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2008年1月10日 (木曜日)

ニールセン/コンモティオ

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カール・ニールセン (ボー・ホルテン 編曲)
 コンモティオ (Commoitio) (管弦楽のための編曲による)
 歌曲集〈6つの歌曲〉 (ルーズヴィ・ホルステン詩) リンゴの花 (Æbleblomst)
 歌曲集〈歌と詩〉 (J・P・ヤコブセン詩)
 - 絹靴は金の型から (Silkesko over gyldne læst) 報いはある (Det bødes der for)
  風俗画 (Genrebillede) 「モーエンス」の歌 (Vise af "Mogens")
 歌曲集〈5つの詩〉 (J・P・ヤコブセン詩)
 - スルタンの宮殿の庭で (I Seraillets Have) イルメリンのバラ (Irmelin Rose)
 ヴァイオリンソナタ第2番 (ヴァイオリンと管弦楽のための編曲による)
  ヘンリエッテ・ボンデ=ハンセン (ソプラノ) ビャーネ・ハンセン (ヴァイオリン)
  オーゼンセ交響楽団 ボー・ホルテン (指揮)





おとといだか、フジテレビの新ドラマ「ハチミツとクローバー」を見ました(原作は読んでない)。「のだめ」の美大版なのかと思ったら、こっちはあんまりドタバタではないのですね。私は音大には縁がないのですが、美大に通ってたのでこのドラマは大変懐かしいです。そうそう、こんな感じだったんだなあ・・・なんて。久しぶりに絵が描きたくなる・・・多分描かないけど。

ヒロインの成海璃子ちゃんはオドロキの中学生。飛び級か。

で、この登場人物の一人の部屋が、北欧風ファブリックに囲まれてて可愛かったな。私の学生時代はみんな貧乏だったから(とはいうものの、地方からやってきて美大に通う子は貧乏ではないです。自宅から通ったってかなりお金かかりますし。)こんなオシャレな部屋の子は誰もいなかったです・・・ま、時代もあるかなえー、ところでアクセス数が昨日は多かったす。みなさんありがとう。さすがはマーラー。このブログが2ちゃんねるに載る日も近い・・・(←これは不安・・・いやだなあ)。

で、人気の記事のあとは、ややマニアックな内容のCDを。しかし、ワタシあんまり詳しくないカール・ニールセン。実際のところ、CDは持ってるけど交響曲は聴きこんでないし(「不滅」、正月に実家でCD引っ張り出して聴いたが、あまり以前聴いた記憶がない)。ま、オペラ「仮面舞踏会」は持ってるけどね。

(ワタシの北欧音楽鑑賞・・・基本がなってない。)

実はこのCDは以前紹介しました、私のお気に入りの一枚「デンマーク版ディーリアス」と同じシリーズのようです。同じダナコード・レーベルで指揮者ボー・ホルテンとソプラノのボンデ=ハンセンは同じ。管弦楽編曲も同じボー・ホルテン。

まず、コンモティオって曲。作曲者最後の大作とのこと。もとはオルガンのための曲で、それにしちゃ24分もかかる。実は原曲を聴いたことがないんだけど、この管弦楽編曲を聴く限り、一曲の交響曲を聴いているようだ。ブラームスに北欧の香りを足したような、堂々たる曲である。冒頭からかなり引き込まれる。きっとホルテンの編曲もうまいんだろう。

そのあとの歌曲集は初期の作品ということで、やはりホルテンの管弦楽編曲によるもの。同じ歌手で編曲者のせいなのか?前記のディーリアス・デンマーク語版と雰囲気は似ている・・・もしかしてマーラーの世界にも近いかも。あいかわらずデンマーク語の微妙な発音が本当にここちよい。うー、素敵だ。詩がまた、ヤコブセンのがあって、ディーリアスの歌曲と同じのが使われてたりする・・・イルメリンとか絹の靴とか。ディーリアスとの聴き比べも楽しい。

もっと聴きたいなあと思うんだけど、歌曲は残念ながら7曲しか入ってない。ここでもボンデ=ハンセンはとってもさわやかなうたいぶりでとっても好感が持てる。このCDを買ったのだって(そして「仮面舞踏会」も)彼女のデンマーク語の歌が聴きたいからだったのだ。

最後の曲はヴァイオリン・ソナタ第2番を編曲したヴァイオリン協奏曲。これまた原曲を知らないんでなんとも言えないけれど・・・原曲が聴いてみたいです。私よくわかりませんが、「協奏曲」というにはちと編曲がこじんまりしすぎています。どっちかっつーと「管弦楽伴奏つきのヴァイオリン・ソナタ」といった風情。しかもなんとなく終わってしまう。

あいかわらず、守備範囲外のCDの感想はこんな感じなので申し訳ない。値段もお高いので万人むきではないですが・・・。録音は北欧らしくたいへん良好です。


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コメント

渋くて沈んでしまう曲調。そう、ブラームス晩年のオルガン曲を連想してしまうのですが、でも、ブラームスと違って抜ける透明さがある不思議な音楽ですね。ちなみに私はオルガン原曲。BIS盤です。交響曲や協奏曲では変にぐしゃぐしゃしているニールセンですが、オペラや器楽曲だとすんなり聴けました。

投稿: IANIS | 2008年1月10日 (木曜日) 21時42分

ホルテン氏のニールセンのアレンジモノですか。なかなかそそりますね~。

ホルテン氏は合唱曲の作曲や合唱指揮もやっていて、結構以前から注目していたのです。

ニールセンなのですね。面白そうです。

投稿: ピースうさぎ | 2008年1月10日 (木曜日) 22時57分

>>IANISさん
さすがです、原曲CDをお持ちですね。
私は全然知らなかったのですが、ネットで見たらこの編曲版は北欧音楽MLで昔話題になったそうです。なかなかいい曲だし、時間的にも丁度いいのでコンサートで他に交響曲一曲とカップリングで演奏したらなあとか考えます。(まあ、ないでしょうが・・・)

>>ピースうさぎさん
ホルテンさんについては、たまたま持ってる二枚のCDでしか知らず、経歴はよくわかりませんがなんだか「編曲オタク」なのかなとか思ってました。合唱関係の曲もあるのですね。このニールセンはなかなかいいです。

投稿: naoping | 2008年1月12日 (土曜日) 08時19分

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