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2008年12月23日 (火曜日)

ベーム/ラインの黄金



ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」
ヴォータン:テオ・アダム
ドンナー:ゲルト・ニーンシュテット
フロー:ヘルミン・エッサー
ローゲ:ヴォルフガング・ヴィントガッセン
アルベリヒ:グスタフ・ナイトリンガー
ミーメ:エルヴィン・ヴォールファールト
ファゾルト:マルッティ・タルヴェラ
ファフナー:クルト・ベーメ
フリッカ:アンネリース・ブルマイスター
フライア:アニヤ・シリヤ
エルダ:ヴィエーラ・ソウクポヴァー
ヴォークリンデ:ドロテア・ジーベルト
ヴェルグンデ:ヘルガ・デルネシュ
フロースヒルデ:ルート・ヘッセ
カール・ベーム指揮/バイロイト祝祭管弦楽団

まあ、ややひと段落ついたらしい年末調整。昨日は一緒に働いてる年末まで短期派遣の主婦の方を誘って「二人忘年会」開催。珍しく定時に上がって「オキドキ」へ直行。

http://r.gnavi.co.jp/a654600/

ここはウマイ。前にも書いたけど、ここは大好き。昨日は私たち以外はどこかの会社の忘年会がふた組。こういう、小さいけど美味しい洒落た店で忘年会をする部署の幹事はナイスセンスだと思う。(まあ、今の会社の忘年会も神楽坂の隠れ家っぽい蕎麦屋を借りきってかなりナイスであったけれど)

A654600pm1_14_2  牡蠣の鉄板焼きやらつぶ貝のブルギニョンバター焼とかアサリのとあおさ海苔の焼きうどんなどを食しました。うまうま。ところでブルギニョンてなんだ。クロマニョンの親戚か。

やー、美味しかったし楽しかった。やっぱり飲んでるときは会話がちゃんとできる相手じゃないと。お通夜じゃないんだから、無言の相手は疲れる一方よ。


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さて、やっと休日にワーグナーを聴ける気持ちの余裕が出てきたので今日は久しぶりにワーグナー。いまさらなんだと思われるが名盤の誉れ高いベーム盤。

(何度も書くが)私がワーグナー聴き始めた頃はリング全曲はショルティかベームの選択肢しかなかった。でも私んちは誕生日に「千人の交響曲」のレコードを買ってもらうのだって半額しか出してくれないような貧乏な家だったので、親に泣き落して「リング買って~」なんてダダこねるようなことは考えもしなかった。その手があったのか。

で、人よりほんのちょっぴり早めに社会に出たのはショルティのリングを買うためだった(家が貧乏だったせいもあるが)。なんでベームにしなかったのかというと、ヴォータンがホッターじゃなかったからだったと思う。あたしにとっては死ぬまでヴォータン=ホッターなのである。

その気持ちは今も変わらない。でももうホッターは死んでるんだから、もうそろそろホッターのことは忘れろよ。いいヤツだったけどさ、他にいい男いっぱいいるんだから。死んだ奴のことを一生思い続けるのは残りの人生もったいないよ。

つか、もしかしてテオ・アダムのほうを好む方もおられるのかもしれない。正直、ショルティ盤のホッターは盛期を過ぎているからね。盛期のホッターを聴くなら今だったらカイルベルト盤やクラウス盤、今年出たケンペ盤などいくらでも選択肢はあるのである。

で、今年購入したワーグナー箱の目玉のベームリング。これのお陰で長いこと買うのを渋ってた(←何故)ベームリングを入手することができた(ハイライト盤は何枚か持ってた)。で、手始めに最初のラインゴールトだ。歌手を見るとまあ、なんという・・・知ってる名前ばっかりだ。今のバイロイトとはえらい違い(私が無知なだけか?)。すげえな昔のバイロイト。私が聴き始めた頃はすでにもうこんな凄いメンバーではなかったんだな。

あらー、ベームのテンポが速いもんだから、なんだなんだ凄いななんて思ってるうちに1枚目が終わってしまった。しっかり俺(パシッ)。

ベームのリングっていうと、かなり昔「清水の舞台から飛び降りる」つもりで買った(その後何十回も飛び下りているので、この言い回しはあまり妥当ではないが)「未来の芸術 バイロイト祝祭劇100年」とかいうビデオを思い出す。まさにベーム時代のメイキングオブリングで、ウィントガッセンとかキング様とかが普段着でリハーサルしてるのを、まるで神様でも映ってるのかと思うくらいめっちゃ見てた。ラインゴールト終盤で「ぱぱぱぱっ」って金管の音でアダムのヴォータンが指環を手放すのを決心するシーンで、演出のヴィーラント・ワーグナーに「や、まだ顔あげるの早いです」って言われてるのとか。
(そういえばあまりに見過ぎてこれがホラー映画になってる夢を見てうなされたのをよーく覚えてる。メラメラと顔が溶けていくヴィーラントとか、首だけのニルソンとか。これこそホントのリングじゃ・・・って誰がうまいこと言えと)。

ここではウィントガッセンのローゲがナイス・キャスティング。他の日では主役を歌わなければならんというのになんという超人なのだ。しかもこの頃はかなり年は行っていたのではと思うんだけども(「ジークフリート」ではさすがに最後は力尽きてる)。ま、ローゲ・ファンとしては嬉しいとこだ。あ、一番好きなのはもちろんジークムントだけどね。

演奏についてはまあ、いいやあ。みんながよくご存じで。今さらなんですって。

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コメント

naopingさん、こんにちは!
コメ&TBありがとうございますm(_ _)m
今日は朝から、今夜のエントリーに備えて、ワーグナーを聞いていましたが、先を越された感がありますw
私がワーグナー作品に開眼したときには、「指環」の音源チョイスはもう少しありましたが、やはりベームとショルティはエヴァー・グリーン的な存在でしょうね(^-^)
それでは、また数時間後にお邪魔します(笑)。

投稿: Niklaus Vogel | 2008年12月23日 (火曜日) 17時40分

>>Niklaus Vogelさん
おお、そちらはワルキューレなのですね。なんか最近「ぶっちゃけワーグナーってなげえな」って思ってたので、「ラインの黄金」の短さには逆にびっくりしました。ベームはテンポ早いし。すぐ終わってしまったです。

私がベームのワルキューレ聴くのはいつのことやら・・・明日からバイロイトの放送ですしね(もー、ワグネリアンにはクリスマス関係ない)。クレメンス・ビーバーとアンネッテ・キュッテンバウムの名前見て「まだ出てんのか~~」って毎年思います。

投稿: naoping | 2008年12月23日 (火曜日) 23時13分

>私んちは誕生日に「千人の交響曲」のレコードを買ってもらうのだって半額しか出してくれないような貧乏な家だったので、、、

自分の場合、中学生時の学年で成績が上から10番以内に入ったらバーンスタインのマーラーの交響曲全集を買ってもらうと親に約束して、3年生の時についに成績は到達したけど、結局、何も買ってもらえなかったです( ̄○ ̄;)!

確かに昔のバイロイトと比べると今の歌手は、かなり苦しいですよね。

投稿: シロクマ雄 | 2008年12月24日 (水曜日) 01時08分

親を泣き脅してリングを手にいれたのは、どこのどいつだぃ?「ワタシだよ」
以来、35年、ベームのリングは私の指標であります。
ヴィントガッセンのローゲは、イエルサレムのそれとは雲泥の差ですな。性格テノールとは異なるヘルデン系のローゲの素晴らしさを堪能できますよね。
バイロイトの100年も私のお宝ですよ。

三崎町のお店、なかなかいいじゃないすか。
こういう店でしっぽり飲み食いするのは至福でございますね。先週は、私も神楽坂で飲みました。
ねぎま鍋が異常にうまかったです。

投稿: yokochan | 2008年12月25日 (木曜日) 00時40分

>>シロクマ雄さん
学年で10番以内なんて凄いバーンスタイン効果ですね。
でも、マーラー買ってもらえなかったんですね・・・(しょんぼり)。

私は小学生の頃算数があんまりできなかったので、母が昼間来た押し売りに負けて算数の学習教材を買ってくれました。その教材のナレーションしてたのが当時毎週聴いていたNHKの「リクエストアワー」のアナウンサーの人だったんです。母は「これは飽きずにやるだろう」と思ったようです。効果はてきめんでした。多分、その頃が一生の間で一番成績良かったかもです。


>>yokochanさん
そうです。yokochanさんですよ。いいなあ、羨ましいなあって思います。私は中学の時、お年玉でクナのパルシファル買ったのが初めてのワーグナー全曲盤です。でも・・・リングはやっぱり手が届かなかったです。
CDの激安セットは嬉しいですが、やっぱりレコード超豪華盤を思うとちょっと悲しいです。ジャケット写真とか涙出るほど羨ましい。

ローゲがうまいか否でラインゴールトは決まります(と私は思う)。生まれて初めてナマで見たリング(ベルリン・ドイツ・オペラ)で、ローゲがサミー・デイヴィスjr.みたいな身振り手振りだったのを見て、「あ、このオペラの主役はローゲだな」と思いました。懐かしい。

「オキドキ」、大推薦ですが鉄板焼きメニューばっかりなのでカロリーも高いかもです。カウンターで飲むとじゅーじゅー焼いてるのが見えるんで「私もそれ下さい」って言っちゃって危険。

投稿: naoping | 2008年12月25日 (木曜日) 21時54分

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