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2008年4月26日 (土曜日)

クラウス・ワルキューレ

ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
ラモン・ヴィナイ(ジークムント)、レジーナ・レズニック(ジークリンデ)、ヨゼフ・グラインドル(フンディング)、ハンス・ホッター(ヴォータン)、アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)、イーラ・マラニウク(フリッカ)、その他ワルキューレたち
クレメンス・クラウス指揮/バイロイト祝祭管弦楽団(1953年)

聖火リレーの宴たけなわだった今日。

こんなに危険ならやめればいいのに。欽ちゃんや愛ちゃんに何かあったらどうするんだ。中国とチベットのデモ隊の中を有名人や国の宝であるスポーツ選手たちを走らせて何が楽しいんだろう。



このごろ考えること。

ワーグナー・ヲタである私は(ヲタじゃなくて「好き」くらいにしておこうか)、「もし、ぜんぜんクラシック音楽に興味ないが素敵な男性が現れて、双方気に入り結婚までトントン拍子に進んだとして、この私のワグネリアンという不治の病をいつカミングアウトしたらいいのだろう。そして相手は受け入れてくれるだろうか。」とか考えるようになった。

↑そんなことまだないのに考えるな。

ここにいらっさる常連の殿方は、ほとんどが(とっくに)ご結婚されていると思いますが、奥様も同じ病の方って少ないと思うんです。たいてい普通の趣味の女性だと思うし。そういった方は結婚に至るまでどんなふーな感じ(?)なのですかね?部屋にある大量のCDを見て、ヒキませんでしたかね?

私はっていうと、相手にもよりますが相手の趣味に合わせるほうが気が楽です。色々と新しい世界が広がるし、教えてもらえるし。
しかし、相手が気を使って「たまにはnaopingさんの好きなコンサートに付き合うよ」とか言われたらどうしましょう。まあ、オペラだったらまず価格にヒクと思うんでダメとして。

クラシックのコンサートに付き合ってもらったとして、相手がすごく退屈しているんじゃないかと思って、気になって演奏に集中できないのが目に見えている。実際そういうカッポー(女性が退屈していて、男性が申し訳なさそうにしている)を何回か見ているし。

皆様、どうでしょう?
(などと書くと、オノロケたっぷりのコメントが大量に書き込まれそうでコワイなあ、当方独身女性ですのでお手柔らかにね)

さて、今日は久しぶりにクレメンス・クラウスのリングの続き。一年も間が空いてしまったが。

過去記事:クラウス・ラインの黄金

あんまりこのクラウス盤リングは地味なのかあまり話題にならない気がする。カイルベルト(ステレオ録音)や、クナッパーツブッシュの人気に押されて、いまひとつ人気がないようだ。今もなのか?

しかし。ウィーン生まれということでなんとなく地味な印象の指揮者(ウィーンの指揮者はワルツでも振ってろっつー私の間違った印象?)クラウスの演奏は冒頭から熱っぽい。(なんとなくこないだの飯守先生を思い出し。)
クラウスといえば、どちらかといえばR・シュトラウス指揮者という印象だが、ワーグナーも素晴らしい。・・・それにしても第2幕冒頭のトランペットの音が落ちてしまっているのが気になる。ナンデ?

それと、歌唱が素晴らしい。ヴィナイもヴァルナイもなんとなくステレオ・カイルベルト盤より調子がいいような気がする。ヴィナイが筋骨隆々のジークムントを演じている。りりしい。カッコイイ。胸板厚そう。ヴァルナイのブリュンヒルデもこの日かなり調子良さそうで、登場の「ホーヨートーホー」から気持ちよさそーに歌ってる。キョーレツ。録音は勿論カイルベルトより劣るのでアレなんだけど、ヴァルナイの歌唱の凄さなら、こちらの録音のほうが私は勝っていると思うんだけど。どーかな?

しかし、どうも個人的にレジーナ・レズニックのジークリンデだけは受け付けない。声楽的には見事だし、いや、アルトの声域の個性的な役での彼女は好きなんだけど、このねっとりとした魔女っぽい声でジークリンデはちょっとなあ・・・といつも思う。理想の人ジークムントの相手役にはやはり理想の女性であってほしい。ま、一般的には問題ないと思うけれど。あと・・・ジークムントが殺されるときの彼女の悲鳴が大変コワイ。

他の、ホッターやグラインドルなどの歌手は言うまでもなく素晴らしい。

・・・つか、本当にHMVでは30日に発売されるのかなあ・・・ベームのリング。

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2008年4月24日 (木曜日)

フラグスタート/ヴェーゼンドンク歌曲集&グリーグ歌曲集

P1080029ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
グリーグ:歌曲集/他

キルステン・フラグスタート(ソプラノ)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)他

過去記事:フラグスタート/山の娘



うあああああああああああああ。

どうしてなのよ。指折り数えて毎日。
待ちに待った「ケンペのリング」「ベームのリング&おまけいっぱい」の発売日だってのに、今日タワレコのHP見たらどっちも来月中旬の発売になっちょる。

どういうことよ。

私のここのところの希望の星はこれしかなかったのにさー。これのどっちかをゴールデン・ウィーク前に買って、とくにビッグな予定もなくさみしいGWをワーグナー漬けで楽しく過ごすという予定だったのにさ。

というわけで、「えーんえーん」と枕をぬらしつつ布団に入る前に、大好きなフラグスタートでも聴こう。

この盤の歌唱はVocal Archivesというナゾのレーベルのものだが、普通に出ているEMI盤とは違う音源なのだろうか・・・ナゾ。とにかく、キルステンちゃんお得意の作曲家のワーグナーとグリーグが聴ける、お得な一枚。  

しかも。

この作曲家の中に挟まれている、アルフ・フールム(Alm Hurum)というナゾの作曲家の歌曲「明るい夜」というのが大変素晴らしい。ことにピアノ伴奏がとても美しく、琴線に触れる。きっと他の作品も素晴らしいに違いない。フールムは日本ウィキペディアには載ってないみたいなの。

ヴェーゼンドンク歌曲の艶やかな深い声もたまらなく素晴らしいが(1948年録音、52~3歳ってとこか)、さすが母国語のノルウェー歌曲は自信に満ちていてスケールが大きい。他の歌手では出せない、雄大な北欧の自然が感じられる・・・北欧行ったことないので勝手な想像だけど。

グリーグはピアノ伴奏のとオケ伴奏のとある。オケ伴奏のものは雄大すぎて、なんだかワーグナーの楽劇を聴いているがごとし。つか、グリーグに聴こえない。個人的には北欧歌曲ってさりげなさ、はかなさとかが魅力だと思うんで、私はピアノ伴奏の方が好き。

うーん。

それにしても。4連休2回(4月28日も会社は休みなので)。例年どおり、ほとんど飲んだ暮れか女友達とのちい散歩で終わりそうな予感。今年こそ温泉旅行heart02とかを目指していたのに(影も形もナイ)。誰かなんとかしてくれ。

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2008年4月22日 (火曜日)

イギリス皇室冠婚葬祭の音楽

P1080028 A Royal Century
1.エルガー「威風堂々」第4番
2.ハンデル(ヘンデル)「司祭ザドク」
3.ホルスト「木星」
4.ヴォーン=ウィリアムズ「テ・デウム」
5.パリー「イエルサレム」
6.ハンデル「サウル」葬送行進曲
7.メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」結婚行進曲
8.ハンデル「ベレニーチェ」メヌエット
9.ジェレマイア・クラーク「トランペット・ヴォランタリー」(デンマーク王子の行進)
10.エルガー「戴冠式行進曲」
11.ハンデル「王宮の花火の音楽」メヌエット
12.パーセル「アブデラザール」ロンドー
13.ヴェルディ「レクイエム」リベラ・メ
14.エルガー「威風堂々」第2番

(いろんな有名な演奏家が演奏している)



過去記事:おめでとう企画!エリザベス女王戴冠式実況盤

最近、このブログの更新が少ねー、とお嘆きの方々。

「あらー、もしかしてnaopingちゃんにもついに春がきて、デートで忙しいのかしら~」とか。
いや、ただ単に「年度のはじめで会社が忙しいのかしら~」とか。
そんなことを考えてる読者の方もいらっしゃるかもしれないが(いや何にも考えてないと思う)、実は全然違うんだよね。

会社、あいかわらずヒマだし。デートとか別に忙しくないし。

あの。

あんまり、このブログには悲しいことは書きたくないんだけど。先週、仲良しの友人の家庭に急なご不幸がありまして、別に自分のことでもないのにとてもその状況を受け入れることができなくて、前は泉のように沸いていた文章が最近うまく頭から出てこなくなっちゃったのね。人の死ってホントに辛いよね。

読者の皆様、本当にお体は大切に。政府管掌・生活習慣病予防健診は毎年受けられますよう。

で・・・。こんな時にナンだが更新。生きている上で逃れることの出来ぬ冠婚葬祭にちなんで、イギリス王室の冠婚葬祭で使われた音楽集。

はて。

ずらりと並ぶ、イギリスの作曲家・・・って、違う人もいるけど。男にして音楽の母、ヘンデルはそもそもドイツ人だがイギリスに帰化してハンデル(ハンドル)になった。お祝い事には欠かせない、鯛の御頭つきのような作曲家である。それに結婚行進曲はやっぱりメンデルスゾーンがお馴染み。ウチにあるこの曲のCDはコレだけなので、もし私に奇蹟が起こってこの曲を使うことがあったらこのCDを使うわ、きっと。あればいいがなぁ。

よくわかんない作曲家、ジェレマイア・クラークの曲は、聴けば「あ、あ、ああ~~~これね」と思うトランペットの曲である。なんか皇室っぽいシチュエーション(日本のにも)のときによく使われる。

ジェレマイア・クラーク(ジェレミアとも、Jeremiah Clarke,1674年 – 1707年7月16日)は、イギリスの作曲家。鍵盤楽器のために作られた『デンマーク王子の行進』(一般的にはトランペット・ヴォランタリーといわれ、長い間ヘンリー・パーセルの作だとされてきた)が最も有名である。

1674年におそらくロンドンで生まれたとされている。セント・ポール大聖堂でジョン・ブロウに師事する。その後、王室礼拝堂のオルガン奏者となる。身分が上の美しい女性に恋したことから、彼は銃で自殺した。彼のポストの後任にはウィリアム・クロフトが就任した。
(ウィキペディアより)

↑昔すぎて経歴がテキトーである。

それと、ブリテンの「青少年のための管弦楽入門」の主題となったのがパーセルのアブデラザールのロンドーって曲である。サッカーの実況中継でお馴染みヴェルレクのリベラ・メは何故かムーティのビックリ熱狂的な演奏(独唱がレナータ・スコットで素晴らしい)が収録されていてこのCDの中では異質。

で、寄せ集め的な企画CDなのですが、演奏は不思議と一流どころを集めている・・・みたい(音源がEMIだからか)。グローブスとかボールトとかプレヴィンとかサージェントとか。ジェフリー・テイト指揮の結婚行進曲は、(たかが行進曲などといって侮ってはイカン)指揮者の唸り声まで入ってて何か有難い感じがする。


あー、そうそう、何に使われた音楽かを書いておかないとね。(まあ、他国のことなどあんまり興味がないかもしれないけども)

1.エルガー「威風堂々」第4番(ジョージⅥ世・戴冠式1937年)

2.ハンデル(ヘンデル)「司祭ザドク」
 (エドワードⅦ世とジョージⅤ世・戴冠式)

3.ホルスト「木星」 
(エリザベスⅡ世・戴冠式1953年)

4.ヴォーン=ウィリアムズ「テ・デウム」
 (ジョージⅥ世・戴冠式/エルザベスⅡ世25周年記念1977年)

5.パリー「イエルサレム」 
(ジョージⅤ世・感謝祭1929年)

6.ハンデル「サウル」葬送行進曲(ジョージⅤ世・葬儀1936年)

7.メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」結婚行進曲(アリス王女・結婚式1904年)

8.ハンデル「ベレニーチェ」 (ヨーク公・結婚式1902年)

9.ジェレマイア・クラーク「トランペット・ヴォランタリー」 (デンマーク王子の行進) (メアリー王女・結婚式1922年/エリザベスⅡ世・戴冠式1953年)

10.エルガー「戴冠式行進曲」 (アリス王女・結婚式1904年/ジョージⅤ世・戴冠式1911年)

11.ハンデル「王宮の花火の音楽」メヌエット (アン王女・結婚式1973年/アンドリュー王子・結婚式1986年)

12.パーセル「アブデラザール」ロンドー (チャールズ皇太子&ダイアナ妃・結婚式1981年)

13.ヴェルディ「レクイエム」リベラ・メ (ダイアナ妃・葬儀1997年)

14.エルガー「威風堂々」第2番 (エリザベスⅡ世・戴冠式1953年)

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2008年4月19日 (土曜日)

勧進帳&浮かれ心中

Pa0_0228 四月大歌舞伎(夜の部)・将軍江戸を去る/勧進帳/浮かれ心中
坂東三津五郎、中村橋之助、中村勘三郎、片岡仁左衛門、坂東玉三郎、中村七之助、中村時蔵、その他

(2008年4月19日・歌舞伎座)



今日は4月唯一のライブ(予定では)。

今月は勘三郎さんの出演、しかもテレビのワイドショーでも取り上げられるほど話題の「浮かれ心中」と歌舞伎十八番の人気演目「勧進帳」、しかも仁左衛門さん&玉三郎さんも出演となれば、土日とあれば満員も決まっており。

私の席は2階席の前から3番目、しかし左から3番目で花道はあまり見えず。何故か私の隣と斜め前の席はあいていた。勧進帳の途中で何故か券をゲットして私の隣に乱入してきたおじさん、かなりの歌舞伎マニアらしい風貌で「中村屋!」とか掛け声をかけてたが、いつも一テンポ遅れている。「遅れてますよ」とか注意したろーかと思ったが、しなかった。

近くの桟敷席の客で(高齢のおばはん方)、上演中とにかくずっと喋り捲ってた方がいまして。あの・・・ここお家じゃないんですけど。ワーグナー上演だったら周りに張り倒されてます、きっと。

「将軍江戸を去る」
三津五郎さんの徳川慶喜で、幕末もの。最初の場面はいかにも幕末っぽい感じの若者たちが出てきて(三津五郎さんのご子息の巳之助君も出演。似てるなー)、なかなか「萌え~」な感じだったのだが、実はそのあとの場面はちっとも面白くなかった(ごめんなさい)。なんでかな~?と考えたら、この演目全然「おはやし」類がない。あれ、音楽も踊りもないんですよ、歌舞伎なのに。私は「no music no life」な人なんで、音楽のないものには惹かれないのよ。

で、「勧進帳」。歌舞伎ファンにとっては人気の演目だけれど、実はナマで見るの初めて。音楽的に結構「ロック魂」を感じるほどカッコイイ。近隣のおじさまおばさまたちはリズム取っちゃうほどノリノリ。なんと表現したらいいのやら、あの音楽は素晴らしいと思った。カッコよくもコミカルな仁左衛門さんの弁慶、中性的な魅力たっぷりの玉三郎さんの義経、台詞回しも絶妙な勘三郎さんの富樫と役者が揃った演目でした。

最後はこれが目的で行った「浮かれ心中」。原作は井上ひさしの「手鎖心中」。

<テキトーなあらすじ>お金持ちのボンボンの栄太郎は、のちのちは家を継がなければならないのだが、実は人を笑わせるのが好きで絵草紙作家になりたいという夢を持っている。夢をかなえるため栄太郎自ら勘当を願い出たのだが、一年だけの勘当ということで問屋の一人娘おすずと祝言をあげ、絵草紙作家として活動。おすずには一年契約ということは黙っている。

彼は売れたいためにスキャンダルを色々おこすが、どれも今ひとつぱっとせず。栄太郎の友人の太助がぞっこんの吉原の花魁を彼のために身請けしてやる。そしてしまいにはこの花魁と狂言の「公開心中」を実行しようとするが、実はこの花魁と恋仲の大工の清六に見つかり、事情を知らない清六に二人は刺されてしまう。花魁は命をとりとめるが、栄太郎はあの世へ。自分の作品の中に登場するネズミちゃんに乗って天に昇っていく。

Pa0_0227 終始楽しい演目で、役者さんみんな楽しんでやっているようだ。七之助さんの女形は本当にキレイだが、現代の若者らしく小顔で背が高い。彼のおとうさん世代の人は歌舞伎っぽくみな顔が大きい。このギャップはうーん・・・・。

最後の、ネズミに乗ってチュー乗りの場面は勘三郎さんはノリノリでやってらしたが・・・正直、見てるほうはヒヤヒヤ。BGMは「イッツァスモールワールド」を三味線・太鼓や鐘で歌舞伎っぽく演奏。いやー、ネズミだから。

勘三郎さんの出演の演目はいつも楽しいのだが、年々席が取り辛くなるような。今年のコクーン歌舞伎は取れるかなー。心配。



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ちょっといろいろと疲れたので、コメント返し遅れますゴメンナサイ。

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2008年4月17日 (木曜日)

オルフ「賢い女」

P1070027 カール・オルフ:歌劇「賢い女」
トーマス・スチュアート(王)、ゴットロープ・フリック(農夫)、ルチア・ポップ(農夫の娘)、リヒャルト・コーゲル(牢番)、マンフレート・シュミット(驢馬の男)、クラウディオ・ニコライ(騾馬の男)、フェーリー・フルーバー、ハインツ・フリードリヒ、クルト・ベーメ(浮浪人たち)
クルト・アイヒホルン指揮/バイエルン放送管弦楽団

(演出・監修/カール・オルフ)1970年録音

今日は、チャーミングなオルフの童話オペラ。オルフは何と言っても「カルミナ・ブラーナ」でお馴染みな作曲家だが、このオペラもあんな感じの作風なのであの曲が好きな人なら楽しめる。中世ドイツの土着っぽい音楽?というか、悪く言えば同じメロディの繰り返しで退屈なとこもある。・・・全然ドラマティックじゃないので、正直途中わりと退屈で眠いかも。ふゎ~。

このCDではルチア・ポップが"賢い女"を歌っているのが特徴である。ポップってほんとに「カルミナ・ブラーナ」の独唱が一番似合っている歌手だと思うんで。(まあ・・・子供の時から大好きな歌手なので何を歌っても最高に思ってしまうのだが。)またこの時代のポップの声はまだ若くてカワイイ。

カルミナ・ブラーナの映像
http://jp.youtube.com/watch?v=6UVNYXOBWJA

他の歌手も、ワーグナー上演には欠かせない(欠かせなかった)歌手の名が見える。トーマス・スチュアートの王様はカッコイイ。

あらすじはこんな感じ。(新国立劇場HPより引用すいません)

純金の臼を見つけた農夫は王様に献上しようと思い立つが、娘に「杵も要求されるからやめなさい」と忠告される。 案の定、褒美どころか杵がないため投獄されてしまう。娘の話を耳にした王様は連れてくるように命じ、3つの謎かけをする。 当意即妙な答えに感心した王様は娘を后に迎える。しかし、后のあまりの賢さをもてあました王様は、長持ちに一番大切なものを入れて出ていけ、と宣告する。 后との最後の食事中に眠りに落ちた王様は自分が長持ちの中にいるのに気付き、なぜ自分はこんなところにいるのかと問う。 賢い女は微笑みながら「一番大切なものを入れて持っていけとおっしゃったのは王様ではありませんか」と答える。

このオペラのオチはチャーミングである(そう思いませんか?)。

この曲の好きなところは、まあポップの歌っているとこもいいんだけども、実は特にいいのは浮浪人たちがアカペラで楽しく歌うとこなんである。第5場で歌われる。(これは「カルミナ・ブラーナ」の男性合唱のある部分にすごく似ている)
ここらへんは無伴奏でハモりつつ繰り広げられるのでかなり芸達者の人じゃないとこの3人の役はムリと思われ。

で、ポップは声も大好きだけど勿論あのお顔も大好き。彼女をナマで見たときはかなり太ってたしお年も取ってたが・・・昔の写真を見ると若い頃のポップって何てかわいいんだろうと思う(今更ながらすいません)。ふわふわしてなんてチャーミング。女の私から見てもこんなにカワイイと思うのだから、男性はたまんねーだろうと思う。生前、さぞ彼女はモテただろう(何かのレコーディングの時にオケの楽員が「オイ、そこに立ってると美しいミス・ポップが見えないぞ」と怒ったというのをどこかで読んだ)。



1回あんな顔になってみたい。


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2008年4月14日 (月曜日)

古すぎてコワイ~イギリスのアカペラ音楽集

P1070024 The English Singers of London
1928年録音のエリザベス様式の音楽





今日はちょっと珍しい?イギリスもの。


うー。このCDのもとの録音は80年前と古いであります。コレ、確か何年か前に渋谷塔の地下で行われた大バーゲンで仕入れたもの。700円とかで買った覚えがあります。

買った当時は結構気に入ってた。ちょうど英国音楽に懲りだしてた頃だったし。その昔、アメリカのコレクターが収集したもののCD復刻・・・みたい。The English Singers of Londonというアカペラ合唱団の録音・・・みたい。

曲の時代は色々で、1500~1600年代の作曲家とか(知らないんだけど)、有名どころではパーセル、ウォーロック、そして民謡の編曲はほとんどがヴォーン=ウィリアムズ、たまにグレインジャーの名が見える(ブリッグ・フェアとか)。それぞれどれも味わい深いものがあるが、とくにヴォーン=ウィリアムズのは「なるほどヴォーン=ウィリアムズじゃわい」と思う。・・・というかヴォーン=ウィリアムズの他の作品がイギリス民謡っぽいのかしらん。

1928年の録音など、私のようなヒストリカル好きのダットン愛好家にしたら別に恐れるものではない。しかし。
が、この録音は、リマスタリングなし(多分)。蓄音機の音そのままなのである(多分)。なので終始針の音がしゅるしゅるばりばりと聴こえる。また、CDの最初と曲の合間合間に男性のナレーションが入る。異様に古い喋り方である(英語なのでよくわからんが、ニュアンスで)。・・・たまに声が震える。

買った頃はまだ実家に住んでたので、母親とたまにこのCDを聞いて、「なんかさー、なんか昔っぽくておかしくねー?古すぎね?」とか笑っとった。

しかし。

一人暮らしになってから、あまりコレ聴いてない。一人で夜聴くと、すごーくコワイんだ。・・・何か出そうである。

そんで、何かを思い出した。アレ、あの映画。
ニコール・キッドマン主演のホラー映画「アザーズ」。

DVD アザーズ

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2002/11/20
Amazon.co.jpで詳細を確認する

私はアレを映画館に見に行った。いや、ほんとにホラー映画って嫌いで、とくに血が出たり特殊メイクとか出てくるのはやなんだけど。(「リング」の貞子とかは平気だ)

でもこの映画は、ふつふつとコワイっちゃコワイのだけど、映像がなにしろキレイだし、そこはかとない哀愁があるしセットとか芸術的だと思う(考えてみるとトム・クルーズのこういったセンスは素晴らしいと思う)。コレ見た方は知ってると思うけど、ブルース・ウィルスの映画「シックス・センス」にどんでん返しな結末がとても似ている。(「シックス・センス」も好きな映画の一つ)

そして、CDの話に戻ると。

このナントカシンガーズで歌っている人々の解説書の写真も古い。そしてコワイ。なんだかこの丸いテーブルが・・・まるでみんなで霊をおろしてるとこみたいで余計コワイのである。(想像しすぎ?)

↓ほら、何か妖精とか映ってそうじゃない?

P1070025









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2008年4月10日 (木曜日)

バルビローリ/ベートーヴェン「皇帝」

P1060022ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ミンドル・カッツ(ピアノ)
サー・ジョン・バルビローリ指揮/ハレ管弦楽団

(バルビローリ/ベートーヴェン集より)





私が一年のうち、ベートーヴェンを聴くのはそう何回もない。
そーいえばシューベルトも然りで、当然ウチにはクライバー指揮の交響曲のCDが一枚だかあるくらい。

なので、今年のGWのあの恒例行事ラ・フォリ?フォル?ジュルネ?とかいうのにも全く行く予定がない。というか行かないで済むので有難い。毎年もしかしたらnaoping様の興味のないプログラムをわざと組んでいるのでは?と思うほど。悲しいかな今まで1回も行こうと思ったことがない。(関係者の方すいません。こーゆーヒネクレ者の愛好家も居るんです。)

来年あたり「マーラーと同時代ウィーンの作曲家」とか「ワーグナーとリスト」とか「R・シュトラウスと愉快な仲間たち」とか「チャイコフスキーとプーランクとブリテン etc」(ゲストにイッコーさんやカリ屋崎さんなどのオネェを呼ぶ。米良さんと美輪さんのジョイントコンサートもやってほしい)とか、あたしの大ストライクゾーンをやってくれたら、大喜びで通うんだが。 (まあ、そもそもの企画は日本じゃないのでこんなとこに書いても仕方ないが)

で、今日は何か珍しい?バルビローリのパイ盤をダットンが復刻したベートーヴェン。2枚組で1枚分の値段と書いてあるが、幾らだったんだろう。アマゾンでは中古で2組出品されてて片や1470円、もう片方は13893円。この差はなんだ。

収録曲目は以下の通り。
・レオノーレ序曲第3番
・交響曲第1番
・交響曲第8番
・エグモント序曲
・ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
・交響曲第5番

全部聴くのはちょっと根性がいるので、子供の頃一番よく聴いた「皇帝」で。子供の時もってたのは確か、クラウディオ・アラウのセラフィム盤だったのですよ。
ところでカッツってピアニスト知らないんですが、これって私、モグリでしょうか?

はて。
いやー、よく指の回る人だな、カッツって人は(←なんか素人っぽい感想)。バルビローリの指揮で聴くと、「いかにも皇帝~!」みたいな勇壮な第1楽章よりも静かな第2楽章のほうがしっくりくると思う。この楽章はいかにもバルビローリらしいしっとりとした演奏である。

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2008年4月 8日 (火曜日)

グリエール/イリヤ・ムロメッツ

グリエール:交響曲第3番「イリヤ・ムロメッツ」
ドナルド・ヨハノス指揮/チェコスロヴァキア放送交響楽団

過去記事:荒川選手の原点/グリエール・赤いけし



ロシアのまーまー知ってる人は知ってる作曲家、グリエールって言ったらバレエ音楽「赤いけし」。そう相場は決まってる。少なくとも私にとったら。

しかし。グリエールは、実は交響曲も素晴らしい。それどころか聴いていて「ひょー!」と叫んでしまうほどかなりの傑作であるぞ、この交響曲第3番。ま、このCDはね、ずっと聴かないまま死蔵されてたの、ウチに。で、今日ふと思い出して聴いてみたのです。

いやー、交響曲というよりは、劇音楽に近い。つか、昔の映画音楽とかに近い。壮大な力強さはロシア音楽というよりワーグナーの管弦楽曲にも近いかも。壮大でありながら叙情的な部分は非常に瑞々しい響き。また第2楽章の官能的な響きはR・シュトラウスを思わせる。

しかも、交響曲のくせに75分半もある。演奏するほうも疲れそうである。

「イリヤ・ムロメッツ」という物語はちっとも知らなかったのだが、調べてみたら結構面白いというか奇想天外、ロシアのドン・キホーテ(ディスカウントショップではない)って感じの物語であった。

なげぇので、かいつまんで。

ロシアの口承抒情詩「ブィリーナ」に登場する英雄の物語。
イリヤは老夫婦が子供が授かるように祈った末生まれた子だったが、生まれつき手足が動かなくて30歳まで家を出たことがなかった。

しかし、ある日3人の旅の老人が家を訪れイリヤに声をかけると彼は立ち上がり、薬によって強大な力を得た。老人たちは「国を乱す者と戦い弱い者を助けるためにこの力を使う」ことを約束させて去る。

イリヤはキエフを目指して旅立つが、その途中巨人スヴャトゴルの妻サルイゴルカに誘惑される。サルイゴルカは応じなければイリヤに乱暴されたって言いつけるわよというんで、しかたなく彼は応じる。しかしスヴャトゴルに見つかる。イリヤは正直に話しスヴャトゴルは妻を追放、イリヤとは兄弟の契りを交わす。

二人は旅を続けるが、スヴャトゴルは巨大な棺に入れられて死ぬ。このときスヴャトゴルの体から泡が溢れ、イリヤはこの泡を身につけるとスヴャトゴルの力と勇気を受け継ぐ。

イリヤはチェルニーゴフの町に着き、町を包囲していた軍勢を追い払った。人々に恐れられていた盗賊ソロウェイの右目を射抜き捕らえた。

キエフに着くと、太陽公ウラジーミルに迎えられ英雄たちと交誼を結ぶ。この地の幽霊や城に住む化け物を退治する。

しかしある日ウラジーミル公が宴会を開いたのにイリヤを招くのを忘れた。怒ったイリヤは町の建物を破壊して売って金にし、町の酒場で宴会を開く。ウラジーミル公は謝罪し、あらゆる酒場を貧乏人に3日間開放することを条件に仲直りする。

年老いたイリヤの前に強敵ボドソコリニクが現れ、互角の戦いになるが、相手は実は自分の子(サルイゴルカとの子)であることを知る。いったん二人は和解するが、ボドソコリニクは気が変わって槍でイリヤを刺す。しかし、イリヤは付けていた十字架に槍が当たって助かる。イリヤはボドソコリニクを雲の高さまでぶん投げて殺す。

ママイ率いるタタールの大群がキエフを襲う。イリヤはママイを殺し、5日間の戦いの末勝利する。しかし仲間の一人が慢心の言葉を吐いたため、敵軍の死者たちが起き上がり、5倍にもなって大群で襲ってきた。6日後また敵は増えた。イリヤが後悔の祈りを捧げると敵は地に倒れ伏し、勇士たちは全員石像と化した。

曲の構成は以下の通り。

第1楽章「さまよえる巡礼者、イリヤ・ムロメッツとスヴャトゴール」
第2楽章「山賊ソロウェイ」
第3楽章「ウラディーミル公の美しき太陽宮殿」
第4楽章「イリヤ・ムロメッツの武勇と石化」

こんなふーに。筋書きはあまりに奇想天外すぎて一瞬ヒクが、曲は本当にイイ。(昔話なのに何故か数字に細かくて、やたら3の倍数5の倍数とか出てくるからいちいち「世界のナベアツ」を思い出した)

コレ知らない方は是非聴いてみて(この曲がどのくらい有名なのかは知らんが)。ナクソスの他にもいくつか録音はあるみたいだが、とりあえずこのナクソス盤の演奏は壮大で迫力があり素晴らしい。

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2008年4月 4日 (金曜日)

鼻血出るまで聴け!バイロイト名演集

もータイヘンである。
ケンペのリングに続き、負けじとこんなの出ちゃうぞ。すげえぜユニバーサル。

CD1&2
・歌劇『さまよえるオランダ人』全曲
 オランダ人:フランツ・クラス
 ゼンタ:アニヤ・シリヤ
 ダーラント:ヨーゼフ・グラインドル
 エリック:フリッツ・ウール
 マリー:レス・フィッシャー
 舵取り:ゲオルク・パスクダ
 バイロイト祝祭合唱団
 合唱指揮:ヴィルヘルム・ピッツ
 バイロイト祝祭管弦楽団
 指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ

 録音:1961年7月、8月(ステレオ)

CD3-5
・歌劇『タンホイザー』全曲
 タンホイザー:ヴォルフガング・ヴントガッセン
 領主ヘルマン:ヨーゼフ・グラインドル
 エリーザベト:アニヤ・シリヤ
 ヴォルフラム:エーベルハルト・ヴェヒター
 ワルター:ゲルハルト・シュトルツェ
 ハインリッヒ:ゲオルク・パスクダ
 ビテロルフ:フランツ・クラス
 ラインマル:ゲルト・ニーンシュテット
 ヴェーヌス:グレース・バンブリー
 牧童:エルゼ・マルグレーテ・ガルデッリ
 バイロイト祝祭合唱団
 合唱指揮:ヴィルヘルム・ピッツ
 バイロイト祝祭管弦楽団
 指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ

 録音:1962年7月、8月(ステレオ)

CD6-8
・歌劇『ローエングリン』全曲
 ローエングリン:ジェス・トーマス
 エルザ:アニヤ・シリヤ
 オルトルート:アストリッド・ヴァルナイ
 テルラムント:ラモン・ヴィナイ
 国王ハインリヒ:フランツ・クラス
 軍令使:トム・クラウゼ
 貴族:ニールス・メーラー
 貴族:ゲルハルト・シュトルツェ
 貴族:クラウス・キルヒナー
 貴族:ゾルタン・ケレメン
 バイロイト祝祭合唱団
 合唱指揮:ヴィルヘルム・ピッツ
 バイロイト祝祭管弦楽団
 指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ

 録音:1962年7月、8月(ステレオ)

CD9-11
・楽劇『トリスタンとイゾルデ』全曲
 イゾルデ:ビルギット・ニルソン
 トリスタン:ヴォルフガング・ヴィントガッセン
 クルヴェナール:エーベルハルト・ヴェヒター
 ブランゲーネ:クリスタ・ルートヴィヒ
 マルケ王:マルッティ・タルヴェラ
 メロート:クロード・ヒーター
 牧童:エルヴィン・ヴォールファールト
 舵手:ゲルト・ニーンシュテット
 若い水夫:ペーター・シュライヤー
 バイロイト祝祭合唱団
 合唱指揮:ヴィルヘルム・ピッツ
 バイロイト祝祭管弦楽団
 指揮:カール・ベーム

 録音:1966年7月(ステレオ)

CD12-15
・楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』全曲
 ザックス:カール・リッダーブッシュ
 ヴァルター:ジーン・コックス
 ポーグナー:ハンス・ゾーティン
 フォーゲルゲザング:ヘリベルト・シュタインバッハ
 ナハティガル:ヨゼフ・デネー
 ベックメッサー:クラウス・ヒルテ
 コートナー:ゲルト・ニーンシュテット
 ツォルン:ローベルト・リッヒャ
 アイスリンガー:ヴォルフ・アッペル
 モーザー:ノルベルト・オルト
 オルテル:ハインツ・フェルトホフ
 シュヴァルツ:ハルトムーツ・バウエル
 フォルツ:ニコラウス・ヒルデブラント
 ダーフィト:フリーダ・シュトリッガー
 エーファ:ハンネローレ・ボーデ
 マグダレーネ:アンナ・レイノルズ
 夜警:ベルント・ヴァイクル
 バイロイト祝祭合唱団
 合唱指揮:ノルベルト・バラチュ
 バイロイト祝祭管弦楽団
 指揮:シルヴィオ・ヴァルヴィゾ

 録音:1974年7月、8月(ステレオ)

CD16-29
楽劇『ニーベルングの指環』
・『ラインの黄金』全曲

 ヴォータン:テオ・アダム
 ドンナー:ゲルト・ニーンシュテット
 フロー:ヘルミン・エッサー
 ローゲ:ヴォルフガング・ヴィントガッセン
 アルベリヒ:グスタフ・ナイトリンガー
 ミーメ:エルヴィン・ヴォールファールト
 ファゾルト:マルッティ・タルヴェラ
 ファフナー:クルト・ベーメ
 フリッカ:アンネリース・ブルマイスター
 フライア:アニヤ・シリヤ
 エルダ:ヴィエーラ・ソウクポヴァー
 ヴォークリンデ:ドロテア・ジーベルト
 ヴェルグンデ:ヘルガ・デルネシュ
 フロースヒルデ:ルート・ヘッセ(メッゾ・S)
 バイロイト祝祭管弦楽団
 指揮:カール・ベーム

 録音:1966年7月(ステレオ)

・『ワルキューレ』全曲
 ジークムント:ジェームズ・キング
 ジークリンデ:レオニー・リザネク
 フンディング:ゲルト・ニーンシュテット
 ブリュンヒルデ:ビルギット・ニルソン
 ヴォータン:テオ・アダム
 フリッカ:アンネリース・ブルマイスター
 ゲルヒルデ:ダニカ・マステロヴィッツ
 オルトリンデ:ヘルガ・デルネシュ
 ヴァルトラウテ:ゲルトラウト・ホップ
 シュヴェルトライテ:ジークリンデ・ワーグナー
 ヘルムヴィーゲ:リアーネ・ジーネック
 ジークルーネ:アンネリース・ブルマイスター
 グリムゲルデ:エリーザベト・シェルテル
 ロスヴァイセ:ソナ・ツェルヴェナ
 バイロイト祝祭管弦楽団
 指揮:カール・ベーム

 録音:1967年7月、8月(ステレオ)

・『ジークフリート』全曲
 ジークフリート:ヴォルフガング・ヴィントガッセン
 ミーメ:エルヴィン・ヴォールファールト
 さすらい人:テオ・アダム
 アルベリヒ:グスタフ・ナイトリンガー
 ブリュンヒルデ:ビルギット・ニルソン
 ファフナー:クルト・ベーメ
 エルダ:ヴィエーラ・ソウクポヴァー
 森の小鳥の声:エリカ・ケート
 バイロイト祝祭管弦楽団
 指揮:カール・ベーム

 録音:1966年7月(ステレオ)

・『神々の黄昏』全曲
 ジークフリート:ヴォルフガング・ヴィントガッセン
 グンター:トーマス・スチュアート
 アルベリヒ:グスタフ・ナイトリンガー
 ハーゲン:ヨーゼフ・グラインドル
 ブリュンヒルデ:ビルギット・ニルソン
 グートルーネ:リュドミラ・ドヴォルジャコヴァー
 ヴァルトラウテ:マルタ・メードル
 ヴォークリンデ:ドロテア・ジーベルト
 ヴェルグンデ:ヘルガ・デルネシュ
 フロースヒルデ:ジークリンデ・ワーグナー
 第1のノルン:マルガ・ヘフゲン
 第2のノルン:アンネリース・ブルマイスター
 第3のノルン:アニヤ・シリヤ
 バイロイト祝祭合唱団
 合唱指揮:ヴィルヘルム・ピッツ
 バイロイト祝祭管弦楽団
 指揮:カール・ベーム

 録音:1967年7月、8月(ステレオ)

CD30-33
・舞台神聖祝典劇『パルジファル』全曲
 アンフォルタス:サイモン・エステス
 ティトゥレル:マッティ・サルミネン
 グルネマンツ:ハンス・ゾーティン
 パルジファル:ペーター・ホフマン
 クリングゾール:フランツ・マツーラ
 クンドリー:ヴァルトラウト・マイアー
 第1の聖杯騎士:ミヒャエル・バプスト
 第2の聖杯騎士:マティアス・ヘレ
 第1の小姓:ルートヒルト・エンゲルト・エリー
 第2の小姓:ザビーネ・フエス
 第3の小姓:ヘルムート・ハンプフ
 第4の小姓:ペーター・マウス
 花の乙女:デボラ・サスーン
 花の乙女:スーザン・ロバーツ
 花の乙女:モニカ・シュミット
 花の乙女:アリソン・ブラウナー
 花の乙女:ヒルデ・ライトラント
 花の乙女:マルギッテ・ノイバウアー
 アルト独唱:ルートヒルト・エンゲルト・エリー
 バイロイト祝祭合唱団
 合唱指揮:ノルベルト・バラチュ
 バイロイト祝祭管弦楽団
 指揮:ジェームズ・レヴァイン

 録音:1985年7月、8月(デジタル)

以上、33枚組でタワレコオンライン価格で8990円(買う人は上のジャケット写真をクリックして買うように)。まあ、ここに来られるような超ワグネリアンな殿方たちは、これのほとんどをお持ちであろう。しかし、私はまだまだ初心者のため(←え)、この中では「トリスタン」しか持ってないのである。買うしかないだろう。

ケンペのリングもこっちも買うので(いっぺんにはムリだが)、とんでもない枚数になりそうだがもうどーでもいい。鼻血出るまで聴いてやる。

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2008年4月 3日 (木曜日)

アッテルベリ/チェロ協奏曲

P1040020_2クット・マグヌス・アッテルベリ/チェロ協奏曲
ウェルナー・トーマス=ミフネ(Cello)
カール・アントン・リッケンバウアー指揮/ベルリン放送交響楽団






過去記事:アッテルベリ/ピアノ協奏曲

アッテルベリ:交響曲第2番



突然だが、今日の夕飯。

P1040019_2 確か、ラタトゥイユっていうんだ、コレ。おフランスの料理。

ニンニク、鷹の爪、タマネギ、赤ピーマン、黄ピーマン、オレンジピーマン、ズッキーニ、フレッシュトマトをたっぷりのオリーブオイルで炒めただけ。あとは塩コショウ、ハーブを入れて煮る。しかも水は入れずにひたすら野菜の水分と旨みだけで煮るのである。(なので、なるべく良い油と美味しい粗塩が必要)

しかし、こんなにカラフルな野菜料理って他にあるだろうか。マチスやゴーギャンの絵画のようである。(違うか?)

しかし、こいつら西洋野菜は結構値が張る。本当はセロリとナスも入れたかったとこだが、そこまでいくと一品で千円くらいかかる。一人暮らしの自炊でそこまで金をかける気はない。

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さて、久しぶりの更新。

(本当は昨日更新しようかと思ったのだが、私の大好きな「あらすじで楽しむ世界名作劇場」の放送があったので、更新を断念。羽野晶紀さんの「二十四の瞳」を楽しみにしていたので。他の出演者が全くのバラエティ(お笑い)のノリだったのに対し、彼女はちゃんと芸術的な「モノドラマ」として成功していた。まあ企画担当者も良かったのかもしれないが。)

何を聴こうかと思ったが、先日のすみトリ地方オケ大会で、どれも良かったけどものめずらしさもありことさら印象深かった広響の北欧ものが頭に残っていますので、今日は北欧もの。

ここのブログでは、「こんなにつまらないのに何故か溺愛している交響曲第2番」で有名なクット・アッテルベリ。作曲家でありながら特許庁勤め。今日はチェロ協奏曲。珍しいドイツ製の演奏。

以前、CDで聴いた(が、ほとんど記憶にない)ピアノ協奏曲がなにやらグリーグの亜流だったのに対し、このチェロ協奏曲は・・・そうさなあ(考える)。チェロという楽器が大体どんな作曲家が作曲してもそれなりに聴こえてしまうので(それは偏見?)、結構聴ける。チェロ・コンは普通ドヴォルザークかエルガーっぽくなるかなというイメージなのだが、これはとくに「誰風」っていうのはあまり感じない。

第1楽章・アンダンテ・カンタービレ
第2楽章・アレグロ
第3楽章・アダージョ
第4楽章・アレグロ



どうも全体に切れ目なく演奏されるらしく、いつのまにか楽章が移っている。35分と結構長いので演奏者は大変だろう。
全体的な印象としては、チェロという楽器の特性もあるけど哀愁というか憂愁を帯びた音楽である。第3楽章のアダージョはメロディが美しく結構心にクルものがある。第4楽章もそうだけれど、なかなかオケの響きとかは独特でロマンティックでなかなかヨイ。まあ、コンサートではまず演奏されなそうだが。

ところで、このCDの演奏家のドイツ人チェリスト、ウェルナー・トーマス=ミフネさんとやらは、「三船さん」なのだろうか?日本人とのハーフとか?それとも関係ないの?

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