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2009年1月 5日 (月曜日)

クレメンス・クラウス/さまよえるオランダ人

ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」
ハンス・ホッター (オランダ人)
ヴィオリカ・ウルズレアク (ゼンタ)
ゲオルク・ハーン (ダーラント)
カール・オスターターク (エリック)
ルイゼ・ヴィラー (マリー)他
クレメンス・クラウス指揮/バイエルン国立歌劇場管弦楽団
(1944年録音)



今日から会社。会社に行くのがよっぽど嫌だったのか、下唇の裏側に口内炎が・・・。久しぶりにできてしまった。チョコラBBを毎日飲んでるのにな。最低一週間は治らないとわかっているんだけど・・・痛いよ痛いよ。口の中でこの白いものが増殖していったらどうしよう。こえ~。

・・・で。でも聴くぞワーグナー。仕事がまた忙しくならないうちに。

今日は去年買った「ワーグナーのリングとパルシファルとマイスタージンガー以外大体入ってるかなBOX」の中の一曲。ワーグナーばっかり~とか言わないの。

この録音のウリは何と言ってもまだ30代の若いホッターによるオランダ人。そうそう私、その頃だかのホッターがシュトラウスの「アラベラ」のマンドリーカを歌ったレコードを持ってる。指揮はベームでな。アレ、今考えるとデラ=カーザはまだツデンカを歌ってたんだ。時代を感じるねえ。歌唱も時代を感じるいいものだった。マリア・ライニングとかユリウス・パツァークとかね。しかし何といっても「いったい何が起こったの?」と思うくらいブッ飛んだフィアカーミリの歌唱(歌手の名前は忘れた)が耳に残る・・・つか、コワイ。コレって私が手に入れた初アラベラ全曲だったんだ。

・・・そんでもってこの「オランダ人」なかなかいいのね。そういえば私のお気に入りのリングの指揮者、クレメンス・クラウスだものね。序曲からしてぐいぐいっと引きしまった指揮がかっくいい。60年以上も昔の演奏とはとても思えぬ。現在、生でこの演奏だっても納得しちゃうな、オケだけならば。歌はさすがに古いけども。

歌手の中ではまだ若々しい声のホッターはもちろん大変魅力的。ダーラントのゲオルク・ハーンは前記ベーム「アラベラ」で確かアラベラのお父さん役を歌ってたんで知ってるんだ。

クラウスの奥さんのウルズレアクはマルシャリンなどのシュトラウスの諸役で有名だった人ですが、なんか・・・登場のときの声が遠すぎてイマイチ聞こえない。これってわざとなんだろうか?アレレ。ヴァルナイなどのドラマティックな声に慣れた私には新鮮な、清らかな声によるゼンタ。最初弱いかな?と思うけどもだんだん良くなる気がする。

録音はモノラルだけど時代を考えるとかなりいい。ライブでないので雑音とかないのもよい。第3幕のなんて結構スリリングだしな。ひゅーひゅーって風の音がなんだかチープ。子供のとき見たアニメ「空飛ぶゆうれい船」(東映まんがまつり?)を思い出したわ。アレ、もう一回見たいなあ。とは言っても私、テレビかなんかで見たんだか当時は子供すぎてゆうれい船が飛んでるとこしか覚えてないんだが。

「空飛ぶゆうれい船」予告編、かなりイケてるぜ。
http://jp.youtube.com/watch?v=bTEsXWb4wFY

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コメント

こんばんは。今年もよろしくお願いしますね。
今日は、私も憂鬱な朝でした。
胃の調子が悪くてイカンのです。風邪かと思ったら、単なる飲み過ぎのようです・・・・。

ベームのアラベラ、持ってますよ。ホッターすごく若いですな。クラウスのオランダ人は、知りませんでした。
私のホッターのオランダ人は、ライナーのメト録音で、ナクソスから出てるヤツです。
こちらもよさそうです。
空飛ぶ幽霊船、いけてます。ほとんど黄金バットなところが。

投稿: yokochan | 2009年1月 6日 (火曜日) 01時07分

今年も現れては消え、消えては突如として現れるオランダ人的なブログ生活となりそうですが、本年も宜しくお願いいたします。

このBOXセット、昨年の師匠のエントリーを拝見して買いました。箱の裏に“rare historic photos"と謳われていますが、最後の写真、これはリヒャルトではなく、ジークフリートと思うのですが…(笑)。

投稿: Niklaus Vogel | 2009年1月 6日 (火曜日) 08時55分

>yokochanさん
こちらこそ宜しくです。ご挨拶遅れてすいません。

ベームの「アラベラ」はホッターの写真が若くて笑えますね。確か蝶ネクタイしてたような気がします・・・手元にないのでわかりませんが。

ライナーのオランダ人はゼンタがヴァルナイのですかね? 持ってないのですけど良さそうですね。このワーグナーBOXは微妙にマニア心をくすぐるセットだなあと思います。スヴァンホルムのリエンツィとか、サヴァリッシュのプラハでのライヴのタンホイザーとか・・・コロとヤノヴィッツのコンビがいいですね。ウィントガッセンのローエングリンも。ヒマと体力がなくてまだあまり聴いてないんですけどね。

黄金バット・・・(わははははははは)。「ゆうれい船」は実は若き日の宮崎ハヤオさんが戦闘シーンの作画に関わったということもあり、すごく昔のアニメなのにあまり古さを感じない・・・はずなのに、予告編の字幕(スリル!サスペンス!)とナレーション(題名の連呼のあとの「ご期待下さい!」)が古臭いです。もろ昭和です。


>>Niklaus Vogelさん
こちらこそ宜しく・・・おお、随分ブログ更新されていますね、ワーグナーばっかり。休日に読ませて頂きますね。普段お忙しくて聴けなかったからその反動ですかね。

あ、そうそう私も昨日あの解説書を眺めてたら・・・「ワーグナーってあんなアブラギッシュなおっさんだけど、若いころは息子にそっくりだったのかな~」とか思いましたが・・・確かにこれはジークフリートですね、ワーグナー特有の毒気がないです。うーん、このテキトーさも魅力的なセットです・・・なわけないか。オランダ人のホッターの写真も呪われそうでコワイ。


投稿: naoping | 2009年1月 6日 (火曜日) 23時11分

口内炎って忘れた頃にやってきますよね・・・食べるときにホント痛むし、なるとかなり食が細くなりますね(まあ日頃もあまり食べなくなったけど・・・だったら何で出来るんだって話であってcoldsweats02coldsweats01

実はこのセット、買おうかどうかかなり迷ってたんですよね・・・こうやって読んでいると聴きたくなってくるけどmoneybagsweat01sweat01sweat01

ところでnaopingさんはCDの収納はどうしていますか?こっちも買い始めてから15年経つし、コツコツのつもりでも結構な枚数になって、ふと他の方がどうされてるか知りたくなって・・・

投稿: Masahiko | 2009年1月 7日 (水曜日) 01時48分

>>Masahikoさん
こんばんは。あいかわらず口内炎は成長を続けておりますが、ちっとも食は細くなりません。咀嚼にはあまり影響がない箇所のせいもあります。痛いっちゃ痛いんだけども。

このセットはお買い得だと思いました。私はたまたまどれも持ってない演奏だったので、お店で見つけて迷わず買いましたけどね。

CD、私そんなに持ってないですよ~(ホントに)。もっと部屋の床が抜けるほど持ってる方がいらっしゃると思うのでそういう方に訊いてみたらいかがでしょう。

投稿: naoping | 2009年1月 7日 (水曜日) 22時33分

家が古いせいで床が抜けそうです(笑)
市販のプラスチックボックスに収納して積み上げているので、埃はしませんがあまり格好はよくないです(汗)。作曲家や演奏家でまとめるよりも、レーベルとジャンルでまとめた方が自分としては探し易いです。

このオランダ人を聴くと、クラウスの早世が惜しまれます。でも彼がいたらクナのバイロイト復帰はなかったわけで・・・なんとも複雑です。

ところで土日に大阪旅行を予定していたのですが、荒れ模様のようです。明日の夜出発するか真剣に悩んでおります(笑)。

投稿: 大分のワグネリアン | 2009年1月 8日 (木曜日) 22時13分

>>大分のワグネリアンさん
こんばんは。
うーん、私も実はプラスチックの箱に入れて積んであるんですが、その箱がもう足りないので・・・ただCD積んでる状態です。まあ、最近はCDはなるべく買わないようにしてます(それが一番!)。レーベル別に並べると背の色が揃って美しいですね。とくにスウェーデン協会盤が揃ってるのが美しくて好きです。

クラウスってワーグナー以外あまり聴いたことないんですけど(考えてみたら私の場合、大半の指揮者がそうです・・・クナも)、ワーグナーの演奏に限って言えばすごーく好みです。

東京は雪って予報でしたが結局氷雨です。大阪はどうなんでしょう? いいなあ大阪。本場のたこ焼きが食べたいです。

投稿: naoping | 2009年1月 9日 (金曜日) 20時25分

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