バイロイト音楽祭2008/神々の黄昏
前夜祭と3日間の舞台祭典劇“ニーベルングの指環”から
第3夜「楽劇“神々のたそがれ”」 ワーグナー作曲
(第1幕:2時間02分22秒)
(第2幕:1時間07分53秒)
(第3幕:1時間20分32秒)
ジークフリート…(テノール)スティーヴン・グールド
グンター…(バス)ラルフ・ルーカス
アルベリヒ…(バリトン)アンドルー・ショア
ハーゲン…(バス)ハンス・ペーター・ケーニヒ
ブリュンヒルデ…(ソプラノ)リンダ・ワトソン
グートルーネ…(ソプラノ)エディット・ハラー
ワルトラウテ…(ソプラノ)クリスタ・マイア
第1のノルン…(アルト)ジモーネ・シュレーダー
第2のノルン…(アルト)マルティーナ・ディーケ
第3のノルン…(ソプラノ)エディット・ハラー
ウォークリンデ…(ソプラノ)フィオニュアラ・マッカーシー
ウェルグンデ…(ソプラノ)ウルリケ・ヘルツェル
フロースヒルデ…(メゾ・ソプラノ)ジモーネ・シュレーダー
(合唱)バイロイト祝祭合唱団
(管弦楽)バイロイト祝祭管弦楽団
(指揮)クリスティアン・ティーレマン
~ドイツ・バイロイト祝祭劇場で収録~
<2008/8/2>
(バイエルン放送協会提供)
トーキョー・リングは、もう休日の券はなかったね。やっぱ人気あるなあ。平日行けるのかな?という一抹の不安;;; 一種の賭けだな。
トーキョー・リングは後半二つしか見てないんだけど、どっちも底抜けに面白かった。とくに「黄昏」の面白さっていったら、ハリウッド映画とか軽く凌駕するくらい(だよね)。もし、キース・ウォーナーがロンドン五輪の演出したらとっても楽しいものになるのにね。やってほしいなあ。
それにしても・・・なんか今年のバイロイトのリングは聴いててあんまり気のりがしないのは何でなんだろう。飽きたのかあ?いやそんなことはないと思うんだけど。そんなに思い入れが多くもなくなったのかも。昨日はジークフリートなんか気にせず飲んで帰ってきたし。
そーそー、昨日9時過ぎから「今年最後だから飲んで帰ろう」ってことで駅のほうに向かってたんだが、行きたかったうどん屋がいっぱいで、そのあとかなりおしゃれとは程遠い居酒屋を通りかかって、丁度すっかり出来上がってたお客さんが店から出てきて「あ、今あいたとこですよ、僕たち出てきたから!入れますよ!」なんて言われちゃって、なんか店員さんとも目が合ってしまってしょうがなく店に入ったら案のじょう、客はオヤジ100%で煙モクモクしちゃってて、「ああ、どうしよう。でももうめんどくさいからここでいいや」って思ったら、なんだかお通しからトロサーモンで凄い脂乗ってて美味しくて、「あ~、ここはもしやイケてるかも」なんてのん兵衛の勘は当たって、唐揚は売り切れで残念だったけどさつま揚げと串焼きセットと鴨サラダはどれも大当たりで。とくにレバーの串焼きは臭みやぼそぼそ感が全然なくて。しかも何食べてもかなり安いし。でも、ネットで探したけどどこも載ってない。レビューもない。レビューを書くような若いお客や女性がここは皆無なのだろうな。
・・・というわけで、私の中のバイロイト神話もすこーしずつ消えつつあるのかもしれない。バイロイトって言葉を聞いて心ときめかすのは、昔の栄光があったから。ハプスブルグ家とかみたいにワーグナー一族もなんか没落気味? 文字通り黄昏かも。バイロイトだけでなく、世界的にみても凄いワーグナー歌手がいるわけでもないし。ああ、バブルの頃はよかったなあ、まだリゲンツァもコロも現役だったしねえ。
というわけで、眠いので寝ます。
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(文章は演奏とはあまり関係ありません)
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