バルビローリ&NYPの録音を聴きながら「anan好きな男・嫌いな男」について考えてみた。
レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」、古代舞曲とアリアより・Arie de corte、
パーセル:弦、ホルン、フルート、イングリッシュ・ホルンのための組曲(バルビローリ編曲)
シューベルト:5つのドイツ舞曲&7つのトリオ
ポール・クレストン:Threnody
メノッティ:歌劇「老婆と泥棒」序曲
サー・ジョン・バルビローリ指揮/ニューヨーク・フィルハーモニック
今年も、やったらしい。anan(アナン国連事務総長ではない、アンアンよ)の「好きな男・嫌いな男」の投票。
私は一回も投票したことはないんだけど。物心ついた時から、1位は一緒であった(←どんな物心やねん)。
好きな男の結果はこんなだった。
1位はみんな知ってるからあえて書かない。
2位 福山雅治
3位 中居正広
4位 岡田准一
5位 亀梨和也
6位 草彅 剛
7位 妻夫木 聡
8位 香取慎吾
9位 稲垣吾郎
10位 坂口憲二
11位 滝沢秀明
12位 山下智久
13位 長瀬智也
14位 オダギリ ジョー
15位 堂本光一
16位 堂本 剛
17位 赤西 仁
18位 二宮和也
19位 小池徹平
20位 錦戸 亮
21位 速水もこみち
22位 瑛太
23位 櫻井 翔
24位 玉木 宏
25位 塚本高史
26位 松本 潤
27位 ウエンツ瑛士
28位 成宮寛貴
29位 田中 聖
30位 小出恵介
2人ほど顔がわからない人もいるが、大体知っている。
ま、こないだこの結果について上司(女)と話し合ったのだが、やはり14年間1位というのは・・・とってもとっても不思議だと。(しかも、上司はSMAPのファン・クラブに入っているんだわよ・・中居さんのファンで。)
あたしにはわからない。周囲に1位の人のファンが皆無なもんで。
あたしの個人的な意見としては、2位と3位の福山さんと中居さんが1位の人より好きだってことと。
客観的に見たら多分、妻夫木くんがもっと上位。
それに、今や旬の玉木くんや瑛太くん、もこみちくんがこんな下なんてオカシイと思う。個人的趣味で言ったら成宮くんだってもっと上だと思うんだけど。
どういうアレなのか知らんが、かなり不公平感がある。
昔、アンケート調査会社にいたのでわかるのだが、アンケートというのは不公平のないように住民基本台帳より抽出しなきゃならん。これは日本のプロ野球オールスター人気投票くらい信憑性はナイと。
(ついでに言えば、嫌いな男の1位の江頭さんは、一般的には上半身裸の黒タイツ姿でしか見たことないかもしれないが、普段のカッコを見れば別に普通だし、テレビカメラが入らなければとても腰の低いよい人だそうである。昔、大川興業の舞台で何回か見たことがある。)
で、まあ。こんなこと書いてもこのblogの読者の80%は占める(統計を取ったわけでもないが)と思われる殿方は興味ないと思うんで、今日ご紹介のCDに話を移そう。
とはいうものの、ウチにあるイチバンのいい男のCDジャケットは何か?と考えてチョイスされたCDである(部屋に飾ったまま放置状態)。
100%ジャケ買い。ニューヨーク・フィル不遇時代の若いバルビローリはちょっと苦悩しててイイ男である。
「ローマの噴水」はまだしも、シューベルトやパーセルはほとんど私には無縁な感じなのですっとばしておいて。
後のほうの2曲は珍しい。
ポール・クレストンというアメリカの作曲家は全然知らないが、この収録されている10分くらいのThrenody(悲歌?)って曲は大変美しい曲である。演奏もまた心のこもった名演。名曲かもしんね。
ポール・クレストン(1906 - 1985)は、アメリカ合衆国の作曲家・オルガニスト。
作曲家としては独学である。作風としてはかなり保守的な傾向が見られ、様式においては調的で、リズムの要素が強い。6つの交響曲と2つのヴァイオリン協奏曲、マリンバ協奏曲、2台ピアノのための協奏曲、アコーディオン協奏曲、サクソフォーン協奏曲、ロバート・マーステラーに献呈されたトロンボーンとオーケストラのための幻想曲、ジャン=マリー・ロンデックスに献呈されたアルトサクソフォーンのための狂詩曲などがある。また作品のいくつかは、ウォルト・ホイットマンの詩に触発されている。(ウィキペディアより)
交響曲とか聴いてみたいな。どなたか聴いたことある方はいませんか?教えて下さい。
メノッティはオペラを沢山書いているので名前と曲名くらいは知っているが、まだ私は未体験ゾーンである。もともとイタリア系ってことで収録の曲もイタリア・オペラっぽいかなという感じ。バルビローリも半分はイタリア人だからあい通じるものがあるのかも。
ところで、このメノッティさんもサー・ジョンに負けず劣らずイタリア系ハンサムである。アラン・ドロン・・・?みたいかも。
しかし、なんとなく同様にオペラを沢山書いたブリテンと同じ匂いが。ありゃ、もったいないわねえ。イイ男ってそっちのほうに走りがち。
お相手はご存知?作曲家のバーバーであったという。あら、そうなの・・・。
(忘れてたけど・・・録音データ 1938~39年録音・但し最後の2曲はunpublishedで1942年、いずれもカーネギー・ホール。いつもながらダットンの復刻技術は素晴らしい。)
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コメント
こんにちは。
クレストンの交響曲第2番だけは聴いたことがあります。「違和感のない充実した音楽を、ああ、しっかり聴かせてもらったなあ」と思える、わりと好きな曲です。
2つの楽章から成る、それほど長くない曲です。「2つの主題を両楽章にわたって活用した、自由で大きな変奏曲」という作りでしょうか。多彩な表情変化と充実感が魅力です。交響曲というよりも組曲の感じで聴きましたが。誰もが「好きな個所のひとつふたつ」は見いだせる曲でもあると思います。
手もとにあるのはモントゥー/NYPの1956年ライヴですが、これは下記URL(当方)の "An American..." のセットの Vol.1 収録です(セットは高価なので、新品で買うくらいならグルメしたほうがいいです、笑)。
http://szelldocs.blog9.fc2.com/blog-entry-240.html
ナクソスから、3つの交響曲を収録したものが出ているようですね。
投稿: クラシカルな某 | 2007年9月 8日 (土曜日) 17時36分
>>クラシカルな某さん
こんにちは。さすがですお持ちでしたか。アメリカでは結構演奏されてたのかしらー。
ご指摘のナクソスのはクチャル指揮だと思うのですが、他に出てたジェラード・シュワーツ指揮の5番他を(メスト薔薇騎士帰りに)買いました。まだ聴いてませんけど。いい曲ならいいな。
投稿: naoping | 2007年9月 8日 (土曜日) 21時56分
お久しぶりです。私の方は最近、クラシック音楽どころじゃない事情が相次いで、naopingさんの楽しいブログもなかなか見にこれませんでした。お元気そうなご様子で、なによりです。
メノッティの作品はいくつかCD持ってますけど、オペラって言葉はあまり似合わない作風ですね。
クリスマス向けラジオ・ドラマといった感じの「アマールと夜の訪問者」、サスペンス・タッチのラジオ・ドラマみたいな「霊媒」、陰々滅滅としてどこにも救いの無い悲劇「領事」、おばかな話だお~、といった感じの「アメリア舞踏会へ行く」あたりが一応代表的なところかな。でも、どれもイタ・オペ風じゃないですね。^^;)
この作曲家を十八番にしていたのがトマス・シッパーズだったんだけど、彼、夭折しちゃったでしょ。だから録音が少ない。この指揮者が長生きしてたら、もう少しメノッティの認知度も上がっていたかもしれないね。
ところで、好きな男第1位のTK(でしょ?w)って、業界の裏方さん、たとえばメイクさんとか、スタイリストさんとか、そういう人たちの間では一番嫌われてるってのが公然の秘密ね。本当に性格が悪くて、仕事でかかわるのが嫌な男の第1位でもあるらしいよ。分かる気もするなあ。w じゃ、また。
投稿: さすらいのジーン | 2007年9月 8日 (土曜日) 23時25分
>>さすらいのジーンさん
お久しぶりです。
メノッティは「歌劇大辞典」とかであらすじを読んで楽しんでますが、まともに聴いたことがなく(「電話」ってのはあったかもしんない)、多分アメリカのブリテンみたいな感じかも・・・と勝手な想像をしています。ま、そろそろ足を踏み入れてもいいかなあという気はします。このバルビローリのCDに収録されてる序曲はたまたまロッシーニとかそのヘンの楽しいオペラの序曲っぽいです。
シッパーズはガンで47歳で亡くなってしまって悲運な指揮者でした。奥様も早くにガンで亡くされているのですね。長生きしてたらアメリカの音楽界もちょっと変ってたかもしれません(←珍しく真面目なコメント)。
そうそう1位の人なのですが・・・そういった裏方さんたちの投票するランキングも巷ではあるらしく、嫌いなほうに入っているらしいですがどうなんでしょう。人気者はそういった話はありがちということで。それよりも、嫌いな男No.1の江頭2:50さんのウィキペディアはかなり感動しますので、お暇があれば覘いてみて下さい(長いけど)。好き嫌いというよりは人間的にはエガちゃんのほうがっずーっと興味あります、私。
(なお、KTさんのTBが沢山ついたのですが、削除させて頂いております。江頭さんのTBは募集中です。)
投稿: naoping | 2007年9月 9日 (日曜日) 08時31分