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2007年8月24日 (金曜日)

ショルティ・さまよえるオランダ人

ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」
ノーマン・ベイリー(オランダ人)、ジャニス・マルティン(ゼンタ)、ルネ・コロ(エリック)マルッティ・タルヴェラ(ダーラント)、アイソラ・ジョーンズ(マリー)、ヴェルナー・クレン(舵取り)
サー・ゲオルク・ショルティ指揮/シカゴ交響楽団・合唱団

モーリス・グリーンがはえーんだって!(by キャン×キャン)

世界陸上が始まるらしい。今日はエキシビジョンみたいなのをやってて、過去の名選手がたくさん、カール・ルイスとか出てた。モーリス・グリーンは出なかったが。

明日から男子マラソンっつー。誰が出るかよくわからないけど、マラソンとなると絶対みてしまう。最初から最後までいつも見る。あ、あと楽しみなのは女子棒高跳びのイシンバエワね。モデルさんみたいに美しい。アディダスのCMに出てたけど。

女子走り幅跳びの池田久美子ちゃんもカワイイね。(ま、よくわからんのでとりあえず顔で選んでみた)

で、まー今日は今更のオランダ人。

基本的に、この曲を初めて聴こうと思う人にも安心して薦められると思う。といっても他のはさほど色々聴いたことがないのですが・・・(バレンボイムもベームも未聴なのすいません)。録音もいいし歌手も揃っているし。「実演を観にいくので、予習として聴く」には一番ではないだろうか。私も初めて実演を観にいくので買ったのはこの国内盤。ただ、対訳が現在は付いてないようなのが残念だけれど、音楽の友社かなんかから対訳本とか出てると思うし。

因みに、私がこの曲の実演に接したのは2回だと記憶する。かなり昔になるが(最近の公演は全然観てないの。ごめんして)、1992年にコンロン指揮、ロバート・ヘイルとかリスベート・バルスレフとか出てた。あと同年、ヘネシー・オペラでの小澤さん指揮のを観た。

かなり前の話なので断片的にしか覚えてないけれど、コンロンのほうはバルスレフのゼンタが最初のほうは声を抑えていてイマイチだったけどあとのほうになるほど素晴らしい声を聴かせていたのと、「ゆうれい船」の合唱を、音響技術を使ってビンビン響かせて随分コワイ感じを出していたのを(ディズニーのカリブの海賊っぽかった)覚えている。面白かったなあ。

小澤さんのほうは、合唱がすごくうまかったのと、確か舞台俳優さんとかが一緒に出演してたのだろう、船乗りさんの演技がとても元気いっぱいで良かったのを覚えている。そうそう、蜷川さんの演出だったんだね。(実家にプログラムを置いてきてしまった・・・)

さて。このショルティ盤の一番の魅力は録音の良さだと思っている。とにかく元気いっぱいのシカゴ交響楽団とショルティの演奏とダイナミックな録音(あの!ケネス・ウィルキンソンがエンジニアを務めている)が、イカスぜ。デッカ黄金時代の名録音の一つ。

(ああ、まだ聴いたことないけど、ショルティ指揮のパルシファルのエンジニアはウィルキンソン&ゴードン・パリーっていうじゃないの。まだまだワーグナーは奥が深いわ。エンジニアやプロデューサーでCDを選ぶのもまたオツ。)

歌手は。例のサヴァリッシュの「影のない女」日本公演でバラクの妻を演じていたジャニス・マルティンがゼンタを歌っている。この人はブリュンヒルデよりはジークリンデの方が・・・といった感じの清らかな、カワイイとさえ思う声であり。私は好きな声だ。

かたや、グッドールの「神々の黄昏」でグンターを歌ってるノーマン・ベイリー、言うまでもなくワーグナーのバスではトップクラスだったタルヴェラ、そして何よりもルネ・コロのエリックは若い声が美しい。(そうそう、93年にコロとマルティンの歌う「トリスタンとイゾルデ」を観にいったんだった。)

合唱がかなり重要な役割なもんで、この録音でもかなり頑張っている。男声合唱は(耳で聞く限り)なんとなく若い人たちのような感じがする。気のせい?


・・・。

て。

あー、早く寝なきゃ、マラソンマラソン。朝7時からじゃないの~~。

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コメント

こんにちは。
やはりオランダ人の普遍盤はショルティ軍曹のものでしょうか。
シカゴの威力は凄まじいし、録音もすげえですね。
ウィルキンソンとパリーのデッカチームは、カルショウの後継でもあって、名録音をしこたま残してますね。
ショルティ千人交響曲もそうではなかったかしら。

投稿: yokochan | 2007年8月25日 (土曜日) 00時31分

yokochanさんのおつむの中って、どうなってるのよ?よくまあ覚えていられるもんだわさ。ご指摘のとおりショルティの8番(マーラー・フリークのあっしとしては「千人」と呼ぶのは抵抗感があるのです)の録音スタッフはプロデューサーがデイヴィッド・ハーヴェイ、エンジニアがケネス・ウィルキンソンとゴードン・パリーでございました。
ちなみに、デッカの優れた録音の数々を生み出したゾフィエンザールは焼失してしまってます。残念。
「オランダ人」ですけど、ショルティアンの私、余りに迫力満点過ぎて、結局買ってないんだなぁ。今年の新国での上演を観るため、バレンボイムのは買ったけど。

投稿: IANIS | 2007年8月25日 (土曜日) 08時54分

>>yokochanさん
こんにちは。
基本に戻って、ショルティのワーグナーです。
そうそう、「千人」もウィルキンソン&パリーですよね。ついでにテスタメントのカイルベルトのリングもこのメンバーですね。
過去記事参照:http://naoping.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_4967.html
ウィルキンソン探しにここ1年くらい夢中です。だってRCAの映画音楽の録音なんかもウィルキンソンがやってたりするんだもん。

>>IANISさん
こんにちは。ま、「千人の交響曲」て名前はいかにもこの曲の宣伝文句ですよね。マックス・ラインハルトだったかな?
それよりも、ソフィエンザールなくなっちゃったんですか???私、旅行であの前を通りかかりましたが(偶然だったので、一人で喜んでいた。ウェーベルンの生家もあのへんです)。ぼろっちい大きなダンス・ホールでした。

ショルティの迫力満点さは「そういうもんさ」と割り切ってこの音楽に浸るしかないです。リングも8番も同様で。

投稿: naoping | 2007年8月25日 (土曜日) 10時15分

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