プライディ(ソプラノ)
ティモシー・ペンローズ、アシュリー・スタッフォード(カウンター・テノール)
ウィンフォード・エヴァンズ、マーティン・ヒル(テノール)
スティーヴン・ヴァーコー、ディヴィッド・トーマス(バス)
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮/モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ

このところ、何か恐ろしいことの前触れのようなものを感じつつ、実は何にも起らないので結構楽しい休日を過ごしまくった者、または普通に過ごしている民よ、こんにちは。

私も黄金週間中はたまに人ごみに出かけては(上野、渋谷、丸の内等)、人民の休日の過ごし方を見ていた。が、何かと人間は群れたがる。集まりたがる。並びたがる。普段よく知らないのにバッハを聴きたがる。

正直、人のいない公園で野良猫でも眺めながら読書でもしているのが一番いい過ごし方なのでは、と思いつつも。そういったことは普段の休日だっていくらでもできるので、やっぱり人と会ったり、群れたり並んだりせずにはいられない。やはり私も日本人、そういった性分なのである。

しかし、毎日そんなことはしていられない(金がない)。今日は典雅なるバロック・オペラを。・・・とこういった曲を聴きながら文章を作っているとこういう典雅な文章になってしまうのだ。どうかお許しを。

しかし、これはオペラなんだろうか・・・ちょっとよくわかんない。一応「歌劇」って名前はついているものの。

現在考えるような、最初っから最後まで「音楽ばっかり」なわけではないみたい。大昔のイギリスの舞台の慣習にのっとって作られているようであり。

大まかに言えば、最初に音楽があって、俳優の人たちが出てきて劇をして(俳優はセリフだけで歌わない。実際の舞台ではこっちが中心であろう)、俳優が引っ込むと音楽をする人が出てきて楽器をしたり歌を歌ったりし、それが終わるとまた俳優の人たちが出てきて、これのくりかえし、最後はまた音楽の人たちと踊り子さんたちが出てきて歌って踊って終わり、みたいな感じ。

例えて言えば。

まあ、「8時だよ!全員集合」みたいな。最初は歌で始まり、コントがあり、舞台が回ってキャンディーズなりピンクレディなり西城秀樹なりが出てきて歌を歌う。また色々コントをして、聖歌隊とか出てきたり体操をしたり、そして最後はまた全員が出てきて歌を歌い、風邪ひくなよ、とかお風呂入れよ、とかの何らかの教訓を観客に言い残して終わるのである。

ということなので、CDに入っている部分は重要な登場人物が出てこない、音楽隊と合唱隊および10人くらいの役のない歌手の歌う音楽の部分だけである。チョーさんやカトちゃんは出てこなくて、キャンディーズやスクールメイツしか出てこないから、なんか「ハア?」という感じである。まあパーセルなので美しい音楽ではあるが。

筋書きは、というとシェイクスピアの「真夏の夜の夢」と同じである(と思う)。あ、ブリテンのオペラにもありましたね、アレです。

<あらすじ>

貴族の若者ハーミアとライサンダーは恋仲だが、ハーミアの父イージアスはディミトリーアスという男と結婚させたがっている。父親の命令にはむかうと娘は尼にならなければならないので、恋人たちはかけおちを計画する。

一方、町の職人たちはハーミアの婚礼に劇を上演しようとしているが、どうもネタあわせの時点でうまくいかない。機織り職人のボトムが劇のどの役でもやりたがるので打ち合わせはめちゃくちゃになるが、なんとか話し合いをまとめて一同は森へ練習へ。

はたまた一方、妖精の女王ティターニアは夫オベロンと森に現れる。二人はティターニアが寵愛するインドの少年をめぐって夫婦喧嘩。オベロンはパック(←役の名前)を使ってティターニアのまぶたに花の汁から作った媚薬を塗らせる。この薬は目を覚まして最初に見た者に恋してしまうという効果がある。

しかし、パックが森に眠っていたライサンダーとそして彼らを追ってきたディミトーリアスにもこの媚薬を塗ってしまうので、ライサンダーとディミトーリアスは、ディミトリーアスの元カノのヘレナに惚れてしまい、なんだか色々面倒なことになる。

妖精の女王は一方で、目覚めた時にボトム(ロバの被り物をしている)をみてしまったので彼に恋をしてしまう。なんだかしっちゃかめっちゃかの様相を示してきたのでオベロンはボトムの被り物を取り去り、魔法を解いてオベロンとティターニアは和解する。他の恋人たちも魔法が解けてめでたしめでたしとなる。

これであってるんだろうか・・・とちょっと心配だがこんな感じなんでしょう。本当はもっと入り組んでいるはずである。

さて、このCDだがなんで買ったのかよく覚えてない。多分独唱者に大好きなスティーヴン・ヴァーコーが出演しているからだろうと思うが、述べたように独唱者は「その他おおぜい」の役なもんで別になんてことはない。だいたいこの人は(イギリス歌曲では大活躍だが)イギリスオペラ界ではどうも端役やチョイ役が多いようである。日本の俳優では石丸謙二郎さんとかそんな感じなのかなあと思う。世界の車窓から・・・ふむ。



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P1110184 昨日東京駅で買った笹寿司。色々入っててウマー。

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2009年5月 3日 (日曜日)

ポンセ/南の協奏曲 & ピアノ協奏曲

マヌエル・ポンセ:南の協奏曲(ギター協奏曲)
ピアノ協奏曲

アルフォンソ・モレノ(ギター)
ホルヘ・フェデリコ・オソリオ(ピアノ)
エンリケ・バティス指揮/メキシコ国立交響楽団

過去記事:バティス/メキシコの作曲家による作品集その1

南米か!ラテン・アメリカ・クラシックス Vol.1



ゴールデン・ウィークだもんで、さすがに昨日からガックリとアクセス数が減りましたな。みんなどっか行っちゃったのかなぁ。さみしいよう。

新型インフルエンザがどうのこうのったって。別に行楽地や観光地は気にせず普通に混んるようですな。
かくいう私は、昨日友人に会いに珍しく渋谷に行ったわけなんですが、さすがの東京ジモティの私でも「今日はお祭りでよかったわね」とか言ってしまいそうなびっくり人口密度で。いつもの倍の大渋滞のハチ公前(あ、ジモティはこんなとこでは待ち合わせはしないわよ)。

スクランブル交差点を渡ろうとしたところ、信号が変わってすぐ歩き始めたのに半分までいったところで信号は瞬き始め、赤になってしまった。人が多すぎてとにかく前に進めない。こんなじゃ車に轢かれてしまうぞ~もう。なんとなく中国の横断歩道思い出した。

もう・・・人間だらけじゃ~~。なのにマスクしてる人なんかほとんどいないし。私もしてないけど。

しかし、もしかして。外出できるのは今のうちかもしれん。あさってか、しあさってあたりに、海外から戻ってくる人々がたっくさんいるんだからね、確かに。

・・・案の定、発病者が出て日本も外出禁止令とか出ちゃうのかもしれんし。

・・・いや、意外と全然なんともなかったりするかもな。どうなんだろ。←揺れる思い。

で。

メキシコが今大変だからって、メキシコの作曲家の曲にしますなんていう安易な考えではないんだが・・・たまたまよ、たまたま。

ちょっと前に買ったブリリアント・クラシックスのメキシコの作曲家による音楽集だ。たったの4690円で8枚も入っているから「やったー、お買い得ー」とその時は思ったんだが、ちょっとだけ聴いただけでしばらく放置。

で、本日はメキシコ音楽界でも結構メジャーどころ(だと思う)ポンセから。私はラテンもの全般はあんまり詳しくないけど、ポンセの書くメロディはラテン的というより、クラシック好きの人の心に触れるものがある。なんだかカワイイとさえ思える。とーっても聴きやすいしいいものが多い(と思う)。

このCDセットの中にはポンセの曲はけっこう入っているんだが、その中からギター協奏曲とピアノ協奏曲を。

ギター=ラテンっぽいという感じなもんで、この曲はラテン音楽っぽい感じ。「南の」とかついているしね。あとのほうは結構胸に迫る感じはある。なかなか素敵な曲です。

しかし、ピアノ協奏曲のほうは最初は普通のドイツ系の重厚な感じで始まる。・・・で途中からちょっとリストっぽい華麗な雰囲気?とか思うんだがたまにラテンっぽいムーディな顔も見せる。リストが南米に亡命・・・てな感じ?いや別に亡命せんでもええがな。なかなかチャーミングな曲。

他にもいいものがこのCD集には入ってる。(交響三部作「チャプルテペック」ってのもイイぞ、それはまた今度。)

・・・ということで、メキシコでこれ以上被害が広がりませんよう、それと日本に発病者が出ませぬようお祈りしております。

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2009年5月 1日 (金曜日)

日本の美術館名品展・東京都美術館

Pa0_0386連休になる前に、あわてて?鑑賞。いや私はそんなに惹かれなかったんだが、友人の強い希望でこの展覧会へ。

日本の美術館名品展

暦ではお休みの日ではなかったのだけど、上野はやっぱり混んでる。

公園では謎のペルー人?のラテン音楽集団が謎の音楽を奏でていた。友人は「あの”ちゃらちゃ~♪”という音楽は・・・もしかして必殺仕事人?」とか言うから腹かかえて笑ってしまった。「いやいやあれはアルハンブラの思い出でしょう?・・・いやアランフェス協奏曲かも」とか私も言っちゃって、でも何度聴いても、何の曲でもなかった。・・・謎。

で、東京都美術館だが、意外なほど混んでなかった。普通の平日な雰囲気。きっと入場券売り場は混んでるだろうと、上野駅の出口んとこで買って行ったけどそんな必要なし。

(まあ、他の阿修羅展とかルーブル展は混んでいるんだと思うけど。入場制限かけられてた美術展が2つあった。なんだか忘れたが。)

この展覧会は、全国の公立美術館100館が参加、膨大なコレクションの中から選りすぐりの名品を一堂に公開する、という企画。まあ日本にいれば見れるものばっかりだからなんだか貴重な感じには欠けるんだが、それでも日本全国の美術館の名品がいっぺんに見られるとなると、それはそれで貴重かと。

私はエゴン・シーレの「カール・ブリュンヴァルトの肖像」目当てで、他はまあ半ばどうでもいいかなくらいだったんだけど、他の絵も結構面白かった。200点近くの展示は壮観であった。(会期中入れ替えあり。全部合わせて220点)

洋画はほとんど全部知っている画家ばっかりでした。とはいえ、「え、これホントにゴッホなの?」的な、よく世間に知られているような作風からはちょっと違うような絵画もままあり。それはそれで興味深いのかな。というわけで展示作品は年代も国もまちまち。ピカソもあれば横山大観もある。ウォーホルも狩野芳崖もある。

というわけで全部見るとわりと時間かかる。ご飯食べてから入らないとお腹すく。途中ちょっとお腹なりそうで苦しかった。

まあ、ものすごく名品なのばっかりでもないので、だんだん観ていて面白くなってきたのは絵よりも(←え?)それを出品した美術館のコメントで・・・。ちょっと笑ったのはピカソの「ドラ・マールの肖像」を徳島の美術館が購入したときの県民の評判は「なんかオバケみたい」とか言って芳しくなかったとか。どんだけ昔なんだよ、とか思ったら1980年代くらいの話で(私の記憶によると)。

(なんかこれ読んだら、数年前に東京の現代美術館でロイ・リキテンスタインの絵を買ったときに「こんなマンガみたいなのに莫大な税金を使うのか」とか問題になったのを思い出した。東京でもこんなだったです、ハイ。)

今や有名作品(と思ってたんだが違うのか?)アンディ・ウォーホルの「16のジャッキーの肖像」をいわき市の美術館が購入したときも「このジャッキーって女の人がいったい何者なのか説明するとこから入らなければならなかった」ということだったらしい。ケネディ暗殺はあんなに有名なのになあ。

一緒に行った友人は結構普通の人よりは展覧会は行くんだが、やっぱりこれだけ時代も作風も違う人のが並んでるとあんまり知らない画家もいるようで(とくに現代美術)、イヴ・クラインの絵には驚いていた。「なんか。。。モデルさん絵の具まみれで大変そうね・・・」

外国の現代美術を見たあと、日本絵画を見ることになるんだが、何故こんなに落ち着くんだろう。黒田清輝とか小磯良平とかの女の人の絵を見るとなんかなごむよう。いいねえ、日本の油絵って。

画家はどうも短命っていうイメージだったんだが(昔の人は)、本当にかなりの人が20代~30代で命を落としているみたい。結核とか多いのねやっぱり。それにしても三橋節子さん(1939~75)という画家の絵の前では絶句した。右肩骨腫瘍のため右腕を切断したが、35歳で亡くなったという。お子さんを遺しての死はさぞ無念だったろう。

他に印象的だったのが竹内栖鳳の作による「絵になる最初」という絵で、裸モデルになる前のためらいみたいなシーンが描かれている。私はプロのヌードモデルさんしか描いたことないんでこーゆーシーンには出っくわしたことないが(ばんばん脱ぐで~)、例えば素人スカウトものAVだと最初にこんなシーンが    あ、だれか来たようだ。

まあ、あんまり色々書くと見に行って面白くなくなってしまうのでこのへんでやめときます。7月5日まで開催予定です。

Pa0_0385 以前もトビカン前で見かけた「止まったままの白い人」。お金を入れると動きます。入館するときはいたけど、帰りはもういませんでした。

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