ミス・ポター試写会を見て
ああああああ。
台風が。凄かったんだわ。駅を出て自分の家に向かう間、風に吹き飛ばされそうになりながら、きゃー。きゃー。と叫びながらくるくる回りながら帰宅。私の他の歩行者は歩けなくて道の端に立ち止まったりうずくまったり。
いや、会社からまっすぐ家に帰ってればこんな恐ろしい目には遭わなかったと思うんだが。試写会の日が今日だったから仕方ない。
この試写会は東京メトロの主催で行われたものだが。600名当選ということで「へ、私が当たったんだもん、たいしたことないやね」と思ったが。
ナント1万名以上の応募があったそうで、18倍の確率だったそうである。(昨年、サントリーホールのコンサートでやはり東京メトロ主催のがあって当選して行った、タダで。それもかなりの倍率だったようだが今回ほどではないだろう。サントリーのコンサート、今年も応募したが、当たるかな?)
しかし、何かその中でまた抽選プレゼントみてえなのがあって(どんだけ儲かってるんだ東京メトロ。)、ピーターラビットの絵本が貰えたのだが、それは外れた。外れてよかった。こんなことで運を使い果たしてはいけない。
さて、映画のコトだが。実は来週の土曜から全国ロードショーなのであまり細かいことは書けないし。これから観にいく人がガッカリしちゃいかんと思うので・・・でも書く。
実際。イギリスの話なのだからイギリス映画なのかと思ったら、ほぼアメリカ映画だった。主演女優がアメリカ人だしね。監督はあの私の大好きな「ベイブ」の監督(クリス・ヌーナン)らしいので。
そういうことを踏まえて観ないと。(ほのぼの系である)
あのう、私のようなイギリス好きの人から見ると、イギリスなのは風景だけなのね。だから田園風景以外は期待しないほうが。音楽も普通です。
田園風景は素敵だった。バタワースっぽい。
で、これから観にいく人はこの先は読まないほうが。
私のあらぬ妄想が広がるのであった。
まず。
ミス・ポターが編集者(恋に落ちる)のお家に招待されて、母親とそこに住んでるおそらく30代独身のおねいさんがポターに「私と友達になって!!」と強引に迫るところは。
あ、危ない!そのおねいさんは、レ・・・・。
といらぬ想像をしてしまい(イギリスだし)、こんなお嬢さん育ちのポターがそんな危ない世界に突然に足をつっこんでしまうのか、とあらぬ心配をしてしまったが・・・。
全くそんなことはねー。
(おねいさん役は「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」の人だ。見たことあると思ったら。)
それと。
編集者と結婚の約束をしたポター。しかし両親の大反対に遭い、3ヶ月のロング・バケーションでこの2人の気持ちを冷めさせるべく、娘とともに田園地帯に旅立つのであった。
怪しい。
この両親、きっとその間娘の恋人を人に頼んでロンドン塔みたいな牢獄に閉じ込めて、狂い死にさせる気だ、きっと。娘に届いた手紙は、母親がどこかに隠しているのだわ、きっと(←氷点かよ)。
・・・・
でも、そんなことはなかったす。あるわけねー。
いや。
ホント、文部省推薦みたいな感じの映画です(違うみたいだけど)。お子さん連れでも安心してご覧頂けます。(お子さん連れもいましたし)
9月15日、ロードショー!!
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コメント
こんにちは。コレ男ひとり鑑賞はだいじょうぶですかねぇ?
バターワースとくりゃ!
投稿: yokochan | 2007年9月 8日 (土曜日) 10時21分
>>yokochanさん
こんにちは!
試写会は8割5分女性でしたよ!ま、大丈夫でしょう!(←なげやり)
短い映画なので、英国田園的なゆったり感が少なくて残念です。ま、そこがアメリカ的なのかなあと。残念ながら英国音楽は関係ない感じですが、景色を楽しむにはいいかも。(前にNHKで放送された英国制作のピーターラビットのアニメのほうがずっと英国っぽく音楽も素晴らしいです)
投稿: naoping | 2007年9月 8日 (土曜日) 10時44分