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2008年7月 6日 (日曜日)

アース/潜水服は蝶の夢を見る

目黒シネマは自分の家から一番近い映画館で、新しいのはやらないけれど2本立てで800円くらいで見れる(見れた)。なかなかよい品揃えだったので何年か前まではよく通ったものだったけれど、ここ何年かで1500円になってしまい、ずっと足が遠のいてしまってた。

・・・んだけど、前に見たくて見逃してしまったドキュメンタリー映画の「アース」をやるんで、出かけてみました。

4571147373129_1 まあ、DVDも出ているけど家のテレビは小さいしね。

んー、でもなんといいますか。感想としては「素晴らしい映像だし、よくこんなの撮影したもんだなとは思ったけど。別に、わざわざ見にいくほどでもなかったかな」とも思いました。なんでかっていうと。

私、BBCの動物ドキュメンタリーの映像って好きなもんで、実家にいたときはしょっちゅう見てたんだね。とくに南国の鳥が好きで。母親が(さほど外国人の名前は知らないと思うのに)「今日はアッテンボローさんの鳥をやるみたいだ」とか言って楽しみにしてたので一緒に見てたのを思い出す。

巣にステージをこさえて求愛ダンスをしたり、面白い鳴き声をしたりしてね。あれはほんとにスゴイ。

そういった鳥さんたちも映画に何羽か登場したので(ケツアールとか?)それは面白かったけど・・・まあ見慣れた映像だった。

この映画のウリとしては、音楽にベルリン・フィルを使用しているということである。作曲はジョージ・フェントン。音楽自体はあまり印象には残らない。んだけど、やっぱりソロのヴァイオリンとかチェロとかはあたかもCDで室内楽を聴いているような・・・ものすごいうまいんだわな。

で、まあこの映画のメッセージ「地球が危ない」とか「このままでは温暖化でシロクマが絶滅する」とかはよくわかった。で、今のところクーラーをつけずに生活している(それくらいじゃ何にもならんと思うが・・・心がけは必要)。

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2本立てというのは、いつも片っ方はすごく見たいやつで、もう一本はついでに見なければならない(見たくなきゃ見なくてもいいんだけど)ということが多い。だいたいつまんない映画が多い。

今回の「潜水服~」は全く知らない映画だったので(かなりアカデミー賞やカンヌをにぎわしてた映画だったらしいのだが、映画詳しくないので)、結構見るまでうんざりしてた。ま、面白かったらめっけもんくらいな。

で、まー見始めて。フランス映画だってことでタイトルバックが結構芸術的で面白かった(レントゲン写真に配役とかの文字が書いてあって、音楽は有名な「ラ・メール」の歌である)。全体的に映像がおしゃれでそのへんは楽しめる。まー楽しむ・・・映画じゃないような気はするが。

原作が出版されてたらしいのでご存知の方もいると思うんだが、こういった内容。

ジャン=ドミニク・ボビーは目覚める。そこは病室。自分が脳梗塞で倒れ、運び込まれたことを徐々に思い出す。医者や看護婦がやってくる。だが、おかしい。意識ははっきりしているのに、自分の言葉が通じない。しかも、身体全体が動かない。唯一、動くのは左眼だけ…。つい先日までは、ELLE誌編集長として活躍し、人生を謳歌していたのに…。そんなジャン=ドミニク・ボビーに、言語療法士アンリエットが、瞬きでコミュニケーションをとる方法を教えてくれる。彼の希望は未来へと向かっていく。

全く予備知識なく見たので、最初何が起こったのかわからない。気がつくと病院のベッドの上。以前、私も入院してたことがあったので、麻酔から覚めて「ここはどこ?」みたいなことは経験済みなのでよくわかるのだが、この編集長さんは言葉を発しているつもりでいるのに、周りには聞こえてない。

この人はなんという苦しい境遇に陥ってしまったのだろう。こういう闘病ものは本当に見るのは辛いもんだ(見ながら早く終わってほしいとか思ってた)。しかし、目の瞬きによって一文字一文字人に伝えられ(よく使う文字をいちいち読み上げて、該当するところで瞬きする。)、血のにじむような努力によってこの人の自伝は完成された。それを映画化したのがコレだ。

編集長役の役者さんは、だれかに似てるな~と思ったらネプチューンの原田たいぞうさんだった。ネプチューンのファンなのでちょっと感情移入してしまった。家に帰ってテレビで「何コレ珍百景」とか見てたらたいぞうさんは元気だったので安心した。

何やかんや言ってひどく心に残り、原作を読もうかなあとまで思ってしまっている。結局はこの映画は見て良かったと思いました。

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著者:ジャン=ドミニック ボービー
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コメント

「アース」はよかたです。特に砂漠を渡る象の群れには感動しました。今日、レンタル屋で、「潜水服~」観ようかどうか迷ったのですが、デスノートの最新作を借りました。
観たくなったら観てみたいと思います。

投稿: ウーツー | 2008年7月 6日 (日曜日) 21時41分

>>ウーツーさん
こんにちは、コメントありがとうございます。

「アース」はどうも、私期待しすぎたようです。映画館のスクリーンが小さかったし。でもしろくまやぞうの子供はすごく可愛かったです。

「潜水服・・」は話が超ウェットなのに、フランス人が作ったせいか映画はあんまりウェットになってないのがミソです。ぜんぜん泣かなかったし。

投稿: naoping | 2008年7月 7日 (月曜日) 09時43分

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