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2008年5月31日 (土曜日)

ケンペ/ジークフリート




ワーグナ-:楽劇「ジークフリート」 
ペーター・クライン(ミーメ)、ヴォルフガング・ウィントガッセン(ジークフリート)、ハンス・ホッター(さすらい人)、オタカール・クラウス(アルベリヒ)、
フレデリック・ダルベルク(ファーフナー)、ジャンネッテ・ジンクレール(森の小鳥)、ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)


(1957年10月1日ライブ)



過去記事:ケンペ/ラインの黄金

ケンペ/ワルキューレ

こんな雨の日はワーグナーを聴くんだ。出かけても風邪を引くだけだしね。

で、今日はジークフリート。タワレコでもとくに「素晴らしい公演」とかで当時の批評が載ってたヤツだ。確かに演奏は素晴らしい。ジークフリート役のウィントガッセンが若くて元気いっぱい。ヴォータンのホッターもふかぶかといい声を聴かせている。

はてしかし。やっぱり想像通りだけどこの演奏の中心はケンペ指揮のオーケストラだと思う。なんでこんなにオケうまいの?と思う。

注目の「森のささやき」の弦の音のみずみずしいこと(そもそもここの部分はどんな演奏でも美しいのだが)。木管も小鳥さんみたいできれい。モノラルで音があんまりよくないけど、それでもわかる。このオペラではここの場面がいちばん好きなんだけど、ずっとここにいたいな的な感じ。

小鳥さん役のジャンネッテ・シンクレア(って読むんじゃないかと思う)が2度目に「ハーイ」と声を出すときに途方もない外れた高い声だもんで笑える。なかなか綺麗な声でいいのにな。ところでアルト歌手のモニカ・シンクレアとは関係あんのか?(グイ指揮のグラインドボーンのフィガロで両方出てる、勿論未聴)

小鳥さんで思い出したが。(どっかで書いたかもしんない)
ま、小鳥さん役ってのは本物の姿は普通出てこないわけですが、私が観たので唯一出てきたのはご存知「トーキョー・リング」のときですね。菊池美奈さんという歌手です。最初頭は全身鳥の着ぐるみで登場(中の人は別?)。ジークフリートがファフナーの血をなめたあと、鳥が言葉で歌うようになってからは頭の被り物をぬぐんですけど・・・その彼女がほんとにかわいくってね。私、女なのに結構萌えまして(←え)。そのあと菊池さんは着ぐるみをきて宙乗りしてたわけですが、ぴょーんと飛んだり、空中を一回転したり。いや、勘三郎さんも真青ですわ。この日、一番チョイ役のはずの小鳥さんが一番の主役だと思いました、私。第3幕では火を避けるために消防士の服きて出てきたのが可愛かった。よっぽど評判がよかったのか、「神々の黄昏」でも小鳥さんでてきた、菊池さんじゃなかったみたいだけど。

(何故か2幕の最後で体の着ぐるみも脱いで肉じゅばんになるんですけど、これはナンデ?)

あ、この話は関係ないね。スマン。

第3幕で、管弦楽が激しくなり一番かっこよくなる部分でのホッターはやっぱり見事だし、神がかってる感じ。3幕になってもまだまだ元気なジークフリート。やっぱりすごいよウィントガッセン。(つか、このオペラ変じゃね?前から思ってたけど。ジークフリート出すぎ。)

ウィントガッセンといえば。
前に読んだ本(メトの支配人?が書いたかなんか)に書いてあったんですが、ウィントガッセンが第1幕でノートゥングを鍛え始めてすこしして、ふと「・・・アレ?完成形のノートゥングが手元にナイ!」と気が付いたのだそうです。これじゃいつまでたってもノートゥングが完成しないじゃないか。歌いながらウィントガッセンは試行錯誤の末、ちょっとづつ舞台袖に移動して、やっと袖までたどりついた。で、めでたく完成したノートゥングを受け取り、事なきを得たそうです。

さてさて、最後だけ登場のブリュンヒルデ。「男ぢゃない!!」
このシーンでのブリュンヒルデ役のニルソンの話は有名。これもメトでの話かもしれない・・・。舞台上でジークフリートに起こしてもらうのを待って横たわるブリュンヒルデ。ニルソンのご主人は確かホテルの支配人かなんかで、多分ホテルから持ってきたんだろう、ドアノブにつける「邪魔しないでください」って札を持って寝てたらしい。←これっていろんなとこで何回も読んだけど、都市伝説?

(そういえば「トーキョー・リング」でのベッドサイドの目覚まし時計もなかなかいいなと思ったけど・・・勿論演出。)

もちろん、ずっと寝てたブリュンヒルデは元気いっぱいである。「あ、私を起こしたのはジークフリートなのね!!」と大地も裂けんばかりに大喜びだが、あたしだったらガッカリだな~。だってぶっちゃけ、血の繋がった甥だもん。「・・・あの、念のため聞くけど、もしかして別のジークフリートさんじゃないですか?(涙)」って言うと思う。甥はムリだあ。しかし、そこはワーグナーのオペラなのでどーでもいい。スルー。

ベームのリングでは「ジークフリート」の最後では力尽きてたが(まだCDでは聴いてない。何故かレコードでハイライトを持ってたので知ってる。)、さすがまだ若いぞヴォルフガング。最後までほとんど疲れてない。えらい。最後ぼ拍手&ブラヴォーもキモチイイ。そんで、こんな恐ろしい曲を書くワーグナーはキ○ガイイ。

・・・で、「神々の黄昏」に続く。

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2008年5月29日 (木曜日)

ほんのりと恐い話

音楽ネタで更新できなくてごめんなちゃい。今日も雑談だから。

最近、とってもハマってることがあってそれって2chなので申し訳ないんだけど・・・「ほんのりと恐い話」。

いやいや、リンクは貼りませんから、そういうのが好きな方はyahooで検索してみてください。ほのぼのとする不思議話や、ちょっとぞっとするお話のオンパレードで楽しい。まー、ガクブルな話もたま~にありますが。

ま、私はコワイ話好きで、しかもそういう話を読んだりテレビでみたりすると、夏の蒸し暑いときには体がひやっとしてかえってよく眠れたりします。へんなの? 自分に霊感がないからですかね。

過去記事:本当にあったコワイ話

そんな私が、「そーいえばそんなことあったな」的な話を思い出した。(そんなに恐くないです)

その一

実家にいた頃・・・というか小学校低学年の頃。まだ小さかった私は両親が出かけてるときになどたま~に叔母さん(父の妹)の部屋に泊まりに行きました。叔母さんはちょっとだけクラシックが好きで、カラヤンの「運命」のレコードとか聴かせてもらってた。

で、ある日。

叔母さんの部屋に泊まりに行ったとき、なんだか私は真夜中に眼が覚めてしまった。で、横で寝ている叔母さんをふと見ると。

叔母さんが眠ったまま布団からゆっくり起き上がったり、また寝たりを何回も繰り返してる。なんかコマ送りみたいになっていたのだ。

こんなふうに↓

P1090040 まだ私は「幽体離脱」という言葉を知らなかったし、小さかったから「ま、大人ってこういうこともたまにあるんだな」くらいにしか思わなかったので、誰にも言わなかった。

で、大人になってもずっとこのことが頭にあり、しかもどんなに人と寝泊りしてもそんなことは1回もなかったんで「あ、あれはもしかして幽体離脱だったのかな?」と思った。どうしてもだれかに言いたくなり、最近母親に「ね、絶対本人には言わないって約束して聞いて」と、話した。

母は大爆笑した。いや、これ笑いごとじゃないでしょうって。

(でも、叔母はまだぜんぜん元気ですけどね。)

その二

十何年か前、伯父(父の姉のダンナさん)が病気で亡くなった。私も普通にお通夜やお葬式に出席し、何ヶ月かして、伯父の夢を見た。私はそのオジさんとは正月に会うくらいでそんなに親しくお話もしたことはないんだけども。

その夢の内容は、「伯父さんから電話が私にかかってきて、『みんな来てくれてありがとう』と言う」みたいな感じだった。

へんなの、私別に仲良くもないのに。でも、きっと誰かにお礼が言いたかったのかな~なんて思った。で、母親に「絶対誰にも言わないって約束して聞いてくれる?」と言って話した。

それをきいた母親は、「あ~、なんだかおにいさんは天皇陛下に似てたからね~。そんなふうに言いそう。」と、その伯父さんの妻である叔母さんにすぐ話してしまった。(ありゃ~)

叔母さんは「あら~、私のところになんかちっとも出てきてくれないのに、ずるいわ~」と笑ってたという。

その三

母の話。母の田舎は東北で、2~30年くらい前までは土葬だったそうである。ま、それは関係ないかもしれないが。
20年くらい前の話。ある日、母が田舎の死んだオジさんの夢を見た。すでに亡くなって何年か経ってたんだと思った。

夢で「となりの墓石が倒れてきて痛い。」といわれたそうだ。

母は「変な夢見たな~」とその時は気にも留めなかった。で、それから少しして法事か何かのときに母は田舎に帰った。親戚で集まったときにこの不思議な夢の話をしたそうな。

そしたら、そのオジさんの子供にあたる人?が、何の気もなくごくごく普通に

「あ、それならこないだ起こしておいたよ」

と言ったという。

(母親は霊感は特に強いということはない・・・たぶん。)

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2008年5月28日 (水曜日)

深川・わくわく動物ランド

Pa0_0254_2 すいません。このところ買ったCDがワーグナーのオペラ全曲ばっかりなもんで、とてもウィーク・ディに全曲聴く気力がなく。なので今日は(も)雑談。つか、愚痴。







深川不動尊。実は門前仲町界隈は以前からちっとも嫌いではなく、年に1回は散策に訪れたりしてしていたのである。今日は何かお祭り?っぽくにぎわっており、屋台とか出ている。

結構美味しいお店とか多いんだ。伊勢屋の豆大福とか大好き。柏餅も美味しいよ。周辺は下町っぽくて風情がある。

でも。

それはね、観光として行くのは好きなだけで、毎日通うのはちょっと話は別ですから。

しかも。深川不動尊は駅から2~3分だが、私の通う会社は駅から徒歩15分もあるんである。毎日泣きたい。ちっとも慣れない。

ちょっとは楽しみを見つけなきゃ、ということで、周辺の動物たちをご紹介。


Pa0_0256 会社の隣の材木屋の柴犬(さすがに木場は材木屋だらけ)。名前は「クーちゃん」。メスで3歳。

こーんなに可愛くておりこうそうなのに(いや~ほんとにカワイイねheart02)、ちっとも他人に懐かない。飼い主とのお散歩以外はほとんど寝ている。犬って尻尾を振って近づいてくるもんだと思っているのですが、このアイソのなさ、ノラ猫以下です。吼えないからまだいいか。

これは起きているときの貴重なショット。




Pa0_0255 門前仲町近くの公園の猫。何故かずっと口をあけ舌を出していて「世界のナベアツ」の「3」みたいなアホズラをしている。ちっとも可愛くないしキタナイ猫だが、なんかこのポーズとか構図とかバックのグリーンとかが結構うまく撮れたので、この写真は気に入っている。とても人懐こく、近づいても逃げない。


このブサイク加減が逆にカワイイかもしれん。





Pa0_0257 木場公園の池に大発生していたおたまじゃくし。こうやってごく一部を写真に撮ればなんとなく可愛くも感じるが、大発生しすぎて池が溢れていた。本当にキモチワルイ。これが全部カエルになるのかと思うと(全部はならんやろ~)、めまいと吐き気が私を襲う。カエル好きだが、生身のカエルはあんまり・・・。



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江東区在住の読者の方、文句ばっかり言ってすいません。

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2008年5月25日 (日曜日)

隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS

昨日、品川プリンスで観て来たんですが、何より心配だったのが、雨とはいえ休日のこのガラガラ加減。こんなにガラガラでやっていけるのでしょうか。こないだ観た銀座での「相棒」でも「大ヒット」とかいってるのに金曜の夜でも入りは半分。でも昨日はその比ではなく。会場にいたの10~15人くらい(数えてないけど)。貸切かよ。大丈夫か日本映画。


公式サイト

さて。

この映画、yahooでの評判が賛否両論でひねくれ者の私は見たくなったす。(というか、皆に評判のいい映画って面白くなかったことが多いんで)

もとの黒澤監督のほうは全然みてなくて、比べようがないのでわかんないのですが、これは退屈もせずに全部観ました。ごく普通に楽しく、面白かったです。

スターウォーズのパロディかなみたいな感じであったので(ま、それで観たんだけどね)似たトコを探すのが楽しい。

ワーグナーのリングくらいもスターウォーズに詳しくない自分が残念だが、そんな私でも気が付くとこが色々ある。
仇役の鷹山刑部(椎名桔平)のカッコがすっかりダースベーダー。いや、まねたのはジョージ・ルーカスでしょ。

刀を振り回す音がライトセーバーと似てる。

場面転換の感じが似ている。そのときの音楽の使い方が似ている。

雪姫(長澤まさみ)がレーア姫に(顔も?)似ている。

武蔵(マツジュン)はルーク・スカイウォーカーかも。

雪姫と武蔵がかなり危険そうなエレベータ?に乗って脱出するとこはルークとレーア姫が二人で綱に捕まって?びゅーんと逃げるのと似ている。

六郎太はハン・ソロか?ということは新八(宮川大輔)はチューバッカ?(失礼?)

ま、スターウォーズほど話はわかりにくくはない。台本も現代劇っぽいし、場面展開もスピーディで退屈しない。

(六郎太が、死んだと思ってた武蔵を見て驚いたときに「ええ~~~??」というのを見て、昼間にNHKの「篤姫」で、お殿様役の人が新婚初夜で篤姫が先に寝てしまったのを見て「ええ~~~??」と言ったのを思い出した。時代劇ではこの言い方はしないと思うんだけど、最近は普通になってるのか?)

CGも結構自然だし。しかし映画というよりも何かのアトラクションみたいな感じで見るほうがいいのかも。何かを得ようと思って見る映画ではない。ただ、映画館だと音響効果が抜群で、ななめ後ろから音がしたり、物凄い爆発音とか効果的で面白い。・・・っつーか、今やそんなの普通なのかもしれんが。

音楽は、とくに印象に残ったものはナイが(まあ、そうそう後世に残るような映画音楽というのは生まれない)、村人たちの火祭りは・・・どうしても・・・モスラ~やモスラ~である。あそこの音楽だけはどうしても耳について離れない。なんかあの場面は日本映画っぽくてハズカシイ(←なんで?)。

惜しいのは、カッコイイ役のマツジュンがひげぼうぼうで美しくなかったこと。あ、でもちょっとマツジュン好きになってしまいました。長澤まさみはこのところ明石家さんまにくっついてたので大っ嫌いになりかけてたが、映画ではカワイイなあと思いました。最近のドラマもいいし。ムリにキャラは作らんほうがエエ。

それと・・・上川隆也さんがどこに出てたのか気づかなかった私。バカ?

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2008年5月22日 (木曜日)

お誕生日おめでとうリヒャルト!

今日は、どうもリヒャルト・ワーグナーのお誕生日らしいですね。(1813年5月22日生まれ)

まー、別に何の関係もなく年がら年中ワーグナーを聴いているわけですけどね、あたしは。別に、何の関係もないしね、ワーグナー自身とは。ワーグナーって人間は嫌いだし。でも、今これを書きながら「ジークフリート」聴いているんですけどね。ケンペ盤ですよ。ヴィントガッセンが元気いっぱいですね。やっぱいいですねワーグナーは。


はっぴーばーすでい、ディア・リヒャルト~♪


ところで。(突然すいません)

ここの読者の男性の皆さん(30代または40代)、ちょっと質問です。ぶっちゃけて、お誕生日のプレゼントに女性から何を貰ったら嬉しいですか?あ、ワーグナーのCDとか飯守さんのトリスタンの券とか現金とかはナシですよ。ごくごく、ごく一般的に。嬉しく思うものって・・・?

(つーか、ここでこんな質問に答えてくれる人がいるんかいな・・・。)

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2008年5月20日 (火曜日)

デル・モナコのジークムント

これや、これを見てたら、出てきた。



意外とかっこいい、意外と違和感ないぞ、ジークムント。身振りは何だかパリアッチだがな。ジークリンデ役はマリア・カラスがいいかもね(←ないない)。

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2008年5月18日 (日曜日)

ケンペ/ワルキューレ


ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
ラモン・ヴィナイ(ジークムント)、シルヴィア・フィッシャー(ジークリンデ)
フレデリック・ダルベルク(フンディング)、ハンス・ホッター(ヴォータン)
ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)、ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(フリッカ)、その他
ルドルフ・ケンペ指揮/ロイヤル・コヴェントガーデン管弦楽団

(1957年9月27日)

このところ買った合計46枚ものワーグナーのCDに舞い上がっていて(今世紀最多購入)混乱してた頭をやっと元に戻し、今日は集中して大好きな「ワルキューレ」を。

録音は、前に書いたとおりあまり芳しくはない(特に第1幕)。カイルベルト・ステレオ盤と比べるとキツイ(←比べるな)。でも、とても私ガマンできないわ~というほどでもなく、おそらくワーグナー上演史でも最高と思われる1950年代の(もっと昔になると知らんがの)、名歌手の歌を堪能するには不足はない。

というか、世間はどのくらいの音質をもって「ヨシ」とするのかわからない。私1930年代のフラグスタートの録音だって結構平気で聴いているくらいだし。

で。
このケンペの「ワルキューレ」を聴いていて、やっぱりハイティンクの演奏を思い出した。やっぱり通じるものはあるんじゃないかなと。激しいところは更に激しく(速い)、オケが歌うトコは思いっきり歌う(遅い)。そんな感じの指揮。こんな古い録音なのに、年代的な古臭い野暮ったい表現が比較的少ないのでは。

第1幕冒頭はテンポが早い。嵐の予感である。

期待のシルヴィア・フィッシャー。いや一般的にはあんまり期待してない人が多いのでは?と思う(ダレこれ?的な)が。前に書いたとおりジークリンデにぴったりの、はかなげで女性らしいお声で(でも力強いところはちゃんと力強い)、きめこまやかな折り目正しい歌唱である。ややビブラートが多いかなとも思うけれども。例えばレジーナ・レズニックみたいにアクの強い歌唱よりはよっぽど好きだ。カイルベルト盤でのジークリンデ、ブロウウェンスティンと比べても遜色ないと私は思うんだけど。どーだ。

ジークムントのヴィナイもとっても調子がいい感じで、カイルベルト盤よりも声の伸びがよいと思う。なんだかオテロとか歌ってるかの如く絶好調。とっても強そうだ。この双子はとってもバランスがとれていていいカッポーのような気がする。ナマで聴いたら相当感動しそう。

例の「冬の嵐は過ぎ去り」からの二人の愛のシーンのところは叙情的にオケもゆったりと歌っているが、ジークムントが剣を引き抜くとこからはオケは激しくなり、1幕最後の所ではオケが思いっきり早くなって(「フルトヴェングラーか?」くらい。弦の人タイヘンそう)終わる。拍手は熱狂的。

第2、3幕は第1幕よりも音質は若干いいような?
ブリュンヒルデの登場の「ホーヨートーホー」がニルソンの後年よりもあまり強烈でないのが面白い(やる気ねーの?くらい)。まだ表現とか声がまだ若い感じで新鮮・・・だけどこの時もう39歳。これより2年前にミュンヘンでブリュンヒルデを初めて歌ったのだそうで、意外と遅かったんですね・・・ヴァルナイは20代で歌ってたし(ヴァルナイが早すぎるのか)。

ジークムントに死を宣告する場面も(「ジークムント、私を見なさい」)、ニルソンは出だし元気がない。だんだんと良くなるんだけど。2幕でのヴィナイとフィッシャーも絶唱を聴かせている。いいぞ、おい。

3幕になるとずいぶんニルソンは元気になる、良かった。 ヴォータンの別れと魔の炎の音楽は何故かテンポがちと速いがホッターはやっぱり立派。

ま、細かい歌唱のミスとかたまーに見受けられるが、全体にはたいしたキズでもない。ライブらしくていいのではないか。

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2008年5月17日 (土曜日)

ケンペ/ラインの黄金


ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」
ジョーン・サザーランド(ヴォークリンデ)
ウネ・ハーレ(ヴェルグンデ)
マルジョリー・トーマス(フロースヒルデ)
オタカール・クラウス(アルベリヒ)
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(フリッカ)
ハンス・ホッター(ヴォータン)
エリザベート・リンダーマイアー(フライア)
クルト・ベーメ(ファーゾルト)
フレデリック・ダルベルク(ファーフナー)
エドガー・エヴァンス(フロー)
ローベルト・アルマン(ドンナー)、ローゲ(エーリッヒ・ヴィッテ)
ペーター・クライン(ミーメ)、エルダ(マリア・フォン・イロスヴァイ)
ルドルフ・ケンペ指揮/ロイヤル・コヴェントガーデン管弦楽団

(1957年9月25日)

ということで、今日からケンペのリングを最初から聴くことに。今日はラインの黄金。

しかし。
この「ラインの黄金」は耳で聴いていても物語的にさほど感動する要素はないし、これだけでケンペの指揮について述べるのもどうかと思うんで(←逃)、まずロイヤル・オペラのリングについて私が思うことを。

このblogをやろうと思ったきっかけが、10年前に渡英のときにたまたま見る(聴く)ことが出来たロイヤル・オペラ・ハウスのリング(-ラインの黄金)の感想を、世間の皆さんに発表したいなあと思ったからなんだけど。

録音ではおとなしい印象のハイティンクの指揮が熱っぽく素晴らしかったのも意外で(←失礼)、オケもさすがロイヤルだわぁみたいな実力で・・・とくに弦の美しさは今もすごく印象に残っていて。とくに、あんな美しい「ジークフリート」の「森のささやき」は今も他に聴いたことはないんだ。

しかし。

もっと印象に残ったのが、(たまたまコヴェントガーデンのオペラハウスが工事中で、ロイヤル・アルバート・ホールで上演したってのもあったのかもしれないが)イギリスの人ってなんとなくワーグナーのオペラを「演劇として」捉えているのではないか?という鑑賞のしかただった。

シェイクスピアの国だからねー。

ま、そのときは字幕とかなかったので、ロビーで「ドイツ語→英語」の対訳を発売していて、結構みんなこれを買って一生懸命見ながら聴いていた。あたしはわりとオペラって音楽中心だと思ってるから対訳なんてなくていいし。だからすごく不思議に思った(そのときは)。

それと、今は東京でもごく普通になったけれど、コンサート・ホールでオケが舞台に乗りながらも、照明や衣装など多少の演出をして歌手も演技をしながら歌う「コンサート・オペラ」というものを見たのはこのときが初めてで、「あー、やっぱりイギリス人にとってオペラは演劇なんだなー」といたく感心したのであった。

今回、ケンペのリングを聴きながら、私がロンドンで観たそのときの上演を思い出すほど、そんなに録音が鮮明なわけでもないし指揮者も年代も違うけど、そんなようなことを考えていた。

1957年というのは時代的にカイルベルトやクナやクラウスなんかのバイロイトのライブ録音と歌手等が重なるのだが、バイロイトの実況録音では出演者・オケ・指揮者(聴衆も)が「ワーグナーの毒」に思いっきり浸っているというか「ワーグナー虎の穴」みたいな感じがあるんだけど(何と言っていいのやら)。「毒を食らわば皿まで」というか。

(例えば、バイロイト祝祭劇場のイスは座りにくいっていうじゃない・・・行ったことはないのでウワサでね。「お座布団持参で来なさい」って言うじゃない。ま、言えば貸してくれるみたいですけどね。ま、普通「そんなのクッションのついたいいイスに変えればいいじゃないの」って考えると思うけども、ワーグナーが最初にそうしたからってずっと変えないでいる。そんなとこが「虎の穴」だな~と思う。)

ロイヤル・オペラはもっと整然とした印象がある、いい意味で。やっぱり演劇の国。まあ、全く個人的な印象なのかもしれないけれど。

ぐ~んとドラマティックになる「ワルキューレ」ではもっと違う印象になるのかも。


さて。

この録音の「ラインの黄金」の歌手について。

ラインの乙女でジョーン・サザーランドが出ている(まだ30歳らしい)。あまり彼女には興味がない(森の小鳥くらいしか聴いた事がない)ので何とも言えないが、いい声だと思った。ホッターはいつもどおり素晴らしい。やっぱりホッターだなあ、ヴォータンは。アルベリヒのクラウスはうまいんだけどホッターと声が似ていてたまにかぶる。

ではまた、次のワルキューレで。


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↓※コメント欄の「ハイティンクのマイスタージンガー」はここから。

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2008年5月16日 (金曜日)

ケンペのリングも来た

P1080038

い~んだも~ん。い~んだも~ん。
独身で一人ぼっちだから何してもかまわないんだも~ん。

33枚組を買ったばっかりだって、全部聴かないうちに13枚組買っても誰にも怒られないんだも~ん。あたしが働いたお金だからいいんだも~ん。好きなように生きていくのさ。

で、今日はケンペのリングを入手した。そんなこんなで聴きはじめた。

で、音。

「ラインの黄金」冒頭はなかなかいい音だな(もちろんモノラルだが)と思った。バイロイトの深い洞窟のような音とはまた違う音だが。

で(すぐやめて)、今回購入の目当てのワルキューレを聴く。いや、打って変わって・・・あまりよくねー音。気のせい? とくに第1幕はしーしー言ったりするし、レコード盤を聴いているときにたまに起こる、隣のミゾの音をひらってしまってかすかに聴こえるような現象が起こっている・・・気のせい? まあ、私のようなヒストリカル好きには特に問題ないと思う程度のクォリティだが・・・いや、これ買うならベーム盤買ったほうがいいよ、普通ならば。

しかし、そんなことをほっぽり投げても。実はこのワルキューレは聴くべきところはあると思う。まだ全部聴いてないが。

まず、この年代のリングではお馴染みのジークムント、ヴィナイの調子がすごくいい。かなりよいと思うクレメンス・クラウス盤より調子いいかも。これ、オテロかなと思うくらい(←どーゆーこと?)。筋骨隆々で輝かしい声。

それと、私にとってはお目当てのシルヴィア・フィッシャー(前に書いたが、バルビローリのディーリアスの曲の独唱の人だ)のジークリンデ。予想通りにピッタリの声である。女らしくてはかなげでかわいそうな風情をかもし出していて、それでいて声には力があり。ドイツ語の発音がやや不思議な感じもたまにするけれど(気のせい?)、私のイメージするジークリンデの声にはとても近い。

P1080039 第2幕から登場のニルソンは後年の「あたしが、ワグネリアン・ソプラノでは一番有名なニルソンよ~~~!!」といった(?)押しの強さがあまりない。意外なほどまだ強烈さが少なくて最初の「ホーヨートーホー」はちょっと気が抜ける感じがする。ここでは、歌舞伎の花道からかっこよく登場する感じが必要だと思うが。10年後のベーム盤での堂々たるニルソンと聞き比べると面白い。舞台写真はまだ若くて綺麗だ。

・・・と、長いので今日はこのへんで(すいません)。ケンペについてもまた。

←購入はこちら。


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2008年5月15日 (木曜日)

飯守さんのトリスタンに・・・。

もうすぐ(5月17日)発売の、飯守さん&東京シティ・フィルの「トリスタンとイゾルデ」 (ただの演奏会形式だと思ってたが、結構演出とかされるみたいね)。
飯守さん指揮ってだけで行くことは決めているのだけれど、ちょっと嬉しいキャスティングが。

こないだ新国で見た、関西二期会の「ナクソス島のアリアドネ」で作曲家を歌ってすっごくキュートで非常に好感度の高かった福原寿美枝さんが(あ、あたしだけ?)、大役ブランゲーネを歌われるということで。

いや、これはホントに楽しみだわ。是非行かなくてはね。関西の人ってことでもう彼女の舞台は見られないと思ってたので嬉しい。実力ある方なので、頑張ってほしいです。 ←何故上から目線?すいません。



舵手の須藤慎吾くんも勿論、楽しみよ。

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2008年5月14日 (水曜日)

ジークムント萌え。

←コレ買って。
やっぱり順番どおりに聴くのが筋かなとは思ったものの。

サヴァリッシュの「オランダ人」聴いたのだけど(そのうち感想書きます)。それも物凄く良かったんだけども。
やっぱり一番聴きたかったのをつい聴いてしまい・・・。

やっぱり禁断の?ジェームズ・キング様のジークムントを聴いてしまっています。いや~、もうオランダ人、タンホイザー、ローエングリン、マイスタージンガー、ラインの黄金のあとなんて。アタシ我慢できません!!(トリスタンは持ってるので聴かないでもいい。まあ・・・買ったのは自分なので好きなように聴けばいいんですがね)

ソフィエンザールとは違う。バイロイトでのキングのジークムントは違うぅぅぅ。こんなカッコイイ人はこの世にはいません。姿は見えずとも、そのカッコイイ姿は目に浮かぶわ(←現実には・・・果たしてカッコイイのか?)。ジェームズ・キング様が歌うジークムントはアタシの理想の男性なの。もー、耳で聴くだけで頭の中では少女マンガの世界なわけ。最初に出てきたときに、バックにお花が咲き乱れているのよ。目の中には星が光ってるし。目をつぶって聴いてごらんなさい!

ジークリンデも、フンディングもこの中では全くどーでもイイ。ジークムント様がいてくれればいいのだ。

そーいえば。

昔(そんなに昔でもないか)、「未来の芸術 バイロイト祝祭劇100年」のビデオを買って見てたら(現在DVDしか見れない環境にあるので見ることができない)、確かワルキューレ第1幕の稽古をしてた普段着姿のジェームズ・キングとレオニー・リザネクの映像があったはずである(記憶では)。そのときはボンヤリと見ていたんだけども。今考えるとアレは随分貴重な映像のオンパレードだったな。

ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第1幕
ジェームズ・キング(ジークムント)、レオニー・リザネク(ジークリンデ)、ゲルト・ニーンシュテット(フンディング)
カール・ベーム指揮/バイロイト祝祭管弦楽団

もー、次の幕で登場するニルソンのブリュンヒルデなど、テオ・アダムのヴォータンなど、どうでもいいのである。ましてや、フリッカやイクサオトメ達など論外である。

一日中ジークムントのことを考えてもいいくらいである。寝る前に聴くと眠れなくなってしまうわ、ドキドキして。ううぅぅ。ヘンかしらワタシ・・・。

まだ1幕しか聴いてない。大事に聴かないともったいない。しかし2幕では、またジークムントはフンディングに殺されてしまうんだわ。たまには勝ってほしい・・・。全敗、今のところ勝ちなし。

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2008年5月12日 (月曜日)

ついにウチにも来た!

やー、うちにもやっと届いたわ。
いや、届いたのではなく、私が渋谷に行って自ら持って帰ってきたんだけどね。


もーーーーーー、待ちくたびれたわ。どんなにあなたを待ったっていうの?
いうなれば、これってあたしのここしばらくの「絶対彼氏」ってとこかしら。

・・・・。



彼氏、ちっちゃいわ~。
せめて、あたしより身長は高くあってほしいわ。
13センチしかねーでやんの。しかもやけにカクカクしちゃってるし。

P1080035














まあいいわ。人間外見じゃないってことよ。人間じゃねーって。


横顔も素敵よ。


P1080036わりとスリムだわ、33枚にしては。












ぐふふっ。ついでにジャケットなんか脱いじゃってみるぅ??

P1080037 中身はこんな感じ。

いいね~いいね~。










ああ、これから毎日楽しみよ~~。

みんなも、この絶対彼氏(彼女でもいいけどさ~)を家に迎え入れてみない~~?

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2008年5月11日 (日曜日)

フルトヴェングラー/トリスタンとイゾルデ・断片(1947年)

P1080034ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」第2,3幕(断片)
ルートヴィヒ・ズートハウス(トリスタン)
エルナ・シュルター(イゾルデ)
ゴットロープ・フリック(マルケ王)
ヤーロ・プロハスカ(クルヴェナル)
マルガレーテ・クローゼ(ブランゲーネ)、他
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮/シュターツカペレ・ベルリン

 (1947年10月3日、ベルリン、アドミラルパラスト・ライヴ)

今日は母の日。実家に母親のプレゼントを届けつつ、このレコードセットを持って帰ってきた。

Furtwangler Dirigiert Wagner

このジャケットを見て「ああああ~~~懐かしい!」と思った方は、ある年齢以上の人である。アカンタから発売された、フルトヴェングラーの昔のライブ録音の断片を集めた5枚組である。銀座山野楽器の輸入盤バーゲンで購入。私はまだ当時は学生だったから、宝物のように聴いていた(と思う)。

(そんな女学生を、みんな・・・どう思う? 私はスゴクキモチワルイと思う)

この中には1936年のバイロイトにおける「ローエングリン」(ヒトラーが聴いていたという)の断片、1937年のコヴェントガーデンにおける「ワルキューレ」の第3幕(フラグスタートのブリュンヒルデ)とか、1938年のウィーンにおける「マイスタージンガー」の断片、1936年、コヴェントガーデンにおける「神々の黄昏」の断片(ビーチャム指揮かも?、との説がありだが、ド迫力の演奏)・・・まあ色々貴重そーなものが含まれている。録音状態は色々である。
まあ・・・今ではCDとなってあちこちで発売されていると思うんで、そんなに貴重な盤ではないと思うけれど、久しぶりに聴いてみるととっても懐かしい。

で。本日ご紹介いたしますのが。

昨年、CDでも発売された(←もってないの・・・)のが、この中の1947年のベルリンにおける上演の記録である。そもそも第1幕は記録にないらしく。私の持っているレコードには第2幕は冒頭(トリスタンが出てくる直前まで)とマルケ王が出てきてからしかないので、あまりよくわからない。肝心要の「愛の二重唱」が全く入ってない。第3幕も、30分くらいしか(Dunkt dich das?からイゾルデが到着するまで )入ってない。・・・何か本当はもっとたくさん入ってたような気がしてたんだけど、私のカンチガイだった。こんなだったらCDのほうを聴かないと感想なんか書けないじゃないの、すいません。・・・でも一応書く。

歌手については、イゾルデ以外の人は素晴らしい。特に、第3幕のトリスタン役のズートハウスは「いったいどうしたの?」という熱演ですごいぜ。スタジオ録音での重ーい歌唱を聴きなれていたので「おお、舞台ではこんなに熱いヤツだったのか!」と感動。フリックのマルケ王、プロハスカのクルヴェナル、クローゼのブランゲーネも素晴らしい。フルトヴェングラーの指揮も、オケのうねりが物凄い。ティンパニーの音がドロドロ入っていて気分がよい(とくにイゾルデの到着したとこが・・・絶望的に素晴らしい。こんなオケの音は他で聴いたことない)。

ただ、イゾルデの歌手のシュルターって人は・・・ナンなんでしょ?発声も基本的になってないし、「おいおい、ギャグかよ」と思うくらい鈍ーい歌唱を聴かせる。おいおい、そんなレベルだったのかよ昔のドイツは、と思ったほど。

ということで。やっぱりこのCDは買うべきだと感じました。ただ、この「絶望的な音」がCDではどのくらい再現されるのかは不明。CD化されるよりレコードのほうがいい場合も多いもんね。それにレコードで聴くと本当に「これは骨董品だぜ」みたいな気分でとってもヨイのである。

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2008年5月 9日 (金曜日)

相棒/劇場版

Wpbthum 昨日はね、サー・アーサー・ブリスの「チェックメイト」って曲を聴いていて、感想を書こうと思ったんだけどあまり気乗りがしなかったので何にも書かなかったの。ごめんね。

ブリスの「チェックメイト」は、ブリスの作品では「色彩交響曲」と並んで代表作だと思う。ブリスは日本では有名な作曲家とは言いがたいが、この曲はもしかして吹奏楽関係でたまに演奏されてるんじゃないかな?「チェックメイト」って言葉はチェスの決まり手のことなんだけど、あまりチェスに詳しくないんでどうゆうもんかは知らないんだ。

・・・・で(話変って)、今日は急に思い立って今ものすごく宣伝している(していた)「相棒」の映画を見に行った。何か・・・宣伝しているわりには客が入ってない(中くらいの大きさの劇場で、半分くらいの入り)ので「大丈夫かなあ?日本映画」とか思ってしまった。つか、本当に今や日本映画はタイヘンそうな感じ(と人に聞く)。

で。

あのう、今回の「相棒」ですが、中心主題はこんな感じ。

・SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サイト)
・東京マラソン(映画では別の名称)
・5年前、日本人の男の子がアルカイダに人質にとられたのに、日本政府は要求にこたえなかったので結局殺されてしまった・・・という事件(国名は架空のものになっているが)。
・チェス。チェックメイト。
・水谷豊の奥さんは蘭ちゃん。(←あまり無関係)

そうそう、何故かチェックメイトって言葉がたくさん出てきたんだよね(もちろん曲は出てこないしブリスには全く関係ないが)。

そんな感じの、全然関係ない事柄が繋がって事件が解決される、といういつもの「相棒」のパターン。

ま、これから見る方もいらっしゃるかもしれんので、あんまりネタバレなことは書かないんだが。要は、インターネットを通じての(犯人と右京さんとの)チェスのゲームがキーポイントなんですね。なんで特命課にチェスが一式あんの?という素朴な疑問はこのさいほっといて。

で、まー、ここは音楽blogだもんで、音楽のことについて触れると、音楽担当は池頼広さんという人らしい。・・・で、映画の冒頭の結構クラシカルな合唱曲・・・オラトリオっぽいのかな?がとってもかっこよかったんですが、アレはなんでしょう? 初めて聴いた感じな曲なのですが、アレもオリジナルなんでしょうか。アレだけでももう1回聴きたい感じがしました。

うーん、それにしてもものすごく金かけましたテレビ朝日。テレ朝マニアとしては(朝と夜、ほとんど10チャンネルを見て過ごすというほどテレ朝好き)次は「スシ王子!」「クレヨンしんちゃん」の映画を観るしかない。勿論、どっちもテレビ番組のほうはよく見てたわよ。ま、映画館に行くかどうかは微妙だけども。

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2008年5月 7日 (水曜日)

メレディス・デイヴィス/ディーリアス・田園詩曲

P1080033 ディーリアス:田園詩曲「私はかつて人の多い都会を通って」
ヘザー・ハーパー(SOP) ジョン・シャーリー=カーク(BR)
メレディス・ディヴィス指揮/ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団



過去記事:ディーリアス・田園詩曲

正直、連休明け初出勤というのは誰でも頭にくる(と思う)。

会社が引越したあと、初めて普通の(GWの合間でない)満員電車に乗ったの、今日。悪名高き?東西線。ああ、もうハンパじゃないですわ。肋骨折れるかと思いました。コレがこれから毎日なんてもう、信じられません。泣きます、マジ。

で、また久々に会社行くとね、仲のよい上司(女)の連休中の報告を何十分も聞いて。あ、子供の部活のテニス話です。連休中は毎日子供の部活を見に行ってたらしく真っ黒になってました、いつものように。よくそんなに事件が毎回あるなあと思いながらも、それでなんだか安心して仕事にかかるんです(そんな上司が結構好きなんですよ私)。

勿論、私の連休話なんか訊ねる人はいませんな(訊