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2007年5月12日 (土曜日)

ニールセン・仮面舞踏会

4988005231277ニールセン:歌劇「仮面舞踏会」
オーゲ・ハウグランド(イェロニムス)、スサネ・レースマーク(マグデローネ)、ゲルト=ヘニング・イエンセン(レアンダー)、ボー・スコウフス(ヘンリク)、ミカエル・クリステンセン(アーヴ)、クルト・ラウン(レオナード)、ヘンリエッテ・ボンネ=ハンセン(レオノーラ)、マリアネ・レルホルム(ペアニレ)
ウルフ・シルマー指揮/デンマーク放送交響楽団・合唱団



今日は、美容院行ってきたの。

(blog始める前、よく女性のブロガーが「今日は美容院に行ってきました。ちょっとイメチェンしちゃった!」なんて書いているのを見て、「赤の他人のアンタのイメチェンなんてなんで知らなきゃならんのだ!!」と憤っていたが・・・結局書いてしまう自分。)

で、美容師の男の子が「今日はどこかに出かけるんですか?」と、大抵いつも聞かれる質問を発した。『これから?おなかすいたからラーメン食べてお家に帰るだけよ』とか言ったら話が終わってしまうので、「あ、今日はとくにないけど、明日は浦和レッズの試合に行くのでそれの支度をするのよ」と。これに食いつかない青年はいない。「うわあ、いいなあ!どこで、どことですか?好きな選手は?」と来るぜ。なんだかちょっと自慢げだ、私。

しかし。楽しみにしていた試合、ちょっとブルーなのだ(チームは赤なのに)。

私の好きなギド・ブッフバルト監督が辞めて、新しい監督になった。スーツ姿もかっこいい優しそうなギド監督から、なんだか怖そうな顔のオジェックって監督になった。しかも、主力選手のワシントンと、近頃は小野選手とも確執があるっていうじゃないか。小野が明日試合に出なかったどうするんだ・・・お金返してって感じ。

・・・。

さてえ、今日は浦和レッズに因んでニールセン。浦和レッズに10年ほど前に半年ほど在籍してた選手にブライアン・スティーン・ニールセンって選手がいたよね!(・・・ていうのはたまたまウィキペディアに載ってたから書けるんだけど。そんなサッカー詳しくないです私)

ニールセンのこのオペラ、本国デンマークではよく上演されるようだが、日本ではヴェルディのオペラとと同じ名前になるので影に隠れがち(かな?)。歌詞がデンマーク語で発音しにくいため、デンマーク人じゃないと上演はムリかと。ドイツ語版とかあったら別だが。

<あらすじ>
舞台は1723年春のコペンハーゲン。(この年に限定なのはナゾ。)
前の晩、仮面舞踏会に行ったレアンダーと召使のヘンリク。レアンダーは昨晩出会った娘と恋に落ちてしまった。だが、レアンダーは父親イェロムニスがレオナードの娘を婚約者に決めてしまったので、全然会った事もない人と婚約なんて・・・と悩んでいる。

今夜も二人は仮面舞踏会に行く予定。レアンダーの母親マグデローネも「私も行きたいわ~」とノリノリだが、イェロムニスが部屋に入ってきて「仮面舞踏会なんて、父さんは許さんぞ!」と言い渡す。

その時レオナードが家にやってくる。レオナードが困り果てた表情で「実はウチの娘が仮面舞踏会で出会った若者と恋に落ちてしまって・・・」と話す。2人の父親は同じ悩みを抱えたことを知り、互いに慰めあう。

(ここらへんまで読めば、大抵の人は「はは~ん」と思うだろう。予想通りの展開が待っている)

仮面舞踏会の夜。見張り番のアーヴをまんまと買収し、舞踏会に乗り込んだレアンダーとヘンリク。そこへマグデローネも家を抜け出して参加。カンカンに怒ったイェロムニスはアーブとともに入り口でマスクを購入して舞踏会に侵入。

レアンダーは意中の娘と愛を語り合い、ヘンリクも娘の召使とイイ感じに。一方マグデローネも何故か来ていたレオナードといい仲になってイチャイチャ。イェロムニスは酔っ払って踊り子の女の子にちょっかいを出してたりもうタイヘン。そこで主催者が「今夜はこれでみんな仮面を取りましょう」と宣言。

そしたら、まあなんということでしょう。レアンダーと恋仲の娘は、婚約者として決められてたレオナードの娘レオノーラだったのです。全てが丸く収まり、幕。



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ま、たわいもない話なんだけども、対訳を追って聴いているとちっちゃいギャグもちりばめられてて、結構楽しい。(逆に言えば、対訳ないとちょっと辛いかも)

曲のほうは、わりと演奏会で取り上げられる序曲や、バレエの音楽(雄鶏のダンス)は聴いててわくわくする。全体的に刺激的なところは何一つないけれど、安心して聴いていられる音楽である。

キャストはご覧の通りデンマークを代表する名前が並んでいる(と思う)。女ったらしの召使はスコウフスがぴったりな感じ。舞台で演じたらきっと本人も観客も楽しいだろう。ワーグナーの舞台で活躍のハウグランド(ヘウグラン)も酔っ払いの演技が上手で笑える。

また、以前このblogで取り上げた、ディーリアスの歌曲のデンマーク語版を歌っていたボンデ(ボンネ)=ハンセンがとってもチャーミングな歌声を聴かせている。

現在、国内盤は廃盤ですが輸入盤では売られているようです。ニールセンの交響曲のファンは結構多いと思うので、ご興味のある方はオペラも聴かれてはいかが。対訳ついてないけど。



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