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2009年4月30日 (木曜日)

新型インフルエンザ対策キット

P1110182 こんなのいらんよ。家に持って帰るの邪魔だし。

とか思ってたんだけど。

昨年の晩秋ごろに勤務先から全員に渡された「新型インフルエンザ対策キット」。どうせ使わないので押入れの奥にしまってしまったけど、今回改めて引っ張り出してみるとこんなに光り輝いて見えるとは。

内容は:

・N95マスク(20こ)

・ラテックスグローブ

・消毒用エタノール

・イソジンうがい薬

・ゴーグル型保護メガネ

・新型インフルエンザ予防手帳

すごい。なんかこれに備蓄の食糧と水とか買っておけば万全だ。なんかひとり暮らしで心細いんだが、予防さえしてれば安心だ(と、とりあえず。海外行かないし)。

普通のインフルエンザになった経験はあるんだが、アレはハンパない。本当にアレは苦しい。熱は40度近く出るし、体中をトンカチで殴られるくらいの痛みなんだからね。今度はやってるのはどんなか知らないけど、以前なったのより重症だったら私生きてる自信ないわ。

ということで・・・気をつけなはれや!

ウィルス感染防御セット

N95マスク 20枚入り

 防護服

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2009年4月27日 (月曜日)

ブリテン/カーリュー・リヴァー

P1110181ブリテン: 歌劇 「カーリュー・リヴァー」
狂女 … ピーター・ピアーズ(テノール)
渡し守 … ジョン・シャーリー=カーク(バス)
修道院長 … ハロルド・ブラックバーン(バス)
旅人 … ブライアン・ドレーク(バリトン)
幽霊の声 … ブルース・ウェッブ(ボーイ・ソプラノ)

リチャード・アドニー(フルート)
ニール・サンダース(ホルン)
セシル・アロノウィッツ(ヴィオラ)
スチュアート・ナッセン(コントラバス)
オシアン・エリス(ハープ)
ジェームズ・ブレーズ(打楽器)
フィリップ・レッジャー(オルガン)
[音楽監督] ベンジャミン・ブリテン、ヴィオラ・タナード

(なんか、クラシック音楽ブログだから、世相のこととか世の中の事件のこととかあまり書くべきではないのかもしれないけど、ちょっと導入として読んで。)

こないだあった、母親が(愛人とか知人と一緒に?)自分の子供を虐待した末、死亡させてしまった事件のことを見て思ったこと。テレビを見てて、あの捕まったおかあさんは以前の映像を見るととても優しそうな奇麗なおかあさんだったのに、事件後は信じられないくらい人相が変わっていた。お能に出てくる般若(はんにゃ)の面みたいで怖かったな。あんなに変わっちゃうんだ、人相って。

で、(普通はそんな発想はないけど)思い出したのはブリテンのオペラ、「カーリュー・リヴァー」だった。ここに出てくる母親は子供を殺したわけではないけど、誘拐された子供を探し求めて、狂女となって登場する。

このオペラは、ブリテンがピアーズとともに日本に旅行に来たときに観たお能「隅田川」に感動してそれを元に作られている。筋書きなどはまあほとんど能と一緒だが、キリスト教の教会劇として作られている。音楽は笙のような響きが全体的にちりばめられていて非常に神秘的である。

ところで、この「隅田川」にはイングランドの人の心に触れるものがなんかあるんだろうか。かのジョン・レノンもオノ・ヨーコと来日時に歌舞伎の「隅田川」を観て感動のあまり涙を流したらしい。

何年か前、私はこのオペラをナマで観た。(どっかで書いたかもしれんが)能楽堂で能「隅田川」とオペラ「カーリュー・リヴァー」を同じ日に上演したのである。あ、言っとくけど「ナクソス島のアリアドネ」みたいに全く同時にやったわけじゃないからね。

この試みは、面白いと同時にとても難しいなあと思った。私が行った能楽堂というのは残響音がほとんどなかった。場内を歩いても(コンサートホールみたいには)靴音が響くことはない。音はすべて床に吸収されるような感じがした。能楽堂で西洋音楽をすることはほとんどないだろうが、楽器があんまり響かなくてかなり違和感があったのを覚えている。

とはいえ、とてもこの日は感銘いたしました。ブリテンが日本の伝統芸能をリスペクトしてこのオペラを作ったのがとてもよくわかった。伝統芸能好きの日本人としてはそれはとても嬉しいこと。

さて、簡単な筋書き。

オルガン伴奏による出演者の入場。

狂女と旅人が渡し守の舟に乗ってカーリュー川を渡ろうとしている。狂女は一年前に姿を消した自分の子供を探している。

渡し守は川を渡る途中、ある少年のことを話す。その少年は一年前、ブラック・マウンテンズの近くになる家から誘拐され、この場所にやってきた。

しかし少年は病気だったので川のほとりに置き去りにされた。少年は地元に人々に保護されたものの息を引き取った。少年の遺言により埋葬された。

川沿いに住む人は少年のお墓が神聖なものとし、祈りを捧げることによって心身の病を癒すと信じている。

渡し守が物語を語るにつれ死んだ少年が狂女の子であることが明らかになってくる。狂女はお墓に祈りを捧げる人の中に加わる。そのうち少年の声が聴こえてくる。そして少年の霊が姿を表す。少年は語る。

「安心して行ってください、おかあさん。死者は蘇り祝福の日に私たちは天国で会えるでしょう。」

狂女の狂気は癒される。そして最初と同じく歌を歌いながら出演者は退場する。


紹介のCDは自作自演のもので、ピアーズの熱演はもちろんのこと、渡し守役のシャーリー=カークの歌唱が非常に感銘深い。ていうか好きな歌手なんだけども。ブリテンお得意の、少年の声も清らかで胸を打つものがある。

しかし、実際のところCDで聴いているだけだとそんなにドラマティックでもないので、少年の霊が出てくる最後に行き着くまでは音楽的には結構退屈かもなあと思う(・・・うーん)。やっぱりこれは実演でないと。小さな音楽用ホールで、または教会かなんかで上演してもらいたいものである。(・・・別件だが新国立劇場で「ピーター・グライムズ」やってほしい。)



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2009年4月26日 (日曜日)

ミュンシュ&ピアティゴルスキー/ドン・キホーテ

P1110178 R・シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」
グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ) ジョセフ・ド・パスクワーレ(ヴィオラ) リチャード・バージン(ヴァイオリン)
シャルル・ミュンシュ指揮/ボストン交響楽団

ブラームス:二重協奏曲
グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ) ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)、フリッツ・ライナー指揮/フィラデルフィア・ロビンフッド・デル・オーケストラ


何故か前からウチにある、謎のCD?。
実はミュンシュ先生はあまり私は縁のない指揮者なもんで、どういうふうに聴いたらいいのかわからない。(昔、ちょびっとバイトしてた会社に、ミュンシュに似た白髪のおじいさんがいて密かに「しゃるる」とかあだ名をつけていた。まあ、だれもわからんが)

ピアティゴルスキー先生についても実は・・・あんまりわからない(弦楽器奏者あまり詳しくない)。どうやらジャケットが渋くてカッコ良かったから買ったみたいだ。

ピアティゴルスキーはネットで調べたら最近(といっても今年初め)自伝が新装発売されたらしい。

タワレコから、ちょっと文章拝借。

著者グレゴール・ピアティゴルスキーは、アメリカで名声を博したロシア出身の名チェリスト。同じくロシア出身のルービンシュタイン、ハイフェッツと組んだトリオは、〈100万ドル・トリオ〉とも称された。本書は、激動の時代を生き抜いた名演奏家の、自由かつ奔放な「ボヘミアン」的半生が、ユーモア溢れる筆致で綴られる。

 1903年、現在のウクライナに生まれ、ヴァイオリニストの父に7歳からチェロを学び、9歳にしてプロ・デビュー。15歳でボリショイ劇場管弦楽団の首席チェリストとなるなど、早熟なスタートを切った。1922年、革命後のロシアを逃れ、ポーランド、続いてドイツへ亡命。その命がけの逃亡劇は、小説以上にスリリングだ。ドイツでは巨匠ベッカー、クレンゲルに師事。やがてフルトヴェングラーに才能を見出されてベルリンフィルの首席チェリストに抜擢され、その名人芸によって数々の逸話を残した。

なんか、面白そうな本だわね(たぶん)。ちょっと読んでみたい気もする。

さて、ドン・キホーテ。シュトラウスの中でも私にはあまり縁がない交響詩なもんで(うー、まず実演で聴いたことがない)、なんとも感想を書き辛いんだが、印象としては即興性に溢れた結構激しい演奏みたいな気がする。まあ1955年のモノラル録音なもんで、強奏のときは音が割れてしまったりするんだけど、オケのドライブ感とかチェロが戦うドン・キホーテ並みにバリバリ弾いているのとかはとてもよく聴きとれる。

カップリングのブラームスのドッペルは名ヴァイオリニスト、ミルシテインとの共演。曲も指揮者も全然違うので全く違う世界にきたようである。びしっびしっと折り目正しく厳しい音楽を聴かせる。さすがはライナー。二人の独奏者も、溢れる美音にうっとり。ブラームスってあまり私には縁のない作曲家で、他はバルビローリ盤しか持ってないけどなぜかこの曲は好きなんだよね。とくに第二楽章が好き。もちろんモノラルだけど、なかなか味わいのあるいい録音。


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2009年4月25日 (土曜日)

オペラパレスからの手紙。

P1110174 全く忘却の彼方だったのだが、オペラパレスから頼んでいた券が送られてきた。友の会会員でないのでセット券ってどうなのかしら~本当に買えるのかしら~と注文するときは思ってたけど・・・一か八か、ぽちっとな。

席は「神々の黄昏」以外は悪くない。(「ジークフリート」まで買うとあまりにもお金が高くなりすぎるのでとりあえずやめた。初演一回見たし)

しかし、今年の11月はまだしも来年の3月とか5月とかいったい自分が何をしているのか、正直、生きてるのかな?とか思ったりとか。

もし、私の身に何かあったら友人のT子ちゃんにあげようかなと思っている(遺言?)。でも、このラインナップはどうなんだろうか。「ヴォツェック」「神々の黄昏」「影のない女」って。マニアにはよだれものの演目、一般的な普通のオペラ好き(ほぼ初心者)の人にはキツイかな。

「ヴォツェック」はまだ短いし展開がスピーディで演劇として見れるかもと思うから、初心者でも意外といいのかもな。(最近、初心者の気持ちになって考えることがとっても難しい)

これから観に行く人には、予習はここらへんからかなぁと。(どれも対訳ないとキツイかも)

「ヴォツェック」

アバド盤。国内盤対訳つき。マーラーみたいにすんなり聴ける。

 バレンボイム盤(輸入)。ヴォトリヒくんはジークムントよりこういう役のほうが。

ベーム盤(輸入)。「フィデリオ」とかみたいな古典的な雰囲気。

「神々の黄昏」

 カイルベルト盤。ステレオ国内盤対訳つき。高いけど。  

 ブーレーズDVD(輸入) 。今見るとオーソドックスな演出だ。

 サヴァリッシュ盤(リング全曲盤・輸入)。歌唱も演奏もいいし録音いい。





「影のない女」

 サヴァリッシュDVD(輸入)。猿之助演出。 面白さはピカイチ。

  ショルティDVD(輸入)。CDとはまた違う歌手。

ベーム盤(輸入)。現役盤ではコレかな。

※「影のない女」国内盤再発売を強く希望(サヴァリッシュEMI盤、ベームDECCA盤)。

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2009年4月23日 (木曜日)

ブーレーズ指揮/ベルク・ヴァイオリン協奏曲

P1110173ベルク:ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出のために」
ピンカス・ズッカーマン(ヴァイオリン)
ピエール・ブーレーズ指揮/ロンドン交響楽団

またベルクのコンチェルトかよ~~~!と言わないでほしい。今日のこの曲は意味がある。今日は23日である、ということの他に。

えーと、ここ何日かのショッキングな事件3つ(私にとって)について。

・清水由貴子さんの自殺
・草なぎ剛くんの・・・
・アシュリー・ヘギちゃんの死亡記事

ということで、三つともかなり私には「きた」。

清水さんは「欽ちゃんバンド」で毎週見ていたし、「OH!階段家族」(←これを知ってる人はかなりマニアだ)とか見てたんで結構印象に残っている人だ。

介護問題も自分としては避けて通れない・・・今両親は元気だけれども。とても考えさせられるし。

剛くんも「ぷっすま」が大好きで毎週見ている私としては「え~?番組どうなっちゃうの?」と心配だし。あの剛くんのボケっぷりが好きだったのに。

・・・ということだけれど、今日の本題はアシュリーちゃんだ。彼女の訃報をネットで見て、(こじつけでなく)ベルク・ファンの私はこの曲が思い浮かんだ。今やこの曲にぴったりなのは彼女しかいない(死んでしまったが)。

カナダのアシュリー・へギさんはカナダのプロジェリア患者。この病気は先天性のもので、症状としては色々あるが、1年に10歳くらいのスピードで体は老化するらしい。

アシュリーちゃんのテレビのドキュメンタリーはいくつか見ていた。しかし全部見たかと言えば自信はないし、最近どうしたのかしら~とかたまに思い出して心配していたんだが。テレビでは、このままでは治療法も何もないので新しい(まだ確立されてない)治療法を試す決心を両親とともにした・・・とかいうとこから見ていない・・・が、4月21日に17歳でお亡くなりになったという。

この病気についてはアシュリーちゃんしか知らないので何とも言えないけれど、テレビで見た限り肉体の老化とともに精神面もどんどん向上していくような感じを受ける。年齢ではまだまだ子供のはずの彼女の言動は、周りの大人を精神面で大きく超えている。いい大人の私から見ても、ティーンエイジャーであるはずの彼女は高い精神性を持っている人だと思う(テレビで見ただけなもんで、影ではどうだったのか知らないけども)。

というかアシュリーちゃんだけでなく、難病に侵された子供が回りの大人を超えてしまうほど高い精神性を持つ、ということは多々あるのでは? 病気をかかえている患者本人が周囲を逆に励ますみたいなことを闘病記などでよく見かける。

この曲のもとになった(ここのブログでは何度も何度も書くが)エピソードはアルマとワルター・グロピウスとの間に生まれた娘・マノンの苦しい闘病生活の末の死である。彼女は重い小児麻痺で18歳の若さで亡くなった(ベルクの伝記によると。ウィキペディアでは19歳との記述)。

ベルクの伝記では「マノンを知っていた人はみな、この美しく、ほがらかで魅力的な少女を称え、そして女優の道を歩み始めたところで重い小児麻痺に一年間耐え抜いた天使のような忍従の姿を伝えている。」とある。想像だけど、おそらく病の苦しみに耐えながら周りに心配かけまいとしてふるまったのでは、と思う。

で、この曲は(新ヴィーン楽派の中でも)人気曲であるから沢山のCDが出ているし私も何枚も持っている。今回のこのCDはブーレーズ指揮というだけでもポイントはかなり高いが、まず素晴らしいのはこのジャケットである。マノンの横顔がとってもいいし、またこの文字のデザインも素晴らしい。私の持っている(すべての曲の)CDの中でもジャケットが気に入っているものの一つ。

演奏もまた、ズッカーマンが(ブーレーズの指揮に沿っていて)あまり過度に浪漫ティックでないのがいい。なんか現在売ってないのかなあ、残念。

そういえばホーキング博士も心配だ。



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2009年4月20日 (月曜日)

ブリテン/春の交響曲 ガーディナー

028945343327ブリテン:春の交響曲
アリソン・ハグリー(ソプラノ)、キャサリン・ロビン(アルト)、ジョン・マーク・エインズリー(テノール)
ソールズベリー大聖堂少年少女合唱隊 
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮/モンテヴェルディ合唱団・フィルハーモニア管弦楽団


あー、春だからね。春の交響曲。

今日はね、春らしい?ニューレシピを試してみましたのよ、奥様。
2ちゃんねるで発見のレシピを、自分流にアレンジ。

P1110176 ① セロリを一本、薄切りにする。葉っぱもちぎる。ル・クルーゼとか土なべとかの厚手の鍋に敷く。

② 鶏もも肉(まるごと)にフォークでぶすぶす穴をあける。やや多めのあら塩を揉みこんで切らずに丸ごとセロリの上に乗っける。

P1110177 ③ その上にちぎったレタスを鶏が見えなくなるまで鍋いっぱいに入れる。

④ ふたをして中火にかける。水もスパイスもいれない。野菜の水気だけで20分煮る。

これでメインディッシュと温野菜ができる。鍋に残った汁は水で薄めて万能ねぎを刻んで入れると美味しい鶏ガラスープになる。ガーリックライスとか添えて夕飯に。

過去記事:春でもないけど春の交響曲

さて、春の交響曲。このCDを買ったいきさつは過去記事に書いてある。エインズリーやハグリーの美声がとっても素敵だ。あー、イギリス音楽が聴きたいわ、ナマで。最近ワーグナーばっかりでちょっとな。まあ、ワーグナー好きだからいいんだけど。こってりとビーフステーキのあとは、さっぱりしたものも食べたくなるというもの。

この曲に触発されて、ちょっと詩を書いてみました。




- 春 -

気がついたら世の中は春だった
すべてが花咲き、乙女たちは輪になって踊ってるのに
ぼんやりとしてたら私の春はもう終わりそうだ
なるべくお金を使わないようにしていたので
ふと貯金通帳を見たらずいぶん貯まってた

乙女たちよ!私の地方でも定額給付金の通知が来た
なんと春は美しい、麻生総理は太っ腹
何に使おうかと思案する前に
あっというまに生活費に消えるだろう
カッコウ、ジャグジャグ、ピーウィ、トウィトゥー!

ロンドンよ、4月の楽しい月をお前にあげよう
でも定額給付金はあげないよ
喜べ、踊れ!日本人よ
でもこれってそもそも私たちの税金じゃないの?
それよりなんとかしてよこの失業率
東京の知事よ、恥ずかしくないかね
この際オリンピックなんて言ってる場合か
カッコウ、カッコウ、カッコウよ啼け。


・・・最後にはこう言おう
国には平和を
テポドンが日本に来ませんように
絢香ちゃんのバセドー病が治りますように

さて、皆さん、私もこのへんでやめましょう。

                (naoping 詩)




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2009年4月19日 (日曜日)

ラフマニノフ/晩祷 コルニエフ


ラフマニノフ:晩祷(徹夜祷)
オリガ・ボロディナ(メゾ・ソプラノ)、ウラジーミル・マスタヴォイ(テノール)
ニコライ・コルニエフ指揮/サンクト・ペテルブルグ室内合唱団

別に宗教音楽に凝ってるとかじゃないぜええ。

先日、ラフマニノフの「聖ヨハネ・クリソストムスの典礼」って曲について「?」って思って書いてみたけど、夕べおふとんの中で「!」って思いだした。

あのCDセットの中に入ってるかもしんない!

P1110171 「あのCD」とは。
何年か前に投げ売りの新橋キムラヤで破格で買ったCD7枚組の「ロシア宗教合唱音楽」ってヤツのことである。いくらだったんだろう。よっぽどトンでもなく安かったに違いない。じゃないとこんな内容のCDは買うまい。コルニエフ指揮サンクト・ペテルブルグ室内合唱団がアカペラで歌ったいろんな作曲家(ヴィクトル・カリンニコフとか、ボルトニャンスキーとか)の録音がイヤというほど入っている。

買った目的はなんといってもラフマニノフの番頭・・・じゃなくて晩祷を聴くことであった。全然この録音が名盤とか知らないで買った、安かったので。

・・・で、思った通り「聖ヨハネ・クリソストムスの典礼」の曲もこの中に入ってたわ(チャイコフスキーで同じ名前の曲も入ってる)。で、試しにちょっと聴いてみた。

うううう。

ちょっと・・・ロシア宗教音楽初心者のアタシには敷居が高いわ。71分もあるし。つか、この7枚組アルバムのほとんどがすごく残響の長い教会で録音されている。宗教音楽だから仕方ないけども。だもんで正直どれもおんなじに聴こえる。ということで長らく放置。

まあ入門にはやっぱり何よりこの分野では有名な「晩祷」を。

正教会のための奉神礼音楽から全面的に想を得た合唱作品である。教会の奉神礼に実際に使われる事も稀にあるが、徹夜祷に百人規模で参祷者があるほどに相当に大規模な教会でなければ実現不可能な難曲である。「徹夜祷」は、1915年初頭に、2週間たらずで書き上げられ、同年3月にモスクワで初演された。(ウィキペディアより)

第1曲 来れわれらの主,神に 
第2曲 わが霊や主を褒めあげよ 
第3曲 悪人の謀に行かざる人は福なり 
第4曲 聖にして福たる常生なる天の父 
第5曲 主宰や今爾の言にしたがい 
第6曲 生神童貞女や喜べよ 
第7曲 至高きには栄光 
第8曲 主の名を讃めあげよ 
第9曲 主よ爾は崇め讃められる 
第10曲 ハリストスの復活を見て 
第11曲 わが心は主を崇め 
第12曲 至高きには栄光神に帰し 
第13曲 今救いは世界に 
第14曲 爾は墓より復活し 
第15曲 生神童貞女賛歌 

まあ・・・他のラフマニノフの交響曲とかピアノ協奏曲とかとは作風が違う。「別にラフマニノフ作曲でなくともよくね?」とか思ってしまう。正直、ずっと曲風が静かなもんで退屈である。・・・まあ、今まで退屈だと思ってた。

んー、でもちょっと聴き方を変えると変わってくる。なんか安っぽい言い方で大変申し訳ないがヒーリングっぽい感じで聴くとそんなに退屈でもない。かなりいい感じである。夜、お風呂上がりとかのゆったりとした気分のときに聴くのがよろし。間違ってもお笑い番組見ながらとかはダメだ。

242pxvladimirskaya_2 えーと、美術のほうの話になるけど、私はロシアの教会とかのイコンが大好きだ。画集も持ってるし、一度東京の美術館で展覧会をやってた時は大喜びで観に行った。ロンドン旅行のとき一人でお散歩してたらロシアっぽい教会があるのを発見して大層驚いたのを覚えている。壁にいっぱいイコンっぽいマリア様が描かれていたっけ。トランジットでモスクワ・シェレメチェボ空港に降りたの以外はロシアに行ったことがないので本場の教会がどんなのかは想像するしかないんだけども。

この晩祷って曲はイコンを見ている時と似た感じの癒しを感じる。なんか聴いているとどこか遠い世界に行ってしまいそうである・・・危ないわな。

で、とくにロシアの名歌手ボロディナが歌う第2曲目の美しさったらない。合唱の中から浮かび上がってくる深い美声が何度聞いても美しい。ここだけでもイイ!

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2009年4月14日 (火曜日)

気になるコンサート

こないだ新国立等で貰ったチラシより気になるものをピックアップ(ただ気になるだけで行かないのも含む)。あ、こんなとこに書かなくても客入りそうなのは書かないからね(千人とかドレスデンとかVPOとか)

4月29日(水・祝)晴海トリトン第一生命ホール
ラヴェル:クープランの墓
ショーソン:愛と海の詩(独唱:蔵野蘭子)
フランク:交響曲
井上喜惟指揮/ジャパン・シンフォニア
とくにラヴェルもフランクも興味ないけど何と言っても大好きな「愛と海の詩」をランコさまが歌うのが気になる。
http://www.japansinfonia.com/

5月8日(金)神奈川県民ホール
一柳慧:オペラ「愛の白夜」
大友直人指揮/神奈川フィル
杉原千畝さんのドキュメンタリー映画を見たことあるので興味があるんだが、どんな曲なんだろう。はてぇ。
http://www.kanagawa-kenminhall.com/ainobyakuya/index.html

6月2日(火)オペラシティ
(前半はロシア民謡とかロシア・オペラの合唱曲らしい)
ラフマニノフ:「聖ヨハネ・クリソストムスの典礼」
国立モスクワ合唱団
この曲・・・・・・有名なの?凄い興味ある。
http://ent-ja.pia.jp/event.do?eventCd=0859846

6月5日(金)サントリー
チャイコフスキー:歌劇「イオランタ」(コンサート形式)
フェドセーエフ指揮/モスクワ放送交響楽団・国立モスクワ合唱団
何故に主役が日本人なんだ??ロシア人で聴きたいわな。
http://jad.fujitsu.com/event/2009/moskva/index.html#schedule

6月6・7日(土)北とぴあ
モンテヴェルディ:「ウリッセの帰還」
高関健指揮/東京交響楽団
流行ってるんだろうかモンテヴェルディ。
http://www.nikikai.net/lineup/ulisse/index.html

6月9日(火)東京国際フォーラム
プッチーニ生誕150周年記念プログラム
トゥーランドット、蝶々夫人よりハイライト
山田あつし指揮/ニューヨーク・アジアン・シンフォニー・オーケストラ
よくわかんないんだけど(すいません)気になる。
http://www.taiwanembassy.org/ct.asp?xItem=86465&ctNode=1448&mp=1

6月19日(金)オペラシティ
ヴァッセナール伯(ペルゴレージ伝):コンチェルト・アルモニコ集より第4番(第2番)ト長調
J.G.メーダー : 12声の交響曲 作品3-1
ヤコブ・テル・フェルトハウス :チェロのための「レインボウ・コンチェルト」
ズヴェールス:交響曲 第2番 変ホ長調
飯守泰次郎指揮/東京シティ・フィル
この曲目でお客さんが入るのか気になる。
http://www.cityphil.jp/concert/c2009/s20090619.html

7月10・11日 すみとり
フランツ・シュミット:「七つの封印を有する書」
アルミンク指揮/新日本フィル
さんざこのブログでこの曲の宣伝?をしてきたが、やっと時はきた。クルト・リドル他独唱者も豪華だが栗友会の合唱も期待。この曲渋いわ~。
http://www.njp.or.jp/njp/programinfo/2008-09/2009_0710_11t.html

7月20・23日他 日本各地のいろんなホール
フンパーディンク:ヘンゼルとグレーテル
小澤征爾指揮・・・。
この曲には何の思い入れもない(小学校の音楽の時間に聴いたことあるくらい)が、ボニー、キルヒシュラーガー、プロウライト、クラークと無駄に揃っちゃった豪華キャストが悔しい。R・シュトラウスとかやってほしい。グラハム・クラークの魔女かあ・・・。

6月28日(日)すみとり
プロコフィエフ:スキタイ組曲「アラとロリー」
R・シュトラウス:アルプス交響曲
ル・スコアール管弦楽団
一応宣伝。申し込むと招待券くれるようだよ。
http://lesquare.oops.jp/

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2009年4月10日 (金曜日)

新国立劇場/ワルキューレ

Pa0_0384_2 ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
【ジークムント】エンドリック・ヴォトリッヒ
【フンディング】クルト・リドル
【ジークリンデ】マルティーナ・セラフィン
【ヴォータン】ユッカ・ラジライネン
【ブリュンヒルデ】ユディット・ネーメット
【フリッカ】エレナ・ツィトコーワ
【ゲルヒルデ】高橋知子
【オルトリンデ】増田のり子
【ワルトラウテ】大林智子
【シュヴェルトライテ】三輪陽子
【ヘルムヴィーゲ】平井香織
【ジークルーネ】増田弥生
【グリムゲルデ】清水華澄
【ロスヴァイセ】山下牧子
ダン・エッティンガー指揮/東京フィルハーモニー交響楽団

(2009年4月9日)

過去記事:新国立劇場/ラインの黄金




病院でワルキューレごっこしてえな。

・・・

待ちに待った「ワルキューレ」。こないだの「ラインの黄金」ともども再演ではあるが私は初めて観る出し物である。だから何か起こるたびに「おや」とか「まあ」とかまるで「家政婦は見た」の市原悦子さんみたいなリアクションでワーグナーを鑑賞。

ま、演出の細かいとこはおそらくほかのブロガーさんが色々書いてることだと思うんでここではあんまり書かない。席が3階席前から3番目ということで、あまり細かいところまでは見えなかったということもあるけれど。

まあ、音的にはそんなに問題ない。オケの音はよく聴こえたし(よくも悪くも)。歌手も(ジークムント以外は)声量があるからちゃんと届いてたし。(それにしても、月曜だかに4階席の一番後ろで大騒ぎしてたってのはどこのブログにも書いてないので、アレなんだったんだろう。ロビーで声高に持論を展開するワグネリアンの方の話に耳を傾けてたがそんな話はちらともない。)

F147_9 第一幕。なんかやけにでかいウッディ家具の中で暮らすフンディング夫妻。でかいテーブルの上に横たわっているジークリンデ。これからのジークリンデの行く末を考えると最初の前奏聴いただけでうるうるきてしまう。

ジークムントはやたらと評判の悪いヴォトリヒ。第一声から「ああ、いつも年末ラジオで聴いてる声だわ」とか思い、嬉しいような悲しいような。でも、一つだけ違うのは舞台姿が見れるということで。まー、外見的にはカッコイイなと思った。筋肉隆々だしなかなかワイルドな感じでよかったと思う。双眼鏡で見ながらなんか映画見てるみたいな感じがしたし。

つか、昨年の舞台写真を見て「これが・・・ジークムントだったのか」とか目でがっかりするよりはまだいいのかも。声量がないのはいかんともしがたい(半径2メートルくらいはヘルデンテナーっぽいのかもしれん)のだが、バイロイト出てるだけあってちゃんと歌ってたし。

それに比べて、ジークリンデ役のマルティーナ・セラフィンはものすごい声量であると感じた。だって3階席まで普通に聴こえるもん。どこの感想を見ても彼女が一番褒められていたし、それは私も同感するけれど・・・私も個人的な好みからすればちょっと立派すぎるかなと。少しだけクレメンス・クラウス盤のリングのレジーナ・レズニックを思い出した。立派な歌唱を前にして本当に贅沢だが(ごめんなさい)、かよわい感じが欲しい。

フンディング役のクルト・リドルは、私は海外で2度ほど舞台に接することができた歌手で(ハーゲンとオックス男爵)、いつも安定した歌唱だしなんだかとても近しい存在だ(たぶん他に日本への引っ越し公演とかでも何か見てるんじゃないかな?)。この演出ではことさら悪い役になっているけれど、リドル自身はとっても気のいいウィーンのおじさんて感じがする。

外見的にはこの3人はとっても演劇的に合っていて、このジークムントだったらフンディングに寝酒に睡眠薬入れて逃亡するだろうなあ・・・とか考える。いやあたしがジークリンデだったら間違いないわ。

(つか、第2幕でブリュンヒルデはジークムントに惚れてしまったばっかりに命を助けようとしたんだということでとてもこれは説得力がある。まあ、もしかしたらヴォータンの命令通りにさっさと死んでもらってワルハラ城に連れて行ってウフフ、ジークムントは私のものよ、って手もあるにはあるが。それでもフリッカに怒られそう。)

第二幕(とっとと進む)。なんだか「北欧の疲れたサラリーマン」みたいな風貌のラシライネン。インタビューでは「神というより人間としてのヴォータンを演じたい」などと語ってたようだが・・・頼むから神様を演じて欲しい。見事なまでに神々しさがナイ。

そして外見も声も相当立派なネーメット。あ、ほんとに素晴らしかったわ。好きな声だった。さすがハンガリー人。全然関係ないけどブリュンヒルデ(や、他のワルキューレたち)の衣装はなんで白いキルティングなのだろう。あれは太って見えるなといつも思ってるんだが(「ジークフリート」んときも)。

で、いつも怒ってるフリッカ登場。ツィトコーワたん、前回ラインの黄金よりもキュートだったわ、スリムで金髪がとってもステキ。お声も相変わらずとっても立派だし。うーん、なんかヴェーヌスとかクンドリーとか外見を生かしたエロい役柄で見てみたいのだが。

外見はフリッカよかブリュンヒルデのほうがおっかさんみたいだった。

いつもなら、フリッカの出るシーンは「退屈だからここでちょっとお休みね」とか思ってついついウトウトしてしまうんだが、今回はツィトコーワが素敵だったんでそんなことはなかった。ウトウトしてしまったのはそれに続くブリュンヒルデとヴォータンのシーンで・・・。これは歌手のせいではない。指揮者とオケのせいだ。

なんでこんなにノロいのだ。

えんえんと低音の金管が音を伸ばすこと伸ばすこと。いったいいつ先に進むのやら。

<金管奏者さんたち>
ぶお~~~ぶお~~~ぶお~~~~~・・・
『あ、そろそろ先に進んでもいいかな?・・・(指揮者を見て)え?まだ伸ばすの?わかりました』
ぶお~~~~~ぶお~~~~ぶお~~~~~
『もう終わりかな?え?まだ吹くの?』ぶお~~~~~~ぶお~~~~~~・・・

というしまりのない音がえんえんと続いていたように感じた、私は。あまりのノロさに、もしかして指揮者はとっくに気を失っていてぶっ倒れており、そのせいで先に進めないのかも、とか想像した(指揮者が私の席からは見えないので)。

で、ホールの係員のおねいさんが登場(←想像)。

「お客様の中で指揮者の方はいらっしゃいませんか~~?」と客席に呼びかける。まるで、飛行機内で病人が出たときのキャビンアテンダントさんのごとく。

多分、トーキョー・リングなんて指揮者の人が多数聴きに来ているということは考えられる。それに常日頃、家で人知れずスピーカーの前で腕を磨いてきたワグネリアンたちもたくさんいるだろう。新国立劇場でワーグナーを振れるなんて、こんなチャンス滅多にない。

みんな我先にとオケピットの中へ。何十人ものワグネリアンが指揮棒を奪い合う。「あ、ここは私が」「いえいえこの場は私が」さあ、誰がこの窮地を救うのか・・・?? さてぇ。

・・・なんて 想像をふくらましてしまうほどすごくこの場が退屈だった。

もしかして、このノロさも演出のうちかなとも思うくらい。ブリュンヒルデがジークムントに死の宣告をしている間、ジークリンデはイタコのごとくそのヘンを徘徊。何か人間と神様の時間には差があるということを音楽に表してたのかもしれん・・・といいほうに考える。

同じ演目でないので比べることはできないけれど、あんなに素晴らしかった準・メルクル(いつになったら準・メルクルは正・メルクルになれるのだ?とかどっかで読んだけどうまいと思った)とN響はもしかして幻だったのかしら、と思ふ。

F147_6 さて第三幕(勝手に進む)。ワルキューレ上演史上もっとも楽しい(歌手にとっては大変そうな)ワルキューレの騎行である。第3幕は何故か突然医療現場を舞台に行われる。白い巨塔・・・というよりは「救急医療24時」である。ワルキューレたちが患者を運ぶストレッチャーを操りながら歌を歌う。たいへんだな医療現場は。ウチの姪も将来はこんなとこで働くんかな・・・とか考える。

日本のコンサートや舞台で主役級の活躍をされている若手歌手のみなさんが、普段と違い医療現場で活躍するワルキューレの娘さんたちを演じる。
ま、歌詞は普通なんだが、私にはこんなふうに聴こえた。

ジークルーネ「ホーヨートホー、あ~私は二期会の舞台のときはフリッカだったのに~~~ 」

オルトリンデ「ハイヤハー、私なんか主役級のジークリンデだったのよ~~~、なんでこんな重労働なの~~~?」

なんとかリンデ「も~~、ドアなんかけっ飛ばしちゃいましょ(えい!!)」

なんとかヒルデ「忙しいわ~~~、男の人を運びながら歌うの大変よ~~~」

なんとかラウテ「こんなことするために芸大で勉強したわけ~~~?」

なんとかゲルデ「何よこの血だらけのエプロン~~~いつもはお姫様みたいなドレスばっかりなのに~~」

・・・

いや、実際はこんなこと考えてないと思うんだが。でもとても楽しかったわ。ここだけでも世界に誇れる舞台だと思う。そして恰幅のいい外人歌手と出てくる中で、日本の歌手の方々は小さく見えてとってもキュート。

さて、舞台も大詰め。こんな変わった演出でもやっぱり「ヴォータンの別れ」はグッと来る。ポスターで有名なデカイお馬さんはここらへんで登場。いいかげん腹が減っていて「馬刺しでビールとかしたいな」とか考える不謹慎なヤツは私だ。

一回、幕がゆっくりと閉まり、幕に燃える文字で「わが槍の穂先を恐れる者はこの炎を決して越えるな!」と(ドイツ語で。日本語だったらマヌケだなきっと)映し出される。これと同じシーンが「ジークフリート」の終幕でもあって、そしてジークフリートはブリュンヒルデを得るのであるが、これで私の中のリングは繋がった!すべて!完了。

大きなベッドの上で大きな目覚まし時計とともに眠るブリュンヒルデ。ベッドの周りは本物の炎に囲まれる。まるでプリンセス・テンコー?危ない!!しかし寝てるブリュンヒルデは人形か。危険すぎるし。

幕が下り、カーテンコールに出てくる父と娘。ブリュンヒルデがヴォータンに抱きつく。なぜかここが一番私はホロリときた(何故?)。

拍手喝采のあと、トイレへ。何故か高齢の見知らぬ女性に「今日は長くてつかれちゃったわね~」と話しかけられる。昨年の飯守さんのワルキューレの時を思い出した。何このデジャヴ。でも今回は笑って「でも、素晴らしかったですね!」と返してみた。うん、終わってみるととってもいい公演でした。・・・家に着いたの11時半にもなっちゃったけど。

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2009年4月 7日 (火曜日)

大丈夫だろうか。

雑談です。というか心配ごとです。

どうも、月曜の新国のワルキューレでひと騒動あったらしく・・・。
4階席一番後ろのお客さんが第3幕最後のほうで「見えない~~」とかで大騒ぎしたとか・・・。
まあ、前の人が身を乗り出すと後ろの人は見えないですからねえ。

私が観に行く時にはそんな恐ろしいことがありませんように・・・。

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2009年4月 5日 (日曜日)

クナッパーツブッシュ/パルシファル(1962年)


ワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルシファル
アイリーン・ダリス(クンドリー)/アニア・シリア(花の乙女)/ウルズラ・ベーゼ(小姓)/グスタフ・ナイトリンガー(クリングゾール)/グンドゥラ・ヤノヴィッツ(花の乙女)/ゲオルク・パスクダ(小姓)/ゲルト・ニーンシュテット(聖杯騎士)/ゲルハルト・シュトルツェ(小姓)/ジェス・トーマス(パルシファル)/ジョージ・ロンドン(アンフォルタス)/ソナ・ツェルヴェナ(小姓・花の乙女)/ドロテア・ジーベルト(花の乙女)/ニールス・メラー(聖杯騎士)/ハンス・ホッター(グルネマンツ)/マルッティ・タルヴェラ(ティトゥレル)/リタ・バルトス(花の乙女)/エルセ・マルガレーテ=ガルデッリ(花の乙女)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮/バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団(合唱指揮・ヴィルヘルム・ピッツ)



今日は王道だ。パルシファルと言えばこの録音がまず最初に思い浮かぶ。これは私がワーグナー聴き始めた頃から今まで変わらない。

本当は今回、昨年買ったワーグナー箱のパルシファルを聴いて感想を書くとこだったんだが、一枚目聴いて何度も挫折。おかしいなあ、なんでだろう。クンドリーはマイヤーだしパルシファルはホフマンだし何が気に入らないのかなあ。とか思いつつ。

多分、レヴァインのワーグナーというのが私には許せないのでは?と思った。レヴァインはパルシファル振っちゃダメなんだなあ私は。とくにアメリカ人がキライなわけでもないし。何も「アーリア人が演奏したものしかワーグナーは受け付けない」とかいうのでもない。そんなだったら日本人のワーグナーなんか全くありえないしな。

思うに、外見の問題かも・・・とか思う。イケナイなあ。あの、ハンバーガー屋とかガソリンスタンドのオヤジみたいな容貌を思い出すとどうもなあ。考えてみるとレヴァイン指揮のワルキューレとパルシファル(スタジオ録音)を持っていたけれど、かなり聴きこんだにも関わらず、釈然としなくてどちらも売ってしまった気がする。色々他にも事情はあったけど(ドミンゴが歌ってたとか、ジークムントがタイプでないとか)。

で、クナ。演奏については今さらもう特に言うことはないから、思い出話。

なんといっても、この録音は私が生まれて初めて買ったワーグナーの全曲盤であった(レコードだったけど)。なんでこんな大盤振る舞いだったのだろう。国内盤で対訳ももちろん付いて当時は普通にワーグナーのオペラの全曲盤て5枚組(もしや6枚?)だった気がするからけっこうな値段がしたのではないだろうか。

なんで他のもっと分かりやすい曲(ワルキューレでもオランダ人でもなく)じゃなくてこの曲だったのかというと、私が子供の頃、ワーグナーは「なんかとてつもない崇高なもの」だと思っており(ちょっとカンチガイ?)、クナとフルトヴェングラーが神だと思ってて(それもカンチガイ?)、しかも「パルシファル」がこの世で一番崇高なオペラだと思ってたから、何が何でもこの録音は先に聞かなきゃならんと思ったんだと思う。特にこの曲が一番好きだったわけではなかった。

それにしてもこの録音から感じ取れる「この世のものではない何か」が気に入っていた(デモーニッシュという単語はもちろん知らんかった)。歌手はアイリーン・ダリスっていったいダレス?とか思ったけれど、少なくともジェス・トーマスは写真も声もカッコ良かったし、ホッターなんてもう本当に神様クラスの歌手だと思ってたから、この神様的なレコードはとても大事に聴いていた。

で、今聴くのはCDになったけれど、これも何だか国内盤を買ってしまった。普通対訳を持ってたらCDは輸入盤で買うと思うんだが。なんで国内盤かというと、「24ビットフォーマット」ってリマスターが行われている盤だっただからである。9600円もしたんだけども。

で、確かに聴いてみるとレコードより格段に音はよい。そもそもいい録音で収録されてたのだが、CDで聴くと第一幕冒頭からあたかも現場にいるような錯覚までしてしまう。しかし、これは本当に錯覚で、その場にいるような感じなのは雑音がミョーにナマナマしいからなのでは、と思う。冒頭で観客が出すカタンという音や咳ばらいが、すごくリアルである。今もこのバージョンで売ってるのかは知らんが。

あ そうそう、あらかわバイロイトね。行くんだわ。私は「パルシファル」を舞台で観るのは2回目くらいか(他に演奏会形式が何度か)。結構少ない。あまり日本では全曲は演奏されないような気がする。

しかも。何度も何度も何度もしつこく書くが、今まで唯一見た舞台のウィーン国立歌劇場の引っ越し公演の「パルシファル」では、私の席の隣の隣が「自称・副指揮者」で、最初から最後まででかいスコアをめくりながら指揮をしていた(燕尾服まで着てきた)ことを忘れてはならない。歌手が出てくるたびに舞台に向かってキューを出してたのである。これ、ノーモア広島くらいの恨みである(メガネ七三だった。ここ読んでたらそろそろ自首しなさい)。

今度のパルシファルこそは、周りはまともなお客さんであってほしいと切に切に願っている。それとせめて・・・前奏曲や聖金曜日の音楽はお休み時間だと思わないでほしい。


(ちょっとグチるよ。オペラを観に行って前奏曲や間奏曲をまだ休み時間と勘違いして喋ってるお客がいるのは、実はワーグナーの時だけなのである。イタオペやシュトラウスではそんなことはまずない。なので、もし前奏曲の時についついうるさくして、コワイおじさんに注意されてもギロって睨まれても、ワーグナー好きを怖がらないでほしい。私たちはいつも本気なの。もしもタダで見に来てて長くて退屈でも曲が始まったらお話しないで黙ってて欲しいの。私たちは本当にワーグナーが好きで、高いお金を払って見に行っているのだから。)

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桜写真集2009

P1110148_3   

毎年恒例、桜の写真集。

うーん、本当は昨日か今日、N響に行きたかった。すごーく迷った。当日券バリバリあるっぽかったし、リングと4つ最後だったし。しかし、あと何日かすれば初台でワルキューレ全曲だし、あらかわバイロイトもまーまーの席をとってしまったので(小さなホールだから後ろのほうでも良かったんかもしれんな)、すごい我慢してお金節約のため本日はお花見。だってNHKだと後ろのほうの安い席だとあんまり聞こえないんだもーん。

P1110149 林試の森公園。
PCで入力すると、「臨死の森」になってしまう。どんだけオカルトなんだ私のパソコン。ここは昔は公園じゃなくて「林業試験場」というところだった。なのでソメイヨシノだけでなくいろんな樹木が見れる。

花粉症の人には生き地獄な場所である。ヒノキがある。スギもあるんだろうな、たぶん。

まだ桜が満開なだけで、こぶしも咲いてたけど椿はちらほらという感じ。もうちょっと経つともっと賑やかな感じになるんだと思う。

しかし、ここは優雅にお散歩というわけにはいかない。ぼんやりと木々に見とれていると、キャッチボールで受け損ねた球が飛んできたり、テニスの球が飛んできたり(どんだけフリーダムなんだここ)、またはローラースケートの子供や、普通に自転車に乗ってるおじさんとかが目の前を通り過ぎていくんで、結構危険な場所である。またはカラスの低空飛行にでっくわしたり。大声で自慢ののどを披露してるおじさんがいたり(別な意味で危険)。

ところどころ花見の場所取りの青いシートが目に鮮やかである。

P1110147_3   

あんまり天気がよくなくて写真がぼんやりしてしまった。残念。

P1110153_2 こぶし。ちょっと黄色くなっててあんまり奇麗じゃないなあ。
















P1110163_2 池にはたくさんのカメが甲羅干ししてる。このブログにカメは初登場ですこんにちは。カワイイな。ぜんぜん動かないけど。これで全部でなくてもっといるんだが。なんか平和だな、人間はテポドンで大騒ぎなのに(何もなくて良かったね)。

カメといえば、今日はそういえばどっかのおじさんが連れてきてたうさぎもいたなあ。すばしこくて写真撮れなかったけど。ピーター・ラビット型のうさぎだった。






P1110159 ノラ猫がけっこういる。さすがに慣れてるんだか隣に座っても逃げない。




P1110161_3

P1110166 ずっとお昼寝で気持ち良さそう。このところ猫に飢えてたので、またこようかな。









おまけ写真
P1110168_2 
帰りに買った金目鯛の頭。こんな色鮮やかな金目は久しぶりに見た。眼球も透明で美しい。ちなみに胴体のほうの切り身は千円近くしたので手が出なかった。これは煮付けにしようっと。いい出汁が出そう。


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