バイロイト音楽祭2008/ラインの黄金
前夜祭と3日間の舞台祭典劇“ニーベルングの指環”から
前夜祭「楽劇“ラインの黄金”」 ワーグナー作曲
(2時間29分09秒)
ウォータン…(バリトン)アルベルト・ドーメン
ドンナー…(バリトン)ラルフ・ルーカス
フロー…(テノール)クレメンス・ビーバー
ローゲ…(テノール)アルノルト・ベゾイエン
アルベリヒ…(バリトン)アンドルー・ショア
ミーメ…(テノール)ゲルハルト・ジーゲル
ファゾルト…(バリトン)ヨン・クワンチュル
ファフナー…(バス)ハンス・ペーター・ケーニヒ
フリッカ…(メゾ・ソプラノ)ミシェル・ブリート
フライア…(ソプラノ)エディット・ハラー
エルダ…(メゾ・ソプラノ)クリスタ・マイア
ウォークリンデ…(ソプラノ)フィオニュアラ・マッカーシー
ウェルグンデ…(ソプラノ)ウルリケ・ヘルツェル
フロースヒルデ…(メゾ・ソプラノ)ジモーネ・シュレーダー
(管弦楽)バイロイト祝祭管弦楽団
(指揮)クリスティアン・ティーレマン
~ドイツ・バイロイト祝祭劇場で収録~
<2008/7/28>
(バイエルン放送協会提供)
今年の放送全曲聴いて書くとは限らない。気が向いたときだけ書きます。
NHKは何か狙っているのか。「ポニョ特集」の次に「ニーベルングの指環」放送なんて。今日が「ワルキューレ」でなかったのが惜しい。(映画見てないんだけど、「崖の上のポニョ」のポニョの本名はブリュンヒルデである。音楽も「ワルキューレの騎行」をベースにしている。)
えーと。
今日はXデー・イヴだな。
まー今年はね、それっぽい催しが珍しくあたしにもあったんだよ。今日じゃないけど。
飲み屋とかじゃなくて、ホテルのちょっと豪華なディナーに連れて行かれたんだな。
てっきり普通の飲み屋なのかと思ってたので、連れていかれてこんな豪華なものとはとビックリ。普通は大喜びするとこだが、ドン引きしただけでなく全然楽しくなかった。つまり・・・相手が全然喋んない人だったんだわね。一人で喋ってて疲れたわい。後半は沈黙。食事はまあ美味しかったけど・・・逃げ出したかったよう。食い逃げか?
家でワーグナーでも聴いてたほうが楽しいかと思ったくらい。
・・・だから、来年は「シネシネ」なんて言わないで平穏に人生を送れることに日々感謝して生きようと思った。思ったの今日だけかもしれんが。
(ところで、飯島愛ちゃんどうしちゃったんだろう。引退して心配してたんだけどお亡くなりになったそうで、びっくりして叫んでしまった。)
ということで、今日は家でバイロイト音楽祭を聴いている。なんか、心静かなのは何故?
指揮はティーレマン。(ウチのブログには何故か「ティーレマン ホモ」って検索がけっこう多いんだけど、本当なんですか?)
昨日のブログに書いたけれど、ひと時代、ふた時代前の歌手はネ申のような人ばっかりだったのに、ここ10年くらい?はあんまり知らない歌手が多い気がする。昔っから端役専門で出てる歌手は知ってるけど。クレメンス・ビーバーなんて1989年のバイロイト引っ越し公演(文化村の)の時にきてるんだけど毎年のように名前は見るね。あと、キュッテンバウムも「あー、また出てるー」って思うね。おととしもおんなじこと書いたが。
東洋人では我れらが藤村実穂子女史とともに(今回はクンドリーに専念か)、韓国人ヨン・クワンチュルが大活躍をしている(素晴らしい声量を持つ歌手である)。
他は・・・ヴォータンのドーメンは聞いたことあるけど(いい声ですね)、その他はあんまり有名じゃないような。私が無知なだけ?
バイロイトはあまりギャラが高くないから大スターがもう出なくなってるのでは・・・と推測する。一回出演すると(その時はギャラは安くても)次は他の歌劇場で倍は請求できるってずいぶん前に本で読んだけど、今もそうなんかな?
バイロイトに行く夢はずっと持っているんだけど・・・バイロイトという土地や建造物への憧れで、実際この陣容にはあまり惹かれない。できるなら・・・タイムマシンに乗って、クナッパーツブッシュの頃かベームの頃のバイロイトに降り立つのが夢。んなあほな。ごめん、いつもながら演奏と全然関係なくて。
-----
| 固定リンク
コメント
連続失礼します。
ティーレマンのリング、途中まで聴きましたがオケは素晴らしく、歌手はエンジン掛かってない雰囲気でした。
ここ数年、歌手の出入りが激しく名前が覚えられません。
バイロイトも一オペラハウスとして、歌手たちは忙しく出入りするばかりで、名物歌手が出なくなりましたねぇ・・・。
きっと皆さん演技やビジュアルは素晴らしいのでしょうねぇ・・・。
わたしも、タイムトンネルで、ヴィーラント時代に飛んでいきたいですよ!
投稿: yokochan | 2008年12月25日 (木曜日) 00時48分
>>yokochanさん
バイロイトはワーグナーの祭典というより、演出の実験劇場になっちまってるのかもしれないですね。昨日の放送で「マイスタージンガー」の演出についてお話がありましたけど・・・「ダメこんなの、あたしこんなの無理」って思いました。何事もやりすぎはイカンと思います。音楽を楽しめない演出なんてイカン。話聞いてて、前に実家のBSで見たザルツブルク音楽祭の「こうもり」のかなりきわどい演出思い出しました。
ネット生中継で「パルシファル」聞き逃してしまったのでそれだけは楽しみです。
投稿: naoping | 2008年12月25日 (木曜日) 22時03分
ただ演出面でも今のバイロイトは、本当にぱっとしないのではないでしょうか?
だってマルターラはバイロイトと言うよりパリオペラ座の人だし、カタリーナは歌えない恋人を無理矢理ジークムントに押し込んだ人というだけだし指輪の演出に関しては話題さえならないというのが現状。楽しみにしている人には悪いけど来年の新国立劇場のジークムントなぜヴォト君なのか理解不能。
投稿: シロクマ雄 | 2008年12月26日 (金曜日) 00時17分
>>シロクマ雄さん
うーん、このところの演出は映像で見てないのでわかりませんが、演出もつまんないのであればバイロイトはこのところ後退気味なのかもしれませんね。
新国立のリング、何故か「ワルキューレ」より「ラインの黄金」のほうがキャストがよさそう(長谷川さん、高橋さんに期待)なので珍しくラインのほうを奮発した席にしてみました。演出も楽しそうだし。ヴォトくんは「魔笛」で凄い若い頃観ましたが、リリックな役がいいのでは。ま、「バイロイト毎年出演」って聞こえがいいですからね。
投稿: naoping | 2008年12月27日 (土曜日) 09時09分