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2007年5月26日 (土曜日)

第10回東京シティ・フィル定期演奏会

T0526_1 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
第10回ティアラこうとう定期演奏会
團伊玖磨/管弦楽のための「飛天繚乱」
ドヴォルザーク/チェロ協奏曲ロ短調
リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェヘラザード」
飯守泰次郎指揮/東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
新倉瞳(チェロ)



行ったことない、コンサートホール行脚の旅シリーズ(←そんなもんない)。

ティアラこうとう(江東区の公会堂)。まだ新しいから、とっても綺麗なホール。・・・と思ったら、6月1日より改装工事に入るらしい。いったいどこを直すのやら。住民税無駄使いってことないよね?住民税が6月から大幅に上がりますよ、国民の皆様。源泉徴収税と雇用保険料が下がったぶん、ということですが、何か目くらましでないこと???

えっと、これ音楽blogだから。

なんてったって、飯守さんはワタシのアイドル。曲目が「?」でも一応行っちゃう。それになんだかお値段が破格に安いれすし。(S席3500円、A席2800円)
ということで、奮発してS席買っちゃう。一階席前から6番目。しかし、ちょっと前過ぎた?かも。音がなんだかまとまらない。後ろだったらもうちょっと良かったのか・・・知るよしもなく。

いつもながら、飯守さんはかっこいい。巨匠って感じがする。いかにもゲージュツ家っぽいヘアスタイルと容貌が素晴らしい。指揮する姿はまるで操り人形のようだ、

一曲目。団伊玖磨先生の「飛天繚乱」。団先生は華族の出身だそうだ。だからなんだ。1991年の作品らしい。中国のシルクロードとかをイメージ。平山郁夫か。

出だし、ちょっとシマノフスキっぽくて「これはちょっとイケるかも?もしかして日本人作品デビュー?」と期待したが、だんだん日本人作品っぽくポンポコポンポコと打楽器が多用されると、「ああ、やっぱりキタか~」と意気消沈。フルートの難しそうなソロあたりから、私の周りは激しく睡魔に襲われてた・・・あの、土曜の昼下がりのコンサートは眠いですか?

2曲目。ドヴォコン。女のあたしからすると、ソリストがカワイイとかはどうでもいい気がするが、今日のソリストの新倉瞳さんは現役女子大生だとゆー。綺麗な色の緑のドレスで登場。アップにした髪に首の後ろの大きなリボンが映えるわ。いやー、超カワイイなあ。おじさん、演奏の出来なんかどーでもいいからもうテキトーに弾いて帰っていいから。なんて思っちゃイカン、私は演奏重視なのよ。

←デビューCD

それにしても、チェリストの女性奏者というのはなんともイイ感じですね。大きなドレスを着て座ってチェロを弾いていると、なんだかヨーロッパの宗教画みたいね。聖母マリア様のような。三角構図ですね。

ドヴォコン。ああ、これエルガーだったらなあ、と思いつつ鑑賞。でも、ドヴォコンも名曲だからよいですわ。胸がきゅうん。
飯守さんと新倉さんはまるで会社の重役とOLみたい。ソロの部分に入るときに飯守さんがちらっと新倉さんを見ると、新倉さんは「承知しました」とばかりパソコンをパシャパシャ・・・じゃなくてチェロをバリバリ弾く。難しそうな部分を弾いたあとのホッとした顔がまたよい。

あんまり、ドヴォコンは昔からハードに聴きこんでないので演奏どうのっていうのは言えないのだが(ウチは一枚しかCDはなし)、今日の演奏を聴いた限りではいい曲だなあと思いました。大変な拍手喝さいとブラヴォーでございました。

3曲目。シェヘラザード。・・・鬼門。私の鬼門。ロシア華やか系管弦楽曲が私のレパートリーにはないということをお気づきか。シェヘラザード、展覧会の絵、禿山の一夜、ピーターと狼?など。フィラ管が得意そうなのは皆無。チェコ音楽とともに、ロシア音楽は鬼門。

なんでかっていうと、曲を聴きながら考えた。

ウチの両親は(何度も書いているが)クラシックには無縁のヒトだ。普通、クラシックを聴く家では、子供に絵本を与えるようにここらへんの曲のLPを与えていたのでは?私はそんなものなかった。

(ウチは何もそういう素養がない家だったから、突然マーラーとか勝手に聴いてた。)

シェヘラザード、もしかして全部聴くの学校の音楽の時間以来かもしれん。もしくは、NHK-FMで小学生のときに聴いてたかもしれないが。

そーそー、ミキティが滑ってたな、シェヘラザードで。こんなもんなのよ私のシェヘラザード歴って。生演奏だから、迫力は素晴らしいけれどね。

でも。
ああ、こんな通俗名曲じゃなくて、飯守さんのワーグナーを聴きたいよう・・・。マイスタージンガー前奏曲とかでいいからさあ。
今度はホルストの「惑星」(冥王星オマケつき)を振るみたいですが・・・せめて・・・せめて「英雄の生涯」とか、ドイツもんをやってもらいたい。

それで、アンコールはなし。アレレ?

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コメント

こんばんは。
合唱団の練習から帰ってきました。今日はノルウェーの指揮者先生のレッスンでした。ノルウェー民謡まで歌ってくださって、やっぱり北欧の方は雰囲気いいですね。

ウチの両親も音楽には無縁の人でしたよ。
楽器もなかったし、レコードプレーヤー壊れていたし。
私が高校から合唱を始めて、父親に第九に無理やり誘ったらそれから男声合唱団に入って老後を楽しんでいるようです。
いつどんなきっかけで興味もつかわからないですね。

飯守さんは東京シティフィルとの仕事が多いみたいですね。(ぶらあぼによると)

私も昨日コンサートに行ってきて尋常でない衝撃を受けており、今でも感動が続いております。

ちょっと自分の話が多くなりました。ではでは。

投稿: ピースうさぎ | 2007年5月26日 (土曜日) 23時23分

こんにちは。飯守さん、行かれたんですね。
私も大好きな日本人指揮者の一人です。(ちなみにあと、若杉・尾高です)
よく演奏会で遭遇しますが、小柄な人ですよね。休憩時間に飲物を買う列で私の真ん前に並んでまして、ジンジャエールを頼んでました。
シティ・フィルでは、ドイツ物をやりつくしてしまい今年のプロはイマイチですよ。期待は何といっても「ワルキューレ」ですね。

ちなみに、私んちも音楽愛好家は私だけ。でもお決まりの有名曲から手順を踏んで聴きつづけ、今に至ってますぞ(笑)
最近、オジサン泣かせのビジュアル奏者がソリストに登場することが多いですね。でもイケメン君はあまり排出されませんが。

投稿: yokochan | 2007年5月27日 (日曜日) 09時02分

>>ピースうさぎさん
こんにちは。ノルウェーの指揮者さんですか。ノルウェーの発声法とか何か他の国と違う感じがするんですが・・・?
ちなみにうちの父は大工ですが、どうやっても第九にははまりそうにありません。歌うのは大好きですが、もっぱらサブちゃんとかです。

飯守さんは東京シティ・フィルと関西フィルの常任指揮者なのです。関東と関西でお忙しいですね。

衝撃のコンサートですか・・・私は昨年の飯守さんの「トリスタン」(演奏会形式)以来そういうのがナイですね・・・。


>>yokochanさん
こんにちは。飯守さんは元気でした!
好きな指揮者・・・私も日本人だと若杉さんと尾高さんと・・・あと大友さんと大野さんとか・・・かな。指揮者目当てで聴きに行くのは日本人だと飯守さんくらいです。ジンジャエール飲んでたんですか。なんか・・・カワイイなあ(←巨匠に失礼!)。

手順、一通り(ラジオで)踏んだつもりが・・・全然ハマらなかったんですよね、この手のロシア物が。ハルサイもダメだったし。昨日も「シェヘラザード」ってそもそもどんな話だっけ?なんてパンフレット熟読したくらいです。

イケメンっていうと・・・大萩康司くんってギタリストがド真ん中ストレートで私のタイプす。たははっ。演奏聴いたことないけど(恥)。

投稿: naoping | 2007年5月27日 (日曜日) 11時13分

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