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2009年1月31日 (土曜日)

サヴァリッシュ/影のない女

P1110137 R・シュトラウス:歌劇「影のない女」
ルネ・コロ(皇帝)、シェリル・ステューダー(皇后)、ハンナ・シュヴァルツ(うば)、アルフレット・ムフ(バラック)、ウテ・ヴィンツィング(バラックの妻)、アンドレアス・シュミット(伝令使)、シンディア・ジーデン(しきいの護衛者)、ポール・フライ(若い男の声)、ジュリー・カウフマン(鷹の声)、マリアーナ・リポヴシェク(上方からの声)、ヤン・ヘンドリック・ローテリング、クルト・リドル、ケネス・ギャリソン(バラックの兄弟たち)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮/バイエルン放送交響楽団
バイエルン放送合唱団、テルツ少年合唱団

あ、あのー。
5月の「あらかわバイロイト」のぴあ以外の入手方法ってないのかなあ。なぜかウチのPC、なぜか「ぴあ」の登録ができないんですよ(恥)。どこにきいたらいいのかしらん。もしくはぴあコード番号知りたいにょ。

さて。

今日は影のない女。これってウチで一番再生回数の多いCDだと思う。一万回以上は聴いたと思う。CDって便利だなあ、何回聴いても劣化しないなんて。何年たっても全然普通に聴けるよ(ハコと解説書はボロボロだけど)。CD発明した人ブラボー。(・・・といいつつ、これと比べたらそんなに聴いてないベームのグラモフォンの影無女は死んだ。何故か2幕の後半飛ぶ。CDも古くなると飛ぶんだぜ。買いなおすかぁ。)

そうそう、こないだ「ぶらり途中下車の旅」を見てたら、「レコードの針を使わずにレーザーで再生する機械」が開発されたっつーのをやってた。早く商品化しないかな。そしたらベームのデッカ盤(レコード)を心おきなく聴けるのに。盤が減るからそう滅多に聴けないんだよぅ。

いやはや、話を戻そう。このサヴァリッシュの「影無女」(←なんか妖怪みたいだ)はマイファーストバイなのである。これで入ったので最初から完全全曲盤慣れしちまってる。だから普通の演奏だとすごく物足りない。カットが普通だからいまだに「あれ?飛んだ?」とか思う。

それにしても、この演奏を最初に聴いたときにはかなりびっくりした。シュトラウスにこんな曲があったのも知らなかったし。今まで聴いてたシュトラウスなんかどーでも良くなってしまった。バラの騎士だってどうでもいいくらい(当時)。

過去記事:最強の「影の無い女」

ベーム・影のない女

カイルベルト・影の無い女

ショルティ/影の無い女

影の無い女/市川猿之助演出

ベーム/DECCA盤・影の無い女

ま、こんな風に影のない女だらけの水泳大会な私のブログなのですが、あとうちにあるので残すはカラヤン盤だけだ・・・が、実はものすごく録音が悪いのと実家で行方不明になってしまってるので為すすべがない。あっても聴く気もしない。(もー、東京ドームの近所でローリングストーンズの公演がかすかに聴こえるぜくらいの音質である。)

「影のない女」真打の音源たるサヴァリッシュ盤の素晴らしさについて今さらながら述べてみよう。
まず、ルネ・コロが素晴らしい。登場からホントに気持ちよさそうに歌っている。シュトラウスのオペラってテノールはあんまり筋書きに絡んでないことが多く(結構放置されてるかバカな役が多い)、これもなんか一人で勝手に出てきて何か歌って勝手に帰っていく感じがするが、それはそれで素晴らしい。ちょっと歌舞伎っぽいかな。我々日本人はもっとルネ・コロに感謝すべきだと思う。いや、感謝してますとも。

次に。シェリル・ステューダーが素晴らしい。もう今や「あの人は今」状態だが(本当にどうしちゃったんだろう。)。こんなに透明な声で歌われると「本当に影がないのでは」と思われるほどだ。本人は全然そんなことはないのだが(普通の女性より影は大きいかと)。

この録音で上方(かみがたではない)からの声を歌ってるリポヴシェクが、日本公演ではランクアップして「うば」を歌っているが、このCDではハンナ・シュヴァルツが「うば」を歌っている。こうなると全然違う感じだ。なんか魔女っぽいリポヴシェクに比べ、シュヴァルツはもうちょっと若くて「皇后のお付きのお姉さん」といった雰囲気である。しかし第3幕の狂いっぷりは見事だ。

惜しいなあと思うのはバラックの妻のウテ・ヴィンツィングである。この方はその昔「トンネル・リング」でブリュンヒルデを(リゲンツァとダブルキャストで)歌ってたはずで聴いたはずなんだが、なんか全然覚えてない・・・。この録音ではなんかいま一つであると思う。ま、この曲を聴いたのはこの録音が初めてだから最初は「こんなもんなのかなあ」と思って暫く聴いてたけど。その後あらゆる名歌手で聴いてしまうとやっぱり聴き劣りがしてしまう。日本公演のジャニス・マルティンのほうがあたしはよっぽど魅力的であると思う。

ムッフの歌うバラックは今にしてみるとなんか若い感じ(F=Dやベリーと比べて)でこれはこれで好感が持てる。

それと、この演奏っつーか完全全曲盤としての聴きどころはどこだ。
聴きどころが普段カットされている所が大部分というのもなんかヘンな感じがするが。

このCDで私の特に好きな部分。(皇后と皇帝のアリアは勿論だけど)

1.第1幕の場面転換の皇后とうばが人間界へ降りていくところ。とくに金管の低音の部分がかっこよくて(「6」の0:20くらいのとこ)、いつも一緒に歌ってしまう。

2.ぼろ屋敷が宮殿に変わり、突然出てくる若い男の声が何回聴いても気持ちいい。

3.第2幕でバラックがこじきの子供たちに食事をふるまうところ。なんかバラックがいい人なのに報われなくて凄く可愛そうで泣ける。

4.第3幕の最初のバラックと妻の二重唱(「2」私にゆだねられた・・・)。シュトラウスの書いたメロディの中で一番好きかも?と思うんだけど私。(でもここはニルソンの歌唱が最高だね)

5.一般的にカットされてる、うばが自暴自棄に陥るところ(「7」の0:45から)。まあ、筋書き上はあんまり関係ないのかもしんね。でも鳥肌たつ。

6.これまた一般的にはカットされてる、皇后の長いセリフ(「11」ああ、私の愛する人が凝固してしまった!)。管弦楽がむちゃくちゃカッコイイ。ここをカットするなんていったい何よ。

7.それに続き皇后が「私は飲みません」と叫んで影ができるところ。ここらへんは何故か(例えはヘンだが)スペクタクル映画とか見たあととかジェットコースター乗り終わったあとの安堵感と似てていつも気持ちがすっきりする。これって私だけか?

8.一般的にはカットされることが多い、皇后の「そう言っているのは天使たちです」に続く皇帝と皇后と少年合唱の部分は何回聴いても超ハッピーな気分。テルツが子供らしくてすっごい可愛い。ここはウィーン少年合唱団より好き。

9.それに続く場面転換のオケ。かっこいい。

いやともかく、聴きどころといえば全部なんだけども正直。

・・・。

しかし。一般的に人に一番薦められると思われるこのサヴァリッシュ盤は国内・輸入とも廃盤である。おかしなことにこれと並び最も素晴らしい演奏(VPO最強)・録音のはずのベーム・デッカ盤も再発する気配もない。今度新国立劇場で上演されるのだから、どっちも国内盤で発売すべきだと思う。

(なんかウチのCDの解説書にずっとはさまってる新聞記事が懐かしかったので載せちゃう)

P1110138

















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2009年1月30日 (金曜日)

ヘンリー・カウエル歌曲集

P1110136Songs of HENRY COWELL
メアリー・アン・ハート(メゾ・ソプラノ)、ロバート・オズボーン(バス・バリトン)、ジャンヌ・ゴラン(ピアノ)その他





夢でお逢いして以来ですね。

あいかわらずケチケチ生活をしているので、このところCDを買ってないのである。塔にも行ってない。のでこんな珍しいものも引っ張り出して紹介。(それにしてもドケチのアイドル・オードリーの春日くんは、年末のM-1から大人気で嬉しい反面「私は前からファンだったのに~」と少し嫉妬。)

何年か前、アメリカのアルバニー(オールバニー?)ってレーベルに凝ってて(極めて珍しい内容とカッコイイジャケットが買い)、塔で見つけ次第買ってたものの中の一枚。
イギリス歌曲を聴くなら、同じ英語圏のアメリカ歌曲も聴きましょうということで(フォスターとかガーシュインとか有名どころはナシ。そこらへんは興味がナイ)、何枚かあるが発音とかメロディラインとか本当に違うのが面白い。あたしなんかはアメリカのホームドラマで育ったから、実はイギリス歌曲よりも強烈にノスタルジーを感じてしまう。バーバーとかもいいな。

ヘンリー・カウエルって作曲家は私はこのCDでしか知らないので、どんなんかな~と調べたら、かなり前衛的な、実験音楽の祖みたいな人なんだってね。「トーンクラスター」を考え出した人?らしいで。「或る音名から、別の音名までの全ての音を同時に発する房状和音のことを指す。」だと。まあ、ひじとかこぶしでピアノをばーんと弾いたりするやつだよね。

ということだから、「どんなにヘンテコリンな音楽なんだ」とか先入観をもってしまいそうである。が、残念なくらいこのCDは聴きやすい。買ったときは「おお、これは当たりだ当たりだ」と大喜びして聴いていたもんだ。

内容の感じは。
17歳のときに作ったという一曲目はメロディックで普通にいい歌。
8曲めまでは結構普通の美しいアメリカ歌曲。
9曲めから「トーン・クラスター」なる奏法になっている。こぶしで低音あたりをごおおおんと。(これを聴いていると、小さいときに姉とピアノで遊んだことを思い出す。手のひらで低音のほうをばーんと鳴らして「癌です」って言ってゲラゲラ笑ってたっけ。バカ姉妹。)
10曲めはピアノの中身を指ではじいて弾いてる。ギターみたいに。
11~15まではマザーグースをテーマにしている。伴奏は不協和音だけどちょっとラヴェルっぽい。とってもキュート。
16~17曲目はだんだんそれっぽくなってきたかなという感じ。以下、ウィリアム・ブレイクの詩による曲は心に残るカッコよさ。室内楽伴奏付きの3曲は詩的で素敵。ピアノの中身をハープみたいに弾くのは面白そうだけど、指の油で錆びないか心配だ。「ネコのおかげで」という29秒の曲はカワイイ。詩は、"In our house there is no mouse, Because the cat takes care of that!" こんだけ。最後の曲は晩年の作曲なのに、印象が何故か最初の曲とすごく似てる。不思議。

・・・というふうに、曲は意外と聴きやすい。メロディックで美しいし、楽しいとさえ感じる曲もある。例えばアメリカの歌手が来日してリサイタルを開いたとして、ここらへんの曲を歌ったってそんなに違和感ないくらい。まー、そんなコンサートがあったらすげえマニアックな感じはするけどな。

(ウィキペディアに書いてあったんだが、少年に手を出して懲役4年くらったってのにはちょっと笑った。)

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2009年1月26日 (月曜日)

デル・マーのチェックメイトとRVW4番

P1110135ブリス:バレエ組曲「チェックメイト」
RVW:交響曲第4番

ノーマン・デル・マー指揮/BBC交響楽団、BBCスコティッシュ交響楽団





このところワーグナーやら独墺系が続き、なんだか「ドイツもん好き」の烙印を押された人々になっちまってるみたいだから、今日は久しぶりにイギリスもんで。あ、イギリスもんも好きなんですよ。3分の1くらい(何の3分の1なんだ?)。

何年か前に、イギリスで買ったのか、それとも現地の友人に送ってもらったのかつい忘れてしまったけれども、デル・マー(他)の指揮したイギリス音楽集。BBCミュージックマガジンの付録である。ロイヤル・アルバート・ホールでのライブ録音っぽい。

まずブリスのチェックメイト。ブリスって作曲家は何故かこのブログではとっても人気がない。ブリスの曲について書くと翌日は如実にアクセス数が減るのがわかる(音楽的に地味なフィンジとかバタワースのほうが人気あるかも)。だから単独で取り上げるのがとっても怖い。・・・のでイギリス音楽の巨人RVWとセット。ブリスって私をとっても気弱にさせる作曲家である。

(作風的に中途半端なのかなあ。エルガーとかRVWみたいに「いかにもイギリス音楽ですう」という感じでもなく、ブリテンみたいに時代の最先端を行くような作風でもなく、ディーリアスみたいに癒されるわけでもない。ストラヴィンスキーっぽいけどストラヴィンスキーのように野性的ではない。はて。)

で。
「ブリスは吹奏楽の分野ではわりと人気のある作曲家」というのが定説である。しかし私は吹奏楽やってたけどホルストとRVWから先へは進めなかった(ピアノでいうとブルグミューラーのまんなかへんくらいか?)ので、ブリスって作曲家なんて学生時代は全然知らんかった。吹奏楽コンクールではブリスはよく取り上げられるらしいが、そもそも大学オケ入るまでは、吹奏楽コンクールなんてものがあるのさえ知らなかったくらい。

そんなブリスの代表作といえばこの「チェックメイト」か「色彩交響曲」・・・らしい。他にも色々作ってるけどとりあえず。「チェックメイト」は「チェスの試合を音に表した音楽ですぅ」という珍しいものではあるが、あたいはチェスなんかわかんねえし。チェスなんて気取ってる男がいたんですよ~。なぁ~にぃ~!?やっちまったな。男は黙って「将棋!」。さぶちゃんも、「歩のない将棋は負け将棋」と言っていたしね。

この「チェックメイト」も吹奏楽に編曲されて人気があるようだ。あ、オケ版しか聴いたことないけど。カッコイイから演奏しがいがありそうだ。ストラヴィンスキーにもちと似てる。そういえばストラヴィンスキーにも「かるた遊び」とかいうバレエ曲があったっけな。犬も歩けば棒にあたる、論より証拠。お正月はかるたに限るわね。(なんかこの「かるた遊び」って題名の訳しかたは可愛そうだと昔から思ってた。もっとカッコイイのにしてほしい。)

さて(全然曲とは関係ない話ばっかりだ、すいません)、どうもこのCDのメインらしいRVWの交響曲4番であるが、そう滅多に聴くものではなく、正直このCD取り出して聴くまで「はて、どんな曲だったっけな?」という感じであった。聴いてみて「ああ、これだこれだ思い出した」。はなっから捉えどころがない風味。

RVWの交響曲といえば、最初は張り切って「海!」、次は「ロンドン!」、「田園!」と順調に分かりやすい名前をつけてくれてたのに、4番になったらだんだん「名前なんかめんどくせー」って感じになっちゃったのか、4番には標題がない。それが私を突然ビビらせる。何がテーマなんだこの曲。

しかし、聴いてみるとなかなかカッコイイ。カッコイイぜ4番。ブリスの曲から続けて聴いても全く違和感なし。1935年初演っつー、不安な時代の雰囲気がとってもよく出ている。

第1楽章 アレグロ
第2楽章 アンダンテ・モデラート
第3楽章 スケルツォ
第4楽章 フィナーレ・コン・エピローゴ・フガート(アンダンテ・モルト)


・・・それにしても前3曲とは全然作風が違うな。何か心境の変化でもあったのかな?

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2009年1月24日 (土曜日)

マゼール/ルル

ベルク:歌劇「ルル」
ユリア・ミゲネス(ルル)、ブリギッテ・ファスベンダー(ゲシュヴィッツ)、ハインツ・ツェドニク(画家)、テオ・アダム(シェーン博士)、リヒャルト・カルチコフスキ(アルヴァ)、ハンス・ホッター(シゴルヒ)、クルト・リドル(力技師)、その他
ロリン・マゼール指揮/ウィーン国立歌劇場管弦楽団
(1983年ウィーン国立歌劇場)

過去記事:まだ聴けてないルル



新国ではこの曲は鬼門か?

このCD取り出すの久しぶりっす。私の最高に愛するオペラを、私が最も愛する歌劇場で、最も苦手な指揮者が指揮した貴重な録音がコレである。

おととしの年末に買ったんだな確か。でも全然聴き進めなくてこのまま。なんかやっぱり聴かなきゃって思った。こないだの「抒情交響曲」のときに、すこし「マゼールらしきもの」に慣れた感じがしたんで。

聴いているとなんだか「イラっとする」この感じがマゼールなのかなあ?とか思い。最初っからなんじゃこのおっそいテンポは。何かの発作か。これぞマゼール・クォリティ。

何か別の音楽に聴こえる部分も多々あり。そもそも静謐にして繊細なこの音楽が、ただのビョーキの音楽に聴こえる。ウィーン・フィルのミョーなバラバラ感も気になるが、こういうアプローチもありか?

で、この個性的な指揮ぶりはおいといて。このウィーン屈指の名歌手(ホッターまでいる)のそろい踏みの中で、ルルっていうよりやっぱりカルメンみたいなラテン系のユリア・ミネゲスの歌唱も私の中では違和感あり。一言で言って品がないのである。あばずれ女っつーか。(ルルはあーゆー出生だがあばずれ女ではない)

このCDを買って最初に聴いたときはなんか「アニータみたい」とか思ったけど、今やとっくにアニータの影が私の中では薄れてしまったので、そのラテン女っぽいイメージから思いついたのはやっぱりカルメンか、(マニアックな例えで申し訳ない)「板尾の嫁」である。あたしの中ではルルは、ずっと(昔の映画の)ルイーズ・ブルックスのごとき黒髪おかっぱなもんであーゆーラテン的な容貌は相いれないのよ。ま、CDだから顔は見えないけども。

文句ばっかり言ってもしょうがないから他の歌手の話でも。テオ・アダムがシェーン博士なのがまずヨイ。また、ウィーンの名花ツェドニクはこの画家(&黒人)役を歌うために生まれてきたのではないかと思うほどで、ぜひナマで見たいわ、とくに第3幕のユアフビーの黒人役は(普通でも怪しい役なのに)さらに怪しそう。

さらに「この役はきっとこの人をイメージして書かれたのよ」と思うファスベンダー(声だけ聴いていると少し演技しすぎな気がするが。個人的にはミントンのほうが好き)、晩年は声も(喘息だし)容貌も役に合ってたかなと思うホッターのシゴルヒも、なんとも豪華である。

最後は結構ブラヴォーがたくさん聴こえる。いい舞台だったようだ。

とはいえ、あんまりこのCDを他人に薦める気はありませんがね(はは)。・・・何故買った。


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2009年1月19日 (月曜日)

新国立劇場オペラがハンパない件

今日ネットしてて「え~」とか言ってしまった。
新国立劇場の2009/2010シーズン、何この最強ラインナップ。最恐というべきか。

オテロ
魔笛
ヴォツェック
トスカ
ジークフリート
神々の黄昏
愛の妙薬
影のない女
カルメン
鹿鳴館

イタリア・フランス・モーツァルト系はまあよろし。何 鹿鳴館て。
リング後半は初演のとき見たからまあ・・・我慢できるとして(←ウソ)。
「ヴォツェック」はヤバイだろう。でも「ヴォツェック」くらいだったら何かどこかに紛れ込んででも見に行けるかもしれない。
が、ダメ押し。なんじゃ「影のない女」って。

酷過ぎる(涙目)。貧乏人にはイタイ。今回だけでも会員にならにゃあかんやろか。

新国立劇場のオペラ、私はあんまり行かない。ぶっちゃけ高いから。だから見られないのが悔しいからあまり深く立ち入らないようにしてる。中劇場はよく行くけど・・・本当は大劇場に出入りしたいんだよう。

ところで。

このブログをご覧になって日が浅い方々は、私なんてオペラをしょっちゅう見聴きしてさぞや優雅な暮らしをしてるんだろう、と勝手に思ってるかもしれないが。

実は凄い貧乏。つか貧乏体質。とにかく生活を切り詰めることに快感を覚える今日この頃。

どの位貧乏体質なのかというと・・・衣食住の「衣」と「食」に関してかなり顕著である。

まず「食」について言えば。
例えば大根を買う。半分だけ75円で買う。当然葉っぱがついてるほうを買う。

Pa0_0344 なべ物に使うのに大根おろしを作る。大根おろしは水っぽいから絞る。絞った汁は捨てない。蜂蜜とともにお湯に溶かして飲むと風邪の予防になる(ホントだよ)。

皮と葉っぱは捨てない。っていうか私にとって大根のメインは実よりも皮と葉っぱなのである。

皮と葉っぱをごま油で炒めてかつお節とゴマと醤油を入れる。コレはとっても美味しい。お弁当のおかずになる。

「衣」について言えば。
例えばある日「最近洋服の着回しのヴァリエーションがなくなってきたな」と思ったとする。ジャケットとスカートが欲しい。普通ならGAPなりパルコなり出かける。が、最近は違う。日暮里(布の問屋街)へ直行。

3千円もあれば立派なジャケットとスカートができる・・・できるはず。全て私の腕にかかっているわけだけれど。

ジッパーを逆さにつけちゃっても(ぎゃ~)、ポケットのつけ方がよくわかんなくても(しょぼ~ん)、負けない。

こんなふうにお金を切り詰めて、絶対にヴォツェックと影のない女とできればリングにも行くのだ。行ってやるぅぅ。・・・誰が出るのか知らんが

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2009年1月17日 (土曜日)

築地場外で朝食を

おひさです。生きてます。

年末からやってる仕事(年末調整)がいまだにカタがつかなくて、年頭から仕事がごっちゃりある状態です。なんかずっと残業。しかし他の社員や派遣の女の子(人)たちは・・・もっと働いてるんだよね、終電とか普通。何なのこの会社。

そんな私でも、年頭から始めた「三食自炊」。ネットで茨城の農家にお米を頼んだので、今まで苦しんで食べていた平成19年収穫の古米から、ぐう~んと美味しくなった。(農家の血を半分引いているので、お米は捨てられない性分なのである。)

で、毎日土鍋でご飯を炊き、2週間ほど頑張ってお弁当を作った。夕飯も外でラーメンとか食べずにちゃんと家で野菜とか煮て食べた。で、なんか随分お金が浮いた気がする(単純計算で食費一日300円~500円)・・・ので、今日はご褒美として(←いつもそう言って贅沢する)、早起きして築地で何かうまいものを食べようと出かけた。

Pa0_0343_2 朝の築地場外。あいかわらず賑わってるねえ。まだ8時とかなのになんでいつもこんなにお客さんがいるのかしらん。みんな朝からラーメンとか丼とか食べてるよ。どれも美味しそうだ。

突然こんなに朝早くなんて友人なんて誘えないから、一人で食事をすることになるんだが、どうしても立ち食いラーメンとかは勇気が出ない。ああ、美味しそうだ。しかし築地まで来てラーメンとか天ぷらそばとかは食べないねえ、いつも。そういう人のほうが通な気がする。

Pa0_0342 活きてる蟹さんがたくさん・・・うーん美味しそうだがひとり暮らしでそんな贅沢はできない。それにしても蟹って不思議だわ~。ただの海の生物なのに、美味しいためだけに存在しているもののような気がする。魅惑的だ。 そんなに鋏を振り上げてあたしを誘っちゃだめ、ダメよ。

く、くいてぇ~~。








Pa0_0341 お店の名前は忘れたが、朝っぱらから混んでいたのでここに。露地の中を入ったとこにあるカウンターのお店である。前にテレビで美川けんいちさんと沖縄の美川さんのそっくりタレントさんがこーゆーとこで食べてたのを見てずっと憧れていたのである。

北海5色丼?だったっけか。1800円だったす。でも・・・正直こんなもんかと。ご飯冷たいのはなぜ? それなら回転ずしにすればよかったかなあと後悔。外なので寒いし。

考えると築地ではやっぱりマグロとか千円くらいで買って、お家でご飯炊いて丼で食べたほうが美味しいのかなあと思う(以前やったことある)。おうちご飯に勝るものなしである。

Pa0_0340 ここ・・・なぜカンブツ屋に剥製があるんだか、いつも不思議に思ってたのだが今日は勇気を出して写真を撮ってみた。山猫かしらん。店の奥にはクマとか他の動物の剥製もいっぱいいるらしい・・・前にテレビで見た。

こことは他の店(金物屋)で買い物をしたら店の奥でやっぱり剥製の獣がいたので「まあ、築地はこれがデフォルト?」とか思ったら生きてるワンちゃんでした。可愛かったなあ。


Pa0_0339 これは調理道具屋さんの前にあった「たわしツリー」である。正月までツリーを飾るなんて、なんか欧米みたい。かっこいいな。クリスマスツリー嫌いだけど、これなら許す。

そのあと鶏肉専門店に行き(鶏肉大好きなので)、いろいろな部位の業務用のおいしそうな鶏肉を眺めていて、店の奥で箱の中を覘いたら・・・あら、雀さんが皮をはいであってきれいに並んでた。あ、コレはダメだわ私。足もリアルに付いてるし。見なきゃ良かったわ。(雀、学生時代に飲み屋で一回食べたけど全然ダメだった。思い出したわ。)





Pa0_0337 まえに行った時まで「イッツ昭和」なお団子屋さんが場外にあったので、今日も行ってみたらなくなってた。残念。で、20代のカワイイ女の子(当社比)が二人でやってる妙にビニールハウス感覚のクロワッサン屋さんになってた。さっそく築地のおにいちゃん?が「ここぞ!」とばかり話し込んでた。邪魔しちゃ悪いから一回りしてまた行ったらまだいた。
おうちでおやつに食べたら、パリパリして超ウマ~でした。店の名前忘れた。ごめんね。今度行ったとき潰れてませんように。


Pa0_0336 自分へのお土産。前から欲しかったんだけど高くて買うの渋ってた「鬼おろし」。893円で購入。これで美味しい大根おろしが食べれるぜ。
なんかイングランド庭園な感じの手ぬぐいと、お弁当に入れる仕切りカップ。桜の花模様が美しいが、おかず入れると見えないよな・・・。その他、諏訪商店の小女子の佃煮をちょっとだけ購入。これもお弁当に入れるためなんだけど、貧乏臭いなあなんか。




Pa0_0338_2 また来るね~。豊洲に移転しないでね~遠くなっちゃうから。












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2009年1月10日 (土曜日)

サヴァリッシュ&RAI響/タンホイザー

ワーグナー:歌劇「タンホイザー」
ルネ・コロ(タンホイザー)、グンドゥラ・ヤノヴィッツ(エリザベート)、ヴェルフガング・ブレンデル(ヴォルフラム)、ミニョン・ダン(ヴェーヌス)、マンフレート・シェンク(ヘルマン)、他
サヴァリッシュ指揮/ローマRAI交響楽団、ローマRAI合唱団、プラハ・フィルハーモニー合唱団(1972年ライブ)



昨日。

教育テレビで「昔の映像スペシャル」みたいなのをやってたので楽しみにして見ました。ま、みんなも見たと思うけど。

日本の伝統芸能のもちょびっと見たけど、歌舞伎は好きだけど日本舞踊とかはあんまり興味がないので飛ばし飛ばし。橋之助さんの子供の頃の映像とか可愛かった。
クラシックのは全部くまなく見ました。

あー、昔は良かったなあって思いました。帰って来い昭和! 私の生まれる前、デル=モナコとかゴッビとかシミオナートとかテバルディとかが来てた「イタリア歌劇公演」って凄かったね、今さらながら。

昔は、これらの映像を見たときに「こういう歌劇団が世界中を旅芸人みたいに回ってたのかな」とか思ってたけど、これは日本向けオリジナルなのね。凄いね。デル=モナコって飛行機嫌いで船で来たらしいが。

歴史に残る大歌手のこんなに古い舞台の映像が残っているなんてNHKは凄いね。紅白はつまんないけども。

正直、クライバーのベートーヴェンもいいけど(ファンだけど)、オペラももうちょっといっぱい見たかったなあ。そーそー、カレーラスも若くてかっこよくてうまかったね。昔はカバリエの愛人かしら~とか思ってたけど。

えっと。何だっけ。

イタオペの話はここではあんまり関係ないや。ワーグナーワーグナー。
今このブログでは話題の「ワーグナーのリングとパルシファルとマイスタージンガー以外大体入ってるかなBOX」からの一曲。どの曲のキャストも凄いけども、このキャスティングもなかなか興味深いね。収録年代が新しいのに何故コレはモノラルなのかしら・・・聴きづらくはないけれど。イタリアはペルージャでのライブ。

イタリアのオケのせい?シンバルがやたらじゃんじゃかいう気合の入った序曲のあと、聞こえてくるルネ・コロのタンホイザーの声がまだ若い。ヘルデンテナーというよりリリックで理知的な感じ。千人の交響曲や「死の都」の頃のしなやかな声だ。コロは日本にたくさん来てくれて、たくさんのワーグナーの主役を演じてくれてそれも素晴らしかったけれど、1970年代のコロの声も好きだ。私が見聴きしたタンホイザーでのコロは舞台引退直前だったから、なんか印象が違うな。

対するミニョン・ダンのヴェーヌスの声はなんだかエロさ満点。「道に迷う若者を誘惑する美女」という設定が耳で聴いていてとても自然。

ところで。
実は(どっかに書いたかもしれないが)「タンホイザー」というオペラはワーグナーの中でもいま一つ私の中で人気がない。

なんでって、主人公は婚約者がいながら風俗みたいなところにはまっちゃってたのに「飽きちゃったぁ」とか言ってしゃーしゃーと町に戻ってきた。婚約者は待っててくれたけど周りに前の生活がバレちゃった。で、許してもらうために巡礼とかに行くんだけど、お遍路さんはやっぱり苦しい~。あの刺激的なフーゾク暮らしに戻りたいよう。だのにこのバカな男のために婚約者は何故か死ぬわけでしょ? なんかワーグナーの理想像ばかり押し付けられているようで頭に来る。まあ、ワーグナーの全てのオペラはそうなのかもしれんが。

女の私からすると、タンホイザーって男には魅力を感じない。だいたいボリューミーなテノール歌手が演じるわけだから、舞台で見るといつも「ヴォルフラムのほうがいい人なのになんでかなあ」と疑問が残る。

でも、このコロのタンホイザーはちょっといいかもと思う。若さがあるし、見た目ちょっといい男なのかもしれない、と声から想像することができる。あくまで想像。

第2幕からやっと登場するヤノヴィッツは期待通りの素晴らしさだ(つか、ヤノヴィッツが悪かった歌唱を私は聴いたことないんだけど)。実演でも聴いたシェリル・ストゥーダーも良かったけんどもヤノヴィッツはもっとヨーロピアンで育ちがよい感じがする。コロとのバランスもグー。

オケはイタリアンらしく音色的に少し「アレ?」と思うような所(第3幕の最初など、金管の音が派手でヴェルディみたい。)もあるんだがどうだろうか。サヴァリッシュの指揮はここでは重厚で、最後はかなりずっしりとクルものがある。

そういえば、バイロイト箱のタンホイザーも10年ほどの差はあるが同じサヴァリッシュ指揮である。聴き比べもまたオツかと。

↑コレの中身(14枚組・現在3,245円ナリ)
「リエンツィ」
スヴァンホルム(リエンツィ)、C・ルードヴィヒ(アドリアーノ)、W・ベリー(パオロ・オルシーニ)、ヨゼフ・クリップス指揮/ウィーン国立歌劇場(1960年ライブ)

「さまよえるオランダ人」
ホッター(オランダ人)、ウルズレアク(ゼンタ)、ハーン(ダーラント)、クレメンス・クラウス指揮/バイエルン国立歌劇場(1944年、スタジオ録音)

「タンホイザー」
コロ(タンホイザー)、ヤノヴィッツ(エリザベート)、ブレンデル(ヴォルフラム)、サヴァリッシュ指揮/RAI交響楽団(1972年ライブ)

「ローエングリン」
ヴィントガッセン(ローエングリン)、ニルソン(エルザ)、D・F=D(伝令)、ヴァルナイ(オルトルート)、アダム(ハインリッヒ)、ウーデ(テルラムント)、ヨッフム指揮/バイロイト祝祭管(1954年ライブ) 

「トリスタンとイゾルデ」
ブリリオート(トリスタン)、リゲンツァ(イゾルデ)、ミントン(ブランゲーネ)、モル(マルケ王)、カルロス・クライバー指揮/バイロイト祝祭管(1974年ライブ)



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2009年1月 7日 (水曜日)

ラングストレム歌曲集

P1110130シベリウス&ラングストレム歌曲集
エリザベス・マイヤー=トプシュー(ソプラノ)
ペル・サロ(ピアノ)













私は三日月に三回お辞儀をしました
三つの願い事があったからなの
一つはあなたのこと
二つめもあなたのこと
三つめも愛するあなたのことよ
でもだれにも内緒よ
私は三日月に三回お辞儀をしました
地面に頭を傾けて

もし三日月が願いを全部かなえてくれたら
また三回お辞儀をするわ
そして私が花嫁の冠を身に着けたとき、
周りの木々は成長し始め
樺の木は手を振り
カラマツは私のために歌を歌ってくれるの

雲よ、あなたの翼で彼を乗せて運んで
彼は私のように若いの
彼は私のように暖かいの
彼はラブリーで誰よりも強いの
そして幸せに安らかに、
夜が明けるまで
彼の腕の中でもう一度眠りたいの

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正月明けて頭狂ったのかと思った人もいるかもしれんが、これはスウェーデンの作曲家テューレ・ラングストレムの歌曲「三日月の下の少女」を自力で訳してみたもんである。もちろん言語はスウェーデン語だから英語訳を訳したものだが。はっきりいってよくわからない(微妙に違ってるかもしれない)。少女の歌だから少女っぽくしてみたらなんだかセーラームーンを思い出した(←古い)。月に代わってお仕置きよ!なんて。

P1110131 この曲は非常に愛らしい。やや難解なラングストレムの交響曲からは想像もつかない可愛らしさである。写真だけで想像するとガタイのよさそうなおっさんのラングストレムだが(猫がカワイイhappy01)、歌曲はどれも北欧の空気を感じるし大変繊細である。シベリウスやグリーグみたいなメジャー作曲家にはない味わいがある。短調の曲はえもいわれぬ孤独感がある。そうそう、「告別」って歌曲は交響曲第3番のメロディと一緒である。

ここに挙げたのはコントラプンクトから出てるマイヤー=トプシュー盤。ワーグナーを得意とする歌手らしく声が輝かしい。
他にセーデルストレムが歌ったのもウチにはあるんだが、そっちのほうがさすがに年の功というか?味わい深い。ユッシ・ビョルリンクも何か歌ってたな確か。つか、今日の記事誰もわかんねえよ。

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2009年1月 5日 (月曜日)

クレメンス・クラウス/さまよえるオランダ人

ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」
ハンス・ホッター (オランダ人)
ヴィオリカ・ウルズレアク (ゼンタ)
ゲオルク・ハーン (ダーラント)
カール・オスターターク (エリック)
ルイゼ・ヴィラー (マリー)他
クレメンス・クラウス指揮/バイエルン国立歌劇場管弦楽団
(1944年録音)



今日から会社。会社に行くのがよっぽど嫌だったのか、下唇の裏側に口内炎が・・・。久しぶりにできてしまった。チョコラBBを毎日飲んでるのにな。最低一週間は治らないとわかっているんだけど・・・痛いよ痛いよ。口の中でこの白いものが増殖していったらどうしよう。こえ~。

・・・で。でも聴くぞワーグナー。仕事がまた忙しくならないうちに。

今日は去年買った「ワーグナーのリングとパルシファルとマイスタージンガー以外大体入ってるかなBOX」の中の一曲。ワーグナーばっかり~とか言わないの。

この録音のウリは何と言ってもまだ30代の若いホッターによるオランダ人。そうそう私、その頃だかのホッターがシュトラウスの「アラベラ」のマンドリーカを歌ったレコードを持ってる。指揮はベームでな。アレ、今考えるとデラ=カーザはまだツデンカを歌ってたんだ。時代を感じるねえ。歌唱も時代を感じるいいものだった。マリア・ライニングとかユリウス・パツァークとかね。しかし何といっても「いったい何が起こったの?」と思うくらいブッ飛んだフィアカーミリの歌唱(歌手の名前は忘れた)が耳に残る・・・つか、コワイ。コレって私が手に入れた初アラベラ全曲だったんだ。

・・・そんでもってこの「オランダ人」なかなかいいのね。そういえば私のお気に入りのリングの指揮者、クレメンス・クラウスだものね。序曲からしてぐいぐいっと引きしまった指揮がかっくいい。60年以上も昔の演奏とはとても思えぬ。現在、生でこの演奏だっても納得しちゃうな、オケだけならば。歌はさすがに古いけども。

歌手の中ではまだ若々しい声のホッターはもちろん大変魅力的。ダーラントのゲオルク・ハーンは前記ベーム「アラベラ」で確かアラベラのお父さん役を歌ってたんで知ってるんだ。

クラウスの奥さんのウルズレアクはマルシャリンなどのシュトラウスの諸役で有名だった人ですが、なんか・・・登場のときの声が遠すぎてイマイチ聞こえない。これってわざとなんだろうか?アレレ。ヴァルナイなどのドラマティックな声に慣れた私には新鮮な、清らかな声によるゼンタ。最初弱いかな?と思うけどもだんだん良くなる気がする。

録音はモノラルだけど時代を考えるとかなりいい。ライブでないので雑音とかないのもよい。第3幕のなんて結構スリリングだしな。ひゅーひゅーって風の音がなんだかチープ。子供のとき見たアニメ「空飛ぶゆうれい船」(東映まんがまつり?)を思い出したわ。アレ、もう一回見たいなあ。とは言っても私、テレビかなんかで見たんだか当時は子供すぎてゆうれい船が飛んでるとこしか覚えてないんだが。

「空飛ぶゆうれい船」予告編、かなりイケてるぜ。
http://jp.youtube.com/watch?v=bTEsXWb4wFY

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2009年1月 4日 (日曜日)

初詣

あけましておめでとうございます皆の衆。

お正月はねー、実家でごろごろしてたんだけど(毎年)正月らしいことはあまりなし。

で、お笑い番組を見られる限り見て、駅伝を見た。昨年は東洋大の近所に勤めてたので東洋大を応援したのになんともなし。今年はどこも応援してないのに東洋大が完全優勝。アレ?

で、昨日部屋に戻ったんだが、何やら家の外が騒がしい。買い物に出てみると向いの家(普通の民家)で大人と子供たちが餅つきしてる。「なーにー?やっちまったな!」とかゲラゲラ笑いながら。ちゃんと立派な木製の杵と臼でな。

駅前では和太鼓のコンサート。なんてお正月っぽいの。こんなにウチの近所がお正月に溢れていたとは!

Pa0_0333 去年は浅草歌舞伎に行ったりしたので初詣は浅草寺だったんだけど、今年はない(いや、歌舞伎はやるけど愛之助さんが出ない)ので近くの寺へ。

今年は多くを望まぬ。去年頑張ってダメダメだったので、両親の無病息災、自分の無病息災と仕事がこれ以上重くなりませんよう、それだけをお願い(充分多いか)。

で、またおみくじ。去年は「吉」だったんだけど、今年は「中吉」。順番でいうと「大吉」の次が「中吉」らしいよ(次が小吉、吉)。やったね。

文面を見て、ちょっとのけぞった。神様は全部お見通しだ。


願事:急には無理ひかえてよし
待人:来るでしょう
失物:所をかえて探せ
旅行:思いきって出よ 吉
商売:改めて利益あり
学問:自己への甘えを断ち目標を定めよ
相場:目先を変えよ
争事:勝ちにくし
恋愛:顔によらず心を選べ
転居:十分ならず
出産:母子ともに健康
病気:医師を選べ
縁談:思い変えればよし

えーと、今の仕事はやめたほうがいいんだな。で、「社労士の勉強なんかめんどくせー」とか思わずにやればいいのか(べつにそれだけじゃないけど)。で、思いきって旅行に行くのがいいのか。で、待ち人は来るんだが、顔で選んじゃいけないってことだな・・・それが一番難しいな。で、もしかしてデキ婚かもしんない。「医師を選べ」ってことは相手は医者・・・と(←それ違う)。

Pa0_0332_2  帰り道、生まれて初めて日本の獅子舞をナマで見た。獅子舞って中華街で「じゃんじゃんじゃじゃじゃん」って出てくる騒がしい中華獅子舞しか見たことない。

今日見たのはちゃんと日本の古式ゆかしい?獅子舞だった。サングラスかけてふんどしで「ちゃ~」とか言ってなかったし、焼き肉屋も経営してなかった。ただ、踊ってたのは肉屋さんの前だったんだけど。で、駅に向かう途中の「たこ薬師」の前で手作りっぽいタコの着ぐるみ姿の男の子を見かけた。勇気がなくて写真は撮れなかったが。ていうか何だったんだろう。コスプレ?

(そーいえばここらへんにある五百羅漢寺で昔、横尾忠則さんを見かけたことがある。)

つーわけで、本年も宜しくお願いします。

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Pa0_0335_2 実家にて。当日の朝に新聞を見て気がついた。番組は気がついたときには終わってたので見てないけど。つか、こんな時間起きてないでしょ普通。

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