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2008年9月30日 (火曜日)

ブリテン/青少年のための管弦楽入門

P1110110 ブリテン:青少年のための管弦楽入門(パーセルの主題による変奏曲とフーガ)
(シンプル・シンフォニー、フランク・ブリッジの主題による変奏曲)

ベンジャミン・ブリテン指揮:ロンドン交響楽団(イギリス室内管弦楽団)










普段、頻繁には聴かないがたまになんか聞きたくなる青管。みんなが知ってるブリテンの代表作(?)。これを聴いたことないひとは日本の義務教育を受けていない人? 小学校か中学校では音楽の時間に聴いているはずである。シューベルトの魔王(←恐怖)などとともに。

覚えがない人は授業中寝ていたんだと思う。

私はこれを学校で聴いたのはよく覚えている。なんかクラリネットのソロが可愛かったなあって思って。子供のころ音楽の時間の音楽鑑賞はもちろん好きだったが、「きらきら星」とか「クシコスポスト」とかは「つまんねー曲」とか思ってた。  オイ先生、マーラー聞かせろ

私は、高校生くらいまでブリテンの曲はこの曲しか知らんかった。ブリテンはこれしかないもんだと思ってた。オペラを書いているって知ったのはカスリーン・フェリアのファンになってからのこと。もっと大人になって、まさかこんなにブリテン聴く人になるとは思ってもみなかった。元になった映画だって見たもんね(イギリス政府からの依頼で教育用に書いたのだ。マルコム・サージェントが指揮をしてた。)

今となっては別に「教育用」とか思うより普通に「いい曲だな~」と思いながら聴いてる。とくに最後の盛り上がるトコはいいよね~。


しかし、子供の時は多少解せないことがあった。

何、この「青少年」って。

女が聴いちゃいけないってわけ??あたしだってクラシックを理解してもいいんじゃないこと?

子供の頃って「青少年」イコール男女両方どっちもよっていう理解がなかったから、ずっとヘンに思ってた。

大人になったら、この曲は「やんぐ・ぱーそんず」のためのだって知ったからなんでもなかったんだけどさ。男女差別はなかったんだわ。さすがイギリスね。

で、大人になってブリテンを聴くようになってから入手した自作自演盤が今日のCDでありますが。

やっぱり不思議だ。何が不思議かって。このジャケット写真。

ブリテンを取り巻いているのは、やっぱり「青少年」たる男子生徒だけなのである。えええええ~~~やっぱりそうではないこと?

差別である。おにゃのこがいてもいいのではないか?

おまけに、ここに写っている唯一すかーとをはいた女の子はジャケット左上のドアのほうに追いやられている。「せんせ~、ブリテンは女の子には用がないってぇぇぇぇ(涙)」とか言ってるかもしれん。

んなわけないか。でも。


現役盤は、ジャケットが変わっている。やっぱり何か問題だったのかしらん。

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コメント

これは不思議と音楽の時間に聴いた覚えないですね・・・小学校の頃にはモーツァルトの交響曲第25番とかシェエラザードとか、魔王(小学校で既に!)を聴いた覚えはあります。

で、中学の時は普通にヴィヴァルディの「四季」とかベートーヴェンの5番とかバッハの小フーガとかだったけど(ストコフスキー編曲のオケ版も聴いたどー)、何気なく「わが祖国」も全曲聴きました(!)。

投稿: Masahiko | 2008年9月30日 (火曜日) 22時51分

The Young Person's Guide to the Orchestra って、なんかタイトルで損してるように思うんです。たとえば「パーセルの主題による変奏曲とフーガ」とかいうタイトルだったらもうちょっとマトモな評価を受けたのでは。

少年という言葉には「本来」性を指す意味はないが(俳優の方はまだ男優という言葉があるのでいいが)「少男」って言葉があればよかったと思います。良い邦訳がなかったのでしょうね。確かに多少引っかかります。

投稿: なおらー | 2008年10月 1日 (水曜日) 09時24分

「若者のための〜」って訳はいかがでしょか?(って誰に提案?)
私も音楽の授業では聴いた記憶はありません。地域や年代にもよるんじゃないでしょか?
低学年の時に「動物の謝肉祭」で動物当てみたいなことはしましたが。
もちろん「耳の長い登場人物」だの「ピアニスト」だの「化石」だの微妙なのは出てきませんが。
ところで、そのジャケ写、2年ぐらい前に出た「小さな煙突掃除」自演盤に使われてましたけど。
うち的にはクラーク博士の「Boys be ambitious!」は問題ないんだろうか、と思うんですが。

投稿: フィディ | 2008年10月 1日 (水曜日) 16時59分

>>Masahikoさん
うーむ、青管はいつの間にか教科書に載らなくなったのか?それともその日に風疹で休んだのかもしれない(なわけはない)。

「魔王」は何故かニコ動で大人気です。みんなよっぽど音楽の時間のインパクト強かったのか、懐かしいのですね。とおおおさん、とおおおさん!


>>なおらーさん
副題「パーセルの主題による変奏曲とフーガ」・・・↑上にも書いてあるね、そういえば。
うーん、私が引っかかるのはやっぱりブリテン卿がそういふご趣味だからなのですよ。それにしても「少男」って何~~~~~。なんかなあ。

>>フィディさん
ウチにある「小さな煙突掃除やさん」のジャケットは、やっぱりブリテンは子供たちとご一緒ですが、おにゃのこも二人混じってます。このオペラはおにゃのこ出てくるからかな?何にしろブリテン先生はお子様好きだったみたいですね。合唱曲やオペラに少年合唱混じってるの、基本的にどの作曲家でも好きです。

・・・学校の音楽鑑賞の時間からクラヲタになったって話をあまり私は聴いたことはないですなあ。私も違うし。みんな寝てた?

投稿: naoping | 2008年10月 2日 (木曜日) 21時10分

記憶の糸をたどると、音楽の時間にサン・サーンスの「白鳥」を聴いて、クラシックに興味を持ったような気がします。音楽鑑賞の時間は凄く楽しみだったのですが、目を閉じて聴き入っていたら寝ていると勘違いされました(笑)。あと子供のころはNHKの名曲アルバムの時間をチェックして、テレビの前で待っていましたね。

投稿: 大分のワグネリアン | 2008年10月 2日 (木曜日) 22時40分

小学校の頃はまだそんなに好きではなかったけど、中一の二学期からは完全にクラヲタでしたねcoldsweats01 その頃からcdはまだ持ってなかったけど、主にラジオでいろいろ聴いていたし、中二になってから地元のアマオケに入ってました。

その頃はモーツァルトの没後200年で、あっち見てもこっち見てもモーツァルトばかりでしたが、その頃からマーラー以降の音楽に夢中でしたね・・・

投稿: Masahiko | 2008年10月 2日 (木曜日) 22時46分

>>大分のワグネリアンさん
学校の鑑賞教室でクラシックに興味をもつ人もおられるのですね・・・。私のまわりはあんまりいなくて、親が聴いてるとかピアノ習ってるからとかがやっぱり多かったかも。

>>Masahikoさん
そうそう、モーツァルトの没後なんちゃらとか節目の年ってモーツァルトだらけでしたね。凄く居心地悪い年でした。

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そーいえば(だれ宛でもない自己レス)。
初対面の人に「クラシック好きです」とか言うと「モーツァルト?よく聴くよ」とかよく言われます。クラシック=モーツァルトって思ってる人多い気がする・・・。「ロックが好き」って言って「えー、ビートルズ?」て答えるくらい脳の中狭い気がしまする。

投稿: naoping | 2008年10月 4日 (土曜日) 11時40分

私はずいぶん長いことモーツァルトが苦手で、30を過ぎるころまでは短調の有名曲とジュピターぐらいしか聴きませんでした。最近になって、大多数の交響曲とピアノ協奏曲は宝物になりました。理由は良く分かりません。年齢を重ねて悲壮的な曲ばかりを聴くのに疲れたからかも知れませんし、オーディオに若干投資した結果かもしれません。しかし彼のオペラはいまだに苦手です(笑)。

ちなみに私は「カラヤンをよく聴くんですよ」と言われると、困惑してしまいます(好きな人ごめんなさい)。

投稿: 大分のワグネリアン | 2008年10月 4日 (土曜日) 23時32分

>>大分のワグネリアンさん
私は基本的に邪悪な音楽が好きなので、モーツァルトは今のところ無理ですね。

「ベストカラヤン100」しか持ってないような人でも「カラヤンのファン」って言ってますし(そういう人もいたなあ)。カラヤンの本当のマニア、たとえばナチだったみたいなとこからのマニアみたいな人がいたらちょっと尊敬するかも。条件として「大聖堂の殺人」のCDはもってること。もちろん実演も聴いてて。

投稿: naoping | 2008年10月 5日 (日曜日) 10時39分

最近の「モーツァルトを聴くと頭がよくなる」以上に世間が騒いでいましたよね、その頃の僕はモーツァルトはあまり好きじゃなかったけど、クラスの連中が「クラシック好きなのにモーツァルトあまり知らないんだって」って感じでいろいろ吹っ掛けて来ましたね・・・

モーツァルトは決して嫌いではないし、主な曲はみんな聴いているけど、CDで持っているのは教会音楽とフリーメイソンのための音楽だけです・・・

>私は基本的に邪悪な音楽が好きなので

私もあまり変わりませんね(笑)、最近、クレンペラー作曲のオーケストラ曲を聴いてますが、頭の中が???って感じです^^;

投稿: Masahiko | 2008年10月 7日 (火曜日) 00時39分

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