« アルマ・マーラー/歌曲:キルヒシュラーガー | トップページ | ミトロプーロス/ヴォツェック »

2008年1月20日 (日曜日)

ガリベン!クラシック編など

寒いため、出不精になっていてテレビばっかり見ているような気がするので、最近みたテレビ番組で印象に残ったものなど。

勉強してきましたクイズ ガリベン!

この番組、前は深夜にやっていたようで、たまに土日に再放送してたのを見ていた。毎回一定のテーマを与えられ、回答者が死に物狂いで?勉強してクイズに挑むから、出題はなかなか高度である・・・一般的には。
(昨日やってたのは「体について」であったけれどこれも面白かったし、勉強になった。)

それが、先週日曜だか深夜枠の再放送で「クラシック音楽」ってテーマでやってたので、楽しく見ていた。私はほぼ全問正解であった。つか、ここに来ているお客さんは全問わかるよ、こんなの。曲名当てなんて、赤子の手をひねるようなもんで(←慣用句あってない?)、「アルルの女」とか「G線上のアリア」とかのレベルだぜえ。

私は、「初めて指揮棒を使った指揮者は誰?」ってのだけ知らなかったわ。ま、そんなこと知らなくてもいいし。

で、まー考えさせられたのは、「クラシック好きの男が、クラシックのコンサートはじめての彼女を連れて行く(そしてウンチクたれまくる)」という寸劇である。こういったシチュエーションは私にはほぼないので(女だから)、色々想像するものがある。この彼氏(俳優さん)がイケメンだからきっと「ええっ?そんなことも知っているのぅお~?? ○○さんて物知り~~!」と感動するふりをすることもできようが、普通だったら「け、何 知識ひけらかしてんの。知ったかぶりするんじゃないわよ!」と(口には出さないけど)思うかもしれない。いや、私が詳しいからって意味じゃなくて、一般女性の立場から言ってだわよ、あくまで。

ま、あの寸劇を見て思ったんだけど、私だったら、演奏会後に「演奏中に話しかけるな!このボケ!」と怒って帰ると思う。だって、指揮者の指揮を見ながら「これは、カラヤンの指揮と似てるね~」とか話してるんだもん。これを見てクラシックのコンサートに行ったことない視聴者が「え、演奏会中に喋ってもいいんだ」って勘違いしないだろうか・・・。ま、ホントに喋ってる人たまにいるけどね。

それにしても、あの番組は毎回とっても面白い。テレ朝っていろんなこと考えるよね。

-----
他に、最近印象に残ったドラマ。

「鹿男あをによし」

すでに各地で語られていると思うんですが、今頃すいません。
第1回しかまだやってないが、奇想天外ですごく面白かった。私は、「のだめ」より面白いかと。玉木宏さんも千秋様よりこっちのほうがイイかもと思う。綾瀬はるかちゃんのボケっぷりもよいし。
原作読もうかなあ。

Book 鹿男あをによし

著者:万城目 学
販売元:幻冬舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「だいすき!!」

つか、まだまともに見ていない。予告だけ見てウルウルし、本放送は見逃して昨日再放送を後半だけ見た。本来私は涙腺が強いのだが、コレはイカン~と思う。知的障害の女の子が子供を産み育てる話だが・・・。ときおり流れるドヴォルザークの「母が教えたまいし歌」がもーダメだ。(多分、そんなトコで「泣ける~」と思ってる人全然いないと思う。)

Book だいすき!! 1―ゆずの子育て日記 (1) (Be・Loveコミックス)

著者:愛本 みずほ
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

----------

Banner2_3 にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

|

« アルマ・マーラー/歌曲:キルヒシュラーガー | トップページ | ミトロプーロス/ヴォツェック »

コメント

こんにちは。
「鹿男あをによし」小説面白いですよ~。
ドラマは観てないんですが。

初めて指揮棒を使った指揮者って誰でしょうね。
私もクラシックにはあまり詳しくないのでわかりません~。
でも指揮棒に殺されたと言うか指揮棒のせいで死んだのは
リュリですね。

投稿: 木曽のあばら屋 | 2008年1月20日 (日曜日) 15時13分

>>木曽さん
こんにちは。さすが読書家の木曽さんはとっくに「鹿男」は読破なさっているのですね。ドラマ、面白いです。久しぶりに奈良に行きたくなります。

初めて指揮棒を使ったのは誰だか忘れました・・・ワタシ知らない人だったし。リュリは指揮棒(棍棒みたいにぶっとい)で足の指突いて死んだんですよね。クイズの回答者の品川祐さんが、「リョリ」って言ってて笑われてたけど、最後には優勝してました。

投稿: naoping | 2008年1月20日 (日曜日) 18時32分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ガリベン!クラシック編など:

« アルマ・マーラー/歌曲:キルヒシュラーガー | トップページ | ミトロプーロス/ヴォツェック »