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2007年7月26日 (木曜日)

マリア・カラス/永遠の名唱集

P1000800 マリア・カラス/永遠の名唱集
・ああそはかの人か(椿姫)
・さようなら、過ぎ去った日々よ(椿姫)
・自殺!(ジョコンダ)
・早く来て、明かりをつけておくれ(マクベス)
・いつか私も晴れの身となり(ナブッコ)
・優しいささやき(ルチア)
・若いインドの娘はどこへ(ラクメ)
・あらゆる苦しみが待ち受けていても(後宮からの逃走)
・影の歌(ディノーラ)
・その日から(ルイーズ)
・誰もが甘い愛の命ずるままに(アルミーダ)
・無慈悲な女神(巫女)

・麗しい光が(セミラーミデ)
・遊びの仲間に入れてください(ハムレット)
・再び望みを(清教徒)
・優しくかすかな彼の微笑み(トリスタンとイゾルデ)
・清らかな女神よ(ノルマ)
マリア・カラス(ソプラノ)
サンティーニ、ヴォット、ブリティス、シモネット、バジーレ指揮/トリノ放送交響楽団、ローマ放送交響楽団、ミラノ放送交響楽団、その他

(1949年~56年録音)

ミューザ川崎(あるぺんしんふぉにー)はどう考えても会社から遠いので、悩んだ末あきらめた。行きたかったんだけどなあ。

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今年はマリア・カラス(1923年12月2日 - 1977年9月16日)の没後30年記念だそうだから、9月以降記念のCDがたくさん発売されるようである。

私はどっちかっつーとドイツ・オペラ好きなので、イタ・オペはプッチーニ以外からっきし弱い。

ヴェルディ、ドニゼッティ、ロッシーニとかそのへんのイタ・オペのオイシイとこは椿姫以外、題名とアリアくらいしかわからんので、実際、このカラスのアリア集でしか聴かないようなオペラがたくさんある。

このずいぶん前に発売された、フォニット・チェトラの2枚組のCDは大変素晴らしい。

これ、6千円もしたのである(どんだけー!)。国内盤2枚組とはいえ、今考えると信じられないお値段である。なのになんで買ったかっつーと。

わたくし溺愛のオペラ、シャルパンディエの「ルイーズ」のアリア「その日から」と「イゾルデの愛の死」が収録されているから。ただそれだけである。大歌手カラスがどんなふうに歌うのか聴いてみたかった。

今これらを入手するのは、そんなに大層なことではないと思うが。当時は(約20年前・・・)これしかなかったんだと思う。

(このCDの音源のほとんどは、イタリアのRAIの放送していたラジオ番組からの録音らしい。1940~50年代、熱狂的な人気を博していた番組だといい、カラス、テバルディはいうに及ばず、F=ディースカウ、シュワルツコプフなども出演してたそうだ。すげー。)

このルイーズのアリアは本当に素晴らしい。心ときめくオトメの心を切々と歌っている。全曲盤のコトルバスとは一味違う。イゾルデもイタリア語だけれど大変素晴らしい・・・なんか別の曲みたいだけども。カラスは歌手という前に舞台女優なんだと思う。歌唱がどうの、というよりどのオペラも演じきっているというか。彼女は「モーツァルトは退屈」と私と同じような発言をしてシュワルツコプフを苦笑させたというが、ここではモーツァルトも一曲歌っている。

秋の夜長(って・・・まだ7月じゃないか!!)にしみじみとカラスの名唱を聴きつつ、赤ワインでも飲みながら旬のお魚を食べるのもまた味わい深いものである(結局そっちか・・・)。




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コメント

こんにちは。
おやぁ、カラスですかぁ。以外な登場ですね。

イタオペも一時狂っただけに、カラス様には大変お世話にになりました。
いま聴いてもものすごい表現力ですね。
すご過ぎてそんなに何度も聴けないカラスです。

投稿: yokochan | 2007年7月27日 (金曜日) 00時42分

>>yokochanさん
いやあ、暑いですね(←関係ありませんが)。
カラスは何枚か持ってます(パルシファルとか)が、何を歌ってもカラスですね。強烈な個性というか。キャラクターと違うんじゃないかと思うような役でも
「これって・・・アリかも」と思わせてしまいます。

投稿: naoping | 2007年7月27日 (金曜日) 22時37分

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