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2007年6月 7日 (木曜日)

モニューシコ:ハルカ

P1000765スタニスラフ・モニューシコ:歌劇「ハルカ」 (ハイライト)
Halina Sloniowska,Barbara Nieman(soprano),Bogdan Paprocki,Kazamierz Pustelak(tenor),etc
Zdzislaw Gorzynski指揮/ワルシャワ歌劇場管弦楽団・合唱団

(POLSKIE NAGRANIA MUZA PNCD092)

勇気がなくてなかなか飛び込めなかったことでも、飛び込んでみると意外と素敵な結果になったりすることがある。

このところお気に入りのラーメン屋さん、じらい屋もそう。店が大変狭くカウンターにぎりぎり7人しか入れない、女一人では非常に入るのに勇気のいる店である。はじめは3~4回躊躇して入れなかったのである。

しかし一回食べてみると美味しくて、それから何回も行ったので、最近は店員さんの一人に顔を覚えられてしまい(でも店員さんは何人かいてローテーションしているはずなんだが)、なんだか親しくお話するようにまでなった。割れてお客に出せなくなった煮玉子を黙ってオマケしてくれたりしてな。マニアの中では有名な行列店なのに、何故か私の行く時間帯は空いているからなんだけど。こだわりの店っぽいのに意外とフレンドリーだったす。
全然自分と違う世界の人と、知り合いになるのって本当に素敵なこと。

なんだか何かに似ている・・・と思ったら。オペラを観にいって、休み時間にオケピの中の楽員の知り合いに「今日はどうだい?」なんて聞いたり親しくお話をしたりするのに似ている。何故かとても誇りに思ったり。

ま、そんなこんなでこの「ハルカ」ってオペラのCDも、何回も渋谷塔で手にとっては戻し、手にとっては戻し。3回くらいそれをくりかえして先日やっと買った。

このCDが気になった原因は、このハルカって素敵な名前と、いかにもポーランドからはるばるやってきた風なジャケット。歌手も指揮者も誰一人知らない。非常に惹かれた。でも全然知らない作曲家だったので「もし全然つまんないオペラだったらどうしよう」という心配があった。

でも。
心配は無用でした。いやーかなり素敵な感じです。この作曲家は時代的にヴェルディやワーグナーと重なるため、曲の雰囲気でいうとトラヴィアータみたいなとこも多々あるし、初期のワーグナーみたいな感じもある。結構聴けるぞ。

演奏も意外?といっては悪いんだけどみんな歌手はうまいのです。期待以上といっていいです。

スタニスワフ・モニューシュコ(1819 - 1872)はポーランド人指揮者・作曲家。ポーランド語の歌劇や声楽曲により知られる。大衆的な題材を用いて、愛国主義的な舞台作品を残し、同じような傾向のバレエ音楽も手がけた。このためにポーランド・オペラの父と称される。アダム・ミツキエヴィチらの詩による12冊の歌曲集も残した。ワルシャワのポヴァンツキ墓地に埋葬されている。ポーランドと歴史的・文化的にゆかりの深いリトアニアでも活動し、門人にセザール・キュイがいる。カロル・シマノフスキは、「国際的なショパンとローカルなモニューシュコ」という比較を行い、モニューシュコのもつ安易な地域色を克服することが20世紀ポーランド楽壇の課題であると喝破した。(ウィキペディアより)

<あらすじ>
貴族ヤヌーシュは女農奴のハルカを弄びながらもスキャンダルを恐れて偽りの誠実の誓いをする。しかし、かねてからハルカを愛している農奴のヨンテックは、ヤヌーシュが内膳頭の娘ソフィーに対しても同様の誓いをしたことをハルカに伝える。これを聞いたハルカは興奮してヤヌーシュの屋敷に駆けつけるが、ヤヌーシュとソフィーが客たちとともに姿を現すのを見てその場に卒倒する。そしてヨンテックに連れ帰られた彼女はヤヌーシュとソフィーの結婚式の当日、新婚のふたりが一同とともに会堂に入ったあと放火しようとするが、オルガンの響きを聞いてそれをやめ、高い岩の上から身を投げる。そして農夫たちの叫びに一同が出てきたとき、ヨンテックはヤヌーシュを捕えて岩の上に引きずっていったうえ、そこからつきおとす。



・・・というふうに筋書きはかなり激しい感じのオペラだが、音楽は表現主義的でもなくメロディも美しい。世間的にあまり知られてないオペラって・・・ってもしかして私の知識が足りなかっただけかもしれないけれど ・・・イマイチ構成が物足りないとか、音楽が一本調子だったりするが、そんなことはナイ。ハイライトだからもしかしていいとこどりなのかもしれないが。

全曲盤も、このblogを読んで下さっているさすらいのジーンさんが前に書いてくださったようにCPOからと、あともう一種類出ています。全曲聴いてみようかなあ、と思う今日この頃。本当はこの私の買ったポーランド製の全曲盤があったら欲しいとこなんだが・・・。

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コメント

ちなみに、ウチの娘の名前が「はるか」です。悠と書くんですが。
誕生日にこのCDをプレゼントしよう。(私が代わりに聴いてあげるから)

投稿: ピースうさぎ | 2007年6月 7日 (木曜日) 22時47分

>>ピースうさぎさん
そうなんですか!しかも「遥」じゃなくて「悠」ちゃんなのですね。いい名前ですね。私は大変普通の名前なので、そういう名前に憧れます。ぜひ買ってあげてください。ご本人は「?」って思うかもしれませんが。

投稿: naoping | 2007年6月 7日 (木曜日) 23時03分

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