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2007年6月30日 (土曜日)

ベーム/トリスタンとイゾルデ

ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」
ヴォルフガング・ウィントガッセン(トリスタン)、ビルギット・ニルソン(イゾルデ)、クリスタ・ルードヴィヒ(ブランゲーネ)、エバーハルト・ヴェヒター(クルヴェナール)、マルッティ・タルヴェラ(マルケ王)、ペーター・シュライアー(若い水夫)、エルヴィン・ヴォールファールト(牧童)、ゲルト・ニーンシュテット(舵取り)
カール・ベーム指揮/バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団

(1966年)

いやー、もう昨日はまいった。久しぶりにやっちまっただ。死神見たっていうか。うん、死神の後ろ髪くらいは見たかもしれない。

泥酔・・・いやちょっと飲みすぎただけだが。いつものように会社帰りに飲んでいて、「いやー、たまにはあたしがおごるわよ、年上だし」とかいいつつ、そんなたいしたお勘定でもないのに大威張りで支払い、レジでもらったおつりを店内に撒いてしまい・・・ここらへんまでは記憶があるんだが。

動物の帰巣本能というのは不思議なもので、こんなへべれけになっていても気が付いたら終点まで電車に乗ってしまってたり、渋谷の地下でダンボールに包まれて目を覚ますとかそんなことは一度もない(私は)。ちゃんと家の布団の中で目覚めるのである。Heil dir, Sonne!

が、昨日はそんな爽やかな気分ではなく、夜中にハタと気が付いた。非常に気分が悪い。致死量を超えたか。いや、量よりも一時間にジョッキ4杯がヤバかったのか。もしやこれは救急車呼んだほうがいいのであろうか・・・。

結局一晩中苦しみ、「ああ、あたしのバカバカ!」と思いつつ朝を迎えたのであり。

しかし、そんなことはすぐに忘れてきっとまた同じバカをやらかすのであろう。

・・・。

さて、そんなことはおいといて。本日は「これぞトリスタンの鑑!」みたいな古式ゆかしいベームのバイロイトのトリスタン。こんな古典的な録音を前に、今更この私が何を語ろう。

ニルソンとウィントガッセンのコンビは、まるで伝統の一戦、阪神対巨人みたいである。(野球に興味がないので今はどうなんだか知らんが)

おまけに、端役のすみずみまでゴーカ。最初に歌う若い水夫がペーター・シュライアーなんて。早死にした性格テノール、ヴォールファールトが牧童。おお、豪華。

この録音は、ライブといえばライブなのだが、1回の公演の回しっぱなしではなく、ゲネプロと2回の本番のイイトコ取りなのだそうである。どうりで、ミスもなく、観客の咳払いとかも非常に少ない。年代のわりに録音もよい。40年も前か、おお。時の流れは早いものだ。

はて、名演の誉れ高いこの録音。不思議に思うのは、このヴィントガッセンとニルソンの歌うトリスタンとイゾルデの間には愛情のカケラも感じないということ。
ニルソンはとくにそう思うんだけど。

ニルソンは何を歌ってもニルソンで(ブリュンヒルデでもトゥーランドットでも)、この曲のエロティックさとは無縁である。ただ透明な素晴らしい声を披露しているだけのような。立派な歌唱だとはすごーく思うんだけど。なのに最後は圧倒的に感動するんだよな~。
不思議な歌手である。

それとはうってかわって?、ここでのブランゲーネのルードヴィヒの血の通った歌唱の素晴らしさよ。ブランゲーネのベストかと。本当に素晴らしい歌手だ、ルードヴィヒ。

ベームの指揮だが。これもまた不思議である。妙に平坦な感じ。テンポがあまり動かないというか。現在聞きなれた演奏では第2幕の二重唱の「こうして私達は死んでいく」あたりもっとぐっとテンポを落とすのでは、と思うのだが、ベームの指揮は極端にテンポが遅くなったり急に早くしたりはしない。
なのに最後は圧倒的な大迫力で感動するのである。どうして?

ところで、この録音と同じヴィーラント演出で、あの伝説の1967年大阪でのバイロイト・フェスティヴァルのヴィデオがこの世には残っている(DVDでは売ってないのか?)。白黒で、その上抽象的な舞台セットなので映像はぼんやりとしか記憶しかないが、ニルソンとヴィントガッセン(そしてホッター)の共演の記録は貴重であろう。妙にニルソンのボディコンシャスな衣装が印象的。

あれを生で観にいった人が(時代的にも地理的にも私はムリだが)ホントに羨ましい。

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2007年6月28日 (木曜日)

顔分析とエニグマ変奏曲

Pa0_0139エルガー:エニグマ変奏曲
サー・マルコム・サージェント指揮/BBC交響楽団


あのー、まあ、なんだな。

前から言おうと思っていた。
ここのblogを読んで頂いてる殿方の中にはわたくしが、勝手に美しいとか、若くて可愛らしいとか、想像している方もおるに違いない。まあ、そんなに遠く外れてもないが

ということで、本日は(たまたま見つけた)今流行りの「顔写真分析」というのを最近自分で撮った写メでやってみたので、結果をお目にかけたい。「まあ~、こんな感じなのか」と参考になればよいが。



あれ

結果を見て、まあ、驚いた。

顔写真の65%はギャル曽根に似ています

顔写真の21%は
橋野恵に似ています

顔写真の6%は
片瀬那奈に似ています

顔写真の4%は
眞鍋かをりに似ています

顔写真の4%は
平山綾に似ています


どれも似てねー。ほんと、ツユほども似てねー。
どなたもカワイくて、しかも申し訳ないくらい若い・・・。どういうことだ。
強いていえば、食いしん坊で食に対して異常な執着があるところが、ギャル曽根ちゃんに似ていると思うが・・・顔はちっとも似てない。ギャル曽根ちゃんの食べっぷりがかねてから大好きだったので嬉しいが。

ますます、ナゾは深まるばかり・・・でしょ?

ナゾといえば、エルガーのエニグマ変奏曲。(←例によってこじつけ?)

エニグマ変奏曲は作曲家エルガーの最初の大ヒット作ということであるが、こんな逸話があるという。

1898年のある日、教職活動に倦んでエルガーは、ピアノに向かって物思いにふけっていた。即興的な旋律の1つがアリス夫人の注意を惹き、「気に入ったのでもう1度繰り返して弾いてほしい」と頼まれて、エルガーは妻を喜ばせるために、その主題に基づいて即興的に変奏を弾き始め、各変奏を友人たちの音楽的肖像とした。これを管弦楽曲に膨らませたのが『エニグマ変奏曲』の出発点なのである。(Wikipediaより)

ということで、変奏のもとになったそれぞれの人であるが。

第1変奏→作曲者のおくさんのアリス。
第2変奏→ピアニストで室内楽友達。
第3変奏→俳優・・・竹中直人みたいな感じ?
第4変奏→地主で軍人でワグネリアン・・・なんだか怖そう。
第5変奏→ピアニスト。
第6変奏→作曲者のヴィオラの弟子。
第7変奏→建築家・・・何か騒々しそうな人だ。明石家さんまっぽい?
第8変奏→オーケストラの事務員。
第9変奏→出版社の人・・・きっととってもいい人だったに違いない。
第10変奏→知り合いの女性、静かでおしとやかそう。
第11変奏→オルガニスト。溺れ犬を飼う。
第12変奏→チェリスト。穏やかな性格。
第13変奏→わかんね~し。
第14変奏→エルガー自身。

ってな感じである(自分の勝手な解釈含む)。まあ、有名な曲だから一つ一つの変奏についてくどくど書いてもしょうがないし名前も知らない人ばかりなので、ネットなり本なり参考になさるよう。

え。私はこの中でどれに近いかって?難しいが強いて言えば第10変奏だな。うっそぴょん

さてこのCD。ウチにはバルビローリのライブ盤もあるが、今回はBBCラジオ・クラシックスのサージェント盤を(残念ながら塔HPで見当たらず)。ロイヤル・アルバート・ホールのライブだから多分プロムスでの演奏であろう。イギリス人はこの曲が大好きなんだろうと思う。このライブでも、もちろん拍手大喝采である。


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2007年6月25日 (月曜日)

カイルベルト/さまよえるオランダ人

ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」
ヘルマン・ウーデ(オランダ人)、アストリッド・ヴァルナイ(ゼンタ)、ルートヴィヒ・ヴェーバー(ダーラント)、ルドルフ・ルスティヒ(エリック)、ヨーゼフ・トラクセル(舵取り)、エリーザベト・シェルテル(マリー)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮/バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団(合唱指揮;ヴィルヘルム・ピッツ)

(1955年バイロイト、ステレオ録音)

おとといねー。お鍋買ったの。一万円しました。

な、鍋に一万円?などと驚いてはいけない。これは「ル・クルーゼ」という大変に有難い、クッキングの国おふらんすから来た魔法の鍋なのである。

Pa0_0132 一万円は大変お買い得である。この直径18センチのカワイイお鍋の元の値段はおよそ18000円、ネットで買っても13300円する(これでもネットでは最低価格である、多分)。

それがどういったルートなのか不明だが、近所の商店街で一万円で安売りしてたのである(ごくごくたまーに開催されるナゾの催しで、今流行りのフランフランなどで売っている輸入調理器具が格安で売っている。ティファールのフライパンとかも格安で売っているので、みんな狂ったように買う。2日間くらいしかやらないんだけど。)。これは買うしかなかろう。

実は会社の上司(女)にル・クルーゼはかねてから強くススメられていたのだが、実際使ってみるまでは「そんなに、鍋が変っただけで美味しくなるの?」と半信半疑であった。

が。

昨日はポトフ、今日は得意のチキンカレーを作ってみた。

Pa0_0138_1 全然違ってた。全然美味しかった。なんでなの?野菜の味も、お肉の味も全然違う。うまみをぎゅっと閉じ込めた感じ。きっとこのホーロー製の、腕に筋肉付いてしまうほどの重さがよいに違いない。ふたも同様に重いので、圧力鍋で炊いたような効果があるのだという。無駄に料理上手でも悪くない。おいしいのは楽しい。

私の人生無駄ばかり。渡る世間は鬼ばかり。

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さてえ、昨日はコンサートでワーグナーのお風呂につかりまくった感じだったので、今日もワーグナー。好きだねえ。
このCDは昨年に発売されてすぐに買いに行って、ちょっと聴いてみて「やっぱりクナ盤のほうがいいや」と思いそのまま放置。クナ盤はエリック役がウィントガッセンということがカイルベルト盤より勝っている。クナの指揮の滔滔と流れる遅めのテンポも素晴らしい。ヴァルナイ姐さんも歌いやすそうである。

過去記事=クナッパーツブッシュ/さまよえるオランダ人


しかしいまさらだが、モノのクナ盤と違いカイルベルト盤はステレオである。それがなんてったってよい。このオペラで大活躍する合唱団が広がって聴こえるので調子よい(もちろん、時代が時代だから完全ではないけれど)。っつーか、やっぱり合唱うまいもんだ。

はて、あらためて聴いてみると、ルスティヒという人のエリックも(大ウィントガッセンと比べるのがよくないのであって)そんな~にイヂワルく言うほど悪くないということが判明。ヴァルナイもクナ盤のほうが調子いいかとも思ったが、カイルベルト盤のヴァルナイはあとになるほどどんどんよくなる。高音があいかわらず美しく出ているし。別にそんなに神々しくある必要のないはずのゼンタちゃんが、オランダ人を救う女神のように聴こえる。

クナとカイルベルト、どちらを買う?というと本当に迷うところである。万全なキャストと経済性をとるならばクナ盤、ステレオでじゃなければイヤという人はやや高い金を支払ってでもカイルベルト盤を買えばよい。(そんなの当たり前じゃないか~)

さてカイルベルト盤であるが、全体に早めのテンポですいすいと進行、終幕はガンガン盛り上がりヴァルナイの声も素晴らしく響き渡るので聴き応えがあり。ステレオ録音てやっぱり素敵。放置しててどうもすいません。


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2007年6月24日 (日曜日)

マイスタージンガー第3幕

ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
第1幕前奏曲と賛美歌、第3幕全曲

青戸知(ハンス・ザックス)、萩原潤(ベックメッサー)、水口聡(ワルター)、高橋淳(ダーヴィッド)、田中美佐代(エヴァ)、その他
飯守泰次郎指揮/東京アカデミッシェカペレ(オーケストラと合唱団)
すみだトリフォニーホール6月24日


過去記事/新響:トリスタンとイゾルデ

お約束どおり?、行ってきましただ、すみとり。
やー、行ってきてよかった、というかこの演奏会に気が付いて本当に良かった。タッチの差だったっつーか。もし会社でヒマつぶしにすみとりのHPを眺めてなかったら全く気づかずとおりすぎていったに違いない。

それにしても長いコンサートだった。2時間半くらいにはなってたと思うんだけど。ただでさえ第3幕は長いのに、その上第1幕の前奏曲とそのあとの合唱までやるんだから。しかも途中休憩なし。まあ、三幕全部聴くことを考えれば、短いものだけれど、アマチュアの楽団なので「あんまり音楽わかんない友人」や「おとうさんが出るから来た家族」とかが沢山見に来ているのでは・・・というちょっと落ち着かない感。

この団体は今回初めて存在に気づいたのだけれど、今までの演奏会記録を見ると、オドロキである。

合唱団がくっついている団体ということなので、演奏会は当然合唱つきの大曲が多い。なのに、「普通この1曲でオールじゃね?」みたいなのでも、その前に1曲かついてたりする。

「復活」やマーラー3番は普通それ1曲だけじゃないか?だのに「復活」の前に詩篇交響曲とか、3番の前にモーツァルトとかやるんだな。オトクな感じ?

こんなハードなコンサートを(他に仕事を持ちながら)年に2回こなすアカデミッシェカペレという団体。あなどれない。

今日はなんてったって飯守さんの振るワーグナー。飯守さんはワーグナーを振っていると水を得た魚のようだ。貰ったプログラムによると、飯守さんは合宿まで参加され、楽員が縮み上がるような厳しい練習をされたようだが、演奏を聴いているとまあそんな感じもする。(ソロの部分で飯守さんに指を指されるとマジコワイよ)

演奏に関して言えば、演奏技術とかはプロと同等に考えてはイカンと思うが。(それは不公平である)

飯守さんの曲に対する情熱と、それに必死で答えようとしている楽団の人たちの努力とかが、凄く伝わってくる。

飯守さんの、ワーグナーを振るときのテンポは、何一つ「ヘンだ」と思ったことはない。妥当、というかそれ以外ないな、と思う。よく精通していて振ってらっしゃるのが(バイロイトの助手されてたので当然だが)わかる。

前奏曲から、たっぷりと聴かせる。うーん、(今更ながら)この曲好きなんだよね、私。この曲を聴くと頭からアルファ波が出まくる。そのあとのオルガンと合唱が続くのもあまり実演では聴けないので嬉しい。

歌手の中では、ベックメッサー役の萩原潤さんと、ダーヴィッド役の高橋淳さんが素晴らしかった。

ことにベックメッサー役は演技とかも交えてとても慣れているなあと思ったら、二期会の公演で既に演じられているということであった。紹介文には今まで「セビリアの理髪師」のフィガロに「魔笛」のパパゲーノなどを演じているとあり、ヘルマン・プライの役柄と重なる。9月のアルミンク指揮の「こうもり」ではブリント博士を演じるようだが、私の予想では主役の外人歌手を食ってしまいそうな気がする。

ダーヴィッド役の高橋さんて人は日本では貴重な性格テノールで、もしやミーメとかローゲとか歌えるのかしら~と期待。声も良かったです。シュライヤー系?

本日の主役、ザックス役の青戸さんは、以前神奈川フィルで「戦争レクイエム」を歌ってらした。そのときは青年兵士の雰囲気だったので、今回のザックスはちょっと若々しいかなと。でも真摯な歌唱でとても素敵だったです。(以前、読響の「神々の黄昏」第3幕でグンターを歌ってたのですね。何だか忘れていました。)

ワルター役の水口さんは、いや~こりゃイタオペの声だなあと。バリトンからテノールに変更した方とのことですが・・・。

エヴァ役の田中さんは、エヴァがそもそも役柄的に弱いのでなんとも言えませんが清らかなお声で良かったと思います。もっと個性の強い役で聴いてみたい。

合唱団、頑張ってた。色んなかっこで(首から身分証明書?ぶら下げてたサラリーマン風の人、なんだろう)。

今日は前から5番目の席で、とても指揮が良く見えた。ワーグナーの音を目一杯体に浴びた感じ。気持ちよかった。生き返ったっつーか。
もっと飯守さんのワーグナーをいっぱい聴きたいです。

・・・

長かった演奏会が終わり、ロビーでは小学生のお子様二人とそのお母さんが、コンサートチラシをみながら「あ、今度はこの夏休みこどもコンサートっていうのはどう?」と。お子達は「もう、こんなのいやだよう、長いんだもん」

もしかして、クラシックのコンサートは全てがこんな長丁場と思ってしまうかもしんね。悪影響。


さて。

この団体、この秋の11月25日にはミッチー指揮でオール・ショスタコーヴィチ・プロが控えています。(すげー)
・祝典序曲
・ジャズ組曲第2番
・森の歌

ということで、森の歌もよろしく。
合唱団参加者も募集中だそうです。(もしかしてロシア語?スパシーバ。)

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2007年6月23日 (土曜日)

マルシュナー/ハンス・ハイリング

Pa0_0133 ハインリヒ・マルシュナー:歌劇「ハンス・ハイリング」
アレクサンダー・ヴェリッチュ(ハンス・ハイリング)、ヘレーネ・ヴェルト(地霊の女王)、マルゴット・ギヨーム(アンナ)、カール・フリードリッヒ(コンラート)、レス・フィッシャー(ゲルトルート)、グスタフ・ナイトリンガー(シュテファン)
ヴィルヘルム・シュヒター指揮/NDR交響楽団&合唱団

Marschner: Hans Heiling ←購入はこちらから。

隠れたる作曲家の珍しいオペラを発掘(?)してわたくしの勝手な判断でその価値を問うという、人気の(?)シリーズもずいぶんな量となりました。

しかし、まだまだあんだよね~、気になるのが。もー、「ちょっとR・シュトラウス風」とか「ワーグナーの影響を受けている作風」とか紹介されちゃうと、もう俄然聞いてみたくなってしまう。

いかん。こんなことでは、破産してしまうだよCD大人買いは。

Pa0_0134 大人買いといえば。昨日は歌舞伎に行った友達と(わざわざ有給とって)池袋のナンジャタウンに出かけた。

「餃子スタジアム」というものが何年か前にできていて、それが目当てのはずだったのが。

有名な餃子のお店が10ほど出店している(はず)。
餃子は何種類か食べたが、どれも何故か中途半端に冷めており。平日でガラガラだったのに、作りおきをしていたのだろうか。(有名な宇都宮の「みんみん」までそんなである。これはさすがにちょっと冷めても美味しかったが)

常日頃、おとりよせの餃子を自分でうま~く焼いて食べたり、三田の「大連」の餃子のアツアツを、はふはふ言いながら食べている私にとっては、「は、冗談でしょ」という感じ。

Pa0_0136 そんなこんなでも楽しかったのは9月2日まで開催されている「プリン博覧会」(全国から200種類ということだが、そんなにはなかったような。でもプリン好きには鼻血)と、常時開催の「カップアイス博物館」(全国から300種類並ぶ様は壮観)であり。ここぞ大人買いぶりを発揮、カップアイスを1個、プリンを2個いっぺんに食べる(アイスとプリンを一口ずつ交互に食べるという荒業も)という、至福の時。子供だったら「おなかを壊すから、どれか一個にしなさい!」といわれる所だが。

どれも美味しかったけど、この「キャラメルカスタードプリン」が美味しかったなあ。通販もしている。
Pa0_0137

富山 菓子工房フェルヴェール キャラメルカスタードプリン 


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さて、この「ハンス・ハイリング」。ドイツでは一昔前は結構上演されていたもののようである。マルシュナー(1795~1861)の他のオペラ「吸血鬼」とともに結構CDは発売している(安易に入手しやすいとは限らないが)。「ハンス・ハイリング」は映像も市販されていて結構キャストが良かったりするので、見てみたい。物語が物語なだけにかなり怪しそうな舞台美術が期待できる。

他にプライが歌ったカイルベルト盤もある。


<あらすじ>
地底に住む地霊の女王の息子ハンス・ハイリングは田舎娘アンナに恋をし、人間の姿をして人間の世界に住むために母の反対を押し切って、魔法の書を携えて地底を去る。

しかし、アンナの懇願に従って魔法の書を火中に投じたので、彼は地霊たちを支配する力を失ってしまう。そして彼の素性を知ったアンナが、かねてから彼女を愛していた狩人のコンラートのほうに気持ちが傾くのを見たハンスは、コンラートを短剣で傷つけたまま逃走する。

人間に振られてしまった彼は地底の世界に帰ろうとするが、地霊たちはもはや彼のいうことはきかなくなる。コンラートとアンナが結婚式をあげるところへ、ハンスは復讐をしようとするが、そこへ出現した母親から、全てを許すから忘れて地底に戻ってきなさいと命令。ハンスも今後はいっさい人間の目には見られないだろうと誓いながら、母とともに暗黒の国へ帰っていく。

めでたしめでたし・・・かな?なんだか、内容はRPGみてえな感じだなあ。「そこでハンスはまほうのしょをもやした!」「ハンスはまほうのちからをうしなった!」みたいな(←あまりよくわかんないが)。

曲は、やっぱりウェーバー系というか、ドイツの森の怪しげな物語系である。メルヘンというよりはメルヒェンという感じである。やや一本調子な気もするが、ところどころのアリアっぽいところは結構手を止めて聞き入ってしまう感じ。

指揮者は、あのシュヒターである。といっても年代的に私は演奏は全然知らないが、1959年から62年までN響の常任指揮者だった人である。ほとんど正規録音が残ってないということだが、最近になってWALHALLレーベルなどから興味深い録音が沢山出ているようである。(ワーグナーが多いが、ドイツ語トスカとか、ドイツ語・オネーギンとか、ドイツ・語ドノフとかヘンテコなものも←マルタ・メードルのマリーナ。)

キャストは、あのグスタフ・ナイトリンガー以外全然知らない歌手である。でもどの歌手もなかなか聞かせる。とくにアンナ役の歌手はなかなかチャーミングな歌声である。1950年代はきっと、国際的に知られてなくてもいい歌手が地方にはいたんだろうなあ。

ナイトリンガーは地底人の役ではなく人間のチョイ役で(多分村人Aや新郎の友人代表みたいな感じなんだろう。)歌うとこは少ないがやっぱり立派な歌唱。

えーと、(忘れてました)このCDの音はですね、例によってラジオ放送用な感じで、1950年のそれなりの音で聴くことができます。

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そのあとダイエットしてるから大丈夫。
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2007年6月22日 (金曜日)

コクーン歌舞伎・三人吉三

Pa0_0131 コクーン歌舞伎・三人吉三(6月21日シアター・コクーン)
中村勘三郎(和尚吉三)、中村橋之助(お坊吉三)、中村福助(お嬢吉三)、中村勘太郎(十三郎)、中村七之助(おとせ)、笹野高史(伝吉)


(←ポスター写真、切れちゃって「二人」になってしまったすいません。)

いやー、行ってきたわ。すごく面白かった。さすが券が取りにくかっただけのことはあった。券はいったいどこに回ってしまったんだろう?というくらい。mixiの勘三郎さんコミュでも券取れなかった~という嘆きの声がかなり寄せられた。

当日券は毎日出ているようなのだが。これも並ぶのタイヘン。多少はキャンセル分が出るようだが・・・。3時間半の長丁場を立ち見する方もいて。大変だなこりゃ。その価値はあるが。

で、まー。歌舞伎なんだけどこれは。そもそも。
私のようなワーグナー好きにはオドロキの内容。結構こういうのって「こじつけじゃね?」と思うことが多いんだけども。

すごーく「ニーベルングの指環」に似ている。
どこらへんか?というと。

・金(百両)と天下の名剣(庚申丸)を巡る、因果応報、人間の欲望の物語であるということ。全ては「金」を巡って人が殺されたりするので、このお金には呪いがかかっているのでは?とまで思う。

・血のつながりのない人間が、自分たちの腕をちょっと傷つけて血を杯に入れて兄弟の契りを交わすシーンがあること。(しかし、「リング」ではそんな契りなんて破られてしまうが、さすが日本は義理人情の国?、本当の兄弟より義兄弟のほうが大事だったらしい。)

生き別れた双子の男女の兄妹が偶然出会い、恋に落ちる。(「リング」ではそこらへんはまーまー寛容で、子供まで産んだりするが、日本ではかなりテキビシイ。兄妹の契りは畜生道とか言って二人の実の兄に殺され、首まで切られてしまう。うう~事情はあったにせよ、そこまでしないでも~~~)

この生き別れた双子は七之助さんと勘太郎さんが演じ、実際兄弟なのでやっぱりとても現実味がある。

<面白かった点>
・本当の犬が舞台を横切る。ハチ公みたいなカワイイ白い犬で、2回ほど登場するが、毎日やっていてたまに幕の内弁当の匂いにつられて客席に入ってしまったりしないのだろうか。カーテンコールでは調教師?に抱えられて出てきたが、イヤだったらしく、もがいてすぐに舞台横に逃げて行った。

・はじめのほうに出てくる、勘三郎さん演じる金貸し屋の太郎エ門(肉襦袢を着ているので最初わかり辛い)と片岡亀蔵さん演じる研師久兵衛の掛け合いが結構笑えた。特に亀蔵さんがノリノリで、「若大将」の歌を披露したりする。おもしれ~。

・勘三郎さん演じる太郎エ門が、お金百両を受け取ると「ちゃんと申告しますから~」と一言(場内爆笑)。たまたま、客席には落語家の林家○蔵さん(と多分、娘さん?)がいらしており、余計爆笑。

・客席の前のほうは座布団席(非常に手狭なので人が間を通るすきまなどない)なんだけど、普通にわざわざ役者さんが間を縫って登場したりする。通路があるのになあ。

・最終場面、びっくりするくらいの大雪が降ってくる。前のほうの人は今回は舞台から飛んでくる泥や水には悩まされることはないが、紙吹雪まみれになることうけあい。いいなあ、私もまみれたい。(私は2階席中央前から2番目でかなりよい席だったが、紙吹雪はぜんぜんこねー)

毎日公演があり、一日2回もある日があるのに、あの大量の紙はいちいち掃除するのタイヘンそうですな。

・椎名林檎の曲をバックにカーテンコール中、殺陣の人々とともに勘太郎さんを中心に、腕をぐるぐる回して踊りだす。アレ?来日中のアノ人のエクササイズ?練習したんだねえ。

・・・とにかく、面白かった。客席は本当に老若男女ノリノリ。来年もコクーン歌舞伎はやるんだろうけど、このぶんじゃもっと座席争奪戦になるの違いない。因みに去年は客席にりえちゃん、浜ちゃん夫妻、フジテレビ女子アナ一団など、華やかなものだったが、昨日は多少地味な感じ。○蔵さんたちの隣あたりに佐藤○作さん夫妻。(一緒に行った友人が大変芸能人に目ざといんだけれども・・・)


とにかくも。
東京は、今や世界でも有数の舞台芸術が元気な都市! (だよね?)
東京に生まれたことを誇りに思う一夜でした!





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場内のお弁当はイマイチ豪華さに欠けるので、事前にデパ地下でお弁当を買うことをオススメしますだ(私はそうしました)。
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ビリーズブートキャンプ

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2007年6月20日 (水曜日)

セーゲルスタム・死の都

コルンゴルト:歌劇「死の都」
トーマス・スンネゴード(パウル)、カタリナ・ダレイマン(マリー、マリエッタ)、アンデルス・ベリストレム(フランク)、他
レイフ・セーゲルスタム(指揮)、
トムトベリャ学校児童合唱団、
スウェーデン王立歌劇場合唱団&管弦楽団

過去記事:コルンゴルト 死の都 ラインスドルフ

まったく、会社でも色々と釈然としないことが多いわ、最近。
でも、ま、とりあえず一人でも平和に生きているから。
都内温泉でゆっくり・・・と思ったら大爆発、とか。
イタトマの前を歩いただけなのに、看板が落ちてきたりとか。
こんな世界的に平和な東京都心で暮らしていても、大事故に巻き込まれたりする。コワイですね。

あの温泉だって、東急本店と近いけれど、くっついてないでよかった。
だって明日、シアター・コクーンへ歌舞伎を見に行くんだもーん(←今年最高のプラチナ・チケットです)。で、もし、もしもだよ。あの温泉施設が東急本店とくっついてたら、我が東京フィルだって被害にあってたかもしんない。(縁起でもない。ごめんなさい)

後楽園のラクーアは大丈夫かしら(温泉は行ったことないけど、一蘭ラーメンを愛する者としてはちと心配。)。

まあ、気が滅入っているときは一番好きなオペラ、コルンゴルトの「死の都」を。この曲をここでご紹介するのは3回目。今日はナクソスのセーゲルスタム盤。

大ワーグナーはおいといてだけど、これより好きなオペラはないなあ。メロディーの美しさもあるけど、オーケストラの音のなんともいえない響きがね。ピアノの音が。天才のなせる技っつーか。コルンゴルトの曲のなかでもダントツ一位に好きだなあ。

(ぜひいつか、新国立劇場でやってもらいたい。演奏会形式でなくオペラで。やってもらいた~~~い!全員日本人キャストだって、今の実力だったらできるかもしれない。)

しかし。

この曲を聴こうと思って、このCDを取り出すことはほとんどナイ。まあ、ほとんどはラインスドルフ盤を聴いていることになる。まあ、色々と理由はある。

セーゲルスタム盤は、歌手に有名どころが少ない、ということと。ライブ録音ということなので細部にカットが多いということ。

が、歌手はそんなに悪くない。(なんたってラインスドルフ盤の歌手が良すぎるのだ。ルネ・コロ、ベンジャミン・ラクソン、ヘルマン・プライと名歌手が揃い過ぎている。廉価盤レーベルのナクソスがここらへんと比べちゃダメだ。)
主役を歌っているスンネゴードはなかなかよいよ。マリエッタ役のダレイマンって歌手も悪くないし。

セーゲルスタムの指揮はややゆったりめで、細部のピアノとかが聞き取れるし、ヨイです。指揮のクオリティは高い。録音ももちろんデジタルで新しいし。

とはいえ。
やっぱり初めてこの曲を聴くという前提で、セーゲルスタムかラインスドルフ、どっちか輸入盤を買うなら(ラインスドルフ盤の国内盤がもし入手可能なら絶対に買いである)、圧倒的にラインスドルフ盤をオススメする。

まあ、千円近くの差でセーゲルスタム盤を選ぶのもアリだろう。でも、たった約千円をケチったために絶頂期のコロやプライの歌うあの美しいアリアたちを聴かないなんて。そしてそれでこの曲を語るなんて。それは(嗚呼)もったいない話である。

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飯守さんのマイスタージンガー

そうそう、昨日書くの忘れてたよ。
こんなん、やるんだね。

演奏会案内

すみとりのHP見て気が付いた。
アマチュアの演奏会チラシってどうも私んとこ入らないんですが、みなさんどこで手に入れるのでしょう?やっぱりアマチュアの楽団のコンサートに足しげく通うしかないんですかねえ?

当日券、あったら行きたいです(HPによるとでるっぽい)。オケは違うけど、去年の飯守さんのトリスタンは良かったもんね。歌手もよさそーだし。

演奏会の感想は こちら

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2007年6月19日 (火曜日)

ディーリアス・アパラチア

P1000777ディーリアス:「アパラチア」(ビーチャム編)
アラン・ジェンキンス(バリトン)、アンブロジアン・シンガーズ、サー・ジョン・バルビローリ指揮/ハレ管弦楽団





ディーリアスはやっぱりレコードで聴くのが一番だな。このノスタルジックな雰囲気は、レコードに限るぜ。しかもバルビローリの指揮だと、雰囲気は倍増。

このblogをお読みの方で、ディーリアスのレコード盤を持ってらっしゃる方は多数いると思うのですが、私はなんたってみなさんと違うと思うのは。

ディーリアス他イギリス音楽を聴き始めたのが、わりと最近でとっくにCD時代だっただもんで、ディーリアスのレコードはすべて中古屋さんでわざわざ買いに行っているというところである。っつーか、レコードでの英国音楽の音を知らんで入ったので。

針を落として、しゅるしゅると音がする。中古だからたまにプチッとか音がするのもよい。まー飛んでは困るんだが。飛びます、飛びますって。

レコードで聴くと、弦楽器(チェロ)や木管楽器(クラリネット)がたまに驚くくらい生っぽい音を発するときがある。そんな瞬間に出くわすと、あたかも自分が1970年代のキングズウェイ・ホールにいるような錯覚。いや、ウチはそんなにいい機材を使っているわけではないのにね。レコードって、バルビローリが生きていた頃の音源だからなんとなく安心。

黒人奴隷の歌をもとに作られた「アパラチア」は、ナクソス盤の古いビーチャム盤もノスタルジック感満載であるけど。このバルビローリ盤もジンとくる演奏。レコードで聴くと、途中、オーボエかなんかのソロで曲が弾むように明るくなる部分が、生演奏の音っぽくてびっくりする。く~、いいねえ。

(バリトン)♪お~~はに~あいあむご~いんぐだうんりばーいんざも~にんぐ。(合唱)へいほうへいほう。

まるで日本の漁師の歌のようである。

↑頭のジャケット写真は輸入盤。全然センスを感じないねえ。中古レコード屋さんにはこんな感じのものが沢山(安価で)転がっている。また久しぶりに行ってみようかなあ。

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アクセス数5万。ありがとうございます。
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2007年6月17日 (日曜日)

オーマンディ:火刑台上のジャンヌダルク

P1000775オネゲル:劇的オラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」
Vera Zorina(Jeanne),Frances Yeend,Carolyn Long(Soprano),Martha Lipton(Contralto),David Lloyd(tenor),Kenneth Smith(Bass),John H.Brown(Boy Soprano),
テンプル大学合唱団、聖ピーター少年合唱団、ユージン・オーマンディ指揮/フィラデルフィア管弦楽団
(コロンビアLP2枚組・モノラル)

なんだか最近CDもだんだん聴くものがなくなりそうである。ワーグナーのオペラ全曲とかならまだあるんだけど・・・ということで、たまには買ったまま放置プレイのレコードなど。

レコードには結構いいの、まだあるんだよね私。

それにしても。
だいたい、レコードなんか今時聴いている人、いるんだろうか。

今日の昼間テレビを見ていたら、昭和の懐し事柄のバラエティ番組をやっていて、大沢あかねさんら若い女の子が出ていたため、レコードのA面B面があることや、曲を飛ばして聴くにはどうしたらいいのか?とかの話題になり。

そーいえば私も、会社の男の子(20代後半)に「レコードって表裏があるってマジすか?」と真顔で訊かれたときはおおいにひいたが。(そんな当たり前のことが、今やナゾなのだろうか)

なんだか、私ってハタからみると蓄音機聴いているおじいちゃんみたいな感じかもしんね。いまや骨董品を楽しむ域に達したのかも。

さてこのレコード。
いやー、ひところこの曲がとても好きだったもんで、見かけるとついほしくなってしまう。中古屋で2年前くらいに入手。このジャケットはかっこいいと思うであります。実際、これは音楽観賞用に買ったのではない。飾っていただけで、全然聴かなかった。こういった長い曲をレコードで、それもモノラルで聴くのってとても根性のいること。

しかも。

どうも安いなあと思ったら、このレコード、盤面自体の減りはあまりないのに、恐ろしく針が飛ぶのである。おかげで何回も針を進めにプレイヤーにぶっ飛ばなきゃならない。

(あのう、このblogをお読み頂いている学生さん&20代の方。おばはんおねいさんの言っている意味、わかりますか?わかんなかったらおとうさんかおかあさんに訊いてみてください。)

演奏は、なかなか素晴らしい。しごくまっとうな、というか。年代的な古臭さは全くない(録音年代は不明なのだが、そんなにひどく古くはなさそう)。さすがはオーマンディだなあと(あまりウチはオーマンディのレコード&CDはないので確証はないが)。ジャンヌ役の女優さんも(知らないけど)とても素敵。歌手も悪くないと思う。ちゃんと少年合唱団を使っているのもよい。

しかし、とにかくあちこち途切れまくるので、いつもこの曲から感じられる感銘はナシ。たいていこの曲を真剣に全曲聴くと涙がポロとか出る人なのに、こういうのも珍しい。2枚組でこんなじゃ・・・疲れました。このレコードはもう2度と聴くことはないでしょう。(泣)

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こんな話題でよければ。
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築地写真集

昨日、友人姉妹と3人で築地に寿司を食べに行きました。
うちから電車でそんなに遠くないので、一人でもランチ食べに行ったりするけどね。

Pa0_0130_1  ウニはスーパーで買うのと全然違いますね。時間を置くとでろでろにはみ出てきます。







Pa0_0129
馬刺しのあぶりってのを初めて食べましたが・・・。なんだか「馬!」って感じで不評。






一緒に行った友人姉妹が何故かストレスで胃を壊してたり風邪を引いていたりと、著しくロー・テンション(この私が一番ハイテンションなのは珍しい)なのがひどく残念であった。でも普通に食べていたが。

一人になって、店のあいていない築地の場外を散歩。すし屋さんとほんのちょっぴりの魚屋さんしか開いてない。

Pa0_0124
路地の中の小さい店が並んでいるのが結構好きです。




Pa0_0126

こんな看板もレトロで昭和っぽいです。






Pa0_0127

築何十年なんでしょうか。













Pa0_0125

なぜ「きりん」なのか不明。それに、見上げないと誰もこれには気づきません。












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2007年6月16日 (土曜日)

ヒナステラ・ピアノ協奏曲第1番

890ヒナステラ:協奏的変奏曲、ピアノ協奏曲第1番、ピアノ・ソナタ第1番
Wolfgang Groehs / Europa.so, Martha Noguera(piano)

過去記事:南米か!ラテン・アメリカ・クラシックス Vol.1

昨日は、人生初(!)、立ち飲み屋に挑戦しておりました。

いつも行くラーメン屋の途中にある串揚げ屋。去年だかできた店で新しいので、ここらへんのチープな(おっさん系)飲み屋の中で俄然入りやすそうな感じである。(小生、非常に場もちの悪い人間のため、一人では飲み屋に入れない。)

「晶太の串」って店だが。


設問1)「美女と野獣」という言葉から想像して絵を描きなさい。(10点)


みたいな感じの夫婦できりもりしている。二人ともとても愛想がいい。でも他に店員さんもう一人いたっぽい。

入ったときは5人くらいお客さんがいて、女の子同志とか若い男の子たちとかでした。カウンターの下のロッカーに荷物を置き、紙に書いて注文します。串揚げはダンナさんがやってて、おでんは奥さんがやってる感じ。お通しで小さいバケツに入った氷で冷やしてあるキャベツと塩とソースが出てくる。

この日のBGMは和田アキコの古めの曲(♪あのころは~とか、♪どしゃぶり~の雨の中で~とか)。これはなかなかいいねえ。大画面テレビでは「ローマの休日」を放映。はてこの取り合わせは。

串一本95円。肉だろうがエリンギだろうが一律なのが不思議。生ビールは420円だったかしらん。ということで女2人で合計3千円ちょいだった(かな?)。とてもリーズナブルな店。

しかし8時くらいで満員電車のような趣になり、大変小さな店でしかも客が全員酒を飲んでいるということもあり(飲み屋なので当たり前)、なんとなく酸素が足りない感じ。足も疲れるし一時間しかいられなかった。でも友人も私も大満足。帰りにペコちゃんキャンディを頂いた。

そのあと、いつも行くじらい屋へ。すっかりなじみの店員のおにいちゃんに「友達つれてきた~」と報告。奇跡的にすいていたのだが、私たちが食べ始めたらすでに店の外には6~7人ほどの行列ができてた。カウンターの中に一人で大変そうだ、いつもながら。がんばれよ。

・・・ということでかなりblogサボってたので、久しぶりに音楽を聴こう。

前にバティスの素敵なラテン音楽集のCDの中で気になっていた、ヒナステラという作曲家のピアノ協奏曲第1番。CDを先日見かけたので(しかもARTE NOVAのなので凄く安い)聴いてみた次第。

EL&Pがこの曲をもとにして楽曲を作った・・・ということだが、そっちを聴いてない(HP試聴したのみ)のでどんなのかなんともいえん。しかしこっちの原曲はとてもカッコイイ。ことに第4楽章が攻撃的でよい。

ピアノ・ソナタもなかなかよい。ラテンっぽいラヴェルっつーかプーランクっつーか。

しかし、一曲目の協奏的変奏曲は全体的にとても静かな感じ。ギターの開放弦みたいなハープの音で始まるがなかなか賑やかな感じにならず。たまに管楽器が活躍したりするが。まあ、よく言えば瞑想系かなあと。そう割り切って聴くと眠るときに聴くといいかも~なんて思う。このところ、わざわざ椅子を倒して聴くお昼寝コンサートというのもあるくらいだし。

・・・。

さてえ、今晩は築地にてお寿司である。ちょっとメタボリックな昼下がり。うう。

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2007年6月13日 (水曜日)

ミトロプーロス・エレクトラ

789368604623 R・シュトラウス:歌劇「エレクトラ」
ジーン・マディラ(クリテムネストラ)、インゲ・ボルク(エレクトラ)、リーザ・デラ・カーザ(クリソテミス)、マックス・ローレンツ(エギスト)、クルト・ベーメ(オレスト)、アロイス・ペルネルシュトルファー(オレストの養育者)その他
ディミトリ・ミトロプーロス指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団(1957年8月、ザルツブルグ)

シュトラウスのオペラも佳境に入ってきた。別に全部紹介しようという気はさらさらないんだけど。(結構なげやり)

ご存知エレクトラ、非常に激しいオペラである。血みどろっつーか。耳で聴くホラー映画。殺しのシーンの「ぎゃー」とか超こえー。こんな猟奇殺人事件ものオペラって、他にあるのかな? 「ルクレツィアの陵辱」とか? 「カルメル派修道女の対話」とか?
(因みに、プーランクの「カルメル派・・・」はレコードで持っているが、本当にコワイので改めて聴くことができない。音楽的には素晴らしいけれど、最後のギロチンシーンが震え泣くくらいコワくてダメだ。)

この「エレクトラ」、あの優美な「アラベラ」や「バラの騎士」を作った作曲家&脚本家が作ったとは思えない。このコンビとしては最初の作品らしいが、最初がこれか。
(ま、スピルバーグ監督&ジョン・ウィリアムズだってヴァラエティの富んだ映画を撮っているから、似たようなものか。)

このオペラ、残念なことに私は一回も実演を観たことがない。見てみたい、と常々思っているのだが。映像は、カール・ベーム指揮ゲッツ・フリードリッヒ演出のヴァルナイがコワイお母さん役で出ているのをヴィデオで持っている。モデルみたいに綺麗なカタリナ・リゲンツァが妹役で出てたっけ。

CDは対訳つきのザヴァリッシュ・EMI盤を以前はよく聴いていたのだが、実家においてきてしまった。アレも結構好きだったが。

本日ご紹介の、ザルツブルグ音楽祭実況録音であるミトプー盤は名演の誉れ高いものである。モノラルなので(曲の性格からいえばステレオであってほしい)多少我慢が必要だが、この時代としては普通の音質かと。

キャストはエレクトラやサロメ歌いとして有名なインゲ・ボルク、対照的なおとなしい妹役にアラベラやマルシャリンで有名なリーザ・デラ・カーザ。シュトラウス歌いとして激しい人と優美な人の代表歌手の共演。二人ともうまい。とくにボルクはいい。ほんと好きな声だわ。

ミトプーの指揮ぶりは最初から最後まで緊張感が途切れないで突っ走る。聴くほうはずっと鳥肌立ちっぱなし。いやー、これ実演で聴いてたらさぞや凄いことだっただろう。それにしても、R・シュトラウスのオペラはやっぱりウィーン・フィル(またはドレスデンという説もあり)であってほしいね。

余談だが(余談すぎる)、封入の解説書(私の持ってるのはオルフェオ盤)に載っているミトプーを囲む主役女性3人の写真が・・・コワイ。トランプのカードみたいな化粧のマディラ、いつもお綺麗なデラ・カーザ、そして本当は美人なのに役のせいでIKKOさんみたいな顔(どんだけー?)になってるボルク、となんだかバラバラな化粧が不思議でたまらない。

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2007年6月12日 (火曜日)

あじさい祭

  去年も写真撮った気がするんだけど・・・。
白山神社の「あじさい祭」に行ってきました。
夕方だったのであんまり綺麗に写らなくてごめんなさい。
私、あじさい大好きです。
あじさいって色々な種類があるんですよ。毎年本当に楽しませてもらっています。あじさい祭っていうほどおっきな神社じゃないんだけどねえ。

「開運トイレそうじ」はじめて一ヶ月。自分ののみならず、会社のまで3箇所毎日磨いているのに、イマイチ効果ナシなので、それもお願いしてお参り。頼むよ、もう。

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Pa0_0122 黒ネコが多い。顔が写らないぞ。












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あじさい、欲しくなったので、帰り道に近所の花屋さんで買いました。
お花はやっぱりいいねえ。
Pa0_0117_3











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オチがね~。
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2007年6月11日 (月曜日)

フィンジ・大地と空気と雨

034571161617フィンジ:歌曲集「大地と空気と雨」
スティーヴン・ヴァーコー(バリトン)
クリフォード・ベンソン(ピアノ)

雨が降ったり。また晴れたり。
いったい最近の気候ってなんなの? 週末の予定も立てられないよね。天気予報士役にたたねー。石原良純、四苦八苦。

そんな今日この頃、いかがお過ごしですか?  (←誰に向かって)
今日は、何故か会社で北海道のアスパラガス、大量にもらったりしまして。私は一人ものなので、遠慮して12本くらい頂きました。いや、アスパラガス、高いのですよ、スーパーで買うと。

Pa0_0115 それで、サーモンとオニオンスライスとともにサラダにしてみました。ドレッシングは普通のフレンチドレッシング(市販のじゃないぜ。手作り)にバジルペーストをちょっと混ぜてみました。

残りは肉巻きにして明日の弁当のオカズに。

・・・

そんな(どんな?)うっとうしい気候にぴったり、心に深く染み入るようなフィンジの歌曲を。しかも雨って題名についてるしぴったりよ。
本日紹介のCD、2枚組なもんでフィンジの歌曲集5つも収められている(ハイペリオンにはそういう「この作曲家の曲、まとめてもってけ!」みたいなイギリス歌曲集が多い)。しかも、対訳がついてねー。輸入盤だからシカタガナイ。

このCDはフィンジが(気に入ってるらしい)詩人トーマス・ハーディの詩による歌曲を集めたもんなのですが。
私は「トーマス・ハーディ全詩集」(中央大学出版部)のⅠを昔買ってもっているので(その後買ってないのでウチは一冊目しかない)、この中の曲で半分は訳を持っているのです、たまたま。

ということで、この歌曲集「大地と空気と雨」の中で訳詞があるもので、しかも自分も大好きなのが「リズビー・ブラウンに」という曲。



リズビー・ブラウンに


懐かしいリズビー・ブラウンよ
今君はどこに居るのか?
太陽のなか、雨のなか?
それとも君の面貌は
喜びも悲しみも通過してしまったのか?
懐かしいリズビー・ブラウンよ


愛らしいリズビー・ブラウンよ
どんなに君は微笑んだことか
どんなに君は歌ったことか!
ひと目ちらりと見るときも
何と君はいたずらっぽかったことか
愛らしいリズビー・ブラウンよ


そして、リズビー・ブラウンよ
ほかの誰が君の髪のように
鹿毛馬の赤さを持っていただろう
戸外で育ったというのに
誰が君のように色白だったろう?
愛らしいリズビー・ブラウンよ


君が、リズビー・ブラウンよ
ちょうどある少年に
こっそり恋されるように
なり始めたその時に
君は姿を消した
僕のリズビー・ブラウンよ!


そうだ、リズビー・ブラウンよ
君の生は とても早く歩み
僕の生は とても遅く歩んだので
僕が愛の心を君に まだ
見せることもできないうちに君はもう
人妻、リズビー・ブラウンよ


でも、リズビー・ブラウンよ
人の噂では 君は
男のなかでも一番上等な男と
結婚したというではないか・・・
それから君はどこに行ったのだ?
おお。リズビー・ブラウンよ


懐かしいリズビー・ブラウンよ
僕は考えるべきだったのに、
「女の子は早く大人になってしまう」と
そして君が居なくならないうちに
言いくるめて掴まえておくべきだったのに
懐かしいリズビー・ブラウンよ!


なのに、リズビー・ブラウンよ
僕は君を逃してしまった
恋のしるしひとつ見せなかった
僕の唇で触れもしなかった、
一度たりとも君の唇に。
失われた リズビー・ブラウンよ!


だから、リズビー・ブラウンよ
ある日人々が
僕のことを 世を去ったとして
語るときにも君はいうだろう
「だけど、その人どんな人?」
そうだとも、リズビー・ブラウンよ

(森松健介 訳)

こんなふうにヘタレ、というか大変ナサケナイ男の歌である。私の大好きなヴァーコーの美声でさりげなく、語るように歌われているからじーーーーんと心に深く染み入るものであるが、詩だけ読んでいるとどうだろうか。(ちょっとイラっとくるかも?)

この人はきっと卒業10年後とかに久しぶりに同窓会とか行っても「てゆーか、あの人誰?」とか、こそこそ女子に言われているような人なんだと思う。

(英国引っ込み思案&後悔ソングの有名なので「サリー・ガーデンズ」がある)

とはいえ、この2枚組CDはとても私は大事にしている。何年か前はお店に見当たらなくて、ハロルド・ムーアで個人輸入までして買ったものである。

icon ←こんなに安く買えるようになったが。 icon

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2007年6月10日 (日曜日)

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

P1000766 J・ウィリアムズ:「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(オリジナル・サウンドトラック)




映画館で映画を見なくなって久しい。

いや、実は映画は好きなんです。そもそも映画音楽好きだからね。一時期よく観には行っていました。ただし目黒シネマとかで、2本立てで安く、とか。

目黒シネマ、いいんだよね~。チョイスの仕方がセンスよいでございます。一時期、週末はしょっちゅう行ってたので、結構色々見てました。一回行くと次回から使える割引券もらえるので、また行っちゃう。

でも、2週間づつ入れ替わるから、一日間違えたりしたこともあった。タケちゃんの「座頭市」を観にいこうと思って、券売機にお金を払って、さあ入りましょうと思って愕然。「座頭市」は前日終わってた。

その日からやってたのは「キル・ビル」だったす。

いや~、泣くに泣けなかったす。

でもしょうがないから見たけどな。結局チャンバラものだからたいして変らんかなと。こんな間違いでもおきない限り絶対見ない映画だ、キル・ビル。(けっこう面白かったけど)

さて。

本日ご紹介のCDは、レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクス主演、スピルバーグ監督の「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」 。音楽はジョン・ウィリアムズ。

まあ、比較的最近の映画(私にしては)なので大体ご存知の方もおられると思いますが、一応内容を。

パンアメリカン航空のパイロットや医師、弁護士に偽装し(弁護士の資格は本当に取得した)、1960年代に世界各地で小切手偽造事件を起こし「天才詐欺師」と言われたフランク・W・アバグネイルJr.(レオナルド・ディカプリオ)と、彼を追うFBI捜査官(トム・ハンクス)の姿を、痛快かつ人間味豊かに描く。

トム・ハンクス演じるFBI捜査官カール・ハンラティは実在の人物ではなく、彼を追い、また更生の手を差し伸べた複数の人物をモデルとした創作である。

なお、アバグネイルは21歳で逮捕され刑に服した後、その才能を生かして金融コンサルタント会社を設立。世界中に多くの顧客を抱え大成功している。(ウィキペディアより)



この映画が誰かが面白いとか好きとか言っているのを私は聞いたことがない。「長くてつまんね~」とか「退屈」とかいう意見しか。

いやー、実は私はこの映画が大好きなんですよ。
なんたって、普通に映画館で観にいって、そのあと目黒シネマでもう一回観にいったくらいですから。

まー、内容もさることながら。この長い映画で大好きな部分、それは冒頭のアニメーション。や、ぶっちゃけアレだけなの。アレが大好きなの。アレのためにDVD買おうとしたくらい。高いので断念してCDだけ買いました。それくらい好きなのよ。アレがなかったら2回は見なかったと思う。(残念なことにアニメーション作った人の名前は忘れちゃった。フランス人だと思った。)

ジョン・ウィリアムズ作曲の、(珍しくクラシカルでない)ジャズっぽい印象的な音楽に乗せて、これから映画で展開されるアバグネイル少年の、世界をまたに駆けた大冒険がちょっとクラシックでグラフィカルなアニメーションで描かれるのである。もう、この音楽とアニメだけでこの映画はいいよう。

紹介のCDは、ジョン・ウィリアムズの曲のほかに、映画で使われたちょっと(かなり)懐かしめの曲が入っており。「イパネマの娘」とかフランク・シナトラの「Come Fly With Me」とか、ジュディ・ガーランドとかナット・キング・コールとか。それもなかなかヨイでございます。



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2007年6月 9日 (土曜日)

ブダペスト・ワーグナーの日

mixi情報で誠に申し訳ない。あまり詳しいことはわからないのだが、同志の方々にお伝えしたい。

「ブダペスト・ワーグナーの日」といふことで、6月10日の午前1時より、 ハンガリーのバルトーク・ラジオで「ラインの黄金」、23時より「ワルキューレ」が生放送されるというのです。(日本時間)

メイキング映像はこちらで。
http://www.fidelio.hu/hir_o.asp?id=12068

キャストなどは以下。

(2007. június 7., 9. 18:00 Művészetek Palotája - Bartók Béla Nemzeti Hangversenyterem (Budapest) - Wagner: A Rajna kincse (zenedráma négy képben, német nyelvű előadás); km.: James Johnson (Wotan), Olaf Bär (Donner), Fekete Attila (Froh), Christian Franz (Loge), Németh Judit (Fricka), Herczenik Anna (Freia), Hanna Schwarz (Erda), Hartmut Welker (Alberich), Herwig Pecoraro (Mime), Jyrki Korhonen (Fafner), Thomas Jesatko (Fasolt), Korondi Anna (Woglinde), Gémes Katalin (Wellgunde), Schöck Atala (Flosshilde), a Magyar Rádió Szimfonikus Zenekara; vez.: Fischer Ádám (műv. vez.)

2007. június 8., 10. 16:00 Művészetek Palotája - Bartók Béla Nemzeti Hangversenyterem (Budapest) - Wagner: A Walkür (zenedráma három felvonásban, német nyelvű előadás); km.: Christian Franz (Siegmund), Walter Fink (Hunding), Thomas Konieczny (Wotan), Michaela Schuster (Sieglinde), Linda Watson (Brünnhilde), Németh Judit (Fricka), Wittinger Gertrud (Helmwige), Somogyi Eszter (Gerhilde), Ardó Mária (Ortlinde), Fodor Gabriella (Waltraute), Várhelyi Éva (Siegrune), Bokor Jutta (Rossweise), Bakos Kornélia (Grimgerde), Kovács Annamária (Schwertleite), a Magyar Rádió Szimfonikus Zenekara; vez.: Fischer Ádám (műv. vez.)

うーん、本当にちゃんと聴けるのか(時間あってんのかしらー責任は取れない)心配なのですが、クリスティアン・フランツのジークムントやローゲ、こないだのすみとりのローエングリンでハインリヒ歌ってたコニェチュニがヴォータン、ハンナ・シュヴァルツやオラフ・ベア、リンダ・ワトソンの名前なんかも見えます。指揮はアダム・フィッシャーです。

よくわかりませんが、ご報告まで。聴けるとイイネ!!

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2007年6月 7日 (木曜日)

モニューシコ:ハルカ

P1000765スタニスラフ・モニューシコ:歌劇「ハルカ」 (ハイライト)
Halina Sloniowska,Barbara Nieman(soprano),Bogdan Paprocki,Kazamierz Pustelak(tenor),etc
Zdzislaw Gorzynski指揮/ワルシャワ歌劇場管弦楽団・合唱団

(POLSKIE NAGRANIA MUZA PNCD092)

勇気がなくてなかなか飛び込めなかったことでも、飛び込んでみると意外と素敵な結果になったりすることがある。

このところお気に入りのラーメン屋さん、じらい屋もそう。店が大変狭くカウンターにぎりぎり7人しか入れない、女一人では非常に入るのに勇気のいる店である。はじめは3~4回躊躇して入れなかったのである。

しかし一回食べてみると美味しくて、それから何回も行ったので、最近は店員さんの一人に顔を覚えられてしまい(でも店員さんは何人かいてローテーションしているはずなんだが)、なんだか親しくお話するようにまでなった。割れてお客に出せなくなった煮玉子を黙ってオマケしてくれたりしてな。マニアの中では有名な行列店なのに、何故か私の行く時間帯は空いているからなんだけど。こだわりの店っぽいのに意外とフレンドリーだったす。
全然自分と違う世界の人と、知り合いになるのって本当に素敵なこと。

なんだか何かに似ている・・・と思ったら。オペラを観にいって、休み時間にオケピの中の楽員の知り合いに「今日はどうだい?」なんて聞いたり親しくお話をしたりするのに似ている。何故かとても誇りに思ったり。

ま、そんなこんなでこの「ハルカ」ってオペラのCDも、何回も渋谷塔で手にとっては戻し、手にとっては戻し。3回くらいそれをくりかえして先日やっと買った。

このCDが気になった原因は、このハルカって素敵な名前と、いかにもポーランドからはるばるやってきた風なジャケット。歌手も指揮者も誰一人知らない。非常に惹かれた。でも全然知らない作曲家だったので「もし全然つまんないオペラだったらどうしよう」という心配があった。

でも。
心配は無用でした。いやーかなり素敵な感じです。この作曲家は時代的にヴェルディやワーグナーと重なるため、曲の雰囲気でいうとトラヴィアータみたいなとこも多々あるし、初期のワーグナーみたいな感じもある。結構聴けるぞ。

演奏も意外?といっては悪いんだけどみんな歌手はうまいのです。期待以上といっていいです。

スタニスワフ・モニューシュコ(1819 - 1872)はポーランド人指揮者・作曲家。ポーランド語の歌劇や声楽曲により知られる。大衆的な題材を用いて、愛国主義的な舞台作品を残し、同じような傾向のバレエ音楽も手がけた。このためにポーランド・オペラの父と称される。アダム・ミツキエヴィチらの詩による12冊の歌曲集も残した。ワルシャワのポヴァンツキ墓地に埋葬されている。ポーランドと歴史的・文化的にゆかりの深いリトアニアでも活動し、門人にセザール・キュイがいる。カロル・シマノフスキは、「国際的なショパンとローカルなモニューシュコ」という比較を行い、モニューシュコのもつ安易な地域色を克服することが20世紀ポーランド楽壇の課題であると喝破した。(ウィキペディアより)

<あらすじ>
貴族ヤヌーシュは女農奴のハルカを弄びながらもスキャンダルを恐れて偽りの誠実の誓いをする。しかし、かねてからハルカを愛している農奴のヨンテックは、ヤヌーシュが内膳頭の娘ソフィーに対しても同様の誓いをしたことをハルカに伝える。これを聞いたハルカは興奮してヤヌーシュの屋敷に駆けつけるが、ヤヌーシュとソフィーが客たちとともに姿を現すのを見てその場に卒倒する。そしてヨンテックに連れ帰られた彼女はヤヌーシュとソフィーの結婚式の当日、新婚のふたりが一同とともに会堂に入ったあと放火しようとするが、オルガンの響きを聞いてそれをやめ、高い岩の上から身を投げる。そして農夫たちの叫びに一同が出てきたとき、ヨンテックはヤヌーシュを捕えて岩の上に引きずっていったうえ、そこからつきおとす。



・・・というふうに筋書きはかなり激しい感じのオペラだが、音楽は表現主義的でもなくメロディも美しい。世間的にあまり知られてないオペラって・・・ってもしかして私の知識が足りなかっただけかもしれないけれど ・・・イマイチ構成が物足りないとか、音楽が一本調子だったりするが、そんなことはナイ。ハイライトだからもしかしていいとこどりなのかもしれないが。

全曲盤も、このblogを読んで下さっているさすらいのジーンさんが前に書いてくださったようにCPOからと、あともう一種類出ています。全曲聴いてみようかなあ、と思う今日この頃。本当はこの私の買ったポーランド製の全曲盤があったら欲しいとこなんだが・・・。

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2007年6月 6日 (水曜日)

私生活バトン

あー、あたしにもついに来ちゃったわよ。アレが。

yokochanさんからバトンなんて頂いちゃったんだから。私生活バトンだってー。

これだけ毎日乙女の私生活をあからさまにしているのに、これ以上私の生活を見たいなんて。

見たがりやさんだね!!



では始めるよ!!

1.家に帰ってまず何をする?

ペットの孔雀にエサをやります。

2.普段家での格好は?

ボンテージ。

3.部屋はどんな感じ?

部屋の中央にプールがあり、選りすぐりの美青年が3~4人寝そべっています。

4.その部屋はあなたの理想にかなってる?

まーまーね。

5.朝方人間?夜方人間?

夜と朝のあいだ。

6.好きな音楽は?

カストラートの美少年が好みね。

7.好きな本は?

チャタレイ夫人の恋人、ドリアングレイの肖像など。

8.好きな漫画は?

おらあロココだ

9.好きなゲームは?

女王様ゲーム


10.好きな服装は?

セーラー服と機関銃。

11.好きな食べ物は?

活きズワイガニの熱湯責め&カツオの火あぶり。

12.好きな飲み物は?

ブラディメアリィ(血塗られたマリー)

13.好きな動物は?

クリオネの食事風景。

14.好きな場所は?

オペラハウスという名の社交場。

15.好きな言葉は?

料理はエロスよ。

16.苦手なものは何?

なめくじとかたつむり。(エスカルゴ料理は大好き)

17.コレだけは人に負けないものは?

私の作るカレーは一番おいしいとよく言われます。(←まじ)

18.親友に一言

その疑り深いアンタの目が好き。

19.○○(バトンを回した人)に一言

すまぬ。苦情はyokochan様まで。

20.最後にバトンを回したい人を五人まで

クリスマスシネシネ団副団長のNiklaus Vogelさん。すいませんがお願いします。

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2007年6月 5日 (火曜日)

シマノフスキ「夜の歌」

シマノフスキ:交響曲第3番「夜の歌」
ウィエスワフ・オフマン(テノール)
クラコウ・ポーランド放送合唱団
イエジー・セムコフ指揮/ポーランド国立放送交響楽団


過去記事:スターバト・マーテル


久しぶりにシマノフスキ。ああ、この曲大好きなのよね。すごーく頭の中にイメージが広がる。漆黒な、東欧の夜の風景。なんて素敵なの。ヴィスワフ・オフマンのテノール独唱もとってもよいです。

この曲は声楽入りだけども、輸入盤なので対訳がない。それどころか英語の対訳もないのですが。

交響曲第3番「夜の歌」op.27 (1914-16年)
13世紀ペルシアの神秘主義者ジャラル・アッディン・ルーミーの「夜の歌」のテキストによっており、テノール独唱と混声合唱が加わる。オリエンタリズムとドビュッシーらの印象主義の音楽が融合昇華した作品である。
(ウィキペディアより)

おそらく、ツェムリンスキーの曲が好きだったりすると大抵ハマりそうな雰囲気です。(ね!)

で、まー。
なんとなくこのblogにはちょろ、ちょろと、ごくたまーにポーランドの作曲家の作品のことが書いてあったりしますね。(一番有名なショパンはないけれども。)

なんでかっていうと。私、ほんのちょっとポーランドには思い出があります。行ったことはないんですけどもね。

かなり前、画学生の頃。

版画(リトグラフ)を習っていた私。版画の勉強している人はみな、学生でもたいてい色々な美術展やコンクールに出品する。私も色々な美術展には出品しており。上野の東京都美術館の版画展の常連であった(ホントよ。審査員の中に習っている先生がいたからなんだけど。)。今は描いてないですが・・・。

まー、そんなにずば抜けてうまかったわけでもなかったので日本のコンクールでも落っこちてしまったりとか普通でした。そんな私が、ある年にちょっと茶目っ気を出して、世界的に有名なポーランドのクラコウ(クラクフ)の版画コンクールに出品したのでした。

版画だから、紙を丸めて紙筒に入れて国際郵便で送るだけ。まあ、「どうせこんな有名なところなんか入選したら大奇跡」と思ってたから、出品してからも忘れていた。

その後すぐ、(いつだっか正確な年は覚えてないんだけど)なんとポーランドに革命が起こった。おそらくポーランド民主化改革運動のことだと思う。ワレサとかヤルゼルスキとか関係?かも。(世界史全然わかんないから間違ってたらごめんなさい)

革命て。それって100年も前のことじゃね?現代にあることなんだー。

私は、その後すぐに学生じゃなくなり、事務仕事をしながら絵を描くというのんきな生活を続けていました。

で。

何年も経ったある日。ある郵便物が家に届きました。もう周りの封筒なんかはボロボロで原型を留めておらず(爆撃にでもあったのか、くらい)、日本で補修したビニールに包まれていました。日本の郵政省のお手紙が入っていました。文面は忘れちゃったけど、こんなんなっちゃったことのいきさつとお詫びが書いてあったと思った。

それは、ポーランドのクラコウからでした。版画コンクールの入賞者の分厚いカタログが送られてきたのでした(参加者全員に送られてくるもの)。私はそんなにすごい姿になってまで革命を乗り越えて日本にやってきた郵便物を見て、受け取った母とともに泣きました。

そのあと、また1年くらいして、いったいいつの時代の?と思うくらいぼろぼろのでかい紙筒がクラコウから送られてきました。中には私の作品が入っていました。もう戦乱とともにとっくに紛失したと思ってたし、版画だから(何枚か刷るし)なくなってもそんなに惜しくないかなと思ったので、戻ってきたときの感慨はひとしおでした。中には批評としてちっちゃく「good!」と書いてあり。勿論落選だったのですが、ポーランドの人が革命後の大変な中作業をしてくれたのか想像すると、無傷で帰国をした自分の作品を抱きしめて涙ぐんでしまいました。


・・・・。

ということなんで。(ま、ちょっと話はそれてしまったけれど)ポーランドという国にはちょっと親しみがあるのです・・・というお話でした!

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2007年6月 4日 (月曜日)

クリオネが・・・

昨日は、近くの商店街に「クリオネ」が展示されているというので見に行きました。

実は、これは「オホーツク祭り」と称して北海道の物産を売ったり、現地から雪をもってきて子供がその上をそりで滑ったりする恒例行事。

でまー、クリオネも実は去年みた。

一応ケイタイで撮ってみたが、うまくうつらなかった。

Pa0_0114










クリオネといえば、そのかわいらしい外見とはうらはらにお食事風景は残忍そのものであり。

YouTubeの映像

これを知ってしまうとちっともカワイイとも思えない。

で、今日、会社で上司(女)に「クリオネ、きのう商店街に来てたから見ました」と言った。

上司は(信じられないことだが)クリオネを知らなかった

「クリオネって、何?」

「え、知らないすか。海の天使っていうか、オホーツク海にいるんですよ。」

「その海の天使が商店街に何しにきたの?」

「え、買い物・・・。じゃなくて。ホントに知らないんですか? 3センチくらいの、羽の生えた貝殻のない貝の仲間ですよ。ネットで『クリオネ』って入れれば出てきますよ。」

それで。

上司は言った。「まあ、クリオネってこんなに大きいの~?全然天使じゃないじゃないの。」

出てきたのはこのサイト

誰じゃ!こんなHP作ったの!


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2007年6月 3日 (日曜日)

R・シュトラウス・アラベラ

R・シュトラウス:歌劇「アラベラ」
ユリア・ヴァラディ(アラベラ)、ヘレン・ドナート(ズデンカ)、ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(マンドリーカ)、アドルフ・ダラポッツァ(マッテオ)、ヴァルター・ベリー(ヴァルトナー)、ヘルガ・シュミット(アデライーデ)、
ヴォルフガング・ザヴァリッシュ指揮/バイエルン国立歌劇場管弦楽団・合唱団


あー、懐かしいわ、このオペラ。全曲聴くの本当に久しぶり。胸がきゅうんとするわ。

「アラベラ」の実演観たのは1988年(古!)。バイエルン国立歌劇場&ザヴァリッシュの引越し公演で。その時はアラベラ役がアンナ・トモワ=シントウとルチア・ポップ、マンドリーカがトーマス・アレンとベルント・ヴァイクルのそれぞれダブル・キャストであった。

私はヤマをかけて、ポップとヴァイクルの日をゲット。いやー、当時は券を取るときはどっちの配役かわからなかったのだ。ま、普通はポップのほうに行きたいと思うが。(知り合いがシントウの回を取ってしまって、「イマイチだった」という話である。)

この公演は、NHKで放送されたのでご覧になった方もおられるであろう。

ポップはこの年に私は初めて見ることができ、その後もう一回来日してモーツァルトだかに出演したのだと思う。それは見なかったのだけれど。その後、肺癌でお亡くなりに。享年54歳。なんでもあの清澄な声とはうらはらにヘヴィー・スモーカーだったという話をどこかで読んだ。(似合わねー)

私が彼女を観にいった「アラベラ」(と「マイスタージンガー」)の時にはすでにかなりどっぷりと太られていた。(ヴァイクルが最後にポップを抱き上げてぶん回すシーンがあり、大変気の毒であった。)・・・あとで、もう彼女は病気に侵されていて、肥満は薬の副作用ではないか、ということもどこかで聞いた。
しかし、声はまだまだチャーミングで、あの歌唱を超えるアラベラは多分もう実演ではムリであろう。第2幕の二重唱とかどうしても忘れられない瞬間が色々あって(まあ、あとで録画放送を観たということもあるが)、思い返すと本当に胸がキュンとなる。

ということで、このCDはこの公演の前勉強のために購入したもの。輸入盤だが当時は対訳がちゃんとついていた。

<あらすじ>
退役軍人のヴァルトナー伯爵一家はウィーンの高級ホテルで贅沢な暮らしをしているが、実は恩給を使い果たし家計は火の車である。夫妻には2人の娘がおり、アラベラは美人だが気位が高く、数多くの求婚者がいるがなかなか結婚しない。

妹のズデンカは、娘2人を社交界に出すにはお金がかかりすぎるということで子供の時から男の子として育てられている。ズデンカの親友であるマッテオはアラベラに深い愛情を持っているが相手にされていない。実はマッテオを深く愛しているズデンカは冷淡な姉の名を語ってラブレターをマッテオに送ったりしている。

美しいアラベラが金持ちと結婚することが最後の望みであるヴァルトナーは昔の親友で大金持ちのマンドリーカにアラベラの写真を送りつけておいた。それを見て老マンドリーカの遺産を受け継いだ甥のマンドリーカが求婚に訪れる。

舞踏会。アラベラとマンドリーカは一目で恋に落ちる。マンドリーカは求婚し、アラベラは結婚を心に決める。マンドリーカは、彼の住む村では女性が婚約者に泉から水を汲んで差し出す、というしきたりがあるということを語って聞かせる。

その夜、アラベラは1時間だけ時間をもらって、踊りに行く。3人の求婚者と踊って別れを告げる。ズデンカはショックを受けるマッテオにこっそりと部屋の鍵を渡し、ここでアラベラが待っているから、と囁く。これを偶然マンドリーカが聞いてしまう。

陶酔してホテルに戻ってきたアラベラと、いましがた暗闇の部屋で愛を交わしたばかりのマッテオが鉢合わせする。マッテオはこんなに早く身支度をしてロビーにいるアラベラが信じられない。そこへヴァルトナー夫妻、マンドリーカが舞踏会場から戻ってくる。マンドリーカは次第に自分の聞いた「真相」を暴露しはじめる。ヴァルトナーとマンドリーカは決闘だと騒ぎ出す。

そこへ、女性の寝巻き姿のズデンカが現れる。マッテオを部屋で待っていたのは実は姉のふりをしたズデンカであった。全て誤解が解け、マンドリーカはズデンカとマッテオの結婚を許すようにヴァルトナーに要請する。

あとに残されたアラベラとマンドリーカ。アラベラは従者に水を一杯汲んでくるよう頼み、立ち去る。マンドリーカは不安に陥るが、部屋にコップの水を持ったアラベラが現れた。マンドリーカはその水を飲み、「このコップからもう誰も水は飲まない」と床に叩きつける。二人は抱き合うが、彼女は彼に「おやすみ」を言い、急いで部屋へ駆け上がって行ってしまう。

・・・ってな感じでずいぶん長くなってしまったが、こんな筋書きまるでありえねえ、昔の少女漫画のような、いや、私はなんとなく手塚治虫のマンガっぽく感じるんだけど、どうだろう。
どっちかっつーと、聴衆は圧倒的に冷淡なアラベラよりもズデンカに深く同情してしまうに違いない。大体、女性が演じるチャーミングなズボン役はいつの世でも人気者である。(実演ではジュリー・カウフマンが演じ、普段でもショートカットでボーイッシュな彼女はまだ若く大変チャーミングであった。)

このCDでのヘレン・ドナートも大変チャーミングな歌声でカワイイなあ、こんな素敵な女性に愛されてマッテオってなんて幸せ者なの、と思う。

もちろん実際にご夫婦のF=Dとヴァラディは息もぴったり。(二人のキューピットはザヴァリッシュだったって聞いた)
ところで、1988年の来日公演の前にサントリー・ウイスキーのCMでこの「アラベラ」を二人で演じ、第2幕のあの美しい2重唱を歌ってたのが頭に残っているんだけど・・・誰か覚えてますか?

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2007年6月 2日 (土曜日)

ミトロプーロス・ワルキューレ

480 ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
マリアーネ・シェヒ(ジークリンデ)、ラモン・ヴィナイ(ジークムント)、クルト・ベーメ(フンディング)、マーガレット・ハーショウ(ブリュンヒルデ)、オットー・エーデルマン(ヴォータン)、ブランシュ・シーボム(フリッカ)その他
ディミトリ・ミトロプーロス指揮/メトロポリタン歌劇場管弦楽団






いやー、イヤというほどのワルキューレ攻撃。どんだけワルキューレ聴いたら気が済むのかってくらい。

実際のところ、買おうと思ってたのはクナ盤だった。ニルソンがジークリンデ、ヴァルナイがブリュンヒルデのね。しかし、ちょっと高かった。で、となりにあったのがミトプー盤。1449円て。もうなんだかもってけドロボー状態で。買いましょう買いましょう。ヴィナイがジークムントだしね。

・・・それにしても。最近休日ヒマだわ。いや、これは自発的に人を部屋に呼ぶしかないわ。せっかくお部屋も片付けたことだし。久しぶりに腕をふるって誕生パーティーでもしようかな。

それにしても。
どんだけ~、ローゲが常駐してるんだ、ウチのマンション。誰も恐れて火を飛び越えることができない。ここ男子禁制ではないはずなんだけど。(洗濯干し場が共同なため、ニョニンしか住めないんだけど)

NHK受信料を自動引き落としにしてから、突然の訪問客に怯えることもなくなったが、あまりに人、来なさすぎ。女友達でさえも、ま、呼ばなきゃ来ないが。

しかし。
ある日突然「水を、水を!」(Ein Quell! Ein Quell! )と殿方が来るかもしんね。ジークムントみたいに疲れ果てて。

・・・。
そーいえば、去年だか一昨年だか。夕方、夕飯を作っていた私の部屋に「水を一杯ください」と突然若い殿方がきたっけ。

彼は、作業着を着ていた(ガラス越しに見て)。
「水質調査の者ですが。このへんで、水が臭いという苦情がありまして、回って調査しています。コップに水を一杯汲んでいただけませんか?」と。

私は一人暮らし歴短いのでちょっとナーバスになっていた。「あ、いえ・・・いいです。別に臭くないし。いらないです。」と断った。少ししつこかったけど、コワイし玄関も開けなかったので顔も見なかった。その人はあきらめて帰った。

それから何事もなく、その日の夜11時半くらいにお風呂に入っていた。そうしたら、隣の女の子の部屋がピンポーンと鳴った。

「すいませんが、水質調査の者ですが・・・」

えええ~~~??いや、この時間はナイでしょ。この人オカシイって。隣の女の子、しつこく「水を!水を!ウォーター!」と迫る男を必死で追い返して、あわてて大家さんに報告。大家さんは私の部屋にもきて、「警察の人がくるので何か聞かれたら答えてちょうだい。」と。

その後、夜12時過ぎに警察官がやってきた。取調べかよ!ホント、あの日は怖かったナア。あれから犯人捕まったんだか。

さて、ミトプー。先日、 「神々の黄昏」第3幕なんて珍しいものをご紹介いたしたが、「ワルキューレ」もかなり突っ込みどころ満載な演奏。いや、冒頭からやたらめったら早いって。(ワルキューレ聴いたことないけど)グッドールの演奏とか対極かも。全体的に「そ、そんな急がなくても」と思う。

ジークムント役のラモン・ヴィナイ。重ーい声のジークムント。ジェームズ・キング様に次ぐ、好きなジークムントである。このCDの歌唱は、あのテスタメント・カイルベルト盤よりも元気がよい。ジークムントというよりは、なんとなくオテロとか、サムソンとかそんな感じ。重量挙げの選手みたいに筋肉隆々っぽい感じの歌唱。とっても強そうだ。敵をバッタバッタとなぎ倒しそう。

ジークリンデのシェヒもブリュンヒルデ役のハーショウもどちらも声楽的に優れていて、ワグネリアン・ソプラノというよりは女性的な感じだが、この2人の声はやや似ているので同じように聴こえるのが惜しい。

ヴォータン役のエーデルマン。名歌手だがヴォータン的な神々しさにはやや欠ける。ブリュンヒルデを「ぶりゅんぬひるで」と発音しているのも、なんだか気になる。三波春夫っぽい。

メトでのライブということで、観客はなんともメリケン人。歌手が登場するたびに拍手~は時代を感じるなあ。しかし、2度目にブリュンヒルデが出てきたとこでもいちいち拍手ってのはどうかと。それと、曲が終わるの待てないで拍手するのもどうかと。

ライブらしく、演奏のミスとかもあって面白い。ブリュンヒルデが歌いだしを間違えたり、3幕でブリュンヒルデのジークリンデおめでた宣言のあとのオケは何故かひっちゃかめっちゃかになる。こんなにヒドイのも珍しい。ヴォータンも最後の名シーンでちょっと声がひっかかっちゃったり。

最後にボーナス・トラックと称し(このボーナスが本当のボーナスくらい有難かった経験はあまりない)、ヴォータンをヘルマン・ウーデに代えた公演の第2幕のはじめのほうを収録している。しかし、ワルキューレ中とっても退屈なフリッカとヴォータンの場面をえんえんとまた聴くのはどうかと。他の部分はなかったのかしらん。

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お買い物♪お買い物第5回

こんなblogをやっているのに(クラシックblog界のアイドルなのに・・・ぷぷ)、赤貧とはいえあんまりCD買わないのもどうか。たまには、金に糸目をつけず、お買い物をしようではないか。それが独身一人暮らし勤め人の唯一の楽しみ。ショボーン。

というわけで、タワレコへ。

渋谷塔はリニューアル・オープンなのでポイント2倍!ということで一万円くらいということで、お買い物。
以下のものを購入。

・ミトロプーロス/メトのワルキューレ全曲。1490円。
ざっときいたところ、物凄く早い。ヴィナイのジークムントが滅法調子エエ。相変わらずメリケンな観客。カットあり。

・前から気になっていたモニューシコ作曲のオペラ「ハルカ」。ポーランドの国民オペラ。ハイライトで1775円。これは珍しい。

・ア・トレジャリー・オブ・イングリッシュ・ソングス。ハイペリオンの英国歌曲シリーズからのいいとこ取り。フィンジの「リズビー・ブラウンへ」など胸キュンどころが勢ぞろい・・・だが結構もってる音源が多い。1775円

・エインズリーの歌うクィルターの歌曲集(ハイペリオン)。これもざっと聞いたところかなり胸キュン度高し。クィルター大好き。歌も最高うまい。2510円。

・ロドリック・ウィリアムズの歌うガーニー他の歌曲集(SOMM)。初録音の歌が多く、びっくりするほどいい歌が眠ってたことが判明。歌唱はレベル的にはヴァーコーなどよりは劣るかも。2720円

吟味して、吟味して買った結果、今回も粒ぞろい。

ところで、私はクラヲタの女が大嫌いだ(←え)。CDショップやコンサート会場で男たちのクラヲタに混じって声高にオノレの知識をしかも大声でひけらかす女。今日も渋谷塔の吹奏楽コーナーにそういうのがいて、大層フユカイだったす(実は例のコルンゴルト版「こうもり」の時もそういう女がいて演奏中に大騒ぎして本当に恥ずかしかった)。私はそういうことはしない(っていうかいつもヒトリなので騒げないの。しょぼーん。)。

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