フィギュア・スケートに使われた音楽シリーズ第4回/リラ・アンジェリカ
アルウィン:ハープと弦楽オーケストラによる協奏曲「リラ・アンジェリカ」
リチャード・ヒコックス指揮/シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア
Rachel Masters(Harp)
アクセス数からいってけっこう人気はあるのに、ちっとも記事が増えてないこのシリーズ。というのも、最近「こ、これは!」という選曲をスケート界はしてくれないのである。
最近やったアメリカでのグランプリ・シリーズの、女子のフリーだけテレビで見たんだけど、選曲的にあんまり面白くない。ラフマニノフのピアノ協奏曲だの、トゥーランドットだの、カルミナ・ブラーナだの。全然一ひねりしたものがない。
女子シングルの上位から、気が付いた点。
・キミー・マイズナー
何故かトゥーランドットをフリーで持ってきた。荒川静香の編曲とは違う、トリノ・オリンピックでソコロワ選手の滑った編曲のだったと思う。しかし、キミーちゃんの性格の良さ(想像だが)が滑りにも滲み出て、見ているとニコニコしてしまう。好きな選手。
・キャロライン・ジャン
ずいぶん子供である。こういったコチャコチャした東洋人の小柄な女の子は大変苦手である。世間の評価は高いがどうも生理的に受け付けない。早く大人になって優美さを身に着けてほしい、っつーか、ほとんどこの人の演技は観てないんだけど。
・エミリー・ヒューズ
カルミナ・ブラーナの声楽ヌキ版を採用。彼女はいつも元気一杯で大好きな選手。ずっとこんな感じでいてほしい。
・ミラ・リュン
カナダの中国系の女の子。トリノに出てたので覚えているが外見も演技も随分女の子らしくなった。が、いいかげん、ヒゲ(鼻の下の産毛)を剃ったらどうだろうか。いつも気になる。バンクーバー期待してます。
・エレーネ・ゲデバニシビリ
トリノの時の私の大注目選手だったが、いまひとつ伸び悩んでいるようだ。母国グルジアの情勢が不安なため、練習場所の確保にも不自由しているのだろうか。しかし、やはり随分大人になった。あのトリノのショート・プログラムでの弾けるような笑顔がまた見たい。
・浅田舞
マオちゃんの姉。いや、抜群に綺麗だからちょっとくらいうまくなくても全然文句なし。
・・・というような私の勝手な好みと独断による感想はこのヘンにして。本題の今日の「フィギュア・スケートに使われた音楽」であるが。
遠く、長野オリンピックにさかのぼる。今は引退してしまったのか?中華料理屋の娘、アメリカのミッシェル・クワンが滑ったアルウィンて作曲家の「リラ・アンジェリカ」(実況アナウンスではライラと読まれている)。彼女のミッシェルという名前は、ご両親がビートルズ・ファンだったのでつけたって話だ(←どうでもいいが)。
ウィリアム・アルウィン(1905~1985)というイギリスの作曲家はあんまりよくわからないので(CDも2枚くらいしか持ってないと思う)、詳しい言及は避けるが、このハープの協奏曲は抜群に美しい。
長野オリンピックの頃は、私にはイギリス音楽というものが全く頭になかったので、この曲がイギリスの作曲家が作ったってことは全然知らなかった。作曲者の名前はずいぶんあとで知ったのだ。
で。
ま、そこで「まあ、そんな美しい曲なら聴いてみたいわ」とか思う人もいると思うので、そんなとき便利なYouTubeから、クワンの素晴らしい滑りをごらん。長野オリンピック、懐かしいなあ。(途中、サティの曲も入る)
ご覧のように、この時の演技は大変素晴らしく、音楽も抜群でまるで文字通り天使のようだったが・・・残念ながら子供のような(私のニガテなタイプの)タラ・リピンスキーに金メダルを持っていかれてしまった。また、このときの3位は中国のルー・チェンで、クワンとともに、当時私の大好きなアジアン・ビューティなフィギュア・スケート選手だった。
この頃は日本人のフィギュアの選手なんて全然カスミのような存在だったなあ、かの荒川静香でさえも。
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