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2007年8月 4日 (土曜日)

カバリエ、キングの「サロメ」

R・シュトラウス:楽劇「サロメ」
モンセラート・カバリエ(サロメ)、シェリル・ミルンズ(ヨハナーン)、リチャード・レヴィス(ヘロデ)、レジーナ・レズニック(ヘロディアス)、ジェームズ・キング(ナラボート)、ユリア・ハマリ(ヘロディアスの小姓)その他
エーリヒ・ラインスドルフ指揮/ロンドン交響楽団



あー、暑いわね、ほんとに。クーラー28度設定は守ってるけど。

昨日は、久しぶりにプランタン銀座へお洋服を買いに行ったんですが。(日比谷から有楽町へ向かう地下道の途中で暑さでぶっ倒れてたお兄さんがいました。浮浪者ではなかったす。)

いつのまにかプランタンのとなりに新しいプランタンができてましたね。今あるプランタンは改装工事に入るそうで、今売り尽くし大バーゲンやってます。安いよ。

そうそう、プランタン銀座では昔、画廊がありましてね。(今もあるのかな?)
画学生時代に、一週間くらい借りて4人でグループ展なんかやったんで、画廊の受付嬢とかしました。で、一応店員さんの休憩室みたいなとこも使わせていただきました。

それが、舞台裏っつーか、結構キレイじゃないのよ。どこのデパートもそうなのかもしれないけども。普段あいそのいい女子店員さんがスッパスッパ煙草すってたりしてね。

で、最近見た柳原可奈子ちゃんのネタ「バイト前の女子大生」。あんな感じだったわ、確か。

http://www.youtube.com/watch?v=AdbK6pTGDfk

(それにしてもプランタンの、シャルル・ドゴール空港みたいなシャラシャラした音と共に流れる館内放送はいつ聞いても笑っちゃうね。まだーむ、むっしゅーとか。たぶんだれもわかんねーから、フランス語。)

それでまー、あんまり関係ないけど、今日は最近購入したラインスドルフ盤サロメ。いやいやラインスドルフのというよりはカバリエのサロメ。そしてあたしにとってはジェームズ・キングがナラボート歌ってるサロメ。

ナラボートって役、前半で死んでしまうから、あんまり歌うとこ少ないんだけどね。いやー、惜しい。キングは相変わらす立派な歌唱で。やや気弱なこの役にはもったいないです。

この録音、意外と古くて1968年。
ラインスドルフ指揮(ニルソン、ビョルリンクが歌ってる)「トゥーランドット」みたいなやや箱庭的なこじんまりとした録音。でも、それに慣れれば指揮ぶりはなかなかダイナミックで、聴かせる。

ロッシーニやドニゼッティなどベルカント・オペラの得意なカバリエがサロメ?と思うけれど、バーンスタイン指揮でサロメの最後の場面(と、歌曲集)を歌っている録音を残しており、私はそれを好んでよく聴いておりました。ということで結構得意としてたんじゃないかな。シュトラウスでは他にマルシャリンも歌ったりしてたようだ。(まー、カバリエはフレディ・マーキュリーと共演してたくらいだから、シュトラウスくらいそんなに珍しいこともないか。)

解説書ウラに歌手の写真が載っているが、カバリエはまだ痩せている頃である(たぶん)。若いときの塩沢ときさんみたいだ。

P1000803









カバリエの歌唱はとてもきめこまやかで、繊細。少女サロメの妖艶さはとても出ており。

シェリル・ミルンズは立派な声で素晴らしい。サロメが「美しい」と思う感じが出ている。おっさんぽくなく若者らしいヨハナーン。

その他では、レジーナ・レズニックがホント、この役にはこの人!って言っていいかと思うくらいぴったり。アクがつよーい声で魔女的というか、ちょっとニューハーフっぽい?かも。(写真を見るとちょっとだけKABAちゃんに似てる)

いやー、それにしても。いまだに舞台でこの曲を見たことないのである。(演奏会形式ではあったかもN響の定期で) 舞台でこんなに見ごたえのある曲はないと思うんだけどねえ。大管弦楽団をバックに豪華ストリップショー、最後は(つくりものの)生首が出てくるんだもん。どうせナマで観にいくなら、しっかりと脱いでほしいし、最後もホラー映画なみに演出も頑張ってもらいたいす。

(演出といえば、今年のバイロイトのカタリナ・ワーグナーの演出のマイスタージンガーはかなり悪趣味で凄かったらしいですが。どうなんでしょ。)

http://www.afpbb.com/article/entertainment/news-entertainment/2259626/1893885

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コメント

僕の「サロメ」体験はウィーン国立歌劇場の来日公演でした。確かホルライザー指揮、主演はリザネク。オペラのナマ初体験でもありました。
この秋、ドレスデンが来てやりますが、「高すぎて」手が出ません(ベルリンの「トリスタン」をオーダーしちまったからなぁ)。相当スキャンダラスなステージらしいので興味津々なのですけれど。それだったら来年の新国で「サロメ」の再演があり、そっちのほうが楽しむにはいいかと思い、30年ぶりの再会を楽しみにしているのであります。
新国のプレミエのサロメより写真で観る限りスリムなので、視覚的にも楽しめるかな。

投稿: IANIS | 2007年8月 5日 (日曜日) 10時58分

>>IANISさん
リザネクのサロメ、もしかして会社の人がビデオ持っていて貸してもらって見たかも。(ちがってたらゴメンナサイ。とにかく来日公演のテレビ放送でした。)

ほんとに・・・ドレスデンは「どんだけ~」ってくらい高いですね。ベルリンの「トリスタン」はこの陣容だったら仕方ないなあと思いますけど、サロメで55000円はあまりに贅沢で、しかもサロメ役は知らないし。バラの騎士もあんまりキャストに魅力を感じません。オケを楽しむものなのかなあ、この公演は。新国のはチェックしておきましょう。


投稿: naoping | 2007年8月 6日 (月曜日) 20時44分

こんにちは。
このCD、売ってるんですね。存在はうすうす気が付いてましたが、曲と歌手、指揮者ゆえにこわいもの見たさ的な存在でした。
カバリエはともかく、ミルンズのマッチョぶりが聴いてみたいです。
そんでもってキングもね。ヘロデでないところがなんとも・・・・。

NHKでリザネクのサロメ放送されましたね。それってIANISさんが観たものですよ。かなりシンドそうなサロメだったような・・・。

投稿: yokochan | 2007年8月 6日 (月曜日) 23時49分

遅まきながら・・・。
放送されていたんですか。実は当時学生の身分でアパート暮らし。テレビのない生活を送っていたんです。今からすれば信じられない話ですが。当時の4年間と社会人になって1年半、全く部屋にはテレビがなかったんだなぁ。そう、シンドイという表現当たってました。

投稿: IANIS | 2007年8月12日 (日曜日) 02時24分

>>yokochanさん
コメント遅れてごめんなさい(泣)。暑さボケです。
私はこのCDの存在は店頭で見るまで知らなかったです。どっちかっつーとイタオペよりのミルンズのヨハナーンな舞台は想像つきませんが、耳できくぶんにはなかなかグーかと。
リザネクの舞台は「ザロメ・タンツ」の最後で全裸ならぬ全身肌色タイツになったことしか覚えてません。どんだけ~。

>>IANISさん
テレビ・・・なかったんですか。私はテレビなしでは3日と暮らせないテレビ人間なので5年半テレビなしなんて想像はつきません・・・それよりもそんな耐乏生活なのになんでウィーン国立引越し公演を見にいかれたのかということが不思議でなりませんです。

投稿: naoping | 2007年8月12日 (日曜日) 12時31分

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左が「桃の花」、右が「プラムの花」。どちらもおいしい果実がなり、その花もあやしい [続きを読む]

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