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2007年12月28日 (金曜日)

まだ聴けてないルル(マゼール)

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ベルク:歌劇「ルル」

ロリン・マゼール指揮/ウィーン国立歌劇場管弦楽団

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今日から冬休み。一般より一日早いって?
で、今日は年賀状作っとりまして。しかし今年は例年になく大変に手抜きなので、もし受け取られる方はがっかりせぬよう。

さて、ずっと最後までイケてない、ルル。例の、マゼールのね。(恐ろしく安かったんだけど、売れないからかしら・・・)

今日こそは!全部きいてやる!と思ったんだが。

思ったんだが・・・。まだあの第1幕の第3場(ルルが舞台に上がるとこ)の途中までしか聴けてない。で、ダメだった。ダメ。

何がダメなのか?というと。
まずマゼールの指揮。このテンポはいかんともしがたい。緩すぎるテンポのときもある。しかし、全然違う音楽に聴こえるときがあるってのはどうかと思う。

第3場のジャズっぽい音楽が、まるで別の音楽に聞こえる。アレレ?


ところで。ずっと思っていた。

マゼールのファンの人、日本のクラシック・ファンにいらっしゃいますか?
私、今まで会ったことない。残念ながら、まことに遺憾ながら。でも、いらっしゃるんでしょうねえ、きっと。アバドやメータのファンのように・・・。

これでもし、マゼールの実演きいたことない・・・っていうなら「オイ、そういうことは実演聴いてから書け!」と怒られるかもしんないけど、一応、あるぜ。ずいぶん昔だけど。

しかも大好きなトゥーランドットだった。
しかし全くテンポが「?」だった。

このルルもてんでそんな感じ。

で、聴き進めないわけがもうひとつ。

主役を歌うユリア・ミゲネス。(”ジョンソン”って名はどこいっちゃたの?)
サロメとかカルメンとか、いかにもドラマティックでエロい役を得意とするソプラノだな。舞台写真もお胸を強調して、エロさ満点だな。

それでまあ、最初は調子よく聴いていたんだけど。
このお下品な雰囲気は、いかんともしがたい。
いくらもともとの育ちが悪い設定でも、ちゃんとシェーン博士に拾われてからは教育も受けているのだし、ベルクのオペラってことでなにかしらの品格って必要だと思う。だってオペラなんだもん。私はルルはこんなじゃなくて、少女であってほしい。少なくとも第1幕までは。

それと、ドイツ語の発音もアレだな(プエルトリコ系アメリカ人らしい)。他の歌手がドイツ・オーストリア系が多いもんで、気の毒。

あのストラータスが懐かしくなるくらい。


で、ふと思った。

・・・何かに似ている。この人。この雰囲気。外見も声も。


あー、思い出した。アニータだ。アニータ・アルバラード
やっべー。このラテン系の顔。男を翻弄する雰囲気。まさにラテン系のルル。厚い唇の半開き状態がそっくりだ。

過去記事:アニータ来日記念・・・

ああ、もう、一回そう思ったらそういうふうにしか聴こえない・・・。いくらハンス・ホッターがご老体に鞭打っても、大好きなツェドニクがいくら頑張っても・・・。



いかんいかん、こんなでは。3枚聴きとおせるのだろうか・・・不安よ。



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コメント

こんばんは。
アニータのルルですかい??
いやはや、このCD私も安さゆえ手にとってどうしようか悩んだことがあります。ウィーンだし。
でも私もマゼールのことが引っかかりやめました。
マゼールは面白い指揮者ですが、一度イヤになると鼻持ちならなくなります。60年代と80年代はベルリンフィルとの演奏のみいけてるマゼールに思います。
でも、ホッターやツェドニク、ファスヴェンダーは魅力ですねぇ。

投稿: yokochan | 2007年12月30日 (日曜日) 01時29分

>>yokochanさん
こんにちは。
もう、アニータにしか聴こえません。もしかして、こういうのもアリなのかもしれないのですが、ルルってイメージ的には「あばずれ女」ではないでしょ。
その他のキャストは最高なんですがね・・・。しかも、まさにこの音はウィーン・フィル!っていう感じも今のところ・・・ない・・・かなあ・・・。

えーと、今年は本当にお世話になりました。色々と楽しかったです(ま、お会いしたことはありませんが)。来年もまた、宜しくお願いします。

投稿: naoping | 2007年12月30日 (日曜日) 07時15分

naoping さん、こんばんは。

私もこのCD、持っているんですが、なーんかイマイチだなって思ってたんですよ!でも、私が持っている「ルル」って他にブーレーズ盤だけでしたので、こういう解釈もありなのかなって思ってたんですが、やっぱダメだったんですね。良かった良かった。ア、アニータですか……たしかに。

さて、恥ずかしながら、私、かつて5年ほどマゼールの大ファンだった時期がありました。高校生の時にコンサートの後にサイン貰って握手してもらったんですが、その手が香水の匂いがプンプンと凄かったです。グイグイとオケを掻き回す時と、巨匠風に堂々と鳴らす時にはっきりと分かれているの魅力でした……でも、気がついたらファン辞めてました。なんでだろう。。

さて、事後承諾になるんですが、リンク張らせてくださいね(個人的にはすっかり「音源雑記帖」のファンです(^_^;))。来年もよろしくお願い致します。

投稿: shu | 2007年12月30日 (日曜日) 23時15分

>>shuさん
年あけてこんにちは。
マゼールのルル、いまだに聞いてないんですが全部聞いたらきっといいのかもしれない・・・とかいや、やっぱり良くなかったらどうしようとか考えております。

マゼールのファンだったとて、恥じ入ることは全く御座いません。ファンの少ない(←勝手に決めている)指揮者のファンというのはカッコイイと思います。私がカッコイイと思うのは例えばサモスードとかコロヴァノフとかアルバート・コーツとか。なんかしびれます。

香水臭いんですね、マゼール。プチ情報ありがとうございます。・・・なんでファンやめちゃったんでしょう?

リンク、こちらも貼らして頂いてます(アレ?いつのまに?)。今年もどうぞ宜しくお願いします。

投稿: naoping | 2008年1月 4日 (金曜日) 13時59分

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