« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

2007年8月31日 (金曜日)

マルチヌー・ナイフの涙&森の声

41dtx8qvpdlマルチヌー:歌劇「ナイフの涙」
ハナ・ヨナソヴァ(エレオノーラ)、レンカ・スミドヴァ(マトカ)、ロマン・ヤナル(サタン)
歌劇「森の声」
ヘレナ・カウポヴァ(花嫁)、ヤロスラフ・ブレジナ(若い森の住人)、レンカ・スミドヴァ(女主人)その他

イルジ・ビエロフラーヴェク指揮/プラハ・フィルハーモニカー




「珍しいオペラ」行脚をもう何年もやっているが、ここのblogでは大体好きなもの、思いがけず当たったもの、傑作ではないけど興味深いものを沢山ご紹介したつもりです。

でも、でもねえ。

やっぱり・・・色々買っていると結構ハズレもあるんですよね。
ハズレは売ってしまったりしていますね。

大体、ハズレと思うものは。
・音楽が生理的に私と合わない。
・筋書きに虫唾が走る。

・・・のどっちかでしょうね。

もうすでに売ってしまったオペラ全曲盤CDで、ここらへんに該当するのがゴルトシュミットって作曲家のもので。

退廃音楽シリーズから出てた「堂々たるコキュ」と。
CBSから出てた「ベアトリーチェ・チェンチ」でな。

前者は音楽的にどうしても受け入れられず。
後者は音楽は素晴らしかったものの、筋書きが受け入れられず(実父の欲望のままに陵辱される少女を守るため、継母や家来たちが協力して少女はその父親を殺害。少女は断頭の刑に処される・・・というような内容)。しかもジャケットも陵辱された少女を思わせるものだったし。

今持ってたら、結構お宝だったかもしれんね。国内盤だったし。

・・・というように、私も好きなオペラばっかり聴いているわけではないのよ。



さて。本日紹介のCD・・・

これはお手上げである。

このCD、買ってからずいぶん経つがいまだに筋書き等よくわからない。前から存在する日本マルチヌー協会さんのHPにも、この2つのオペラに関する記述は題名のみ。

マルチヌー(マルティヌー?)という作曲家は、何故か別の経由から興味をもつようになった。既にこのblogで紹介しました、カプラローヴァという女流作曲家の師匠にして愛人?ということだったので、そこから調べたり、CDを買ってみたりしてみたのであった。

交響曲だって聴いたぜ。何番か忘れたけどな。
しかし、何風なのか、なんともいわく言いがたい作風だったのさ。
誰も興味を持たない作曲家カプラローヴァのほうが、私は大好きだぜ。
(カプラローヴァの生涯に関するHPが削除されているようなのが非常に残念。彼女こそリリー・ブーランジェなどとともに、本当に見直されていいと思う作曲家だと思うんだけど。)

このオペラのCDも、もう何回もトライしているが、作風もどうもとらえどころがなく。なかなか聴いていて調子のいい感じはするのだが。

一応英語とチェコ語の対訳本もついてはいるのだが、それを訳す気力がナイ。マルチヌー協会の方が、訳してくれればいいのである(他力本願)。16もオペラを作っているマルチヌーのことだから、もっと他に重要な作品もあるのだろうが。

あああ、だれか筋書きをちょこっとでもいいから教えて欲しいです。

------

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

効果があったよ!

200729_1 先日の、待受け画面の件ですが、ちょっと効果あったみたい!です。

行きたかった「ミス・ポター」の試写会に当たったよ!なんたってピーター・ラビットの絵本で育った私だもの。

まあ、抽選で600名というし、これって競争率そんなに高くないのかな・・・?みんな当たるのかしらん。

でも、主演はレニー・ゼルウィガーだし、ユアン・マクレガーだし・・・。えーと、農場のおじさんのマクレガーさんの役?

ま、この調子でがんばって欲しいです、私の運勢。

------

人気blogランキングへ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年8月30日 (木曜日)

エネスコ・オイディプス王/ギーレン

George Enescu: Oedipe
エネスコ: 歌劇 「エディプ(オイディプス王)」
モンテ・ピダーゾン(オイディプス王)、エギルス・シリンス(ティレシアス)、ダヴィデ・ダミアーニ(クレオシ)、ミヒャエル・ロイダー(羊飼い)、ゴラン・シミッチ(神官)、ペーター・ケーヴェス(ポリュポス王)、ヴァルター・フィンク(見張人)、ユー・チェン(テセウス)、ヨーゼフ・ホプフェルヴィーザー(ライオス王)、マリアーナ・リポウシェク(イオカステ王妃)、ルクサンドラ・ドノーセ(アンティゴネー)、ミハエラ・ウングレアヌ(メロペ王妃)
ミヒャエル・ギーレン指揮、ウィーン国立歌劇場管弦楽団・合唱団、オーストリア連邦歌劇場舞台管弦楽団、ウィーン少年合唱団
(1997年5月 ウィーン国立歌劇場ライヴ)

おお、これはいったい。こんなの出てるのずっと知らなかった。しかも、ギーレンでウィーン国立歌劇場なのにナクソス。これは珍しいオペラ好きには即買いでしょ。

エネスコ(エネスク)って作曲家はここでは初登場。私も聴くの初めてである。管弦楽曲だって聴いたことないんだけど。この人のオペラはこれ一曲しかないそうだが。かなり産みの苦しみというか、長い期間かけて完成したものらしい。

ジョルジェ・エネスコ(1881 - 1955)はルーマニアの作曲家、ヴァイオリニスト、ピアニスト、指揮者、音楽教師。
20世紀の傑出した音楽家にして、存命中は最高のヴァイオリン演奏家の一人であった。今日においても、作曲家としてよりヴァイオリニストとしての価値において賛嘆される傾向がある。
(ウィキペディアより)

幼児期より楽才を発揮、7歳でウィーン音楽院に進学。ご学友にツェムリンスキーがいたという。

さて、このオイディプス王。「歌劇大事典」によると一般的なオイディプス王のあらすじと一緒みたいなので、その辺のあらすじを一応載せておこう。

<あらすじ>
神託によって息子のために一命を失うであろうことを知ったライオス王は、その子オイディプスを殺すことを家来に命ずるが、オイディプスはある羊飼いに救われる。そして両親を知らなかった彼は、成長してのちライオス王を殺したうえ、王座について生みの母イオカステを妻とし、2男2女をもうける。しかし、自分が父殺しと母を妻としたことを知りオイディプスは自ら両目をえぐ取り、イオカステは首をくくって死ぬ。


このCD。これぞナクソス!という本領を発揮して歌詞対訳もなく、しかも歌詞はフランス語なのでかなりキツイかも・・・ということで、筋書きを楽しむというよりはこの音楽そのものに耳を傾けたい。

もしも。

ウィーンに旅行に行って、国立歌劇場でたまたまこの陣容でこんな珍しいオペラを見ることができたらかなりラッキー。だが、クラヲタでない友人との旅行や新婚旅行でコレが当たってしまったら、あとでかなりブーブー言われること、うけあい。新婚旅行だったら、成田離婚かもしんね。
うくくっ。

で、私の印象として。雰囲気的に、例えていうならば、ダラピッコラの囚人の残酷、シマノフスキのオペラの神秘、ベルクのヴォツェックの緊張感、ツェムリンスキーの優美(但し1%くらい)、が混じっている感じ。(わからん??)

ま、多分ここらへんのオペラが好きな人は大抵オッケー、オッパッピー。第1幕の壮大な合唱が入る部分を聴いただけで、買ってよかった感が。合唱にはウィーン少年合唱団まで入る豪華さ。

でも、一般的にはあまり薦めない(おや?)。オペラ的な優美さにはかなり欠ける。キツイ。聴く人に愛想のよいオペラでは決してないのである。

キャスト的には平均的な国立歌劇場のレベルかと。母にして妻の役にリポウシェク。ここでもかなり強烈な歌唱を聴かせてくれている。他のキャストも(誰がなんだかよくわからないが)、穴はないと思う。

ライブ録音で最後には盛大に拍手も入り(大盛況だったみたい)、臨場感溢れるものである。

←タワーで買うならこっち。


------

人気blogランキングへ

※小島よしお関係のTBはもう受け付けないよ。一つで充分。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月29日 (水曜日)

未知との遭遇!!


ジョン・ウィリアムズ「未知との遭遇」組曲
「スター・ウォーズ」組曲
チャールズ・ゲルハルト指揮/ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
(1977年録音、キングスウェイ・ホール)




本日、まさに未知との遭遇。夕飯のお買い物をすませて「さあ、今日はサンマのお刺身を作りましょう」と、楽しく歩いていたらば。黒山の人だかり。


Pa0_0164_2  あれー、肩車されてるのはもしかして(前にテレビでみたことあるよ!)世界一小柄な中国の高校生の子?だよね。赤ちゃんみたいだけど、煙草も吸うんだよ。日本では禁止だけどね。 ※19歳で身長70センチ、何平平くんです。

肩車されて大喜び、しじゅう動いてたので、あんまりうまく写らなかったけども。かわいかったです。

で、肩車をしている大きな人は。世界一大きい人?(違うかな?・・・バスケの選手みたいな風貌。)

で、横に立っているのは世界一食べるギャル、ギャル曽根ちゃん。
反対側に立っているのは世界一お札で汗を拭く東MAXだね。

「世界ビックリ人間大集合」みたいな番組の企画だったんだね、きっと。沢山のびっくり人間と遭遇して、楽しかったね。


---
で、今日は「未知との遭遇」。まあ~まったくみんな宇宙人よばわりだよ、ごめんなさい。

過去記事:スター・ウォーズ 帝国の逆襲!!

以前にもご紹介しました、RCAの製作者側で指揮者に転じた映画音楽指揮者チャールズ・ゲルハルトの指揮による、映画音楽シリーズ。

ジョン・ウィリアムズ指揮のを買えばいいのに、わざわざナンデこの指揮者を・・・・?と思われても仕方ない。

しかし、このダイナミックな指揮ぶりと、名録音。聞き逃す手はナイ。いやもう、プロデューサーはあの、ジョージ・コーンゴールド。作曲家コルンゴルトの息子さんだ。そしてレコーディング・エンジニアは(このblogで何回も名前が出てきた)名匠ケネス・ウィルキンソンである。

「スター・ウォーズ」組曲は、言うまでもない。かっこいいことこの上ない。メイン・タイトルやエンド・タイトルでのホルンの咆哮はしびれるぜ。

とはいえ。

ここでのメインは「未知との遭遇」と言っていい。

曲は、

バーンストーミング、母船の出現、パイロットの帰還、侵入者、ファイナル・シーン

となっています。どこの団体か明記されてないけど、合唱も入っていて色々と不気味な雰囲気や壮大な雰囲気をかもし出している。 その入り方は至極自然だ。録音が本当にうまいんだな。

ファイナル・シーンなんて、映画の最後のシーン(宇宙人が沢山降り立ってきて・・・)を思い出してウルウルします。映画音楽でこんな感動できる録音は珍しい。このRCAの「クラシック・フィルム・スコア」シリーズでも現役で売っている盤の一つ。お店ではあんまり見かけないけれど・・・(タワーのHPでは買えますから。ジャケット写真をクリックしてくり。巨人の写真じゃなくてよ。)。




・・・・っと。今日の収録の放送はいつなんだろう?聞くの忘れちゃったす。

-----

人気blogランキングへ

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2007年8月28日 (火曜日)

本当にあったコワイ話

昨日、上司にこのようなものを頂いたのですが。噂によりますと、この方を携帯の待ちうけ画面にするといいことがあるそうです。

P1000808

本当でしょうか??(←半信半疑)
しかし、いかにも霊験あらたかな感じがしますね。あけるとまだ慣れないのでびっくりしますが。


今日は、楽しみにしていた「ほんとにあった怖い話」オンエアの日。会社からすっとんで帰ってきました。

ギザコワス。

何か、前世を見せてくれる霊能者みたいな人のところに吾郎さんと私の大好きなハリセンボンが訪問。3人の前世を見てもらってた。

痩せててエジプトの壁画みたいなはるかちゃんの前世はフランスのハム屋。角野卓造似の春菜ちゃんの前世はスウェーデン?のパン屋。おお、パンとハムは切っても切れない。さすがこの二人のコンビネーションはハムサンド。

なのに、吾郎さんは、まるで決められていたかのようなカッコイイシチュエイション。なんでも、ドイツの飛行機の整備士で時代的には第二次大戦頃。イギリスで飛行機で戦ってたという。あらー、こりゃメッサーシュミットね、きっと。さすがSMAP、さすがジャニーズ。YOU、ハンパな設定はないわ。

で、いつものように、視聴者のコワイ体験談を再現ドラマとして放映してたんだけども。その中で「新米の看護士さんが夜中、病室を見回っている時にあった怖い話」のようなものがあった。

それで思い出した。



私は何年か前、とある病気で2週間ほど入院していたのですが、その時にやっぱり怖い体験をしました。

私は、そんな死に至る病気でもなかったのですが(い、生きてますし)、手術が必要だったので受けました。でも、ま、盲腸のちょっと重いのくらいの手術でしたもんで、何日後に起き上がって、そのまたすぐ何日かして(病室備え付けの歩行器で)歩く練習をさせられました。

ま、そのくらいになると結構入院って快適なんですね。基本的には働かなくていいし、何でも看護士さんにしてもらえるわけなんですから。消灯はさすがに早かったけど、11時くらいまでテレビ見てても怒られなかったし。ああ快適。

そんな日々でしたが、一回だけ本当に恐ろしい経験をしました。



ある晩。 (ここから、怖い話が嫌いな方は読まないでください)

私は夜中(3時ごろ)に目が覚めてしまいました。


トイレに行きたい。


私の病院は(テレビの心霊再現ドラマとは大違いで)夜中でも結構廊下は明るくしてあったし、夜勤の看護士さんの部屋も途中にあったから、全然怖くありませんでした。

それに、私、オバケ基本的に見えないし。

それが・・・・・・・・。

私の病室の隣の病棟の廊下側に75歳くらい?のおばあさんが入院してて、昼間はぼおっとしていてお話もせずほとんど横になって休んでいました。全然普通の、病人です。(私のいた病院の病室は、廊下から丸見えになっていたのです。ベッドの中はカーテンをぐるっと閉めたら外から見えなくなります。)

さあ、歩行器をがらがら引いて、トイレに行こう。が、その時。
その隣の病棟のおばあさんがカーテンの隙間から頭だけ出して

「イヒヒ、イヒヒ」

とコチラを見て笑っているではありませんか。

こ、コワイ。


で、でもおばあさんでしかも病人だもの、まさか追いかけてはこないわよね。

でも、そのまさかだった。
そのおばあさん、むくっと起き出してきた。


うわ。やだー!追っかけてきたよ。

いや、そのおばあさんの足の早いのなんの。すげーフットワーク。普段のあの病人ぶりはウソでしょう?まさか夜中だけ豹変??

片や、手術して一週間くらいしか経ってない、歩行器なしでは歩けない私。

こ の ま ま で は 追 い つ か れ る ・ ・ ・ 。

 
もう、私、全速力で歩行器をこいでトイレの個室に逃げ込んだ。

「こ、これで大丈夫・・・・」

と、思ったのもつかの間。

ドンドン!ドンドン!とドアをノックしてくる。

た、助けて!!これじゃ出れないよ!
ギャーギャー騒ぐ私。
と、そのうち、おばあさんが手洗い場の水道をめいっぱいじゃーじゃー出して「イヒヒ、イヒヒ」と笑っている。私のトイレの個室の床にもみるみる水が流れ出してきた。

これはヤバイ!水浸しになっちゃうよ!!どうしたらいいの??

・・・・とそのとき。

「○○さん!(おばあさんの名)○○さん! こんなところで何してるの、さあさあ、病室に戻りましょうね・・・・」

ああ、看護士さんが助けに来てくれた。ああ、よかった。


そして私は用を済ますと、病室に戻った。




そして朝。

おばあさんの様子を(コワイけど)ちょっと見に行った。ま、いつものように静かにお休みになっていた。



夕べはなんだったんだろう?


(その後、仲良くなった看護士さんにきいたところ、そのおばあさんは元気になって退院されたということです。良かったね。)

-------

人気blogランキングへ

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2007年8月26日 (日曜日)

ゆうれい貸屋・舌切雀

Pa0_0161 8月納涼大歌舞伎・第2部
「ゆうれい貸屋」(山本周五郎・原作)
中村福助、坂東三津五郎、片岡孝太郎、中村勘三郎、中村七之助、その他
「新版・舌切雀」(渡辺えり子・作・演出)
中村福助、坂東三津五郎、片岡孝太郎、中村勘三郎、中村勘太郎、中村七之助、中村芝のぶ、その他




夏はやっぱり納涼歌舞伎。納涼歌舞伎はいつもと違って3部制で、時間が短いぶんちょっとだけ値段が安い。少々渋めの演目の第1部と、「先代萩」全部でちょっとツウな感じの第3部に比べ、コメディもの2演目をあわせた第2部は初心者向けかと思う。なんだか歌舞伎観にいったっぽくないんだけど・・・。

ゆうれい貸屋は、山本周五郎原作の昭和25年に発表された小説を基にしています。

働けど、働けど我が暮らし楽にならざり・・・とすっかり怠け者になっている桶職人・弥六にすっかりあいそをつかして実家に帰る女房。そこへ元芸者の美人幽霊・染次が登場、昼間はダメだけど夜からは家事全般を引き受けるから、女房にしてくれ、と言い寄る。

しかし、当面の生活費はどうしましょう。ということで、二人で「ゆうれい貸屋」を開くことに。なんでも、他人に恨みをもつ人にお金を貰い、本物の幽霊を恨んでいる相手に派遣して脅かして恨みを晴らすというシステム。何人か色々なタイプの幽霊を面接、派遣社員として登録。時給は不明。

ゆうれい派遣業は大繁盛。しかし、ビジネスにはトラブルはつきもの。弥六も人のあざとさを知ってちょっとうんざり。メンバーも次々と自己都合(客先とのトラブル、成仏など)で辞めていく始末。


その後、帰宅して幽霊同志の色恋沙汰のトラブルに遭った弥六は、詰め掛けてきた家主や近所の人にお経を唱えてもらえるよう懇願。丁度実家から女房も帰宅、これからは心を入れ替えて働きますと誓い、めでたしめでたし。

終始爆笑、とても面白かったが、自分の後ろでタイミングの違うところで爆笑しまくってた女性は非常に気になった。友人は「なんだかNHKの『お江戸でござる』みたい。」と。私は「ドラえもんかバケルくんみたい」と思った。

「舌切雀」は、童話をベースにした新作歌舞伎。音楽はお琴や打楽器の普通の歌舞伎にはあまりない楽器が登場し、耳に心地よい。新国立劇場のオペラの衣装なんかも手がけているひびのこづえさんが衣装。舞台美術ともどもとってもカワイイ。

舞踊が中心の歌舞伎のようで、華やかな舞台。途中鳥の王様のための舞踏会みたいなのがあり、「白鳥の湖」から4羽の白鳥たちの踊りが微妙に邦楽風音階に編曲されてお琴で演奏されているのが興味深かった。ロック音楽っぽいドラムの入った音楽も出てきた。子供たちによるペンギンの踊りは可愛らしかった。

舌を切られる雀役の福助さんは、よく喋ってうるさい役だが普段の福助さんの個性に合っていると思う。黙ってれば綺麗なのにな。クソババァ役の勘三郎さんの怪演は・・・ここにいまさら書くまでもない。

----

観劇前に、銀座でランチ。最近できたらしい?銀座ベルヴィア館の8階はちょっと高そうなレストランが色々と入っている。コンランのレストランとかなー。でもランチならリーズナブル。

Pa0_0162 タイ料理、ジャイタイ・ギンザ。内装はお洒落なカフェ風だが、入り口から見えるのはこんな怪しいタイの?お船。










Pa0_0163 ランチセットメニューは色々充実している。私と友人はエビ焼きそばとシーフード・サラダ、湯葉包み揚げとワンタンスープ、タピオカとココナツミルクのデザートのジャイタイプレート。1500円で非常に美味。

他にタイカレーや生春巻きとかのセットメニューもあった。どれも美味しそうね。でも・・・ちょっとビール飲みたくなるな、タイ料理。




----

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月25日 (土曜日)

コルンゴルト・雪だるま

Korngold in Vienna
「ウィーンのコルンゴルト」
・「雪だるま」より前奏曲、セレナーデ
・「ヴィオランタ」より前奏曲、カーニヴァル
・「空騒ぎ」組曲
・交響詩「あした」
・主題と変奏
マックス・シェーンヘル指揮/オーストリア放送管弦楽団



(どなたかアマゾンで買ってくださったようですが・・・アマゾンの試聴サンプルが違う盤のような気がするのが気になる。)


----
ああ、疲れがたまっているわ。すごーく眠い。
別に会社が忙しいわけではないんだけど。やっぱりこの暑さの中の出勤はこたえる。



今日はとくに朝起きたら体が辛くて、(夕べ夜遅くNHKスペシャルなんかつけちゃったら、東条英機とか東京裁判とか出てきちゃって、つい見てしまってさー)電車でついウトウト。そしたらさー。

電車の車内放送にまでいちいちあいづちを打っている自分に気が付いたんだね。

「この電車は○○系統、なんとか経由、なんとか行きでございます~」「・・・うん」

「次は、なんとか。次は、なんとか。なんとかはお乗換えです」
「・・・うん」

「ホームと電車が広くあいておりますのでお気をつけ下さい」
「・・・うん」

それでまー、「ハッ!」と気が付いて『あ・・・もしかして隣の乗客に聞こえてしまったかしら・・・』とあせる。
しかしそのうちまたウトウト・・・・。

「うん・・・うん・・・・うん」

知らないうちに病んでしまっているのかも。ああ、大丈夫かしら私。

----

で。関係ないけど、こんな暑い日は「雪だるま」で頭冷やせ。
本日紹介のこのCDは、以前ご紹介しましたヤノヴィッツやデルモータのアリア集と同じカンブリアってレーベルから出ているものです。

過去記事:デルモータとヤノヴィッツのコルンゴルト集

このCDは、コルンゴルトがウィーン滞在中の1949年に(戦後、ウィーンに復帰しようとアメリカから戻っていたのだが、受け入れられず失意のうちにまたアメリカへ戻った)監修して録音された音源だという。

クレジットには、CDのプロデューサーの名前にレスリー・コーンゴールドってある。この人はコルンゴルトのお孫さんで、次男のショージの息子さんです。

さらに「このアルバムはジョージ・コーンゴールドに捧ぐ---- 彼の父親(E・W・コルンゴルト)の音楽の献身的なプロデューサーのチャンピオン」とある。

で、一曲目のバレー・パントマイム音楽「雪だるま」という曲は、作曲家コルンゴルトの11歳の頃の作品だとゆー。彼の作曲の先生はあのツェムリンスキーである。(どんな授業風景だか、覗いてみたいもんである。) 最初はまだピアノ曲だったので、この曲のオーケストレーションはツェムリンスキーが行った。管弦楽曲版初演はウィーン・フィルをワインガルトナーが指揮して行った・・・という。うーん、ほんとかな?

聴いてみると、(劇の内容は他愛ないものらしいが)ホントに子供の作品?と思うくらい大人っぽい。しかしオーケストレーションはなるほど、ツェムリンスキーのものだなあと感じる。弦の使い方とか「人魚姫」を想起するとこもある。まあ、なんとなくこの2人の作品は似ているし、どっちも私の大好きな作曲家だから。

このCD、勿論モノラルだが、そんなに聴き辛いことない。なかなか時代の雰囲気があってよい感じである。他の曲も(貴重なヴィオランタからの曲もあるし。大好きな「あした」も声楽ヌキだが入ってるし)聴き応えがある。何より作曲者監修というのだから、心強い(←?)。

ところで。
今回このCDのことを調べるに当たって検索してみたら、こんなサイトを見つけました。

http://www.korngold.com/

Farewell, Vienna! というコルンゴルトの生涯を描いた舞台なのかしらん・・・。ちょっとナゾなのですが。あちこちいじっているとコルンゴルトの代表的なアリアや色んなメロディが聴けたり、貴重な写真が見れたりするとっても面白いサイトですので(英語ですが)、この作曲家に興味のある方は是非。(音が出ます。トップページがめちゃくちゃかっこいいです)

独唱者に「ヘリアーネの奇蹟」の全曲盤に出てきた歌手がいるなあ。

-----

人気blogランキングへ

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年8月24日 (金曜日)

ショルティ・さまよえるオランダ人


ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」
ノーマン・ベイリー(オランダ人)、ジャニス・マルティン(ゼンタ)、ルネ・コロ(エリック)マルッティ・タルヴェラ(ダーラント)、アイソラ・ジョーンズ(マリー)、ヴェルナー・クレン(舵取り)
サー・ゲオルク・ショルティ指揮/シカゴ交響楽団・合唱団



モーリス・グリーンがはえーんだって!(by キャン×キャン)

世界陸上が始まるらしい。今日はエキシビジョンみたいなのをやってて、過去の名選手がたくさん、カール・ルイスとか出てた。モーリス・グリーンは出なかったが。

明日から男子マラソンっつー。誰が出るかよくわからないけど、マラソンとなると絶対みてしまう。最初から最後までいつも見る。あ、あと楽しみなのは女子棒高跳びのイシンバエワね。モデルさんみたいに美しい。アディダスのCMに出てたけど(このCMすごくカワイイね。アディダスのサイトで見れます。)。

女子走り幅跳びの池田久美子ちゃんもカワイイね。(ま、よくわからんのでとりあえず顔で選んでみた)



で、まー今日は今更のオランダ人。

基本的に、この曲を初めて聴こうと思う人にも安心して薦められると思う。といっても他のはさほど色々聴いたことがないのですが・・・(バレンボイムもベームも未聴なのすいません)。録音もいいし歌手も揃っているし。「実演を観にいくので、予習として聴く」には一番ではないだろうか。私も初めて実演を観にいくので買ったのはこの国内盤。ただ、対訳が現在は付いてないようなのが残念だけれど、音楽の友社かなんかから対訳本とか出てると思うし。

因みに、私がこの曲の実演に接したのは2回だと記憶する。かなり昔になるが(最近の公演は全然観てないの。ごめんして)、1992年にコンロン指揮、ロバート・ヘイルとかリスベート・バルスレフとか出てた。あと同年、ヘネシー・オペラでの小澤さん指揮のを観た。

かなり前の話なので断片的にしか覚えてないけれど、コンロンのほうはバルスレフのゼンタが最初のほうは声を抑えていてイマイチだったけどあとのほうになるほど素晴らしい声を聴かせていたのと、「ゆうれい船」の合唱を、音響技術を使ってビンビン響かせて随分コワイ感じを出していたのを(ディズニーのカリブの海賊っぽかった)覚えている。面白かったなあ。

小澤さんのほうは、合唱がすごくうまかったのと、確か舞台俳優さんとかが一緒に出演してたのだろう、船乗りさんの演技がとても元気いっぱいで良かったのを覚えている。そうそう、蜷川さんの演出だったんだね。(実家にプログラムを置いてきてしまった・・・)

さて。このショルティ盤の一番の魅力は録音の良さだと思っている。とにかく元気いっぱいのシカゴ交響楽団とショルティの演奏とダイナミックな録音(あの!ケネス・ウィルキンソンがエンジニアを務めている)が、イカスぜ。デッカ黄金時代の名録音の一つ。

(ああ、まだ聴いたことないけど、ショルティ指揮のパルシファルのエンジニアはウィルキンソン&ゴードン・パリーっていうじゃないの。まだまだワーグナーは奥が深いわ。エンジニアやプロデューサーでCDを選ぶのもまたオツ。)

歌手は。例のサヴァリッシュの「影のない女」日本公演でバラクの妻を演じていたジャニス・マルティンがゼンタを歌っている。この人はブリュンヒルデよりはジークリンデの方が・・・といった感じの清らかな、カワイイとさえ思う声であり。私は好きな声だ。

かたや、グッドールの「神々の黄昏」でグンターを歌ってるノーマン・ベイリー、言うまでもなくワーグナーのバスではトップクラスだったタルヴェラ、そして何よりもルネ・コロのエリックは若い声が美しい。(そうそう、93年にコロとマルティンの歌う「トリスタンとイゾルデ」を観にいったんだった。)

合唱がかなり重要な役割なもんで、この録音でもかなり頑張っている。男声合唱は(耳で聞く限り)なんとなく若い人たちのような感じがする。気のせい?


・・・。

て。

あー、早く寝なきゃ、マラソンマラソン。朝7時からじゃないの~~。

-----

人気blogランキングへ

| | コメント (3) | トラックバック (2)

2007年8月21日 (火曜日)

ビョルリンク/北欧歌曲&バラード集

P1000807ユッシ・ビョルリンク/北欧歌曲&バラード集(1929~1960)
シェーグレン「夢の中であなたは私のそばにいる」、ダール「バッカナール」、エンデルス「小公女」、ステンハンマル「スウェーデン」、ラングストレム:3つのバラード、シベリウス「黒バラ」「葦よ葦よそよげ」「3月の雪の上のダイアモンド」「あいびきから戻った娘」、グリーグ「白鳥」、アルテーン「祝福された国よ」、ペッテション=ベリエル「森の高い松の木の間で」、セーデルマン「魔法の湖」、 コーリング「Evening Mood」、ヌードクヴィスト「海へ」、ショーベリ「調べ」

♪し~らないま~ちを 歩いてみ~た~い
ど~こ~か~遠くへ~行き~~~たあ~い~♪

(遠くへ行きたいby永六輔。何年か前、母と山手線に乗ってたら、向かいの席に何気ないしぐさのTシャツ姿の永六輔さんにでっくわした。あんな有名な人も山手線に乗るんだなあ。)

ああ、どっか涼しいところへ行きたい。行きたいわ。
お盆の間。日本中どこでも(北海道でさえも。白い恋人でさえも。)暑かったということだが。私の数少ない情報を収集した限り、ほとんどの日本国内は暑かった。避暑地と思われる長野だって暑かったって聞いた。友人のダンナの実家の北陸地方だって暑かったと思う。

でもそんなの関係ねー。(by小島よしお)

東京も、ちっとは和らいできたと思うが、やっぱりまだ残暑は厳しい。そんな夜はやっぱり北欧の音楽を。

うちには少なからず北欧の歌曲集のCDがある。とくにユッシ・ビョルリンクのものは多い。なんでかっていうと、好きな歌手だからというのもあるんだけど、彼の歌曲集には余り知らない作曲家の歌が比較的多くて、非常にそそられるのである。聴いていると、どこか遠い国に連れて行かれてしまうかも?みたいな、やや不安な気持ちになる。そこがまたよい。

グリーグ、シベリウス、ステンハンマルあたりまでは、「これはさすがに有名だな」と思うけれど。他の作曲家は「あんただれ?」という人が多い。ま、交響曲全集は持ってて、まあほかの歌曲はちょっと聴いたかなくらいのラングストレムのバラードなんて、もうほんとに「行ってみたいな~よその国~」的な、他の作曲家の何にも例えることができない感じ。もしかして珍品かも。

ここのblogでも以前取り上げたビョルリンクのジャズやポップス集でも歌ってた怪しい歌曲も2曲収録。

今後、紹介予定(いつ?)のスウェーデン協会のビョルリンクの同様の歌曲集(但しステレオ録音)でも堂々たる歌唱を繰り広げるヌードクヴィスト作曲「海へ」って曲は、他の歌手では聴いたことはないのだが(オッターが歌っているのがあるらしい)、ビョルリンクは得意だったのだろうか。まるで加山雄三の「海よ~オレの海よ~」を思い出される(ち、違う?)。まるでドラマティックなオペラ・アリアのようでめっちゃカッコイイ。皆に聞いて欲しいぞこの曲は。

どこまでも響き渡る、透明な声のビョルリンクは、北欧の歌曲はイタリア・オペラを歌っているときよりもぴったりきていて大変美しい。グリーグの「白鳥」なんて美しすぎて涙をさそう。

----

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年8月20日 (月曜日)

イギリス軍歌集~ドーヴァーの白い崖

White Cliffs of Dover: Wartime Favorites
イギリス軍歌集~ドーヴァーの白い崖
ドーヴァーの白い崖、イングランドよ永遠なれ、バークリー・スクエアにうぐいすが鳴く、君だけが欲しい、ダムバスターズ、ナイツブリッジ、スピットファイアー前奏曲とフーガ、他
イゾベル・ブキャナン(ソプラノ)、スチュアート・ベッドフォード指揮/イギリス室内管弦楽団


 

みなさんこんにちは。やっとちょっと涼しくなってきました?・・・のか、なんなのか。
土日は友人と飲んだくれておりました。もう、暑いと飲むしかありませんです。

で、昨日の日曜は、6月に生まれた友人の赤ちゃんを見に出かけました。女4人で集まったのですが、とってもカワイイ男の赤ちゃんでした。

出産祝いにジンベーさんを縫ってあげました。

P1000795 いやあ、上手だなあ、あたし。自画自賛。
新生児の大きさがよくわからんので心配だったのだが、結構ジンベーさんというのは調節が利くみたいで、来年くらいまで着れるかもしれません。



そのあと、友人達3人で横浜で飲んだのですが、連れて行ってもらった焼き鳥屋さんの前が、なんと日活ロ○○○○ノ?の映画館。いや~、そんな映画館なんて久しぶりにみかけました。まだあるんだ~。しかも、建物や窓の形もとってもレトロで可愛かったのです。

Pa0_0160 まあ、そういう映画のポスターも今時なんだか風情?があってヨイかなあとか、白黒で撮ったらきっとアラーキーみたいな素敵な写真が撮れるかもとか、入り口にずっとたたずんでいたはっちゃんばりにキュートなネコちゃんとかもとっても良かったんですが(ネコちゃんは携帯で撮ってみたんだが、何故かピンボケ)、残念、カメラをもってなかった。携帯のカメラもちょっとなー全部入らないな~といった感じで。

ま、何か行く機会があったらカメラ持って撮りに行きたいです。(ヘンな女だと思われないかしら~)

で、今日はなんだか、レトロな雰囲気漂う・・・なのかよくわからない。大体何これ。読者の方々で、PC画面の前でどひゃ~~っとのけぞってる方、いませんか?

このCD、「イギリス軍歌」なんてCDオビに日本語で書いてあるし、コーツとかウォルトンとか入ってるし、ジャケットは軍用機(スピットファイア)だし、全体にバリバリの勇ましい軍歌集なのかとかなり期待して買ったのに、全然でした。ショルティのマーラーの復活のソロやオペラの全曲盤なんかで登場しているブキャナンが素敵に歌っています。3曲目くらいから全然軍歌じゃねえよ、これは全くムード音楽。ムーディ勝山。(っつーか、軍歌というよりジャケットに書いてある通り「戦争中に好まれた音楽」っつー意味なのかもしれん。)

歌の合間に英国音楽ファンにはお馴染みの?コーツやウォルトンの管弦楽曲は勇ましくよい演奏。ベッドフォードの指揮はキビキビしててとっても素晴らしいです。

------

人気blogランキングへ

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年8月17日 (金曜日)

上野へシュラシュシュシュ

暑い。暑いわ~。

こんなに暑くて、いったいウチの窓の外は何度あるのかしら~と計ってみる。

Pa0_0155 あら~、大変。100度もあるじゃないの。暑いわけだわ。こんなんで出歩いたら死んじゃうわよ。

なんてな。
この温度計は摂氏ではなくて華氏。欧米か。
摂氏に直すと37.8度くらいということになる。

何にしても暑い。








こんな日本の酷暑を是非体感しようと、上野へお散歩。いや、別に体感しなくったっていいが。

Pa0_0158 上野公園はこんな感じ。じりじりじり。コンクリートの照り返しがキツイ。名物の鳩は自動的に焼き鳥に(←ウソ)。










せっかくだから美術館へ行きましょう。どうせなら日本の美に触れましょう。

Pa0_0159 上野駅の美術館当日券売り場にて「こ、こんぴらぐぅー下さい」と言ったら「ハイ、ことひらぐうネ」と直されて購入。
金刀比羅宮書院の美展

円山応挙&伊藤若冲&岸岱(がんたい)の襖絵をはるばる香川県のこんぴら様から上野へむりやり持ってきて展示。今夏、こんぴら参りをしている人はカワイソウなり。

「なんでも鑑定団」ではいつもニセモノしか登場しない応挙作のヴェリー・キュートなタイガーちゃんたちや、奇才・若冲のボタニカル・アート、岸岱の細密すぎる蝶々の絵を鑑賞。

暑さ負けでクラクラしてて、気が付かなかったのだが、入り口で貸してくれる音声ガイドはあのラブりんこと片岡愛之助さんが担当。いつも音声ガイドなんてお金がもったいないので借りないの。でも知ってたら使用したのに。家帰ってHP見て知った。ああ、あたしのバカバカバカ。

なんだか急にクーラーの利いた美術館に入ったら、温度差でめまいが。外に出るともう大変な暑さで倒れそう。おなかも空いたことだしレストランに入る気力もなく帰宅。


Pa0_0157 上野駅の駅弁売り場にて。暑さで頭がヘンになっててこんなの買ってしまった。1400円ナリ。

貝焼うにの大漁浜めし








どうせ駅弁だからと、あまり期待しなかったが結構おいしかった。たっぷりと貝に盛られたムラサキウニもアレだけど、サザエの切り身はでかくて一瞬あわびかと思ったがやわらかくておいしかった。ごはんも意外とパサパサしてなかった。

Pa0_0156_2 

ウニ・サザエ ど~~~ん。









----

人気blogランキングへ

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2007年8月16日 (木曜日)

ウェーバー/マーラー・3人のピント



ウェーバー(G・マーラー補筆完成版):歌劇「3人のピント」
フランツ・グルントヘーバー(ドン・パンタレオーネ)、ルチア・ポップ(クラリッサ)、ヴェルナー・ホルヴェーグ(ドン・ガストン)、ヘルマン・プライ(アンブロジオ)、クルト・モル(ドン・ピント)、ハインツ・クルーゼ(ドン・ゴメス)その他
ガリー・ベルティーニ指揮/ミュンヘン・フィルハーモニカー、ネーデルランド・ヴォーカル・アンサンブル

(1976年録音)

暑い。群馬は40度超えたっつーし。
群馬の皆さん、大丈夫ですか~?
40度って、ぬるま湯に頭から全身どっぷり浸かっている感じかしら?
(実は、休み中に遊ぶ約束をしていた群馬在住の友人は体調を崩して病院へ。アキバでオタクを見学に行く予定であったが、中止。涼しくなったらまた。)

私はというと、東北人の血統からか人一倍暑さに弱いもんで、ここ2~3日は夕方まで朝青龍ばりの引きこもりを実施中。日がなんとなく落ちてから隣町のスーパーに出かけて、テキトーに食材を仕入れて帰宅(残念ながら食欲はなくならない・・・泣)。遊びに行く予定の土日はなんとか曇りになってほしいもんだが。たのむよ。

・・・というわけで。これを機会にこのところサボリまくってたblogを更新。

今日はウェーバー。
この「3人のピント」は、マーラー・ファンならよくご存知だと思う・・・題名だけは。伝記には必ず書いてあるもんね。

どんな曲だか、ずっと頭にはあったのだが、こないだタワレコでたまたま安く売ってたのを見かけて購入。2枚組で1250円て。この豪華キャストをみてちょうだい。プライにモルにポップ・・・。魔笛できるぞ。
(いつも思うがRCAのこのオペラ・シリーズはキャストも演奏もなかなかなのになんてお安いんでしょ。録音もだいたい悪くないし。)

しかも指揮者はマーラーが大得意だったベルティーニというのもすごい。

おもなあらすじ。

舞台はスペイン。
<第1幕>野暮なイナカ紳士のドン・ピントが、ドン・パンタレオーネの娘クラリッサを花嫁として迎えるために、推薦状を携えながらマドリードへ赴く途中、ある村の旗亭で若い学生のガストンに会う。ガストンはピントの話を聞いて、自分が彼の代わりにマドリードへ行こうと決心し、眠っているピントの推薦状を盗んで行ってしまう。

<第2幕>パンタレオーネの家。ドン・ゴメスと愛し合っているクラリッサが、ピントと結婚することを父親から命ぜられて悲観しながらも、ゴメスおよび女中のラウラと共謀してこの難局を乗り越えようと試みる。

<第3幕>召使のアンブロジオを従えてピントになりすましたガストンが到着。が、事情を知ったガストンはピントから盗んだ推薦状をゴメスに与えるので、今度はゴメスがピントになる。そして彼を歓迎する祝宴の最中に本当のピントが現れてひと悶着あったあと、事情を知ったパンタレオーネは恋人たちを許して、娘とゴメスの結婚を承諾するのである。

・・・というふうに。ウェーバーというよりはなんとなくロッシーニのオペラのような雰囲気のある筋書きであります。

ところで、ウェーバーってどのくらいまでこの曲を完成してたのでしょう。そこのところがあまりよくわかりませんが・・・とにかく、ウェーバーの孫が1987年、マーラー(26~7歳)に補筆を依頼したということであります。(その夫人と恋に落ちて駆け落ち寸前までいったとゆー。こりゃまた。)

マーラーはその翌年、交響曲第1番を完成する。だもんで、このオペラはたぶん「巨人」を作曲しながら作業してたんだな、きっと。そういうことを踏まえて聴くと。

CD1枚目はまだそんなでもないんだけど。
CD2枚目は、第1幕の最後のオケ部分から始まるのですが、ここはもしかしてマーラーがかなり手を入れたんじゃないか~?と私は思う。マーラーの独特なスケルツォっぽいにほひが。・・・他にも、それっぽいなあって感じるとこはところどころある。ま、気のせいかもしれないが。

演奏はというと。このメンバーではどんなオペラでも大丈夫だ、多分。
クルト・モルはまるで「薔薇の騎士」のオックス男爵を思いだす。プライは裏声で女の声色を使って大活躍。役どころとしてはフィガロっぽいかも。また、ポップが出てくる第2幕からクライバー盤の「こうもり」を思い出すときもある。みんなそれぞれ芸達者。いい感じ。

ガリー・ベルティーニがオペラを指揮したのは私は聞いた事ないんですが、ベルティーニ自身がマーラーに深く共感している感じがするので、この演奏はまるでマーラーが指揮しているかのごとくぴたっとハマっています。

この曲はほかに、ナクソスにも全曲盤がありますが、このRCA盤より値段が高く、キャストも知らん人ばっかりです。
(ちなみにRCA盤は英語対訳なしでドイツ語台本のみ。)

-----

人気blogランキングへ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年8月15日 (水曜日)

クラーサ:子供のためのオペラ・ブルンジバール


ハンス・クラーサ:子供のための歌劇「ブルンジバール」
ジェラード・シュウォーツ指揮/ミュージック・オブ・リメンブランス、ノースウェスト合唱団、他

今日は終戦記念日だという。
我々は、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び・・・という日である。

というわけで、たまたま~ではあるが、第二次大戦関係ってことで、きょうは先日購入したクラーサのガキの子供のためのオペラ、ブルンジバールを。

このオペラについては、ずいぶん前にテレジンのユダヤ人収容所とそこにいた音楽家についてのドキュメンタリーをテレビで見たので知っていた。確か、取材をしていたのは指揮者の大野和士さんだったと思う。

テレジンの収容所は、アウシュビッツのごとく直接の虐殺行為を行う場所ではなく、そこに送られる前の中継地点みたいな収容所で、また他の国に見せることによって「収容所は実はこんないいとこでっせ」という隠蔽行為を行うといった存在だった思う。

ということで、ここに収容されてた作曲家は(クラーサのほかにヴィクトル・ウルマン、ギデオン・クラインなど)、多少作曲をしたりはできる環境だったようだ。

過去記事:ウルマン「アトランティスの皇帝」


ハンス・クラーサ(1899 - 1944)はボヘミアの作曲家。ドイツ国立歌劇場(現・プラハ国立歌劇場)の声楽コーチを勤め、同歌劇場の音楽監督ツェムリンスキーと出会って多大な影響を受ける。

作曲家としては、1920年に《クリスチャン・モルゲンシュテルンの詩による4つの管弦楽伴奏歌曲》によりデビュー、もう一つの大作は、1938年に教育省により主催された作曲コンテストのために書かれた、児童オペラ《ブルンジバール Brundibár 》である。

《ブルンジバール》の完成後、1942年8月10日にナチスにより拘束され、テレジン強制収容所に送致される。《ブルンジバール》は所内で改訂された後、そこで55回の上演を見た。クラーサはテレジンに隔離された年代が最も実り豊かな時期であったが、苛酷な環境のためにいくつかの作品が失われた。

1944年10月にアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所に送致され、若者ではないので強制労働に向かないとの口実から、ガス室で処刑された。(以上ウィキペディアより)

うううううあああうう(泣)。

夏休みだってのに、なんだか記事が暗くなってきたので、純粋にこのCDの感想を。

以前見たテレビのドキュメンタリーで(実際のテレジンの子供たちが収容所内で上演している所のフィルム)見聞きしたのは、最後の合唱の部分だけだったので今回全曲聴くのは初めてである。何年か前にチェコの少年合唱団が来日したときにこの曲を上演したのだが、何かの都合で行けなかったのは残念だったす。

原曲はおそらくチェコ語なんだろうが、このCDはトニー・クシュナーによる英語訳の録音である。子供が全部歌っているのかと早とちりして購入したが、子供は合唱のみで、ソロは大人の歌手がやっている。

これはかわいくない。がっくり。全部子供が歌ってる