ミトロプーロス/家庭交響曲
R・シュトラウス:家庭交響曲
ディミトリ・ミトロプーロス指揮/ケルン放送交響楽団
(1957年7月19日 ケルン)
最近、ほぼ自炊生活をしていたために、今月支払の光熱費の通知を見ていちいち愕然としている。
ガス代と電気代で、いつもよりほぼ千円くらいずつ加算されている。
これって、全然節約になってない・・・のか? まあ朝必ず炊飯するし夜も何か調理をするから、まあガス代が上がるのは仕方ないが。
えーと電気代は。これはね、意外とミシンの電気代かもしんない。
家にいるときは大体はミシン踏んでたからね(ペダル式)。
実は仕事で、時節柄 スーツが必要に。まあ、スーツくらい買うお金はあるんだがここは縫いものの腕を発揮して。
材料費約3000円(ボタン・裏地・糸・ファスナーも含む)でスーツが縫えちゃう。しかも普通はスーツなんか縫うとは人は思わないから、全部手作りだというこの事実を知ると大抵「えええ~~???」と驚く。それが愉快。ダイヤモンドユカイ。
で、まあ。
裁縫って縫えるようになると面白いんで何でも縫いたくなる。これはみんなそうみたいで。急に思い立ってパンツをね、縫ってみた。去年縫ったワンピースの余りで。
でも、どう考えてもこれ、寒い。はき心地の点ではいいとは思えない。一応私がはけるサイズではあるのだが・・・。うーん(悩)。
はく予定なし。姪にでもやるか。
まあ、それはそうと。(これ何のブログだ)
本題はカテキョーだった。ミトプーのカテキョー。
過去記事:ミトロプーロス・アルプス交響曲
家庭交響曲(Sinfonia Domestica )作品53は、 リヒャルト・シュトラウスが作曲した標題交響曲である。曲は切れ目無く演奏されるが、4部に分けることができる。この曲はシュトラウス自身の家庭の様子を曲にしたとも言われている。(ウィキペディアより)
カテキョーは実はあんまり私親しんでない。一人暮らしなもんで人の幸せな家庭をのぞき見するなんて、ちっとも嬉しくない。まー勝手にしろと言いたくなる。妻や子供だけでなく何故かおじさんやおばさんまでちゃっかり登場。子供を寝かしつけてムフフ、なんてもう勝手にやっててくれ。
この「家庭交響曲」て題名もどうだか。英語だとドメスティック・シンフォニーとかなのか?もしかして。ドメスティック・バイオレンス、おお。
この家庭交響曲がシュトラウスの家庭を描いたものなのなら、もしかしてマーラーの6番だって・・・家庭交響曲じゃないだろうか?アルマの主題だって出てくるしさ。シュトラウスよりマーラー家は家庭うまくいってなさそーだけど、これはこれでな。
で、なんだかウチにあるシュトラウス管弦楽曲はなんか古い録音が多い。作曲者自身だったりベームだったり。昔ミトプーのファンだったので、ミトロプーロスのも何枚かある。でも、ミトロプーロスの演奏を聴くと何故か他の演奏がつまらなくなる。ミトプー、聴かせるのうますぎるのだ。
最近、ふとカラヤン指揮のアルプス交響曲を聴いてたら、「ああ、ミトロプーロスだったらここはこうやってたのに。」とか「ミトロプーロスだったらもっと面白いのに。」とか思ってしまった。録音は何十倍もいいのによ。ベルリン・フィルなのによ。なんかな、カラヤンは山登り行く前にすでに高山病かな?みたいな。
やっぱりシュトラウスはウィーン・フィルかあ?と思ったんだが、この「家庭」のオケはケルン。しかし何と言うオケの音の艶っぽいこと。なんて魅惑的な演奏なんでしょう。他の演奏はあまり聴かないのでよくわからないのだけれど、これはこれで凄く素晴らしい演奏に感じる。オケがたいへんうまく聴こえる。ホルンの咆哮がスゴイ。フィナーレは皿やお茶碗が飛び交う夫婦喧嘩でもー大騒ぎだ。
このカテキョー、モノラルだけど音はそんなに悪くないぜえ(当社比)。
で、「これぞカテキョーのベスト」という演奏はどれなんだろう。あんまり色々聞いてないのでワカラン。フルヴェンとかか?やっぱケンペよね!いやマゼールの変態演奏だろ、とか・・・誰か語ってほしいわ。
------
| 固定リンク
コメント