ボールト指揮/海の交響曲
ヴォーン=ウィリアムズ:交響曲第1番「海の交響曲」
シェイラ・アームストロング(ソプラノ)、ジョン・キャロル・ケイス(バリトン)
サー・エードリアン・ボールト指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
さて、花粉症キャリアウーマンとなったあたしの近況。
読者の皆様の強い勧めにより、「鼻うがい」(小林製薬・ハナノア)の修行に励んでいたところ(3回くらい)、ついに昨日の夜できるようになり、まるで生まれ変わったような感じでした。朝また鼻うがいをして会社にいったのですが、マスクをしていれば薬を飲まなくてもほとんど鼻をかまずに過ごせましたし。くしゃみなんか2~3回くらいしたかな?くらいよ。
ああ、なんということでしょう!こんな素晴らしい事をやらないで花粉のシーズンを過ごしている花粉症の人がいるなんて!いや私の周りは100%鼻うがいバージン(またはドーテイ)なのであった。
コツとしては、「アー」と言いながら溶液を鼻に挿入するときに、コレをまるでサカリのついたネコの夜鳴きのような感じで発声するとうまくいく。ま、これは私だけかもしれないが。
多くの方にこのハナノアの素晴らしさを、強く勧める次第である。
また、なるべく西洋医学に基づいた薬(化学的な?というか)は常用したくないので、無農薬のハーブティーなど取り寄せてみました。実験(治験?)結果はブツが届いたらご報告するとして。
モーリスメセゲの無農薬ハーブティー
さて、花粉の話はおいといて、もうすぐ大友康平じゃなくて直人氏の「海の交響曲」の公演も近いということなのでこの曲。今日はRVWの演奏の古典中の古典、サー・エイドリアンの演奏でな。二つある全集(古いモノラルのは一曲欠けてるがの)のうち新しいステレオのほう。
上のジャケット写真でわかるように、私の持っているのは国内盤全集である。ふふ。これが今から考えるとどんなにありがたいことか。三浦淳史さんの解説と、この「海の交響曲」の対訳がついているんだからね。
6枚組8563円(当時)。
今は輸入盤で4715円。
RVWの交響曲全集というと、輸入盤量販店のバーゲンコーナーでたまに登場し、「いつか聞くかもしれないし」と他のCDたちのついでに買われてはいくが、全く聴かれずにいつの日か棚の奥の奥のほうにしまわれている。そして何か他の探し物をしているついでに突然発見される。
「あらこんなところにヴォーン=ウィリアムズが」と、それはあたかも冷凍庫の奥に凍らせたまま食べ忘れていた、先月特売で買った国内産牛肉のごとくの大発見。
だが、「いや、今日はいいや、また今度食べよう(聴こう)、まだ食べれるし」みたいな感じにまた同じ場所に戻される。
こんな情景が全国のクラヲタさんたちのリスニング・ルームで年に何回も繰り広げられているに違いない。
ああ、悲しいことだ!
が。
私も実はこの全集引っ張り出すのってずいぶん久しぶり。いや、このところあんまり聴かないんだよね、ごめんなさい。久しぶりに聴いてみますと、なんかこの微妙な音質の古ぼけ加減が(古い表現で恐縮だが)胸がきゅーんとなる。
ま、曲のほうは。実演は相当よいと思うから、聴きに行こうか迷ってる人は是非行かれるべきではないかと思う。実は私は実演でこの曲を聴いたことはまだないんだけどさー。
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コメント
こんばんは。
私も、大友康平じゃなくて直人氏の「海の交響曲」行きます。
半年前から、チケットを握り締めて(まさか)ました。
独唱・合唱が活躍する音楽は、やはりライブで聴きたいですね。
RVW、たしかに全集として持っていても、私でもなかなか取り出す機会がないですね。
ボールトの初期盤全集はうらやましいです。
対訳がないと、ホイットマンの詩はキツイですもんね。
私の冷蔵庫の奥には、バラのボールト、ハイティンク、B・トムソン、セットのプレヴィンの4種があります。
ハンドレーとスラトキンを次は狙ってます。バカですね。
投稿: yokochan | 2008年3月 7日 (金曜日) 23時47分
曲によってはバルビローリやプレヴィンのほうが好きだったりしますが、全集で持ってるのはボールトだけです。理由はそれだけ安かったから(笑)
コンサートは行きたいのですが日程的に微妙です。
投稿: 白夜 | 2008年3月 8日 (土曜日) 01時34分
>>yokochanさん
こんにちは。私んちはボールト新旧全集とハンドリーは有名どころがあります。あとはバラバラと。
今月はイギリス音楽好きには悲鳴ナリ。海はもちろん、すみトリの戦争レクイエム祭はどうしようかな・・・と思案中です(当日券があれば・・・そして花粉が心配)。
>>白夜さん
こんにちは。
ボールトの全集は鬼安で売っていることが多いので、持ってる方多いですね~。まー、昔でてたケーゲルのベト全集(レーザーライト)もびっくりでしたが。RVW全集が破格なのは、もしかして英国RVW協会の何かの企みかも・・・と常々思っています。
投稿: naoping | 2008年3月 8日 (土曜日) 10時17分