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2007年12月30日 (日曜日)

ジャバ。(雑談ダラダラ&年末のご挨拶)

えーとね、昨日は「大掃除」ってなもんで、初めて「ジャバ」に挑戦。一人暮らしして3年余り、いわばずっとジャバ処女だったあたし、昨日初ジャバ。相当いろんなものが出てくると思った。

しかし。
ジャバって、正直言って「ジャバ」と「お風呂」と「お湯」さえあれば成り立つ行為だと思ってた。
実はそれは大間違いだった。

説明書通りに昨日の残り湯でお風呂を適温にわかし火を止めたあと、風呂がまの穴に製品をつっこんで(アレ?ど、どっちの穴?とか思いながら)中の粉を挿入。挿入に次ぐ挿入。

うわあああああ。このヘドロは・・・。

・・・と思いつつ、そんなにCMで見たような、ほどは大量に出てこなかった。さすが女一人暮らし。なんだ、こんなもんか。案ずるより産むが安し。

あとはお風呂をもう一回わかして・・・。

あれ?


説明書を見て、はたと気が付いた。「ホースの水で勢いよく風呂釜の中の汚れを出します」みたいなことが書いてあり。

ホース?


うち、ホースいらずの家だった。つか、ホース、使うようなシチュエイションが今までなかった。

うううううううう。ホース買いに行かなきゃ。こんな暮れも押し迫って、ホースなんか買うのあたしくらい?

その上。

昼からやってた「相棒」(主演:水谷豊)があまりにも面白くて、しかもいつもよりむちゃくちゃ長くて、そのままお風呂放置。

(いやー「相棒」ってホント面白いですね。昨日のは再放送だったみたいですが。ウチの母が大ファンで、私もたまーに見ますが、あれの製作者の中にクラヲタがいますね、絶対。かなり頻繁にクラシックの曲が使われますし、いやヲタじゃなきゃ「エルガーはノーマン・デル・マーに限る」なんてセリフは出てこない。)

相棒 season5 DVD-BOXI(5枚組)

結局、全部見て3時ごろホースを買いに商店街へ。戻ってきてホースで風呂釜に水を勢いよく・・・って、その時はあまりヘンなものが出てこなかった。こんなんでいいのかな?と思ったけど、初めてだから仕方ない。それともジャバって「一見さんはおことわり」みたいなとこあるのかな?

次、お風呂わかすとき、沢山ヘドロが出てきたらどうしよう・・・と思いつつ、一夜あけて今日は実家に帰るから、しーらないっと。

つか。

このごろ(年末だから?)番組編成の妙。昨日の「相棒」で、子供いるのに離婚した夫の役に何故かココリコ遠藤。珍しいキャスティングだと思ったら、この夜に遠藤さんと千秋さんが離婚を発表。アレレ、タイムリーだなあ。

そうそう、こないだオダギリジョーさんと結婚発表した香椎由宇さんだが、おとといだかやってた映画「ローレライ」に主演してたでしょ。これも偶然だと思うけど、タイムリーすぎるなあ。

(いや、この映画以前一回見たので今回は後半しか見なかったんだけど、なかなか好きですね。軍服萌えっつーか。香椎由宇さんのコスチュームもなんだかアニメっぽくてよい。戦争映画なのにSFメルヘンチックである。)

・・・というわけで、テレビばっかり見ているというのがバレてしまった(今日も朝から「クレヨンしんちゃん+仮面ライダー電王+世界の車窓から」ってのを見て笑ってた。石丸謙二郎さんがアニメになっとった。製作者遊びすぎ)このヘンで、年末のご挨拶など。




いやホント。今年は皆様お世話になりました。

毎日のように読んでくださってる方、そしてたまにコメント残して下さっている方、たまに読んでる方、色々お世話様でした。とっても楽しかったです。

えーと。

yokochanさん、rudolf2006さん、Shamshyraqさん、にけさん、IANISさん、ピースうさぎさん、RAVELSさん、ぜんさん、白夜さん、Niklaus Vogelさん、吉田さん、シロクマ雄さん、クラシカルな某さん、Ervinさん、なおらーさん、ちょさん、shuさん、てがたさん、レイネさん、木曽さん、さすらいのジーンさん、ココアカさん、roi ubuさん、Lamsyさん、あうれりゃーのさん、edcさん、フィディさん、heut oder morgenさん、うぐいすさん、newportさん、鈴雅さん、Deliusさん、HIROPONさん、隊長さん、川越の会計士さん、ガラス玉遊戯さん、sweetbrierさん、MinMinさん、nekoさん、・・・さん、ホルン初心者マークさん、ぶりんとごっこさん、おぺきちさん、J-Lさん、カシュカシュさん、みー太さん、ボーやさん、クラシック半券ギャラリー管理人さん、そして密かに読んで頂いているshoyaさん、影でアクセスupにおおいに貢献して下さったI尾さんそしてY尾さん、そして目に留めて下さったTOKYO FM様、紹介記事を書かせて頂いた阪急コミュニケーションe-days様。

皆様本当にありがとうございます。(オ、オレ抜けてるぞ、という方はゴメンナサイ)

本日で年内の更新は終わりです(多分)。また来年をお楽しみに~~。
(やるのか?)


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2007年12月28日 (金曜日)

まだ聴けてないルル(マゼール)

P1000874
ベルク:歌劇「ルル」

ロリン・マゼール指揮/ウィーン国立歌劇場管弦楽団

ベルク:ルル ←アマゾンで買うならこちら。





今日から冬休み。一般より一日早いって?
で、今日は年賀状作っとりまして。しかし今年は例年になく大変に手抜きなので、もし受け取られる方はがっかりせぬよう。

さて、ずっと最後までイケてない、ルル。例の、マゼールのね。(恐ろしく安かったんだけど、売れないからかしら・・・)

今日こそは!全部きいてやる!と思ったんだが。

思ったんだが・・・。まだあの第1幕の第3場(ルルが舞台に上がるとこ)の途中までしか聴けてない。で、ダメだった。ダメ。

何がダメなのか?というと。
まずマゼールの指揮。このテンポはいかんともしがたい。緩すぎるテンポのときもある。しかし、全然違う音楽に聴こえるときがあるってのはどうかと思う。

第3場のジャズっぽい音楽が、まるで別の音楽に聞こえる。アレレ?


ところで。ずっと思っていた。

マゼールのファンの人、日本のクラシック・ファンにいらっしゃいますか?
私、今まで会ったことない。残念ながら、まことに遺憾ながら。でも、いらっしゃるんでしょうねえ、きっと。アバドやメータのファンのように・・・。

これでもし、マゼールの実演きいたことない・・・っていうなら「オイ、そういうことは実演聴いてから書け!」と怒られるかもしんないけど、一応、あるぜ。ずいぶん昔だけど。

しかも大好きなトゥーランドットだった。
しかし全くテンポが「?」だった。

このルルもてんでそんな感じ。

で、聴き進めないわけがもうひとつ。

主役を歌うユリア・ミゲネス。(”ジョンソン”って名はどこいっちゃたの?)
サロメとかカルメンとか、いかにもドラマティックでエロい役を得意とするソプラノだな。舞台写真もお胸を強調して、エロさ満点だな。

それでまあ、最初は調子よく聴いていたんだけど。
このお下品な雰囲気は、いかんともしがたい。
いくらもともとの育ちが悪い設定でも、ちゃんとシェーン博士に拾われてからは教育も受けているのだし、ベルクのオペラってことでなにかしらの品格って必要だと思う。だってオペラなんだもん。私はルルはこんなじゃなくて、少女であってほしい。少なくとも第1幕までは。

それと、ドイツ語の発音もアレだな(プエルトリコ系アメリカ人らしい)。他の歌手がドイツ・オーストリア系が多いもんで、気の毒。

あのストラータスが懐かしくなるくらい。


で、ふと思った。

・・・何かに似ている。この人。この雰囲気。外見も声も。


あー、思い出した。アニータだ。アニータ・アルバラード
やっべー。このラテン系の顔。男を翻弄する雰囲気。まさにラテン系のルル。厚い唇の半開き状態がそっくりだ。

過去記事:アニータ来日記念・・・

ああ、もう、一回そう思ったらそういうふうにしか聴こえない・・・。いくらハンス・ホッターがご老体に鞭打っても、大好きなツェドニクがいくら頑張っても・・・。



いかんいかん、こんなでは。3枚聴きとおせるのだろうか・・・不安よ。



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2007年12月26日 (水曜日)

2007年に行ったライヴ!総括

Pa0_0048 今年ももう終わりだねえ。 まだだよ。明日会社あるよ。

毎年のようにバイロイト音楽祭聴いて、一年が終わる。こんな平和な日本がいつまでも続くといいねえ。

Pa0_0081  そんでもって。
そろそろ、もう年内はコンサートは行かないと思うんで、今年に行ったライヴ(オペラ、コンサート、歌舞伎。・・・スポーツは除く)の記事を行った順に並べてみようと思います。♪いつのことだか~思い出してご~らん~、あんなこと~こんなこと~あったでしょう~♪

Pa0_0034_3 皆さんも、この記事を読んで「ああ、こんなコンサートもあったなあ」とか「この女はこんなバカなこと書いてたなあ」とか、改めて振り返ってみて下さい。(日にちは記事を書いた日です。必ずしもライヴ当日ではないのであしからず)






・2007年1月15日 (月曜日)
浅草歌舞伎と浅草途中下車の旅




・2007年1月27日 (土曜日)
シャルパンティエ「ルイーズ」日本初演




・2007年2月10日 (土曜日)
「ダフネ」日本初演




・2007年2月21日 (水曜日)
関西フィルinすみとりに行ってきた。




・2007年3月17日 (土曜日)
戦争レクイエムin県民ホール




・2007年3月25日 (日曜日)
アルミンク/ローエングリン




・2007年4月 1日 (日曜日)
サントリーホールで遊ぼう!




・2007年4月15日 (日曜日)
ミューザ川崎・東響名曲全集第26回




・2007年5月 4日 (金曜日)
こうもり・コルンゴルト編曲版




・2007年5月26日 (土曜日)
第10回東京シティ・フィル定期演奏会




・2007年6月22日 (金曜日)
コクーン歌舞伎・三人吉三




・2007年6月24日 (日曜日)
マイスタージンガー第3幕




・2007年7月 9日 (月曜日)
東京芸術劇場シリーズ第98回



・2007年7月28日 (土曜日)
飯守さんの惑星




・2007年7月30日 (月曜日)
ミューザ・アルミンク/新日本フィル




・2007年8月26日 (日曜日)
ゆうれい貸屋・舌切雀




・2007年9月 9日 (日曜日)
チューリッヒ・ばらの騎士




・2007年9月21日 (金曜日)
カリンニコフ・交響曲1&2番/東京ニューシティ管




・2007年10月 9日 (火曜日)
ベルリン国立歌劇場日本公演/トリスタンとイゾルデ




・2007年10月15日 (月曜日)
ベルリン国立歌劇場日本公演/トリスタンとイゾルデその2




・2007年10月21日 (日曜日)
怪談・牡丹燈籠




・2007年11月16日 (金曜日)
飯守さんのマーラー7番




・2007年12月 8日 (土曜日)
飯守さんのワーグナー/日フィル




・2007年12月11日 (火曜日)
若杉さんの新ウィーン楽派コンサート




・2007年12月14日 (金曜日)
東京シティフィル・コルンゴルト/交響曲





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楽しんで頂けましたか?
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2007年12月25日 (火曜日)

東京アリアドネどうします?

P1000870 どうします?シリーズ第3弾。

昨日、クリスマス・イヴのスパイ行為から戻ってきたら、このような葉書が届いていました。

も~、二期会さんったら。
関西のアリアドネも私行くってのに、東京二期会でもやるのか。もう、どんだけ~ナクソス島好きなのか、二期会。冬も夏も。

二期会さんは、オペラ公演だけでなく旅行会社も経営しようと思っているに違いない。たとえば「魅惑のナクソス島ツアー、喜劇と悲劇の融合2泊3日の旅」とかな。

これでナクソス島は大人気。島は観光客で溢れかえり、「やっぱりナクソス島は魚介類が最高ね」とかOLさんたちの話題で持ちきりになるに違いない。

ところで、ナクソス島って何県?エトロフ島に近い?温泉ある?




・・・いや、何。


いえ、私この公演は行こうかどうしようか迷っているわけじゃなくて(行こうとは思っています)、ダブルキャストのどっちに行こうか迷ってるんで。

執事長の田辺とおるさんはどの日も出られるのでこれはいいとして。

飯守さん指揮/東京アカデミッシェカペレのマイスタージンガーのときに、出演されていた高橋淳さん(バッカス)と萩原潤さん(ハルレキン)が、別の日にばらけてしまったのがなんとも残念。どちらの方も芸達者でいらっしゃったから。

うーん、どの日にしようかなあ(悩)。



↓二期会↓

http://www.nikikai.net/lineup/ariadne/index.html


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TOKYO FM / ミュージックバード 入会受付中!

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2007年12月23日 (日曜日)

クリスます人も、クリスまさない人も。

Pa0_0194昨日の新宿。雨だよ、雨。

去年も雨の中行ったなあ、タイムズスクエア。またしても、乳母車に赤ちゃん乗せた夫婦が何人か。去年、あんなに注意したのになあ。肺炎で死ぬよ、赤ちゃん。





Pa0_0195  これは、雪だるま・・・だったかな?
















Pa0_0196_2 そういえば、今日は天皇誕生日。はいる!でる・やぱにっしぇ・かいざー!(ドイツ語あってんのかな~?)






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2007年12月20日 (木曜日)

ムター/ベルク・ヴァイオリン協奏曲

P1000869 ベルク:ヴァイオリン協奏曲
アンネ=ゾフィ・ムター(ヴァイオリン)
ジェームズ・レヴァイン指揮/シカゴ交響楽団








こんにちは。

今日もしつこく新ウィーン楽派でね。このところアクセス数多いのは、ここらへんが意外と人気あるからだって信じてる、私。

あの。

こないだ、実家に帰ったら、ベルクのヴァイオリン協奏曲のCDが3つも発見されたのね。

今住んでいる部屋にも何枚かあるので、全部で8~10枚くらいはあるかもしれない。CD所持少ない私にしては、多いね。

この曲は、本当にこの世で一番好きなヴァイオリン協奏曲だけれど、いろんなアプローチがあり本当にどの演奏を聴いても飽きない。

で、このところ。

「のだめカンタービレ」にこの曲が出てきたということで、あたしは相変わらず読んでないのでどんなふうに紹介されたのか知らないのだが・・・先日、のだめファンの方が「いつかこの曲聴いてみたい~」とブログに書いていたのを発見。

もしかしたら、そこらへんのお店にあったCDをテキトーに買ってしまうかもしれない。

それがブーレーズ指揮のだったり(それはないか)、ケーゲル指揮のだったり(それもないか)したら、ちょっとヒいてしまうかもしれない・・・と心配になった。私が一番好きな演奏はブーレーズ盤とウェーベルン盤だけれどね。

この曲は「ある天使の思い出のために」っつー題名だから、そういう超ロマンティックなイメージを抱きがちだが(ま、普段聴きなれている私には充分ロマンティックな楽曲だが)、実際はシェーンベルク門下のベルクがこさえた12音技法の音楽なの。
最初から刺激的・分析的な演奏では、マンガ読んだだけで(それこそマンガ読んだきっかけでベト7を聴いているような)聴こうと思った人には誤解を招きかねないか?え?そうは思わない?
せっかく、ベルクが人気出そうだってのに。これはもったいない。

・・・っつーことで。

私が比較的初心者向けかな~と思うのは、天才少女から今や大姐御? ムター演奏するところのレヴァイン盤である。こんなにソフトタッチでソフトフォーカスな演奏は、目からウロコが落ちる思いである。まさに天使の如く美しい少女がゆっくりとした前奏とともに頭の中に現れる。

レヴァイン盤は、まるでベルクの尊敬してたマーラーの交響曲を思い起こさせるくらいロマンティック。5番のアダージェットとか、9番の第1楽章とか・・・(?)。うっとりと、聴きやすい。(でも私はあくまでブーレーズ盤がすきなのよ)

・・・。

そうそう、ベルクはマーラーを尊敬していた・・・なんてもんではなく、熱狂的な大ファンだった。マーラーは神であった。ベルクの伝記には、指揮棒の写真とともにこんな一文が。

「ベルクが所持していたマーラーの指揮棒。マーラー『交響曲第4番』ヴィーン初演の後、熱狂した仲間とともに楽屋を襲い、作曲家から奪い取った。」

この指揮棒を、ベルクは生涯聖なる宝物として大切にしていた、という。まー、仲間と共謀して銅線ケーブルを盗んだゴ○キ弟と同じでこれって犯罪かもと思うけど、だいぶ志は違う。

マーラーって、「ヘンな曲ばっかりつくりやがって」と聴衆や批評家からけちょんけちょんに言われてたイメージがつきまとうが、生きている間に本当はこんなに熱狂的に若者に愛されてたのね~というちょっとウレシイ、ほっとするエピソードでありました。

←購入はこちら。


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ふふ、キミもX-シネシネ団に入りたいかい?

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2007年12月19日 (水曜日)

冬に哀しき者。

P1000868 哀しいことその1。
浦和レッズのワシントン選手が今季でレッズを辞めて本国ブラジルに帰ってしまったこと。(←写真はうちに貼ってあるポスター、一番左がワシントン選手。)

最後の試合の日、私は飲みから帰って夜中のサッカー番組を見たのですが、試合終わってワシントンが泣いているのを見て、思わず14型のテレビを抱きしめて「ワシー!ワシー!何で帰っちゃうの~~!?レッズはどうなっちゃうの~~~??!」と号泣してしまった私ですが。

はて、翌朝起きてみると。

「あれ~?私そんなにワシのファンだったかな~?」なんて思ったんですけど。でもやっぱり哀しいです。寂しいっていうか。あのでかい図体にキュートな笑顔が素敵でした。

・・・。

哀しいことその2.
私が一人暮らしを始めたきっかけとなった番組のうちのひとつ、「銭形金太郎」が今日最終回なんて。そんな~。さみしいです。一度、この番組に出たかった・・・クラヲタ・ビンボーさんとして。

ちなみに、もう一つの一人暮らしのきっかけは「いきなり黄金伝説」。(私、テレ朝大好き女なの~。朝のやじうまプラスから、夜は報道ステーション、世界の車窓から、くりぃむナントカ、「ぷっ」すま、アメトーーク、タモリ倶楽部・・・etc、大好きです。)

ああ、これからどうしたらいいのだ・・・(哀)。

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2007年12月18日 (火曜日)

ブーレーズ/シェーンベルク「地には平和」

P1000867シェーンベルク:無伴奏混声合唱のための「地には平和」作品13
ピエール・ブーレーズ指揮/BBCシンガース








うー。
まだ終わんねえの?クリスマス。もう10回くらいクリスマスした気分だ。もー、いらん。

で、さて。今日はそんな苦情?にもめげず、ちょっとクリスマスっぽい・・・かな。

先日の若杉さんの新ウィーン楽派のコンサートに行ってから、「やっぱりいいよね、新ウィーン楽派は。」などと思いながら連日聴いている。結構、昔ブーレーズにはまってたから、このデザインのジャケットのは懐かしい。

今日も、昨日の続いてブーレーズ。合唱音楽ばっかり集めた2枚組なんだけど、12作品くらい入ってて私が聴くのはだいたい最初の「地には平和」と最後の「ワルソーの生き残り」である。  それってどうなの

この最初と最後の2曲の根っこは同じ(平和を心から願うという意味で)ながら、曲の感じは正反対だ。荒々しい、ちょっと聴くとなかなか立ち直れない「ワルソーの生き残り」のほうは結構有名なので今日はおいといて、今日はシェーンベルクの作品の中でもかなり上位にランクされるほど私の大好きな合唱曲「地には平和」を。

いや、ほんと、いいからこれ。画学生時代の(ワーグナー・ヲタの)担任の先生に強くすすめて買わせたくらいなのだ。

9分ほどの短い曲で、伴奏なしのアカペラで歌われる。終始静かで聴けば心がどんどん豊かになっていくような、感銘深い曲である。
一応、調性はあるような、ないような・・・。

解説によれば、シェーンベルクはこの曲を当時の合唱団のレベルをかえりみずにこさえてしまったために、実際に合唱によって歌われるまで、この曲は歌唱が不可能だということに気づかなかったようである。

あまりに難しくて「こんなの歌えねーよ」という苦情にお応えし、室内オケの伴奏版というのをシェーンベルクは作った。
実際私は伴奏つきなのは聴いたことないけど、想像するにせっかくのこのアカペラのピュアな感じがなくなって普通の曲になってしまったのではないだろうか・・・。

初演はシュレーカーの指揮でウィーン・フィルハーモニー合唱団で行われた・・・が作曲者には決して満足のいくものではなかったという。

が。
このブーレーズの指揮による録音は、やはりBBCシンガーズだけあってさすがというべきか、スタジオ録音だし完璧である。聴いていてあまりに気分がよいので、そしてすぐに終わってしまうので、このCDを取り出すと10回くらい?ついつい聴いてしまう。

私の持っているのは国内盤で(ありがたいことに)対訳つきである。今となっては宝というか。輸入盤でなら買えるみたいだから、ぜひおすすめします。私、これ一曲でもういいやって感じ(いや、他の曲もとってもいいですよ!)。


詩を読めば、この曲の雰囲気がつかめるかもしれない。

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地には平和
(コンラート・フェルディナント・マイヤー原詩)

羊飼いたちが羊の群れを置き去りにして
天使が告げたことばを胸にいだき
聖なる母と聖なる子のおわすところへ
低く狭き門をくぐりおもむくと
星空のなか天上の童たちはこぞって
歌をうたいつづけているところで、
天空はあますところなく鳴り響いていた、
「地には平和、地には安らぎが!」

天使たちがそのように助言したのちにも、
おお、いくたびも血の惨劇が争いにより、
武具に身を固めた争いにより、むごたらしく
野生の馬たちのうえにもふりかかったことか。
聖なる夜、いくたびとわず夜ごと。
精霊たちは声をそろえ、ときに恐れためらい。
ときに嘆願し、ときに訴え、合唱しつづけた。
「地には平和、地には安らぎが!」

だが、弱きものかならずしも
殺戮の厚顔無恥なふるまいの
餌食になるとは限らない、

これぞ世にありて永遠に変らざる信仰。
殺戮にも惨劇にも正義とおぼしきこと、
かならずただよい働くはず、さあれば
あらたな王国も建設されることだろう、
「地には平和、地には安らぎが!」

望ましき王国はしだいに形なし、
聖なる務めもとどこおりなく、
武器をこしらえても危険なく、
正義を守る炎の剣だけになるであろう。
ついにはこの王国につどう一族は
強健な子息たちに恵まれ栄え、
一族の吹き鳴らす喇叭が告げるだろう、
「地には平和、地には安らぎが!」

(訳:深田 甫)


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2007年12月17日 (月曜日)

ブーレーズ/ルル組曲

P1000866ベルク:「ルル」組曲
ジュディス・ブレゲン(ソプラノ)
ピエール・ブーレーズ指揮/ニューヨーク・フィルハーモニック管弦楽団








あの。

←左にある最近の検索フレーズのランキングで(ここ一ヶ月で算出してある)、やけにベルクのヴァイオリン協奏曲が上位だね。それってなんだろう。そんなに急にベルクは人気者になっちゃったのかね?

って、ちょっと不審に思ったんだけど・・・まあ予想通りのことが起こってた。

さては、この曲「のだめ」に出てきたな。(←もちろんいまだに読んだことなし。オナゴ・クラオタでは珍しい?)

いまに、ベルクの協奏曲目当てに、コンサートホールに「のだめ・ファン」が殺到するということもありうるのだろうか・・・(複雑な気分)。

・・・ということで、今日は同じベルクの作曲したオペラ「ルル」から作られた「ルル」組曲(Lulu-Suite)。これはこの長いオペラのまさに「映画の予告編」みたいな内容である。これに普通に映像つけたらまさにそんな感じ。まーこれを聴いて「あら、なんだか面白そうね、全部聴いてみようかしら」なんて思う人がはたしているのかどうかは知らないんだけど。

なかなかイイトコ取りの音楽集である。


内容はこんな感じ。

1.ロンド。第2幕のアルヴァとルルの会話の管弦楽部分。

2.第2幕のオスティナート。シェーン博士を撃ち殺したルルが警察に捕まってから釈放されるまでの一部始終を描いた映画の音楽。

3.ルルの歌。第2幕のルルがシェーン博士に向かって歌うアリア。「人が私のために自殺したって、私の価値が下がったことにはならないのよ・・・」

4.変奏曲。第3幕第1場の終わり、ルルが警察にまたもや捕まりそうになって逃れる部分の音楽。

5.アダージョ・ソステヌート。ルルが切り裂きジャックに殺されるシーン。恐ろしい悲鳴が聞こえる。ルルを慕う女性、ゲシュビッツがルルのあとに刺され「ルル、私の天使!もう一度あなたを見させて・・・」と歌って死に、幕が下りる。

・・・なんて書くと、「まあなんてものものしい、火サスもまっ青な内容なのでしょう」と思われるかもしれんが、このオペラは軽くそこらへんのサスペンスドラマを越えている。

しかし、音楽はいいようもなく美しい。とらえどころのない魅惑的なルルを描く音楽はなんだか女の匂いがぷんぷんするような気がする。男を(いや女でさえも)惹きつける香水のような。 そして身にまとった薄いドレスのサラサラとした音とかが聞こえてきそうである。

色っぺー。

ご存知の方はご存知だけど、ベルクはヴァイオリン協奏曲の作曲をヴァイオリニストのクラスナーに頼まれたために(当面のお金が必要だったし)、この「ルル」の第3幕の完成を先送りにし、その後病を得て亡くなってしまった。なので3幕は未完成になっていた。 

この組曲の4曲目と5曲目はオーケストレーションが完成してたから、そのまま使われていて、他に未完成な部分は作曲家フリードリヒ・ツェルハが補筆完成した・・・異常にやきもちやきな未亡人、ヘレーネ・ベルクには内緒で。

ベルクの伝記(シェルリース著)によると、第3幕でオーケストレーションが完成していた部分は合計19分、議論の余地なく明瞭なのが17分、他の部分等から類推できるのが20分で、不確実なのは残り8分だけだったという。ツェルハが自分の考えで付け加えたところはないそうである。

・・・しかし、いつも聞くたびに不思議なのはこの組曲4曲目の変奏曲。ルルはこれから必死に逃げなければならないのになぜかここはとても美しい、やや夢見がちな音楽なのである。ルルはこれからロンドンに逃げ、娼婦にまで身を落とし、実在の人物「切り裂きジャック」に刺し殺されるのに・・・不思議。

さて。
紹介のCDは、3幕版の初演者ブーレーズによるもの。まあ、ジャケット写真の若いこと。まだ肌がツヤツヤしている。演奏はさすがに隙がなく、オーソドックスにうまく聴かせる。さすがブーレーズだ。

ルルを歌っているジュディス・ブレゲン(なんとなく懐かしい名前だな~)は、全曲盤のストラータスよりは明るい、やや可愛らしげなルル。タイプはぜんぜん違うけど、これはこれでいいかも。断末魔の悲鳴がコワイですが。



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2007年12月16日 (日曜日)

駅伝について考える。

Hlp0_2







何か、最近、思うんだけど~。
お休みの日、日中は部屋でテレビ見てゴロゴロ。
夕方暗くなってから街へ繰り出すというパターンになっており。(言うまでもなく飲みかコンサート)これってどうなの私。

で。

今日はテレビで実業団女子駅伝なんかやってたな~。女子でも外人(アフリカ人?)の選手いるんだねえ。男子のワイナイナ選手みたいなの。そういう人にインタビューとかすると「まあ、あのぅ~」なんてちゃんとネイチャー日本語で喋るんだけどカワイイね。ま、日本で働いているわけだから当たり前だけども。

正月には毎年、大学駅伝なんてのがあるけど、去年までほとんど見なかった。自分の出身大学はそういう運動系は全然関係ないから。

今年の正月になんだか見始めたけども。会社の近所に駅伝の強い大学があるもんだから、なんとなくそのよしみでね。ま、見るとなかなか面白いです。

で、こないだ日本テレビで大学駅伝の取材番組をやってたのをたまたま見たのだけど、大学にもマラソンの強い留学生とかいるじゃないですか、山○学院大とかに多いね。

でも、こないだの取材で出てた選手ってのがどこの国から来たかは覚えてないんだけど、イスラム教の国からきた留学生なんですよ。

イスラム教って「ラマダン」ってあるじゃないですか。断食月ね。ラマダンのことは詳しくは知らないんですが日の出から日の入りまで、一ヶ月くらいの間 断食するんでしょう?

こどもニュースより
http://www.nhk.or.jp/kdns/_hatena/01/1117.html

その留学生が、何か大事な試合が丁度「ラマダン」にぶつかっちゃったことがあって。その時の映像が流れましてね。何せ、日中は食べられないというわけですから相当辛そうでしたね。しかも、走り終わっても水も飲んじゃいけないわけですから、「殆ど脱水症状だった」そうです。

死んじまうよぉ~。

↑上のこどもニュースによると、「子供や病人、妊娠してる人や戦争してる兵士は断食を免除される」って書いてあります。でも「マラソン選手」はその中にはもちろん入ってない。
それと、お祈りの時間とかが走ってる最中に当たってしまったら、とかも心配になります。(そんなのはないのかな?) 走っている途中に突然敷物とか敷いてメッカに向かってお祈り・・・とか?

そんな心配、しなくていいかぁ~。


いや~そもそも駅伝やろうとはるばる日本に来たその選手も、アッパレだわあと思いました。来年の正月は是非応援したいです。

・・・・

ところで、どこの大学だったかすっかり忘れちゃったんだけどね。(←だめじゃ~ん)

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2007年12月15日 (土曜日)

シェバーリン/劇的交響曲「レーニン」

P1000864 シェバーリン:劇的交響曲「レーニン」
  (マヤコフスキーの詩による)
アレクサンダー・ガウク指揮/USSR放送交響楽団&ロシア共和国室内合唱団・その他独唱者
シチェドリン:オラトリオ「人民の心の中のレーニン」 (Lenin in The People's Heart)
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー指揮/USSR放送交響楽団&合唱団・その他独唱者


本当は、サントリーにエルガー2番を聴きに行く予定ではあったのですが(当日券があるならば)、実家に急遽呼び出されたので(「ビールやるから来い」攻撃)なんだか行きそびれてしまった。それに今月ぶっちゃけお金、使いすぎだ。これから飲み会だらけなのに。

ということで、同じエルガーというのも考えたが芸がないような気もするので、全然違う曲で。こういうの好きな方も読者には きっといるかと思うんで。いないか

(あたしは、赤旗読んだりしてないからね、念のため。)

これはね・・・ジャケットからしてコワイィ。レーニンをたたえる音楽が二曲。黛さんがすきそう。

まずシェバーリンの交響曲。まず、ショスタコーヴィチの革命の最終楽章っぽい暗くヒロイックな音楽の第1楽章。・・・んー、深く考えなければ聴き応えがある。触れればやけどしそうな熱い音楽である。

第2楽章から歌がはいる。まずウラジーミル・マヤコフスキーの詩による(と思う)ナレーション。独唱は鼻がつまった歌唱がロシアっぽくてなかなかいいぜ。ロシア語の「ぐにゃ~」とか「むにぇ~」とかいう発音好きにはたまらん(そんなの私だけ?)。
しかし語りが長くてロシア語はわからないし・・・対訳が欲しい。

ヴィッサリオン・シェバーリン(1902~1963)ソ連の作曲家。
オムスク大学に学び、その後モスクワ音楽院に進学。卒業制作の交響曲第1番は恩師ミャスコフスキーに献呈された。ショスタコーヴィチとも親交があった。

卒業後はグネーシン音楽大学作曲科の主任教授も勤めた。1948年にジダーノフ批判の犠牲者になり、ソ連楽壇の表舞台から葬り去られた。(ウィキペディアより抜粋)

劇的交響曲「レーニン」は1933年の初演。

2曲目は「カルメン組曲」で有名な?(←聴いたことないけど)シチェドリン(1932~ )のオラトリオ。まだ生きてるのか?シチェドリンて。鼻のつまったラッパの音で始まり、お経みたいな不協和音の合唱団の歌が続く。さっきの曲とはうってかわって、なんだか親しみにくい。うう。1969年の作品だからこんなもんか。

バスの独唱が英雄っぽい歌を歌うと、とたんに金管楽器のファンファーレがかっこよく反応。なんか面白いのはここだけで、これのどこが人民の心のレーニンなのかつかめない。なんだか幽霊が出てきそうな感じもする。ソプラノ独唱もひどく不気味だし、最後をしめるアルト独唱もどこの国だかわからない民謡っぽくてどこか別の世界に連れていかれそうでちょっとコワイ。

余白?に「労働者のマルセイエーズ」などというのが入っている。まあ、ロシア語の「ラ・マルセイエーズ」なのだが、これもナゾだ。

(こんなCD持ってるの私だけかと思ったが、何年か前にオフ会とやらをしたときに来ていた大学生の男の子が持ってたので、話が盛り上がった。若いのになかなかあなどれないヤツだった。元気だろうか。)

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2007年12月14日 (金曜日)

東京シティフィル・コルンゴルト/交響曲

第214回定期演奏会
ブゾーニ:喜劇序曲
ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
コルンゴルト:交響曲嬰ヘ長調
ヴェルナー・アンドレス・アルベルト指揮/東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
(東京オペラシティコンサートホール)



←コルンゴルトの交響曲




ええっと。演奏会の感想の前に、言いたいことがある。

今日、人身事故が多かった。私が知ってるだけで4件。
そのうち二つに巻き込まれた。いや、巻き込まれたって言っても、線路に飛び込んだ人の巻き添えになったとか一緒に電車に轢かれたとかそんなことじゃなく、単に電車が遅れただけなんだけども。

しかも。今日コンサートに行かなければ、何の関係もなかった。
会社から初台に向かう新宿線でまず、人身事故の影響で、動いては止まり、動いては止まりのチョコチョコ運転。市ヶ谷から初台まで30分近くかかった。(でもコンサートには間に合ったけどね)

コンサートの帰り。相変わらずダイヤ乱れまくりの新宿線はやめてバスで渋谷に向かい、山手線に乗ったところ。

またもや人身事故で電車止まってるし。(ただし、これは品川駅でホームから人が誤って転落しただけで助けられたようだが。)
でも、電車はわりとすぐ動いてくれたけどね。

そんで。私が言いたいのは。
12月は電車の人身事故(≒自殺)がいつもより多くなるんじゃないか、ということ。

それはみんな、あの憎むべきクリスマスのせいじゃないかと。盛り場を飾る電飾、わけもわからず浮かれ狂ってる若者、イチャつくカッポー、家の電気代を省みず家の周り中をキ○ガイのように電飾しまくるバカ父・・・などを見て、わが身の孤独や不幸を嘆く人は数多くいるんじゃないかと。そして、駅のホームで吸い込まれるように線路に飛び込んでしまう・・・。

別にドンゾコの不幸でもないこの私でさえ、こんなに忌み嫌っているのにさ~。

ほんとにやめようよ、クリスマス。こんなに不景気なんだからさ~。

・・・。

さて、本題へ。

コルンゴルトの交響曲を目当てに、急遽出かけた。こないだの飯守さんのマーラーのときとほぼ同じ位置に席を取った。ああ、今日はこないだよりもっとガラガラ・・・っと、電車の遅れの影響もあり、一曲めが終わってからぞろぞろ入ってくる客もあり。

(それにしても。シティ・フィルって最近よく利用するんですが、いつも客席ガラガラなんですけど、ちゃんとやっていけてるのでしょうか。飯守ファンなので心配です。)

ごめん、告白する。今日の演奏会の曲、全部はじめて聴くのだ。(コルンゴルト、てっきりCDもってるつもりだったがカンチガイだった)
だから演奏については、どうにもこうにも。音楽についてにしか書けないのでごめんなさい。

指揮者のアルベルトさん。全く知らない。ドイツのサッカー・チームの監督のような風貌。でも、楽員さんへの態度をみるとなんか優しそう。(わからないが)

まずブゾーニ。喜劇序曲は何か舞台音楽の序曲とかでなくて、独立したコンサート・ピースだそうだ。
印象でしては、誰にも親しみやすい、でも中間部分はちょっとヒネた印象もあるが、聞きやすい曲。モーツァルトをイメージしたというが。

ヒンデミット。コレは結構有名な曲だから、初めて聴いたってのはちょっと自分でも驚きなんだけど。これは、いい曲ですね。第2楽章なんかヨーロッパの怪しい中華料理屋の内装みたいで、なかなかいいです。もう一回聴きたいなあ。

休憩後、メインのコルンゴルト。小一時間くらいの大曲。

ま、ここでは色々コルンゴルトについて書いてきたので、ちょっと繰り返しになるけども。コルンゴルトはユダヤ人だったために、自分や家族の命を守るためアメリカへ亡命。そこでハリウッドの映画音楽の作曲家として大活躍をする。戦後、ウィーンに戻ったところ、あんなに自分をもてはやしていた(?)ウィーンはもうなかった。あれほど保守的だったウィーンでも、前衛音楽の風は吹いていたのである。コルンゴルトの音楽はもはや時代遅れだった。

どうしたもんだ、コルンゴルト。

失意のはてに、コルンゴルトはカリフォルニアに戻った。しかし、初孫が生まれたってことで、なんとなく作曲しようかなあ~という気になり、この交響曲は生まれた。

というものの、今までのコルンゴルトの音楽とは若干違う。鋭い不協和音で始まり、コルンゴルトのいつもの優美&華麗な音楽はどこへやら。かなり前衛的な響きを聞き取ることができる。

しかし、暫くすると「死の都」みたいな響きを聴くことができ、コルンゴルト好きはちょっと安心。そんな感じに、この曲は全体にコルンゴルト的なものと、前衛的なものとの戦いである(と思う)。でも。どう考えても、私が「コルンゴルト作曲」ときいて、望む音楽は前衛的なものではないなあ。「コレ映画音楽みた~い」と思うような、甘い音楽。

弦はあくまでも甘美にスイスイスルルル~。ピアノはポロポロリンでチェレスタはチロリロリンと鳴って。これが私の大好きなコルンゴルトなの。

第3楽章は自分の映画音楽の引用・・・というが、実のところ「これは女王エリザベスで・・・これが海賊ブラッドでしょ」とか、あたしにゃわからん。きっとこのメロディが引用なんだろうなあという程度で(申し訳ない)。後半、なかなか感動的である。

最後の楽章は今までの楽章の回想で、結構華々しく盛り上がって終わる。

なかなか力のこもった熱演で(ま、たまに管楽器の音がひっくり返ったりしたのはいつものとおりだが)、素人目から見る(聴く)と、演奏するの楽しそうな気がしたんだけど、気のせいかしら。ブラボーもけっこうあったし。

今日はコルンゴルト好きじゃないとなかなか食指が動かないと思うコンサートだったけど・・・。ナマで聴けるだけで有難く思ったコンサートでした。

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Pa0_0193 巨大ツリーに「シネシネシネ・・・」と言っている巨人の図。







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2007年12月11日 (火曜日)

若杉さんの新ウィーン楽派コンサート

Anton_webern 第745回サントリー定期シリーズ
マーラー:交響的楽章「花の章」
ベルク:七つの初期の歌
ウェーベルン:交響的牧歌「夏風の中で」
シェーンベルク:交響詩「ペレアスとメリザンド」
若杉弘指揮/東