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2008年6月12日 (木曜日)

多慶屋恐るべし

更新が・・・遅れておりますが、生きてます。

今日は、5~6年前に伊勢丹ウィーンのバーゲンで買った(←潰れたらしい)バーバリーの財布がもうボロボロで、「いくら世界のバーバリーでも、こんなの後生大事に持ってる女は殿方がヒクだろう」とか思ってたので、清水の舞台から飛び降りるつもりでゆーめー(=誰でも知ってる)ブランドものの財布を買いに、御徒町の多慶屋へ。

多慶屋、観光地だから。アジア人入り乱れてる。色んな言語が飛び交っているよ。

というわけで、COACHの財布を購入。土佐の高知ではなく、COACH。いやー、銀座では「こんなの定価じゃ買えるかよ」と思うほど高かったが、さすが多慶屋。4万円が26800円。

Pa0_0268 うふ、カワイイ。このお色はネットでも見かけない。お店にも一個しかなかったから、きっと貴重な品に違いないわ。(←妄想)








しかしさすが、多慶屋だ、「ご自宅用ですか?」「ハイ」と答えたとたん、ハコは無し、包装も以下のような扱い。


Pa0_0269 この袋sweat02・・・遠い昔に近所の文房具屋でノートとエンピツ買ったときとかに包んでくれたような・・・懐かしい。本当に中に入ってるのはCOACHか?間違えてCOCCHI(こっち)とかCOOP(生協)とか書いてないか?

・・・書いてない。



その上。

何か多慶屋って「偽札判定機」?みたいなのがあるらしくて、私の出した1万円札はどうしても受け付けないらしく、物凄く時間がかかった。もしかして・・・にせ札?私のお金・・・。「お客様、失礼ですがもう一枚別の一万円札お持ちではないですか?」と。いや、持ってないって。もーね、私、近所のお菓子屋にアイス買いに100円握って行ったような・・・ぎりぎりしか持ってないしね。(カード、使わないんだよね)

いやはや。偽造のお札持って日本に来た怪しいアジア人みたいな気分を味わった。ちょっとナマってみたりして。アレレ?

やっと、私のお金は本物だと認められ(当たり前だよ、そんなの)、めでたくCOACHの財布は私のものになったのでした。

ブラボー多慶屋。


Pa0_0270
・・・上野百貨店の黄昏。











タケヤ オンラインショップ

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2008年6月 7日 (土曜日)

ケンペ/神々の黄昏

ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」
マリア・フォン・イロスヴァイ(第1のノルン)、コンスタンチェ・シャックロック(第2のノルン)
エイミー・シュアルド(第3のノルン)、ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)
ヴォルフガング・ウィントガッセン(ジークフリート)、ヘルマン・ウーデ(グンター)
クルト・ベーメ(ハーゲン)、エリザベート・リンダーマイアー(グートルーネ)
マリア・フォン・イロスヴァイ(ヴァルトラウテ)、オタカール・クラウス(アルベリヒ)
ジョーン・サザーランド(ヴォークリンデ)、ウネ・ハーレ(ヴェルグンデ)、マルジョリー・トーマス(フロースヒルデ)
ルドルフ・ケンペ指揮/ロイヤル・コヴェントガーデン管弦楽団&合唱団

(1957年10月4日ライブ)

過去記事:ケンペ/ラインの黄金

ケンペ/ワルキューレ

ケンペ/ジークフリート

ついに「神々の黄昏」まできたぞ。ダレも頼んでないけど感想垂れ流し。(実はもう3回くらい全部聴いた。ワタシどんだけ休日ヒマなんだsweat02

プロローグ。3人のノルンの場面。イロシュファイ(が、正しい?)の深い声が素晴らしい。第2ノルンはバルビのゲロ夢ライブですばらしい天使を歌ってたシャックロック。シャックリみたいな名前だ。

で、夜明けでブリュンヒルデとジークフリートがいつものように出て来るんだが、ここでのニルソンが本当に素晴らしい。後年もこんな歌唱をしてたんだか(ベーム盤未聴。早よ聴け?)。まだ若くて張りのある声が大変晴れやかで、例えはヘンだがまるで一週間の便秘が治ったかのような爽やかさである。そんなにニルソンて好きじゃなかったんだけど、うれしくてつい何回も聴いてしまう・・・ここだけ。ウィントガッセンももちろん絶好調。

続く「ラインの旅」もかなり早いテンポで力強い。オケをガンガン引っ張っている。すごいぞケンペ。

毎度お馴染みギービヒ家。このオペラの影の主役、ハーゲンはクルト・ベーメ。邪悪な感じがよい。

ハーゲンというと(また脱線)、私がファンである長谷川顯さんを思い出すが、たまたまネット検索してたら長谷川さんのインタビューが載ってた。

http://interview.mde.co.jp/blog/b/10000097.html

フンディングやファーフナー、ハーゲンなど、ヒーローの命を狙うような邪悪な役が多いのに、ご本人はなんて気の優しい、恥ずかしがり屋さんでいい人なんだろう。うーん、ますますファンになってしまう。

話戻って。グンターとジークフリートの血兄弟の誓い(ほとんどヤクザだ)もとってもテンポがよくてぐんぐん引き込まれる。

ブリュンヒルデとヴァルトラウテのシーンまでの間奏の間から暫く針の低い音のじりじり・・・が気になる。途中で消えるけど。なんとかならなかったのかしらん。オケが綺麗な部分(ロイヤル・オペラのオケが聴かせるのはこういうトコだぜ)なのに残念。

(で、まー。
またこんな話になるけど、ジークフリートとブリュンヒルデは結婚生活ってどのくらい続いてたんでしょうね? 時間的な問題。えーと、ブリュンヒルデはおバカキャラなジークフリートに神々から教えられた古代文字のいろいろな知識を与えた。彼はとりあえず字は読めるようになった。常識も教えた。この期間は何ヶ月?何年?)

リングでは初めて出てくる合唱団は、(私がナマで聴いたときと同じように)やはりイギリスの合唱団だけあって・・・バイロイトのような轟くようなドスの効いた感じではない。

ブリュンヒルデとオケの怒りは相変わらず(というかいつにも増して)すさまじいが、困ったことにブリュンヒルデとハーゲンとグンターのシーンのあたりで音質が急に悪くなる。急に雲がかかったような。あんなにでっかかったブリュンヒルデの声が聴こえ辛い。2幕の最後までこんな調子。重要なシーンだけにこれは残念。

んぎゃ~(←嘆きの声)。

(中略)

第3幕も、ジークフリートは最後まで輝かしい声。この長大な楽劇4本の最後を閉める・・・締める?〆る(←どれだ?)ブリュンヒルデのこの長大なアリアというか「何かものすごく壮大なもの」を、ニルソンは輝ける声で見事に歌っている。まるでこの場面のために今までがあったのか?っつーぐらいに。ケンペ指揮するオケの壮大さも素晴らしい。神がかりな、歴史に残る公演であったのは間違いない。

しかし。

このあとすぐにカイルベルト・ステレオ盤を聴いてみたが(いや、最初っから全部じゃないぜ)、音質の違いはあまりにすごく。・・・いや、アレと比べちゃだめだってば。


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2008年6月 1日 (日曜日)

バウハウス・デッサウ展

Pa0_0264_3 バウハウス・デッサウ展(東京藝術大学美術館 ) に、行ってきました。

うーん、上野は今日も混んでいたよ。でも大部分は国立博物館に行くみたいでした。バウハウスは知名度低い。そんなに混んでなかったですよ。

朝から行けば、楽勝楽勝。

バウハウス・・・ナニ?って言う方。ここにはまさかおらんと思うけど、一応書いておく。

バウハウスは1919年に、建築家ヴァルター・グロピウスによってドイツのヴァイマールに誕生した。建築・家具・舞台美術・広告デザイン・・・全てにおいての総合デザインを教育する場なのである。

つか、ヴァルター・グロピウスは知ってると思う。マーラー・ファンだったら基本だしょ。アルマがマーラーと死別したあと、結婚したのがグロピウス。アルマの伝記には必ず載ってる。あ、あのベルクの有名なヴァイオリン協奏曲の作曲のもととなったアルマの娘、マノンのお父さんだ。

展覧会では、アルマのことは触れられてない、当たり前だが。

Walter Gropius: 1883- 1969 the Promoter of a New Form (Taschen Basic Architecture)
音楽史では偉大な音楽家のマーラーと比べて、グロピウスは美術史においてどんなもんか?というと、同等か・・・もしかしてもっとすごいのかもしれない。マーラーが、のちの作曲家のほとんどに影響を与えているのと同じように、グロピウス(すなわちバウハウス)ものちの建築家やグラフィック・デザイナー、工業デザイナー、舞台美術家に多大な影響を与えている。

で、今回の東京での展覧会は、最初に建てられたヴァイマールから引っ越してデッサウに移った時代のことを主に展示してある。しかし、その後ベルリンに移ったあと、例のあの人・・・あの人だよ、口に出すのも恐ろしいナチスの台頭によって、バウハウスは自ら解散してしまう。1933年のことである。たった14年しかやってなかったのに、その影響力たるやものすごいもんです。

つか、なんでこんなに熱く語っているのか~~というと、私にとってバウハウス=グロピウスは、音楽におけるバイロイト=ワーグナーみたいなもんなんですぅ~~。く~~~。バウハウスの全てがカッコイイ。素敵なんだわ。

・・・というふうに、今日は狂ってたわけですが(会場に2時間半いました)ワタシ。学校のカリキュラムとか実習とかの作品が展示してありますので、美術学校出身なワタシはとっても懐かしくなりました。あ~~全然「格」はちがいますけどね。

バウハウスの重要な講師であるオスカー・シュレンマーのメカニックなダンスの映像とか上映されててとっても楽しい。以前に西武美術館でのバウハウス展でも見たけど、これ大好き。これ見ると、何年か前のアルベールビル・オリンピックの開会・閉会式の演出はコレの影響バリバリなのがわかる。



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