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2007年10月31日 (水曜日)

フィギュア・スケートに使われた音楽シリーズ第4回/リラ・アンジェリカ

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アルウィン:ハープと弦楽オーケストラによる協奏曲「リラ・アンジェリカ」
リチャード・ヒコックス指揮/シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア
Rachel Masters(Harp)



アクセス数からいってけっこう人気はあるのに、ちっとも記事が増えてないこのシリーズ。というのも、最近「こ、これは!」という選曲をスケート界はしてくれないのである。

最近やったアメリカでのグランプリ・シリーズの、女子のフリーだけテレビで見たんだけど、選曲的にあんまり面白くない。ラフマニノフのピアノ協奏曲だの、トゥーランドットだの、カルミナ・ブラーナだの。全然一ひねりしたものがない。



女子シングルの上位から、気が付いた点。
・キミー・マイズナー
何故かトゥーランドットをフリーで持ってきた。荒川静香の編曲とは違う、トリノ・オリンピックでソコロワ選手の滑った編曲のだったと思う。しかし、キミーちゃんの性格の良さ(想像だが)が滑りにも滲み出て、見ているとニコニコしてしまう。好きな選手。

・キャロライン・ジャン
ずいぶん子供である。こういったコチャコチャした東洋人の小柄な女の子は大変苦手である。世間の評価は高いがどうも生理的に受け付けない。早く大人になって優美さを身に着けてほしい、っつーか、ほとんどこの人の演技は観てないんだけど。

・エミリー・ヒューズ
カルミナ・ブラーナの声楽ヌキ版を採用。彼女はいつも元気一杯で大好きな選手。ずっとこんな感じでいてほしい。

・ミラ・リュン
カナダの中国系の女の子。トリノに出てたので覚えているが外見も演技も随分女の子らしくなった。が、いいかげん、ヒゲ(鼻の下の産毛)を剃ったらどうだろうか。いつも気になる。バンクーバー期待してます。

・エレーネ・ゲデバニシビリ
トリノの時の私の大注目選手だったが、いまひとつ伸び悩んでいるようだ。母国グルジアの情勢が不安なため、練習場所の確保にも不自由しているのだろうか。しかし、やはり随分大人になった。あのトリノのショート・プログラムでの弾けるような笑顔がまた見たい。

・浅田舞
マオちゃんの姉。いや、抜群に綺麗だからちょっとくらいうまくなくても全然文句なし。


・・・というような私の勝手な好みと独断による感想はこのヘンにして。本題の今日の「フィギュア・スケートに使われた音楽」であるが。

遠く、長野オリンピックにさかのぼる。今は引退してしまったのか?中華料理屋の娘、アメリカのミッシェル・クワンが滑ったアルウィンて作曲家の「リラ・アンジェリカ」(実況アナウンスではライラと読まれている)。彼女のミッシェルという名前は、ご両親がビートルズ・ファンだったのでつけたって話だ(←どうでもいいが)。

ウィリアム・アルウィン(1905~1985)というイギリスの作曲家はあんまりよくわからないので(CDも2枚くらいしか持ってないと思う)、詳しい言及は避けるが、このハープの協奏曲は抜群に美しい。

長野オリンピックの頃は、私にはイギリス音楽というものが全く頭になかったので、この曲がイギリスの作曲家が作ったってことは全然知らなかった。作曲者の名前はずいぶんあとで知ったのだ。

この時の演技は大変素晴らしく、音楽も抜群でまるで文字通り天使のようだったが・・・残念ながら子供のような(私のニガテなタイプの)タラ・リピンスキーに金メダルを持っていかれてしまった。また、このときの3位は中国のルー・チェンで、クワンとともに、当時私の大好きなアジアン・ビューティなフィギュア・スケート選手だった。

この頃は日本人のフィギュアの選手なんて全然カスミのような存在だったなあ、かの荒川静香でさえも。

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2007年10月29日 (月曜日)

浦和レッズへ。

Pa0_0187 浦和レッドダイヤモンズVS名古屋グランパスエイト
(埼玉スタジアム2002、2007年10月28日)



昨日は、前から券を取っておいてもらってた浦和レッズ戦へ。
 
まったくもう。昨日はあんな嵐だったのにこの日は暑いくらいの晴天。まったくどうしてくれるのよ、昨日の嵐は痛かったわよ・・・じゃなくて。

いやいや、もしも前日のようなあんな嵐の中でサッカー観戦だったら、サポーターはみな肺炎になっちまうよ、ホント。晴れてよかった。(サッカーって雨天中止ってないのか?)

前回に行ったレッズ対ガンバのときは、あまりに沢山の食べ物を仕入れすぎて試合中ずっとむしゃむしゃ、周囲の熱心な浦和市民に申し訳なかったので、今回は食べ物は一人一種類のみ。お菓子は500円まで。

スタジアムに行くまで、沢山の辻食べ物売りが店を出しているが、前回あまりにも美味しくてどおおしても食べたかった「鶏から揚げ」をゲット。大きいから揚げが8個くらい入って400円。これだけのジューシーでスパイシーなから揚げは、うちの近所の商店街では売ってない。スタジアムに近い出店の一団にあるので、もし行かれた方は是非食してみて。本当に美味しいの。帰りに買って帰ろうかと思ったくらい。その出店の一団の中で友人たちはジャガバターと焼きそばをゲット。どっちも500円でも大量に入ってて美味しかった。

何の話だ。えっと、サッカーね。

Pa0_0185 サッカーはあまり詳しくないので、細かいとこはわからんのだが、AFCチャンピオンズリーグの試合の影響かなんか?なのか故障者が多くて、小野はいないわ、闘莉王はいないわ、ワシントンはお面をかむっているわで本当にどうしようって感じ。三都主早く帰ってきて~~。(来期戻ってくるというのは本当か)

チャンピオンズリーグに関して。決勝戦はイランでもやるのか(←今頃知るな)。帰宅してからサッカーのニュース番組でレッズの特集をしていたので見たら、浦和駅周辺のそのへんの普通の主婦の方が「まー、浦和市民もイランまで応援にいかなくちゃですね」とかおっしゃっていたので、浦和市民が赤いカッコで大挙して遠くイランの地まで行かれることを想像すると、胸が熱くなります。イランなんか普通、観光ではまず行かないもんねえ、よっぽどマニアじゃない限り。

Pa0_0184_2 で、まー昨日の試合はっつーと0対0で、あまりこれといってハナのない試合。私の隣の座っていたカップルが結構熱心に応援してたので、「へえ、こんなふうに手をたたくのか」とか「こんな風に歌っているのか」と思い、一緒に「アレ~浦和~」とか歌ってました。サッカーの応援て、プロ野球と違ってすごく結束力があって、歌も普通の合唱団と見まごう(聞きまごう?)ばかり。見事ですよ、ほんと。ハモりとかつけたらきっとみんな音取ってちゃんとやると思う、熱心だから。

相手の名古屋の人たちも、スタジアムのほんの一角しかいなかった(いつもアウェイの応援はそんななんですが)けど、そちらの応援も見事でした。二つの応援団の全く違う歌の重なりは、まるでアメリカの現代音楽の合唱曲のよう。

夜は結構寒くて、やっぱり晩秋だなあと思った。赤いウインドブレーカー(レッズ仕様ではなく、近所で買った安いもの)が役に立った。試合終了後、急いでイオンに向かっていったので、一応うまいビールにありつけた。あんまり試合内容は楽しくなかったけど、スポーツ観戦て本当に楽しいね。

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Pa0_0183_2 入り口で毎回配られる選手のカード。今回は(何か私、予想してたんだけど、当たった!)ワシントン選手。おっきな図体でいつも大活躍なのだけど、昨日は顔にプロテクターをしていて元気がない。途中で交代になってしまっただ。







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Pa0_0186 スタジアムのロビーに飾られている、ワールドカップ日韓開催時に残された、各国選手のサインがとても楽しい。

右上のは(見にくいけど)ベッカム選手。あのときの日本の熱狂が懐かしいね。






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サッカーネタは本当にド素人、ただのミーハーですいません。

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2007年10月27日 (土曜日)

ショルティ/ワルキューレあれこれ。

ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
ジェームズ・キング(ジークムント)、レジーヌ・クレスパン(ジークリンデ)、ゴッドロープ・フリック(フンディング)、ハンス・ホッター(ヴォータン)、クリスタ・ルードヴィヒ(フリッカ)、ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)、その他ワルキューレたち
ゲオルグ・ショルティ指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

今日は台風がきてて、東京は嵐だ。夏の嵐は過ぎ去り、今日は秋の嵐。

こんな日は、ワルキューレ。しかし、夜は出かけなきゃなんないので朝っぱらから聴かなきゃならん。(←誰も頼んでないべ)

このblogにやっと登場。世界で一番大好きな、私の理想の男性(きゃ)、ジェームズ・キング皇太子様の歌うジークムント。いや、ジークムントはやっぱりこの人でないと。まー、ジークムントはワーグナーのオペラの諸役の中でもトップワンの大好きな役だから、うまい歌手なら誰が歌っても・・・P・ホフマン様でもイエルザレム様でも(外見含めても)かっこいいには違いないのだが、キング様は特別だ。声だけでもめちゃくちゃかっこいい。 (で、なんでベーム盤は持ってないんだ?という突っ込みはもういいから。じきに買うから。)

こないだ読んだ、カルショー著「リング・リザウンディング」によれば(よらなくても)ショルティのリングの中ではワルキューレの録音は最後である。

キャスティングの面でも紆余曲折あり、フリッカにヴァルナイを頼んだが断られてルードヴィヒに頼んだとか(ヴァルナイのファンとしては残念だがルードヴィヒはもちろん素晴らしい)、ジークムント役にF=Dを頼もうという大冒険な話があったとか・・・ま、半分は冗談だけどこれもさぞ面白いものができただろうに。

このカルショーのご本は(ワーグナー好きはみんな、読んだだろうね?)参加した歌手の人となりも勿論ばっちり書いてあるので・・・まあそれが面白いとこなのだが、正直「自分の好きな歌手が実はすごく性格の悪い人に書かれていたらどうしよう?」という気持ちはあった。

我が敬愛するヴォータン、ハンス・ホッターはイメージどおりの勤勉な人であった。この録音時ではもう(盛期も過ぎ)ヴォータン役は歌いつくしてた感さえあるのに、なおも2幕の最後のほうでフンディングに言う「Geh!」の言い方がどれが効果的か色々試したりしていたということが書いてあった。

で。

ジェームズ・キングは、紳士的できっととってもいい人なんじゃないかなあと勝手な想像をしつつ、子供の時より夢見ていたショルティのリング全曲CDを(就職して最初のボーナスで)手に入れたときから我が人生を送ってきたので、本を読むのがちょっとこわかった。

でも、それは杞憂だった。キングは「知性的でバランスの取れた人間」だったようだ。しかも傲慢さはなく、自分の歌唱についてとても気にしやさんだったそうな。ああ、ヘンな人じゃなくて良かった。

ということで、第1幕の録音中にちょっと神経質に陥っていたキングのために?予定より早く録音を終わらせて、第1幕の後半のジークリンデとの場面を楽譜を見ずに二人にリラックスして歌わせて録音する、というカルショー特有のトリックをしたのだそうだ。

そういうことはもちろん本を読んで知ったのだけれど、なるほどそう思って聴いてみるとここの恋人同士の場面、キングはリラックスした歌唱である。ライブ録音だと緊張感があってまた全然違うんだろうな、と思うけれども。

さて。

このショルティのリング。演奏・録音については今更語るまでもない(よね?)。
しかし、生涯「スタジオ録音てなんじゃらほい」という考え方だったらしいクナッパーツブッシュのライブ録音などとはまるで違うつくり方である。今や、オペラのスタジオ録音なんてごく普通だが、よく考えてみるとツギハギツギハギつくっているんだな。ショルティのリングは、「録音って、レコード(CD)ってなんだろう」って、今更ながら色々と考えさせられる録音である。



いや、それにしてもやっぱりキング様は素敵だ。




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にほんブログ村・クラシックカテ現在2位!まあ、長くはないだろうな。

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2007年10月26日 (金曜日)

おいしいラーメン。

Pa0_0181 最近、凝ってるのがこのラーメン。

藤原製麺って会社の北海道ラーメンなんだけど、いつも行くスーパーで一食95円で売ってた。

これ、乾麺なのにとってもおいしいの。まるで生めんみたいなコシ。塩ラーメン買ってみたら、すごくおいしかったので、また行って醤油と味噌の全種類買ってしまった。乾麺だから、今日買っても来年の春くらいまでもつし。生めんだと麺をゆでる鍋とスープ用のお湯が必要だけど、これは普通のインスタントラーメンみたいにお鍋ひとつで調理できて大変便利。

藤原製麺のHP

今日は、味噌ラーメン。鳥のそぼろと野菜をいっぱい炒めて「ラーメン二郎」風に。いや、二郎は行ったことないんだけど、こんな感じかなと。

Pa0_0182



















ちなみに、藤原製麺にはこんな商品もある。




ついでに白くまもいるよ。旭山動物園グッズらしい。(これは藤原製麺ではないのかな?)




ナイスなセンスが素敵だ、藤原製麺。オイシイぞ、藤原製麺。

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2007年10月25日 (木曜日)

ランバート/リオ・グランデ&夏の遺言書

942_2 コンスタント・ランバート:「リオ・グランデ」、「夏の遺言書」その他
デヴィッド・ロイド・ジョーンズ指揮/リーズ祝祭合唱団 他独唱者





↓HMVで手に入るかも。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/54942


いやまた。アクセスが多い調子のいいうちにね。マイナーな作品で行ってみようと思う。また、人気の出そうな記事は落っこちたときに書けばいいのさ。

イギリス音楽を聴くようになって、比較的マイナーな作曲家の作品の中で気に入った曲の一つがランバート作曲の「リオ・グランデ」。ああ・・・知らない? でも、聴けばみんな好きになってしまうことうけあい(かな?)。これはジャズ風なカンタータといったらいいのか。ジャズィ~なピアノが入り、「♪リオ・グランデでは~サラバンドは踊らない~~」と冒頭なかなか調子よく始まるが途中大変にノスタルジック。いいねえ。全体になんとなくプロムスっぽい明るい雰囲気。

デッカから出ているバリー・ワーズワーズ盤(エルガーのスター・ライト・エクスプレスなどとカップリング)の軽快な演奏もあるけれど、本日はランバートの作品のみを集めた・・・ベックリンの「ペスト」の恐いジャケットのハイペリオン盤。

Lambert: Rio Grande ←デッカ盤

リオ・グランデはこの作曲者の出世作。24歳のときにの作品でマンチェスターとロンドンで初演され、すぐさま人気曲となったそうだ。作詞はサシェベレル・シットウェル。

コンスタント・ランバート(1905 - 1951)イギリスの作曲家、指揮者。
10代で作曲を始め、王立音楽大学でレイフ・ヴォーン・ウィリアムズに師事。1925年にセルゲイ・ディアギレフの委嘱でバレエ・リュスのために「ロメオとジュリエット」の音楽を作曲。ジャズの影響を受けたカンタータ「リオ・グランデ」で知られるようになった。1931年にヴィック・ウェルズ・バレエ団の創設者の1人となり、1947年まで音楽監督と指揮者を務めた。合唱曲「夏の遺言書」の失敗で、指揮活動に重点を移すようになった。糖尿病のため死去。(ウィキペディアより引用)

・・・ということで・・・このCDのメインを占める「夏の遺言書」(直訳すると「夏の最後の意志と遺言書」となるが、こりゃいかにもクドイ)って7曲から成る合唱曲集であるが、wikiによると失敗作か。確かに「リオ・グランデ」と比べると親しみやすくないし、かなり内向的な作品だ。ストイックというか。最初はいかにもイギリス音楽的な・・・師匠のRVWっぽくもあり、ディーリアスっぽくもある。が、途中の曲はたまに「リオ・グランデ」みたいなノスタルジーな面もあり。なかなかいいな、と思う部分もあることは、ある。
一つヒット作があると、同様の作品を聴衆は求めがち・・・。

この作曲家は俗にいう一発屋だったのか。しかも比較的早死にで。しかし、こんな作曲家が結構オイシイとこなんだな私は。

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クラシカ・ジャパン、神なり。いつもお世話様です<m(__)m>

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2007年10月24日 (水曜日)

フェリアー/ルクレティアの陵辱

P1000840ブリテン:歌劇「ルクレティアの陵辱」(ハイライト)
ピーター・ピアーズ(男性コーラス)、ジョーン・クロス(女性コーラス)、オタカール・クラウス(ターキニアス)、エドモンド・ドンリーヴィ(ジュニアス)、オーウェン・ブラニガン(コラティナス)、カスリーン・フェリアー(ルクレティア)、その他
ベンジャミン・ブリテン指揮/イングリッシュ・オペラ・グループ・オーケストラ

(1946年10月5日、オランダでのライブ)

今日はいつもの倍近くのアクセス数。なんでだか知らないけども。
というわけで、こんな日こそ普段ならばあんまりアクセス数が望めなそうなイギリスもの、ブリテンのオペラを。

しかも、レイプ・オブ・ルクレティア!
おお、なんてこと!舞台上でこんなことが、あんなことが行われるなんて!お、女の私がこんな記事を・・・恥ずかしいわ。(まあ、直接見えるわけではないが)

実演で最も見たくないオペラの一つ。ゴルトシュミットの「ベアトリーチェ・チェンチ」に次ぐかもよ。(いや、きっと舞台でやったら行くんだろうな・・・)

とはいうものの、このレコード(レコードだよ!)はうちにある音源では貴重なものの一つ。作曲者が指揮し、男性コーラスをピアーズが歌い、なんたってあの、カスリーン・フェリアーがルクレティアを歌っているのがスゴイ(っつーか、じゃなきゃ買わないと思う)。

<あらすじ>
古代ローマ。ローマとギリシャの戦争中、予告もなく戦地から男たちは帰宅。殆どの妻たちは留守中に外出してたり不貞を働いていたのだが、コラティナスの妻のルクレティアだけは家を守っていて夫の帰宅を迎えた。

ターキニアスが貞淑なルクレティアに乾杯すると、自分の妻の不貞なことを知ってやけ気味になったジュニアスは、ターキニアスに向かって彼すらもコラティナスの妻の貞操を左右することはできまいという。ジュニアスにそそのかされたターキニアスはルクレーティアのもとへ馬を飛ばして行く。

ルクレーティアの家の広間。侍女と乳母とともに糸をつむいでいる。そこへノックの音が聞こえ、ターキニアスが一夜の宿を求める。
ターキニアスがルクレティアの部屋に入ってきて、しばらく眠っている彼女を眺めてから接吻して彼女をめざめさせる。彼は自分の情熱を語って応えさせようとするが、ルクレティアは立ち去るように懇願する。しかし彼は短剣を抜いて彼女を脅し、ろうそくを消す。幕が下り、男女のコーラスが今起こっている事件をキリスト教徒の観点から批判する。

朝。侍女と乳母はルクレティアのヒステリーで奇妙な振る舞いを見て驚く。ルクレティアは夫の帰宅を求めるために使者を送る。やがてジュニアスを連れてコラティナスが帰宅すると、妻は喪服を着て迎える。コラティナスは彼女を慰めてその行為を許そうとするが、妻は短剣で胸を刺して夫の腕の中で死ぬ。




カワイソウなオペラである。

ハイライト盤のため、重要なその場面がまるまるカットされていて、しかも全曲盤を持ってないのでどんなもんだか知らないのだが、この録音でのフェリアーはあいかわらず美しい声で、貞淑なこの役を演じている。イメージぴったりでとっても素晴らしい。舞台姿が見たい。さぞ綺麗だったんだろうな。録音は貧相で雑音も多いが、なんとなく曲と演奏の素晴らしさは伝わってくる。ブリテン特有の透明で残酷なまでに美しい音楽。

それにしても、このレコード、どこで見つけたんだろう。まだ私、学生だったと思うんだけど。ジャケット写真も貴重である。




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ありがとうございます。

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2007年10月23日 (火曜日)

関西アリアドネ、どうします?

Naxosr このblogをご覧のR・シュトラウス・ファンのみなさん。

私はとても迷っています。関西二期会の「アリアドネ」の1月・東京での公演。愛するシュトラウスのオペラ、そして我が敬愛する飯守さんの指揮となれば、行かねばならないと思うのですが。

歌手の方・・・だれも知りません。ごめんなさい、日本の歌手の方をあまり知らないのですね、私。

正直・・・このオペラは歌手の演技力にかかっていると思い。芸達者な歌手(CDで言えば、ヘルマン・プライやエディタ・グルベローヴァやグンドゥラ・ヤノヴィッツばりの)が歌わないと、成り立たないと思うんですが・・・。

という迷いもあって、まだ券は取ってないんだけど、これって関西での上演が今週末にもあるので、これをご覧になった皆様のblogを見た上で決めようかなあと思います。結構小心者なもんでね。

でも・・・・。
新国立の中劇場。関西上演よりも券が2千円くらい安い。だもんで、多分行ってしまうのではないかなあと思う。ああ。やっぱり飯守さんの指揮するシュトラウスのオペラは見てみたいし。

つーか、このオペラ実演見たことないんだよね。

・・・。

あー、ごめんなさいね、今日はオチがないので、こないだ友人の家で発見されたレコードのジャケット(二回目のトリスタンを鑑賞時に写メされてきた)をご覧いれよう。


Grp_0002








・・・若いねえ。


東京・新国立中劇場の公演の案内はこちら

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今日だけかもしれませんが、クラシック鑑賞カテ1位でしたね!応援ほんとうに有難うございます。

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2007年10月21日 (日曜日)

怪談・牡丹燈籠

Pa0_0179_2十月大歌舞伎(夜の部)・怪談牡丹燈籠/奴道場寺
片岡仁左衛門、坂東玉三郎、坂東三津五郎、片岡愛之助、中村七之助、中村錦之助、その他

(2007年10月21日・歌舞伎座)



ぅああ、もういい加減にしてくれ、私の過密スケジュール。
2週続けてのトリスタン全曲の後、風邪はひくわ、おとといは会社を早退するわ、本当に歌舞伎にいけるんかいな?と今週はひやひや。

しかも、来週はJリーグ観戦(浦和)ときている。完全に遊びだけでクタクタ。おいおい、そんなのお前の勝手だろ、自分で予定を詰め込んでいるだけじゃねえかって、言われても仕方がない。本当に。バカでぇ~す



しかし有難いことに、今日はそんなに体調は悪くなかったので、歌舞伎に出かけることができた。本当によかった。大体、今までこんなにいい席が取れたことはなかったので、絶対に外せなかったんだけれども。

1階花道から2番目の前から6番目。まあ、中央舞台はちと斜めに見る感じだが、花道を見上げるあの大迫力は他に代えがたい。

Pa0_0180 さて本日の演目。夏でもないのに怪談もの。8月納涼歌舞伎に続いて幽霊を七之助くんが演じるのであるが・・・。「怪談」とは名が付いているものの、怪談部分である有名なお露さんの部分は、 「トリスタンとイゾルデ」におけるモロルトに刺されてイゾルデに傷を治してもらったトリスタンのエピソードくらいな感じで、実際のところこの演目の重要な部分は怪談ではなく「人情もの」とか「世話もの」な感じである。だいたい、四谷怪談みたいに恐くないし



てなわけで今回の主役は「お露さん」でもそれに取り付かれて殺される「新三郎」でもなく、新三郎の世話を焼いてはお金を貰って細々と暮らす、玉三郎さんと仁左衛門さんが演じるところの「伴蔵とお峰」夫婦である。

今回は勿論、私がひいきにしているらぶりんこと片岡愛之助様を観にいったのであるが、お露にとりつかれて殺されてしまう重要な役柄なのに、第1幕だけで2幕に出番はナイ。さすがに今回も色男ぶりを発揮していたが・・・芸から言えば仁左衛門や玉三郎に比べればまだまだである(と、ファンなのにこんなこと書いていいのだろうか。まだ若く、将来に期待を込めて書いているので許して、後援会の方々)。

玉三郎さんは、いつも麗しいおいらんとか殿方を迷わす美女な役が多いイメージなのだが、今回は市井の人っつーか、ちょっと生活にくたびれた妻の役である。こんなんでも、本当に玉三郎さんはセリフ回しとか上手なので、綺麗なだけじゃないんだなあ、杉村春子さんばりの大女優(男だけどな)だと思う。しんみりしたり、すごく笑わせてもらったりしました。本当に近くで見ると細いのね。

仁左衛門さんは、こういった人情ものは本当にうまいなあと思う。見た目もいくつになってもかっこいいし。

今回、花道のすぐ横だったので、最初のシーンで七之助さんたちが乗ってる舟が花道を渡っていくシーンがド迫力でなんだかTDLの「カリブの海賊」を思い出しました。

今日思ったのは。
オペラとか、外国の舞台って(多分)悲劇は悲劇、喜劇は喜劇、怪談は怪談とかジャンルが決まっているじゃないですか。しかし、歌舞伎って終始一貫してないです。なんだか笑わせるな、と思っても最後は殺されちゃったりとか。今日は怪談で始まり、人情もので笑わされたと思ったら、最後は夫に妻が切られてしまう。歌舞伎って結構そういうの多いんじゃないかと。不条理ですな。

最後に伴蔵(仁左衛門)にお峰(玉三郎)が殺されるシーンは、ユニゾンのコーラスがえんえんと流れ、なんだかブリテンのオペラみたいだった。妙に感動した。

さて・・・。

「奴道成寺」は、踊り上手な三津五郎さんのダンス・ダンス・ダンス・オンステージ。ヨーロッパで言えばまったくのコメディア・デラルテ。三津五郎さんはアルレッキーノ?とかコロンビーナ?とかみたいなお面を3種類次々と付け替えて踊る。
外人はこういうののほうが楽しいかもしれないな。今日、何故か外国人観光客が多かったす。

今日は襲名披露っつーか、「日本俳優協会の名題試験」なるものに合格した玉三郎さん門下の2人の役者さんが参加してて、それを記念してだか「てぬぐい」をばらまいていたのだが、全くこういうのに運のない私はもらえなかった・・・私の前の席の金髪外人オニイサンに取られてしまった。残念だわ。


それから。
幕間に食べた、芋きんつばが激ウマだった・・・。

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クラシック・ネタじゃなくて申し訳ない。
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2007年10月18日 (木曜日)

ココログ・月間ランキング

ま、ちょっと嬉しかったこと。

私が使わせて頂いているココログ全体でのお話ですが、本日のココフラッシュの音楽のカテゴリーで(クラシックだけでなく、音楽全部)ここ30日間で、私の記事 ベルリン国立歌劇場日本公演/トリスタンとイゾルデ の記事がアクセス数が 51位 にランクインしていました。(→日替わりなので変動ありです・・・上昇中!)

因みに。他にランクインしているクラシックの記事は、ほとんど「のだめ」です。

みなさん、読んでくださってありがとうございます。二度のトリスタン鑑賞で力尽きて最近休んでいますが、もうちょっと待っててくださいね。



ではでは!ありがとう御座います。

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2007年10月15日 (月曜日)

ベルリン国立歌劇場日本公演/トリスタンとイゾルデその2

P1000836 ワーグナー:歌劇「トリスタンとイゾルデ」
クリスティアン・フランツ(トリスタン)、ワルトラウト・マイヤー(イゾルデ)、ルネ・パペ(マルケ王)、ロマン・トレケル(クルヴェナル)、ライナー・ゴールドベルク(メロート)、ミシェル・デ・ヤング(ブランゲーネ)、フロリアン・ホフマン(牧童)、アルットゥ・ホフマン(舵手)、その他
ダニエル・バレンボイム指揮/ベルリン国立歌劇場管弦楽団・合唱団

(2007年10月14日 NHKホール)

過去記事:ベルリン国立歌劇場日本公演/トリスタンとイゾルデ






バレンボイムのトリスタン、2回も行ったのはどこのどいつだ~い?

あたしだよ!!!

いやー、細かいことはきいてくれるな。人間、魔がさすということもある。同じものを2回見るより、他の演目に行ったらどうかと、思う人もいるかもしれないのだが。

だって興味ないんだもん。
モーツァルト全然わかんないし。モーゼとアロン、昔CDで聴いてダメだったし。

しかも、トリスタンを一回観にいって、「あんまり良かったから、もう一回行きたくなって必死で券を入手した」わけでもない。

なんだかふとした勢いで取れてしまった、というか。そして誰かに売ろうと思ったけど、結局大好きなトリスタンだからそのまんまになってしまってたというか。

昨日(14日)の席は県民ホールのときよりも、あんまりよくねぇのであった。B席。

もちろん場所的にもよくねぇのだったが。(2階席左のほうの後ろから2番目)

周りの観客もよくなかった。

私の前の席には、座高の高いおにいさん。舞台前方まんなかはほとんど見えない。

私の後ろの席には「前奏曲はまだ休み時間」だと思っている女の人たち。(第3幕の絶望的に美しい前奏の間中こそこそ話していたので、私のとなりの人に「静かにしてください!」と注意されてた。ブラボーである。)

(ま、こんな私の一人の印象から述べるのは申し訳ないが。何故か観客のレベルは神奈川県民ホールのほうが高かったと思う。気合が入ってた気がする。)

2幕が終わってトイレ待ちの間。
後ろの女性たちのこんな会話が聴こえてきた。

「まったく・・・『昼の国』だの『夜の国』だの・・・そんなめんどくさいことずっと語り合ってないで、さっさとコトを運んだらどうなの? 本当にイライラするわね。ほんと、ワーグナーって長いわよね。」

「ほんとねえ。もういつ終わるのかいつ終わるのか・・・もう途中でいやんなっちゃったわよ。まあ、メロディはところどころ綺麗だったけどね。」

私は後ろを振り返って

「あんたたちぃ、初めてこの曲聴いたのぉぉ!!??ワーグナーってのはね、本来そういうもんだぁぁぁ!!!」

・・・と怒鳴った・・・心の中で。

NHKホールっつー・・・、ということで覚悟はしていったが、思ったよりもそんなに聴き辛くなかった。

とはいうものの、あれだけオケの音が粒立ちよく聴こえた神奈川県民ホールが懐かしく感じた。席に差はあるとはいえ・・・。まあ、色々と印象的なとこはあるが、たとえば第3幕で、イゾルデが歌う「イゾルデは勇敢に海を渡ってきたのに・・」の部分のクラリネットのソロの際立った美しさが、NHKではあんまり聞き取れなかった。ああ。

他にも金管楽器は2幕でマルケ王が踏み込んできたときもブリブリもっと凄かったしね。ティンパニーはずいぶん頑張ってたが(中学生の時に買ったフルトヴェングラーの正規盤でない、全曲ではないけどライブ演奏を収録したレコードを思い出した。ズートハウスが大熱演だったやつだね。実家においてきてしまったけど、あれは本当に凄かったです)。

その他、歌手の印象。

(船乗りの役の人が調子悪くて変更になってた・・・といってもどっちも知らない歌手だったのでわかんないが。)

・トリスタン、イゾルデともども県民ホールのときよりもやや声が疲れている?気がする。あんなだったかなあ。他の歌手はそんなでもなかった。

・ブランゲーネが、第3幕の最後のほうで「イゾルデ様!ご無事でよかった!・・・」のとこを歌い忘れた。ど、どしたの??

・県民ホールのときにはそんなでもなかったのに、東京公演ではルネ・パペへの喝采が恐ろしく多かった。まあ・・・そりゃうまいことはうまいけど、そんなに他の歌手に比べて格段に良かったかっつーと「?」である。

まあ、色々とあったが、やはり際立って素晴らしい上演だったということは変わりない。くしくも私は、県民ホールのときは舞台右から見て、NHKのほうは左から見ることとなり、第1幕のときは初日はイゾルデ&ブランゲーネ側から、昨日はトリスタン&クルヴェナル側から覘くということになった。映画みたいでそれはとっても面白かったです。

演出は。そうそう例の「同性愛」という視点から見ると、なるほど。イゾルデとトリスタンはさほどいちゃいちゃしてないのね、マルケ王とトリスタン、クルヴェナルとトリスタン、ブランゲーネとイゾルデよりは。トリスタンとイゾルデの待ちに待った逢瀬の音楽の超盛り上がりに反して、これは・・・。

・・・ということで。トリスタン4回とも行かれた方のコメントを募集しており・・・・・そんな人いるんだろうか?

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乱筆乱文、申し訳ない。

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2007年10月13日 (土曜日)

誤植2題

P1000836 三日放置。

すいません。理由はなんだかなあ。病気ではありません。大丈夫です。生きています。すっかり秋ですね。

しかしアクセス数は話題のトリスタンの感想を書いたということで、さほど落ちないですね~さすが。



では、本日はやっぱりこの話題のベルリン国立歌劇場の公式プログラム本について。長い休み時間にペラペラめくってたら、こんな誤植が。まだたくさんあるかもしれませんね。


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61ページ。
P1000838_3

「トリスタンイゾルデ」かー。
トリスタンて。
トリスタンはすなわちイゾルデってことなのかなー。

そういえば、2幕の二重唱の歌詞でそういうのありますね。まあ、最近のブロガーっぽくいいますと

「トリスタンあなた、私イゾルデ、てか、もうトリスタンじゃなくねー?」

とかいうのがありますが、このことを物語っているのかなあ。



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P1000839 メロート歌ってたライナー・ゴールドベルクの紹介。おお、68歳にもなるんだ。すごいねえ。10年前に一回何かでキャンセルされたことありますけど、意外と息が長い歌手ですね。

それはそうと。

「ジーークフリート」だって。
なんか雨上がり決死隊のアメトーークを思い出してしまいました。毎週見てるんだ私。

普通のジークフリートより声が長く出そうだ。










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では明日かあさってまた。
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2007年10月 9日 (火曜日)

ベルリン国立歌劇場日本公演/トリスタンとイゾルデ

P1000836ワーグナー:歌劇「トリスタンとイゾルデ」
クリスティアン・フランツ(トリスタン)、ワルトラウト・マイヤー(イゾルデ)、ルネ・パペ(マルケ王)、ロマン・トレケル(クルヴェナル)、ライナー・ゴールドベルク(メロート)、ミシェル・デ・ヤング(ブランゲーネ)、フロリアン・ホフマン(牧童)、アルットゥ・ホフマン(舵手)、パヴォル・ブレリスク(船乗り)
ダニエル・バレンボイム指揮/ベルリン国立歌劇場管弦楽団・合唱団

(2007年10月8日、神奈川県民ホール)



P1000835 私が神奈川県民ホールに行くときに、いつも楽しみにしているのは横浜周辺のお散歩。中華街のランチも楽しみだ。

だが。

この日は小雨。ちょっと悲しくなる。一年間楽しみにしてきたこの日。


それに。

3時から8時半までの長丁場。横浜中華街で美味しいランチを沢山食べたいのはやまやまだが、途中でお腹が痛くなったり、キモチワルクなったら困る、と考え。

食べたのは850円の海鮮おかゆだけ。

千円も出せば、セットメニューで山ほど食べられるのに、どうしておかゆだけなの?中華街まで来て。(って、注文した店員さんの顔が言ってた。)

とにかく、体調は万全に。あとは席の周りの人が、困った人(前奏曲は休み時間と思って喋ってる人、自分が指揮者だとカンチガイしている人、自分の前の席におすもうさん、隣のおじさんが謎の匂い、隣の女性のシャネルの5番が5万番くらいに感じる・・・等々)でないことを祈る。切に祈る。

しかし。

それは・・・大丈夫だった。私のいた2階席の右側のせり出した部分の前から6番目。周辺は一人でいらしてた女性や、金持ちそうな老夫婦で囲まれていた。

あのね、この日きてた人はパーフェクトだったと思うよ。はっきり言うとこないだの「薔薇の騎士」よりも、観客はパーフェクトに素晴らしかった。「何かよくわかんないけど誘われたから来ちゃった」のではなくそれぞれ気合も入ってたし。男が女にまたは女が男に当日に筋書きを説明してるバカップルもいなかったし。

(まあ・・・残念なこともあったけど。昨日の記事参照)


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さて、(前置きなげーよ)公演の感想というか気が付いたこと。何も情報がなくて本番見たいわ、という方は読まないでね!あとで読んで。

第1幕。船の上、ではない。舞台の中央に大きな「♪翼の折れたエンジェル~~」(by 中村あゆみ)の銅像がうずくまっている。または、ベルリン・天使の詩?とか思い出した。この天使の像の上や、羽の上または周りで登場人物が歌ったり演技したりする。後方には墓石のようなものが何個か並んでいる。

(実際のところ、全体に暗く、あまり舞台上に大きな変化は起こらない。あのクプファーだから絶対何かあるんじゃないかとずっと思っていたのだが。もしかして、音楽を聴いてほしくて、音楽中心の演出になったのかなあとも思った。・・・おひるまの3時始まりということで、実は月曜の3時って会社員が一番眠い時間だと思うんだけど、第1幕実はこんなあたしでも結構辛かったす。)

ほれ薬をブランゲーネに飲まされ(っつーかなんというか)、マルケ王の待つ陸地に到着。そのとき黒い服を着た紳士淑女の一団が何人か舞台後方に並ぶ。合唱団じゃなく、歌は歌わなくて無表情な人々。男性はシルク帽を被り、女性は黒いドレス。

それで何か、思い出した。それは前日に見た「ムンク展」の「不安」って絵。道を歩く無表情な紳士淑女は、社会一般の大多数の人の、道を誤った人に対する白い目や、言いようもない不安感のようなものを感じさせる。クプファーがムンクの絵を意識してたとは思えない(だって・・・偶然すぎるもの)けれど、あの不気味な圧迫感は凄く似ていた。クプファーの演出について語ったのをプログラム本で読んだけど、あながち私が舞台から読み取ったものも間違いではないなあとは思った。

第2幕。やはり翼の折れたエンジェル?が鎮座。しかしこの像はコマ劇場のごとく、くるくる回るようになっている。出だしはエンジェルはお尻を向けている。
それこそ、第2幕も大変当たり前のような演出。別になんてことない。
しかし、クプファーが語っているように。この演出の中心は実は、タイトルロールの二人の許されぬ愛ではなく、同性愛である。マルケ王とトリスタン、クルヴェナルとトリスタン、そしてブランゲーネとイゾルデのカッポーである。

実は、(どこにも書かなかったけど)私はどれもアヤシイと思っていた。とくに、カルロス・クライバー指揮のグラモフォン盤を聴くとよくわかる。少なくとも、ブランゲーネ役のファスベンダーはベルクの「ルル」に出てくるゲシュビッツを思わせるし(第3幕の最後のほうの歌唱を聴いて御覧なさい。)、フルトヴェングラー盤とともにクルヴェナルを歌っているF=Dは新旧ともに怪しい歌唱。間違いなくトリスタンに惚れているぜ、あいつも。

マルケ王とトリスタンの関係を怪しむような全曲盤は今のところ思いつかないけれど、なんでわざわざ自分の好きな人をお世話になってる伯父さんと結婚させようと思うだろうか。その辺がアヤシイと思ってた。男ばっかりに惚れられる自分の将来を案じたトリスタンの苦肉の策だったのだわ、きっと。

そんなこんなで、ここらへんのカッポーはこの舞台ではなんとなくイチャイチャしている。

そしてまた!マルケ王が踏み込んできたときにムンクな人々登場。

第3幕。やっぱり翼の折れたエンジェル。しかし、苦しむトリスタンとともに、照明の具合か翼のあちこちから出血しているように見える。いずれはほとんど血の色で真っ赤に。しかしイゾルデが到着し、トリスタンが死ぬと、この色は消える。

イゾルデが最後に歌う「愛の死」は、死ではなく彼女の恍惚の表情で終わっている。最近の演出のイゾルデは死なないの。いや、死なない演出の椿姫だって見たことあるしな、私。女と靴下は強くなったの、昔よりも。

さて歌手。
どう考えても、マイヤーの歌うイゾルデは素晴らしい。私が以前彼女の舞台を見てから10年経っているはずだが、相変わらずの美しさ。いや、イゾルデは少女だったはずでは、こんなエロカッコイイ女ではないはず・・・というギモンなどぶっ飛ばす。メゾであることがここではかえってプラスに。高音が少し苦しそうだが、そんなの関係ない。

そんな神の域まで達しているイゾルデに比べて、やや楽天的な印象の残るトリスタン役のフランツ(トーキョー・リングのジークフリートをさんざ見たせいか)だが、現時点で彼以上のトリスタンやジークフルートを見出すのは・・・うううんムリ? 第3幕の熱演が心に残る。または本当に疲れちゃってたのか?そんなことないよね。

ロマン・トレケルとルネ・パペと揃ったバリトン&バス陣はやっぱり声楽的に優れていたと思う。とくにパペの声は最初に聴いた10年前とちっとも印象は変ってない。声量もあり本当に彼が出てくると悪役だろうが良い役だろうが惚れてしまう。 く~。

ブランゲーネ役のミシェル・デ・ヤングはすごく大きな人のように感じた(南海キャンディーズのしずちゃんくらいありそう)が、この役を得意にしているようで、安心な歌唱。しかし、この演出でのレズビアンなブランゲーネはあまり感じなかった・・・きっと真面目な歌手なのだろう。

あと、思いがけなくライナー・ゴールドベルクのメロートも頑張ってた。お元気そうで何よりです。

最後に、バレンボイムとオケ。
10年前に聴いた「ワルキューレ」や「パルシファル」のときはことさらデモーニッシュな指揮ぶりにちょっとヒイてしまった私だったんだけれど、今回は演目のせいかそれはそれと受け入れられた。実はナマでこの曲聴くのはそんなになくて3回目なのだけれど(アマオケはぬかして)、今回の演奏が一番オケの細部まで聴こえて新しく気づくことが多かった。オケがとても雄弁で、まるでもう一人稀代の名歌手が加わったような感じ。「どんなふうに指揮しているのだろう」と、演奏中こんなに指揮者が気になったのはカルロス・クライバーの振るオペラ以来だった。

終了後、観客の拍手は熱狂的で、バレンボイムもチョー感じ悪かった10年前と比べて、上機嫌な笑顔を見せるなど、さすがにヤツもずいぶん人間的に丸くなった感じだった。

カーテンコールで私はこんな素晴らしい公演を見れたことにとても嬉しくなって、2階席の端っこのぎりぎりまで行って、引っ込む寸前のマイヤーに思いっきり手を振った。 「マイヤーさああああん!! (←心の声)」

彼女は私に気が付いたような気がした。笑ってくれたような気がした。・・・気のせい?



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長くてごめんなさいね。一つづつぽちっとして下さいね。

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2007年10月 8日 (月曜日)

トリスタン、行ってきた。

今、帰って来ました、神奈川県民ホールから。
ベルリン国立歌劇場、うんてるでんりんでん。指揮はもちろんバレンボイム。

管理人の感想文は→こちら (ここのコメントみる前に、私の感想を読んで、お願い。)

いやあ、はんぱねえ。凄かったわ、やっぱ。期待通り。マイヤーちゃんは絶好調なり。LOVE。



しかし。


ビックリなアクシデントが。こんなの、私のオペラ鑑賞経験において、初めてだ。

第2幕、マルケ王が押し入ってきて、アリアを歌い始めた頃に。



何かおじさんの苦しそうなうめき声が客席後方から2~3回響き渡り




いや、ビックリ仰天。しかし、やっぱりあいつらはさすがプロだな。だてにトリスタンやってない、イゾルデやってない。何の滞りもなく、気にせず、演奏を続けた。


第3幕が始まる前に、アナウンスで

「先ほど第2幕において、奇声を発したお客様がいらっしゃいましたが、病気のためでして、第2幕が終わってお帰りになりました。招聘元より深くお詫びいたします。。。」

というようなご説明があった。


ありゃー気の毒な人だ・・・きっと楽しみにしてただろうに。


なので、皆さんも健康には気をつけて、トリスタンに臨もうね!!長いからね。

感想はまた次回をお楽しみに!!

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なんとなく、ぽちっと。

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2007年10月 7日 (日曜日)

ムンク展へ。

Pa0_0177_2 今日はお天気もいいし、上野の美術館へ。しかし、お天気があまりにも良すぎた。見てこの青空。
暑い。しかも上野駅前から人が多すぎる。みんなどこ行くんだ。

みんなムンクに行くのか?もしかして。




いやいや。

そんなことはありませんよ。ムンク、そんなむちゃくちゃ混んでませんでした。午前中だったしな。午後からはまたずっと混んでしまうのだと思う。


ムンク展←割引券をプリントして持ってくと100円引いてくれるよ!



ムンクの絵をナマで見るのはずいぶん久しぶり。前に見たのはムンクの版画展だったかもしれない。

ムンクの絵のうねうねとしたタッチとか背景も人間もエクトプラズム状態に描かれているのがたまんねえ。見る人を不安に陥れる。

ムンクの絵には死のイメージが漂っててよい。私の好きな絵は「病める子供」とか「思春期」とかだか、だなあ。いかにもムンクらしくてよい。

今回「病める子供」の油絵と版画(ドライポイント)の展示があった。

先日、何て番組だか忘れたけど「不治の病と闘う子供たち」みたいなのを見たのだけど・・・医学っぽい番組が好きなので・・・それを思い出した。まさにあんな感じなのね、病気で死にそうな子供って。本当に見たことないと描けないってば。ムンクはお姉さんを結核で亡くしている。15歳だったという。

子供の時、母親や姉を亡くしたりした経験が、常にモワモワとした不安感が絵に現れてしまうのかしらん。オマケに妹は幼少時から鬱病。鬱病の子供ってあんまり見たことない・・・。



が、まあ。
今回の展示ではそんな「不安画家」のレッテルを貼られた?ムンクのイメージを払拭する・・・まあ払拭はしないが、意外な一面が見られる。

他の多くの画家と同じように、建物の中の装飾絵とかを依頼されて書いてんだって。

今回、以下のものが展示(または映像)されている。

・ムンクのパトロンだった眼科医の邸宅の子供部屋を飾る絵。(リンデ・フリーズ) しかし、子供部屋にそぐわない公園のイチャイチャカップルとか描いて依頼人から却下。オレだってやだよ、こんな絵 部屋に飾るの。

・あの有名なマックス・ラインハルトが自分のものとしたベルリン小劇場の待合室に飾る絵。(ラインハルト・フリーズ) 改装のため5年くらいしか飾られなかったって。カワイソウ。

・オスロ大学の講堂の壁画。正面にある太陽の絵は小澤征爾の「グレの歌」のジャケットでもお馴染み・・・って誰にお馴染みなのだ?オスロ大学行ってみたいよ~。

フレイヤ・チョコレート工場の社食の装飾画。いいなあ、あたしがオスロに生まれてたら、絶対この工場の総務課に就職してたのになあ。(←フレイヤのHP?のカワユサに撃沈。操り人形のヘンなゲームもはまっちゃう。北欧っていいよね)

・オスロ市庁舎の装飾。しかし正式な依頼をされた頃には既にムンクは片目を悪くしてたり高齢だったため、タイミングがあわずこの話はなくなった。作品は残っているが、意外なくらい力強い土木作業員の絵が。なんだか共産党とかコルホーズとかソフホーズ?の世界。

という感じで、興味深く見ることができました。ま、あんまり詳しく書くとこれから見る人にはチョー迷惑なので、この辺でやめておこう。


カタログは買ったけど、グッズは何も買わなかった(めずらし~)。「ムンクバッグ」も「ムンクTシャツ」もべつにいらん。「ムンク・ドロップ缶」ってのもあったが、550円?も払って「火垂るの墓」ごっこもないだろう。 ニイチャン!このドロップ変な絵が描いてあるで


・・・。

ああ、この青空を明日にもほしいよ!神様!!


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いつものように、上野駅構内を散策。大好きな酒饅頭が売られていて、雄弁な売り子のおねえさんに強く勧められたが・・・6個も8個もいらんて。

今日の買ったお弁当は、かなりリーズナブル。

Pa0_0176 690円。駅弁は全体的に高いねえ。選ぶ楽しさはあるけど。







Pa0_0175 あけてみたとこ。まあ、そぼろどんぶりよね。ややご飯は硬めだったけど、なかなかおいしかった。(今考えると、柿の葉寿司にすればよかった)

それより、一昨日貰ったお茶「綾鷹」とのコンビネーションは抜群だった。お茶のほうがおいしいと思うのはヘンだが。




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2007年10月 6日 (土曜日)

E・クライバー/神々の黄昏

P1000834 ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」
セット・スヴァンホルム(ジークフリート)、アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)、エマヌエル・リスト(ハーゲン)、ヘルベルト・ヤンセン(グンター)、ローゼ・バンプトン(グートルーネ)
フレッド・デスタル(アルベリヒ)、リディア・キンダーマン(ワルトラウテ)
指揮:エーリヒ・クライバー
管弦楽:テアトロ・コロン管弦楽団

(1947年、テアトロ・コロン、ブエノスアイレス)

みんな、落ち着いて!!
これはカルロスじゃなくて、オヤジのほうだから!エーリヒだってば!

・・・わかってるって?

先日、クナッパーツブッシュのバイロイト音楽祭・再開年の「神々の黄昏」のCDのレビュー(っつーか、聴いて書いただけ)のときに、ヴァルナイが1951年ヨーロッパに渡る前に、テアトロ・コロンにおいてのリング全曲初演のときに歌った、というのを「歌劇大辞典」で読んだ。(南米初演てことか?)

どうもこれはその時の録音らしい。ヴァルナイは1918年生まれだから、29歳のときの録音である。

が。

全然、声が高い。カン高いと言ってもいいくらいだ。4年しか違わないのに、こんなに声って変わるもんなんだろうか? 1951年の時の声みたいに包容力のある深い声ではないのである。でも確かにヴァルナイの声なんだけど。

ハテ?

不審に思い、クナッパーツブッシュ盤とちょっとだけ聞き比べてみた。・・・どうもこのエーリヒ盤は少々回転数が早いのではないだろうか。全体に若干音が高い気がするのである。

まあ、そんなこともあってか、白熱の演奏を繰り広げる。オヤジ・クライバーはこんな演奏をする人だったのか(他の演奏をあまり聴いた覚えがないのでわからない、ごめん)。というわけで、第1幕最後のブリュンヒルデとジークフリートの格闘シーンはトリハダものだ。(ヴァルナイの「キャー」という悲鳴もまだ若いオネイサンという感じでカワイイ。) 第2幕のハーゲンとグンターとブリュンヒルデの3重唱も迫力。やっぱりヴァルナイはすごい。大ベテランとの共演もひるむことなく。強心臓だったのかも。わりと長生きだったし。

セット・スヴァンホルムもまだ40代で乗りに乗った歌唱が素敵だ。大変に元気がいい。飄々とした感じが少々お調子者のジークフリート役にぴったり。

その他、ヘルベルト・ヤンセン、エマヌエル・リストとバス系が揃っているのがスゴイ。ハーゲンはとくにド迫力の歌唱。いくら私でもこのへんの歌手が大歌手だったってことは知っている。

ワルトラウテ役の人とグートルーネ役の人は知らない名前だけれど、この高水準の歌唱をブチこわすものではない(グートルーネ役のバンプトンはメトで活躍した人らしい)。っつーか、昔の録音て端役はミョーに古臭い歌唱だったり「マジ?」と思うほど非力だったりするけど、このCDはそんなことない。きっと、このコロン座の上演のレベルは相当高かったに違いない。

まあ、テアトロ・コロンて・・・・南米なので。オケの実力というのはどうだったんだろうか。ひっきりなしに音を外すジークフリートのホルンとか。ことに第3幕の冒頭でコケるのはどうか。

ま、聴いていると色々と気が付くこともある。

ギービヒ家の家臣たちはどうも他の国から連れてこられたらしく、ドイツ語でないのである。聞き取れないけど、まったく普段聴いている歌詞と違う。アルゼンチンだからスペイン語かも。しかし、ハーゲンはドイツ語で命令しているから、彼らはドイツ語も解するらしい。以心伝心ということか。これは第2幕だけで、家臣らは第3幕ではドイツ語を使用。バイリンガルか。

ああ、そうそう。録音状態ね。

ご想像通り、芳しくない。オケの音はちゃんと入ってはいるのだが、なんだか蓄音機時代のような貧相な音がする。なんというかピーヒョロピーヒョロとした。そして音量がひっきりなしに変るので、音が小さいと思って大きめの音量にしておくとあとで急に大きくなりビックリする。かと思ったら、ところどころ音が切れてしまったりもする。そして後ろのほう?でしじゅうちゃらちゃらちらちらした雑音がする。ラジオの音波か。たまにピッピッピという音がするときもある。

そんな感じなので、本来CD4枚組にもなってしまう「黄昏」が、あちこちのカットによってギリギリ3枚に収まっているが、逆にカットが有難いと思ったりもする。コレまるまる4枚も聴くのはちょっとしんどいかも。

ま、こんな障害にも耐えてみようかい、というチャレンジャーなワグネリアン、そしてヴァルナイやE・クライバーのファンにはお薦めしまする。



↓エーリヒ・クライバーの他のCD

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出せば当たるもんだね。

今日こそ、こないだ買った「神々の黄昏」聴くぞ~~~と、その前に。

P1000832


















日本コカ・コーラさんったらなんて太っ腹。
このたびの新しいお茶の「綾鷹」のキャンペーンに応募したら、当たったのです。
www.cocacola.co.jp/products/ayataka/

キャンペーンの内容は以下の通り。

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新製品「綾鷹(あやたか)上煎茶」 425mlPET 1ケース(24本入り)を、先着で20,000社様、その後、抽選で21,667社様、合計100万本プレゼント致します。

2007年9月25日(火)~10月7日(日) 24時00分まで
※第一次応募受付(先着20,000社)分は終了致しました。


--------

私は先着20000社のうちに入ったのでした、多分。

しかし、一本158円×24本×41667社って。普通に計算していちおくごせんはっぴゃくまんえんくらいかかってる。配送料だってバカにならんだろう。すごーい、儲かっているんだねコカコーラ。働きてェ。


届いたウチの会社では。
10人くらいしかいないので、みんなに一本づつ配って、あとは私と上司で飲むことに。

しかし、お茶って。会社では「タダ」同然と思われており。さほど感謝はされなかった。あのう「プレミアム」なんですよ、これ。普通のお茶より高いし。
とりあえず、おいしかったです。(←別にblogに書いたからってお金もらえないけどね。)

しかし私も。「・・・これもし24本の麦酒(または発泡酒)だったら、会社で小躍りしちゃうなあ。そして全部自分で飲むなあ」と思ったりもしました。


※10月7日までなので、ご応募はお早めに!!

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昨日放送された、何平平くん(世界一小さい19歳)の記事は
過去記事:未知との遭遇!!

※ギャル曽根ちゃんはラーメンをたらい一杯食べてたす。「ブラックホール盛り」っつーのも、なんだか未知との遭遇。


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2007年10月 4日 (木曜日)

ミズハタイセツニ。

New_water3 今日は、音楽ネタよりも妙にアクセス数の多い、会社のバカ話を。音楽ファンの方、すいません。

過去記事:アイスクリームは太らないというのは本当か

↑上記の記事に登場する、毎日アイスクリーム食べる「ぽくちん」の別件。(今日の記事を書くために、わざわざアクアクララさんにスポンサーになってもらったので、だれか会社とかで契約して下さいYO!)

私の今いる会社は、ビルの貯水タンクが古いんだかなんだかで、水道水が飲用にはなっていないのであります。医療関係なので、食中毒とかはヤバイのよ。なので、アクアクララのお水を2週間に1回くらい、会社に運んでもらっています。

普通の水道水よりは、オイシイです。当たり前ですが。しかも、冷たいお水も熱いお湯もすぐに出るので、総務としてはとても便利ですね。

が。

この水、タダじゃない。(水道水だって無論タダじゃないが)会社がお金を払ってウォーター・サーバーを借りて、お水も買っているのである。

Clair_img02_2












私のいる本社には10名ほどの人間しかいない。なのに信じられないペースで水が減っている。12リットルのタンクが2週間で何本も。メンテナンスのお兄さんが「どうしてこんなに減るのでしょうねえ」といつも首をかしげる。



知らないわよ。



で。

酷暑の夏が終わって、今や晩秋のような気候になり。水もそんなに減らなくなったかなと思いきや・・・あいもかわらず鬼のようなペースで毎日減りまくる。

私が朝会社に到着すると、昨日の帰りよりも必ず2リットルずつ減っている。

・・・。

おかしい。ミステリィ。
このところお客さんにもペット・ボトルのお茶を出しているから、そんなにお水は減らないと思うんだけど。あたしだって、お昼ご飯のときにお茶を一杯飲むだけだし。




そんな中、他の男子社員からプチ情報が。

「ぽくちんが、毎朝2リットルペットボトルに水を汲んで昼休みに飲んでいる。」と。



一日2リットル・・・。



水ダイエットでもしてるんだろうか。しかし、スポーツをしているわけでもないのに一日2リットルも飲めるだろうか。事務職なのに。

まー、別に私がお金を払っているわけではないから、幾ら飲んでも別にいいんだけどね。でも。



一応経理なんだから、水を買うのにどのくらいお金かかってるか、知ってるだろうに!!



そして、毎回お水の配達にきたお兄さんに「なんでこんなにお水が減るんでしょうか、おかしいですね~」と毎回訊かれて困ってる私の姿を見ているのに。この会話を聞いているはずなのに。

まさか、その部屋にいたぽくちんを指差して
「こいつが、毎日一日2リットル飲んでます」なんて言えないし。



で。


まあ、水を沢山飲んでいるのは許そう。しかし。このタンク(上写真を参照)は12リットル入りで、女の私には結構重い。しかもサーバーに乗っけるという行為は身長150cmの私には結構キツイ作業なので、椅子を持っていってワンクッションおいて乗っけるという手間がかかる。(普通の身長の人だったらなんてことないんだけども)


この「ぽくちん」は。自分が水汲んだことによってタンクが空になっても、そのまま放置するという、おぼっちゃま育ちなのである。箸より重いものは持てないってのか、24歳男子。

再三そんなことがあったので、またタンクが空になったある朝、彼に言った(本当はなるべく喋りたくなかったが、総務の者として)。

「あのね、気づいたらでいいんだけど、お水のタンクがカラになったら乗っけてくれるかな?私、背が低いからちょっと乗っけるのキツイんだよね。ほんと、気が付いたらいいんで。」

で、彼。

「あ、気が付きませんでした。カラでした?」


気が付かないんだ。自分が汲んでカラになっても。


で。

この記事を書いている今日。
朝、会社に行って見たら、またしても水のタンクがカラになっていた。

不審に思って、「ぽくちん」がお昼ご飯を毎日食べている休憩室に行ってみた。

いつものように、汲みたてでキンキンに冷えたアクアクララのお水が2リットル入りのペットボトルに汲んであった。よっぽど、アクアクララの水がおいしいんだねえ、コンビニで買ったのじゃダメらsh



・・・・じゃなくて。



たまには、きこうよ、年長者のゆうことは。





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Pa0_0174












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2007年10月 3日 (水曜日)

ヒッチコック映画音楽集

Pa0_0173バーナード・ハーマン作曲/ヒッチコック映画音楽集

(ヒッチコック監督映画)
・サイコ
・めまい
・知りすぎていた男(アーサー・ベンジャミン作曲"The Stom Clouds Cantata")
・北北西に進路を取れ
・間違えられた男
(トリュフォー監督映画)
・黒衣の花嫁
・華氏451
クレア・ヘンリー(メゾ・ソプラノ)、アンブロシア・シンガーズ
エルマー・バーンスタイン指揮/ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団

過去記事:バーナード・ハーマン イギリス映画音楽を振る




映画といえば、やっぱりヒッチコックだな。基本。
実家にいたときはよく衛星放送でヒッチコックの映画をテレビで見ていた。母も私もヒッチコックの映画が好きだったから(全作品は観てないが)、ビデオに録っては二人でよく見ていたものです。(ついでに、白黒の「ヒッチコック劇場」を毎週楽しみにしていた。今やそんなのゴールデンタイムにやんないよね。)

母は「ダイヤルMを回せ」が一番好きな映画で。私はやっぱり「知りすぎていた男」が一番好きだなあ。なんたってロイヤル・アルバート・ホールが使われてるのもいいし、おそらく世界一の投げやりソング「ケセラ・セラ」の挿入歌もよい。ドリス・デイが歌うこの歌は当時大ヒットしたようだが(リアルタイムでは知らん)、この映画を観ると一週間くらいこの歌を歌ってしまっている。耳に付く。

この「知りすぎていた男」の中心となる曲"The Stom Clouds Cantata"はロイヤル・アルバート・ホールで演奏され、曲の最後のシンバルの音を合図にどこかの首相が撃たれるということになっており(結局は助かる)、合唱と独唱が入るドラマティックでとてもカッコイイ曲。この曲がちゃんと聴きたくてCDを探したのだが、なかなか見つからず。やっと見つけたのがこのCDなのである。

(ちなみに、この映画「知りすぎていた男」はヒッチコックの1934年に作られた旧作のリメイク。旧作の英語の原題は同じで"The Man Who Knew Too Much"だが日本題は「暗殺者の家」である。お母さんが子供を助けるということで大筋は同じだがお母さんの特技がお歌じゃなくて射撃だったっけね。)

「サイコ」は、ホラー・サスペンス映画の傑作・・・とされる。曲も有名でテレビなんかでもよく緊迫した場面で使われたりする。ヘッドフォンで聴くと本当にキモチワルイ。夜はあんまり聴くもんじゃない。

しかし。

うちのオカンとビデオに録っておいたのを楽しみに見てて、それこそシャワー・ルームの殺人のシーンとか手に汗握ってみてたんだが。最後は・・・アレ? あ、そんなですか。ここまで引っ張っておいて。犯人はマザコンでしたか。そんなあ。
なんか、しらけちゃったなあ。本当にコレ名画なの?

(しばらくして同じ映画を観た友達にきいたらやっぱり同じ感想だった。)

「めまい」は高所恐怖症の男の話。ジェームズ・スチュワートとキム・ノヴァクの主演だったが、結末はなんだかあまり覚えていない(だいたい最後まで観たのか?)。キム・ノヴァクの息を呑むような美しさと音楽の美しさがマッチしてて妙に印象に残った。

その他、フランソワ・トリュフォー監督の映画にハーマンの作曲した音楽も収録されている。「映画音楽スコア・サントラを聴く」(立風書房)によると、ヒッチコックと喧嘩別れしてアメリカからイギリスに移ったハーマンにトリュフォーが音楽を依頼したのだという。「黒衣の花嫁」はヒッチコックを意識して映画が製作されたようだから、ハーマンの音楽はきっと効果的だっただろう(観てないけど)。「華氏451」ともども、美しい曲。

指揮は、自身も勿論有名な映画音楽作曲家のエルマー・バーンスタイン。ロイヤル・フィルの演奏もさすがというか、うまい。録音も鮮明。

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2007年10月 2日 (火曜日)

飯守ワルキューレ予約。

P1000829 いやあ。



早々と飯守泰次郎さん指揮の二期会ワルキューレの予約をしましてん。わし2回も行きますねん。

本番は2月でっせ。

しかし、こんなにまだ早いのに、片っ方は前から21番目とかの席で。どうなんでしょうこれは。(もう片方は結構いい席でしたが)

二期会友の会の人で前の方は占めてしまったってことですかね~。これから取る人は気をつけましょう(←何を?)。

それにしても。あとで考えると、二回もS席で取ることなかろう、と思いました。3万4千円て。いったい何。どうすんの今月。

ま、飯守さんの振るワーグナー全曲上演は私は初めてなので、期待しておりまする。


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一日一回カムサムニダ。

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テルミン 音が小さい?

←私マトリョミンよ。楽天で買えるのよ!



こなさん、みんばんわ~~~!

ここ2~3日。
ウチのblog(クラヲタ系バカバカblog)に有難く来て頂いている、検索ワードで圧倒的に多いのが、

「テルミン 音が小さい」


て。


みんな~~!落ち着いて~~!!
焦る気持ちはわかる!
待ちに待った「大人の科学」を本屋で買って来て、またはアマゾンで頼んでやっと届いて、わくわくどきどき、慣れないねじ回しを用いたり(あらっ)小さいねじをふっ飛ばしちゃったりして(あっ)、やっと組み立ててキンチョ~してスイッチを入れてみて。

こんな小さい音かい。


・・・と思って、慌ててパソコンで検索して、来て下さったのね?
でも。ウチのテルミンminiちゃんは、「おい、これもしかして防犯ブザーになるかもよ?」と思うほど、音デカイです。
なので、(ビンボーくさいけど)テッシュをスピーカー部分に貼り付けて練習しています。

まさか、この音量でみんな「音が小さい」って思っちゃっているのかしら・・・。

多分。多分だけども。
「音が小さい」と思っている人は、ちゃんと差し込むところが奥まで差し込まれてなかったり、どこか配線が抜けてたりしてるのではないだろうか。

めんどーくせーとは思いますが。一回、ねじを外して最初から見直してみて。どこか外れてない? 奥まで差し込んでないとこない? スピーカーのコーンがへこんでない? 

かくいう私は、最初に組み立てたときにアンテナのコードを差し込むのを忘れてたのだ。
なので、音が出るには出るんだけど、どんなにアンテナの前で華麗な舞を舞っても音程が変らないので、めんどうくさかったけど、ねじを外してもう一度見直しました。そしたら、ちゃんとできたよ。


だから、みんな落ち着いて!必ずテルミンはちゃんと音出ます!
頑張ってね!! (これでダメだったら学研さんに聞いてみて)


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2007年10月 1日 (月曜日)

ボド/火刑台上のジャンヌ・ダルク

P1000660オネゲル:劇的オラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」
Nelly Borgeaud(ジャンヌ・ダルク)、Michel Favory(ドミニク)その他
チェコ・フィルハーモニック合唱団、キューン少年合唱団、
セルジュ・ボド指揮/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

レトロ電子楽器つながりでまた、フランス代表電子楽器のオンド・マルトノが大活躍する曲で「火刑台上のジャンヌ・ダルク」です。(う~んまたマニアック路線に戻してしまうだ。テルミンで来てもらった方々ごめんね~)

過去記事:火刑台上のジャンヌ・ダルク/イングリッド・バーグマン

トゥーランガリラ交響曲とともに、オンド・マルトノが演奏に必要となる数少ない古典名曲である(メシアンをすでに古典というのはどうなんだろう。まだ現代音楽に分類されるんだろうか?)。

しかし、昔の演奏の録音だとオンド・マルトノははしょってあったりもする。なきゃないでなんとかなるのである(多少間の抜けた演奏になる)。日本ではありがたいことにオンド・マルトノ奏者の原田節さんが存在するので、この曲の演奏頻度は比較的高いのではないだろうか。まー、そんなに毎年やるもんでもないが。

ここでのオンド・マルトノは、ときに「キュイーン」と舞台に異様な緊張感をもたらし、ときには犬やらブタやらの鳴き声っぽい音を出したりする。まさに現代のシンセサイザーの先駆けといった感じの使い方である。

一応、「歌劇大辞典」より解説。

火刑台上のジャンヌ・ダルク
オネゲル作曲、ポール・クローデル作詞の劇的オラトリオ。1938年バーゼルで初演。日本初演は1959年日比谷公会堂(草笛光子、露口茂、岩城宏之指揮/東京フィルハーモニー管弦楽団)。

この作品は厳密な意味では歌劇ではないけれど、近来は歌劇として諸方で上演されている。その先鞭をつけたのは1958年にナポリのサン・カルロ座で、ロベルト・ロッセリーニがイングリッド・バーグマンを主役として試みた上演である。そして日本でも1959年秋の第14回芸術祭にこの作品は歌劇として上演された。

神のお告げによってフランスを救いながら、火刑台上に短い一生を終わった物語に取材したものではあるが、この作品ではジャンヌ・ダルクの一生に起こったいくつかの場面が順を追わずに自由に表現されている。そして登場人物はうたう役とセリフによって演じる役とにわけられ、ジャンヌ・ダルクの役は小さな歌を一つ歌う以外はセリフによって演じるようにされている。

この曲を私がはじめて聴いたのは、FM-NHKラジオで海外(多分スイスの団体)の公演の放送である。まあ、こういう曲があるのは本で見て知っていたんだけど、初めて聴いたときの衝撃は今も忘れられない。全体にまれに見る緊張感と暗さで貫かれた曲である。実演を聴きに行けば大抵涙する。だってさー、少女が生きたまま焼かれるんだぜええ。オマケに少年合唱まで出てくるしな。反則技じゃ。ま、レスリングでいえば相手の顔面を頭突きして鼻柱を折ってしまうようなもの。京子ちゃん、あたしゃ悔しいよ。応援してるから必ず北京に行ってね!

(・・・とはいうものの。クラヲタを長くやっていると、何か初めて聴いて衝撃を受けるなんてことは最近はほぼなくなってしまった・・・。演奏会でもここ何年か滅多に泣きゃしねェ。年を取ると涙もろくて・・・なんてことは私はないなー。昔はよく演奏会やオペラでブタ泣きしてたけど。感受性が強かったんですかねえ。←自分で言うな

当時は国内盤も発売されてなく、CDでやっと入手したものはジャンヌ役の声がえらく老けていて、おばあさんみたいな声であった。その後、2番目に入手したのがこのスプラフォンのボド盤である。

いうまでもなく古典的な名演である。現在は廃盤になっているものと思うが、本当に素晴らしい感動的な演奏である。(まあ、大体どんな指揮者がやっても感動するんだろうけど)
オネゲルの曲を沢山録音しているボドならではの手堅い演奏である。ジャンヌ・ダルク役の女優さんも少女らしくて可愛らしい声で好き。

余白に収められた「クリスマス・カンタータ」も同様に素晴らしい演奏である。時代的な緊張感と宗教的な美しさが入り混じっている名曲。

それにしても絵でも音楽でも、この時代(1920年代から30年代)の芸術の青臭いような、一種異様な空気は本当に素晴らしいパワーを感じる。



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