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2007年10月 7日 (日曜日)

ムンク展へ。

Pa0_0177_2 今日はお天気もいいし、上野の美術館へ。しかし、お天気があまりにも良すぎた。見てこの青空。
暑い。しかも上野駅前から人が多すぎる。みんなどこ行くんだ。

みんなムンクに行くのか?もしかして。




いやいや。

そんなことはありませんよ。ムンク、そんなむちゃくちゃ混んでませんでした。午前中だったしな。午後からはまたずっと混んでしまうのだと思う。


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ムンクの絵をナマで見るのはずいぶん久しぶり。前に見たのはムンクの版画展だったかもしれない。

ムンクの絵のうねうねとしたタッチとか背景も人間もエクトプラズム状態に描かれているのがたまんねえ。見る人を不安に陥れる。

ムンクの絵には死のイメージが漂っててよい。私の好きな絵は「病める子供」とか「思春期」とかだか、だなあ。いかにもムンクらしくてよい。

今回「病める子供」の油絵と版画(ドライポイント)の展示があった。

先日、何て番組だか忘れたけど「不治の病と闘う子供たち」みたいなのを見たのだけど・・・医学っぽい番組が好きなので・・・それを思い出した。まさにあんな感じなのね、病気で死にそうな子供って。本当に見たことないと描けないってば。ムンクはお姉さんを結核で亡くしている。15歳だったという。

子供の時、母親や姉を亡くしたりした経験が、常にモワモワとした不安感が絵に現れてしまうのかしらん。オマケに妹は幼少時から鬱病。鬱病の子供ってあんまり見たことない・・・。



が、まあ。
今回の展示ではそんな「不安画家」のレッテルを貼られた?ムンクのイメージを払拭する・・・まあ払拭はしないが、意外な一面が見られる。

他の多くの画家と同じように、建物の中の装飾絵とかを依頼されて書いてんだって。

今回、以下のものが展示(または映像)されている。

・ムンクのパトロンだった眼科医の邸宅の子供部屋を飾る絵。(リンデ・フリーズ) しかし、子供部屋にそぐわない公園のイチャイチャカップルとか描いて依頼人から却下。オレだってやだよ、こんな絵 部屋に飾るの。

・あの有名なマックス・ラインハルトが自分のものとしたベルリン小劇場の待合室に飾る絵。(ラインハルト・フリーズ) 改装のため5年くらいしか飾られなかったって。カワイソウ。

・オスロ大学の講堂の壁画。正面にある太陽の絵は小澤征爾の「グレの歌」のジャケットでもお馴染み・・・って誰にお馴染みなのだ?オスロ大学行ってみたいよ~。

フレイヤ・チョコレート工場の社食の装飾画。いいなあ、あたしがオスロに生まれてたら、絶対この工場の総務課に就職してたのになあ。(←フレイヤのHP?のカワユサに撃沈。操り人形のヘンなゲームもはまっちゃう。北欧っていいよね)

・オスロ市庁舎の装飾。しかし正式な依頼をされた頃には既にムンクは片目を悪くしてたり高齢だったため、タイミングがあわずこの話はなくなった。作品は残っているが、意外なくらい力強い土木作業員の絵が。なんだか共産党とかコルホーズとかソフホーズ?の世界。

という感じで、興味深く見ることができました。ま、あんまり詳しく書くとこれから見る人にはチョー迷惑なので、この辺でやめておこう。


カタログは買ったけど、グッズは何も買わなかった(めずらし~)。「ムンクバッグ」も「ムンクTシャツ」もべつにいらん。「ムンク・ドロップ缶」ってのもあったが、550円?も払って「火垂るの墓」ごっこもないだろう。 ニイチャン!このドロップ変な絵が描いてあるで


・・・。

ああ、この青空を明日にもほしいよ!神様!!


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いつものように、上野駅構内を散策。大好きな酒饅頭が売られていて、雄弁な売り子のおねえさんに強く勧められたが・・・6個も8個もいらんて。

今日の買ったお弁当は、かなりリーズナブル。

Pa0_0176 690円。駅弁は全体的に高いねえ。選ぶ楽しさはあるけど。







Pa0_0175 あけてみたとこ。まあ、そぼろどんぶりよね。ややご飯は硬めだったけど、なかなかおいしかった。(今考えると、柿の葉寿司にすればよかった)

それより、一昨日貰ったお茶「綾鷹」とのコンビネーションは抜群だった。お茶のほうがおいしいと思うのはヘンだが。




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コメント

ムンクの絵は僕も好きだけど、確かに死の影が常につきまとってますよね・・・幼くして母や姉弟を亡くしているし本人も虚弱な体質だったとなると・・・「思春期」の異様に大きな影に言い知れない不安を覚えましたね。

投稿: Shamshyraq | 2007年10月 7日 (日曜日) 18時39分

>>Shamshyraqさん
こんにちは。
ムンク展、ムンクの色々な面が見られて面白い展示でした。来年1月19日から兵庫県でもやるみたいですが・・・こりゃ関係ないですね(すいません)。
ディーリアスなど、音楽家との関係も知りたかったです。そういう展覧会(音楽もやって、絵も見られる、みたいな)があってもいいと思います。

投稿: naoping | 2007年10月 8日 (月曜日) 09時41分

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