フェスタサマーミューザ/N響
ブリテン:「マチネ・ミュージカル」よりマーチ
ボロディン:「イーゴリ公」よりダッタン人の踊り
ビリック:ブロックM
RVW:イギリス民謡組曲
ラヴェル:ボレロ
梅田敏明/NHK交響楽団
(ミューザ川崎・8月4日)
ミューザ川崎の昼間の「フェスタサマーミューザ」へ。券を取ろうと思った一週間前にはもう2000円の席しかなく。3階席の一番後ろである。
プレ・コンサートから行ったのですが、こんな感じのプログラム(よめねー)。
ブラームスの五重奏曲は、全く初めて聴いたのですがなかなか美しい曲だと思いました・・・まあ、室内楽にはこの席は結構キツイですが。
後半のマリンバ・チェロ・ハープという「なんかくじ引きしたらこんなメンバーになってしまった」的な組み合わせ。当然、そんな編成の曲はないわけだから、マリンバの人が編曲したとゆー。グラズノフのスペインのセレナーデは、マリンバとハープの組み合わせの響きが天国的に綺麗で・・・・なんというか「不治の病の子供が苦悶からやっと解放されて天国に昇っていく」みたいな感じ。つか、最近怪談話読みすぎ。何か肩についてる?私。
さて、コンサート。なんか、司会の女性が出てきたのですが、言い回しとかやっぱりうまいなあと思ったらNHKのアナウンサーでした。誰だったかは不明(遠い)。
なんでコンサート行こうと思ったのかというと、なんといっても思い出の「かっぱっぱーかっぱっぱー」でおなじみののイギリス民謡組曲をやるからであった。
先日、この曲をプロムスでやってたのをネットで聴いたんだけど、この曲が「イギリス」で「民謡」で「組曲」(←?)なのがよくわかった。こういうふうに演奏すんのか、本当は。
中学のときはこのメロディのすべてが野暮ったくてどうも苦手だったんだが、RVWの交響曲とか全部聴いたら「そもそもそれが持ち味な作曲家なんだな」と思い、何ともなくなった・・・というより今は逆に好きだ。
でも、今回N響の管楽器セクションで聴いたところ、なんだか英国音楽っぽさがあんまり感じられなくて高校時代の気分に戻ってしまった。まあ、私の高校の1000倍くらいはうまかった(当たり前だ)んだけど。
ブロックMって曲は全然知らなかった。かっこいいな。自分で演奏したら気分よさそうです。
ダッタン人の踊りは(好きなのに)半分くらい寝てた。ボレロはどうせずっと一緒なので最後の残り3往復くらいまで寝てた。結局舞台が遠くてあんまり入り込めなかったのかも。あと、隣の席の女性がハリセンボンの春菜ちゃんにそっくりなのが少し気になった。
今度ミューザに行くときは、「佐世保バーガー」を是非食したい。ラゾーナにあるそーな。
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コメント
弦楽五重奏曲第二番は一時期毎日のように聞いていました。特に第一楽章は光り輝くような美しさに陶酔してしまいます。
ブラームスの室内楽は名曲ぞろいで目移りしますね。クラリネット五重奏曲も忘れがたいですし、なんと言ってもピアノ四重奏曲第一番。真面目で物静かな人が突然暴発したような第四楽章はワクワクしますしオーケストラバージョンも大好きです。
投稿: 大分のワグネリアン | 2008年8月 6日 (水曜日) 23時21分
>>大分のワグネリアンさん
ブラームスのこの曲、本当にいい曲ですね。あんまり室内楽もブラームスも聴かないんですが、ちょっとほろっときてしまいました。演奏したN響のみなさんもみんなこの曲大好きだそうです。編成が+1なのであまり演奏されないみたいですがね。
投稿: naoping | 2008年8月 7日 (木曜日) 12時27分