1円でも買える。でも1円でもいらん。
恋空〈上〉―切ナイ恋物語 著者:美嘉 |
いまさらながら。いまさらながら。ほんとにいまさらながら。
今、「恋空」にはまっている。(←寝た子を起こすな)
このブログを毎回読んで頂いてるような方で「恋空」を読んだりしてる方は全くいないと思う。いや、いないと信じたいなあ。
はまってるのは、「恋空」のamazonの読者レビュー。上巻だけで千件を超える感想(つか、殆どネタ。立て読みが素晴らしい。あんな芸当はあたしにはできない。)もうずっと前にヤマは超えていて、ひと段落ついた感じだけど・・・いや、本より面白いです。みんなうまいこと書くなあ。
あ、私「恋空」は実は読みました。前の会社で一日中何も仕事がない日に、ネットで全部読みました。(ないしょですが)
恋空〈下〉―切ナイ恋物語 著者:美嘉 |
いや~、すごいですね。正直まいりました。なんか、中学生がテレビや雑誌で得た知識をせいいっぱい膨らませて書いたエ○小説みたいだった。だから矛盾だらけ(誤字だらけ)。もう、まったく無理。読後感のやりきれなさ、気持ち悪さといったらほとんどバツゲームだった。
読む時間が無駄な感じ。
(「中学生が書いたみたい」って書いたのは、私が高校生の時はたぶんもっとマシな文章は書けたなあと思ったのと、高校のときの同級生で学生の小説コンクールで賞を取った子がいて、その子の書いた文を思い出すと・・・おそらく今の高校生ももっと全然いい文章を書けるのであろうという想像から。)
その後、ガッキーと三浦春馬くんで映画化されたものの、この二人は常々可愛いと思っているし、ミスチルの歌も名曲だが・・・正直、この映画にかかわった人々は(仕事だから仕方ないが)気の毒だなあと思った。見てないからなんとも言えないが、まあ想像はつくし。
以下、amazonの(本のほうの)レビューより。
「こんなのを印刷するのに使われる紙を作るために伐採された木がかわいそうで泣けてきます。
時期的にお盆なので先祖の迎え火を焚くために使って供養した方がいいです。
火事にならないように注意しましょう。 」
「私達が常に利用する紙、それは再生紙で無ければほぼ樹木。
大地の次に生命の母と言って良い樹木を刈り取って、山を惨たらしい姿にし、野生生物の住家をゴミのように扱い、
作られたものが現在の紙です……
それが……この本に……
この本だけで何本の木が刈られ果てたのでしょう……」
これで思い出したのですが、先日出版されたビルギット・ニルソンの自伝のまえがきにこんなことが書いてありました。(ニルソン本人が書いた)
自伝を書く――― どうしても嫌! 印刷された紙をあとで再生紙にリサイクルするには有害な化学薬品をさらにたくさん使うことになります。環境保護の活動をしている人たちに、さらに重いつけを払わせたくありません。
ニルソンさんの自伝は面白いから、そんな心配はないですよ。謙遜です。
ビルギット・ニルソン オペラに捧げた生涯 著者:ビルギット・ニルソン |
ところで、「恋空」は中古なら一冊「1円」で買えます。上下買っても2円ですな。今時1円で買えるものってあるんですねえ。なんかそれが一番感動しました。(送料とかはかかるんだろうけども)
-----
| 固定リンク
コメント