グレゴルの抒情交響曲は意外と。
ツェムリンスキー:抒情交響曲
カラン・アームストロング(ソプラノ)、イヴァン・クスニェル(バリトン)
ボフミル・グレゴル指揮/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
過去記事:抒情交響曲
いやー、まあ。ここでは人気作曲家の一人、またもやツェムリンスキーだよん。こんなにみんなツェムリンスキーが好きなんて、このblogをするまで知らなかったのよ。
マーラーよりもウィーンっぽい。シェーンベルクよりもわかりやすい。聴くとウィーンに行きたくなる。・・・ウィーンのケーキが食べたくなる(←え)。
ウィーンで行ったケーキ屋(または食べたケーキ)。
カフェ・モーツァルト。カフェ・デメル。オーバーラー。カフェ・ムーゼウム。アイーダ。(有名なザッハーは行ってない。)
嗚呼。甘いもんが食べたい。
(テレビで「いきなり!黄金伝説。」で女お笑い芸人ハリセンボンちゃんたちが「行列ができるデザートベスト30」を食べつくしているのを見て、今日はどうも甘いものモード→トンカツ食べながら。
いや、そんな並ばなくても、私はシュークリームでいいんだわ。あのー、そうそう思い出したんですが、先日クソ面白くもない会社の飲み会の帰りに秋葉原駅構内で酔っ払った勢いで購入したモンプティシュってとこのシュークリームは最高ウマかったです。見かけたら買ってみて。ホントうまかったのよ。でも実は酔っ払ってたから何でもよかった。ホント誰でも良かったのよ、私は・・・許して。)
・・・でまあ。ジョジョーといえばシャイーだとかコンロンだったりするわけなんですが、今日はスプラフォンから出ていて国内盤のグレゴルを。私、コレは対訳が欲しいということのみで購入したってゆー、いわくつきの(何のいわくもない)一枚。
グレゴルって知らないんですが。有名な指揮者なんでしょうか。チェコの人。(1927年生まれ)
ドヴォルザークの交響曲全集や(名盤らしい)、パヴェル・ヴラニツキーといふ、ナゾの作曲家の交響曲を録音して居るやうだ。シヴイとこついてる、うむ。
私、2回目にウィーンに行った時のこと。何かを目指して歩きに歩いて、大きな通りに出たとき。道路標識に普通に「→プラハ」と書いてあった。当時、全く土地勘ナシ。でもウィーンてやっぱりチェコに近いんだと思った。ごめん、地図読めなくて。女だから。
そうかあ。どおりで、ヴァーツラフ・ノイマンはよくマーラーをするわけだ。変に納得。
というわけで、しばらくホッポリ投げていたこのグレゴル盤、聴いてみると意外となかなか宜しい。PCM録音(懐かしい響きだね)で音も宜しい。故ゲッツ・フリードリッヒの夫人、カラン・アームストロングはエロかっこいい歌唱。そーいえば舞台姿もよかったねええカラン。オペラ以外ではあまり歌は聴いたことはないが、この曲は似合っていると思う。やっぱり知らないバリトン歌手クスニェルは、ターフェルみたいに立派すぎないトコがよいかも。
因みにこのCD、私が購入したときは2000円もしたが、現在は たった1050円で買えます。しかも歌詞対訳つきで。まあ、なんということでしょう。対訳もってない人は買いましょ。
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コメント
ツェムリンスキーの名前はマーラーやシェーンベルクに関する本を読んでいたら必ず出てくるから、自然とどんな作曲家か興味沸きますね。しかも音楽もとてもいいから多くのファンがいると思いますよ^o^ 僕もその一人だけど^^
グレゴル指揮のこのCDもずっと気になってたけど、今度聴いてみようかな?ってかこんなにいろんなCDが出ているのに、未だに(?)マゼール/ベルリン・フィル盤ばかり聴いているんじゃちょっと・・・シノーポリやシャイーのCDも聴いているけど、いまいちしっくりと来なくて・・・
ヴラニツキーはモーツァルトと同じ年に生まれたボヘミア出身の作曲家で、10曲のオペラ、51曲の交響曲、少なくとも56曲の弦楽四重奏曲を残しています。
投稿: Shamshyraq | 2007年5月24日 (木曜日) 22時29分
こんばんは。
グレゴルってヤナーチェックもいくつか録音してたのでは?
ジョジョーは、エッシェンバッハのCD、
去年引っ越し直前に買って、時間なくよく聴いてませんが良い印象でした。
ところでhypbrid SACDの意味ですが普通の
CDプレーヤーでかかるSACDという意味です。(hypbridでない)SACD自体は
データの形式が違いSACDプレーヤーが必要、
普通のCDプレーヤーで聴けないのです。
投稿: シロクマ雄 | 2007年5月24日 (木曜日) 23時34分
こんばんは。
私は最近鈴カステラとかりんとうが好きでよく食べてます。
抒情交響曲はギーレンのものを持ってますが、輸入盤で歌詞がさっぱりわからないので困っていました。
グレゴルのは歌詞対訳が入っているのですか。タゴールの詩って言うのも全然知らなかった。。。これは買っておかないといけませんね。
投稿: ピースうさぎ | 2007年5月25日 (金曜日) 00時04分
>>Shamshraqさん
まいどどおも。
ツェムリンスキーはもっと演奏会でやってくれないかなあ?と思っている作曲家の一人です。確か抒情交響曲はうろ覚えですが日本のオケで聴いた覚えがあり。
グレゴル、意外とよいのですが(女声がイメージと合ってるし)、シノーポリとシャイーは今いちですかぁ。私はどれもイイかなと思います。マゼール盤は何故か持ってません。
ヴラニツキーといふ作曲家はこの項を書くまで全く知らず、です。いろんな人がいるものですね。時代的にはちょっと私は合わないっぽいですが、ちらっと聴いてみたい気はします。
>>シロクマ雄さん
こんばんは!コメントありがとうございます。
ああ~、SACD Hybridって普通のCDプレイヤーでかかるんですか!知らなかったでした。
通常のCDプレーヤーおよび、SACD対応プレーヤーの両方で再生可能です。SACD対応プレーヤーでは、SACDの高音質が楽しめます。(タワレコより)
・・・だそうです。ありがとうございます。ってことは私でも聴けますな、多分。
>>ピースうさぎさん
鈴カステラって最近とんと見かけませんが(探せばあるんでしょうが)、懐かしいですね。卵ボーロとか。
ギーレン盤とは、なんだかエキセントリックな演奏かしら~って気がしますが。なんにしろ対訳はあったほうがいいと思います。「大地の歌」の二番煎じだと思ってたら大違い。アレとは違ってもっと濃厚な男女の愛の世界なのです。さすがインド。
投稿: naoping | 2007年5月25日 (金曜日) 19時57分
こんにちはです。やや、さすがのnaopingさんにも、意外な盲点がありましたね。ヤナーチェクのオペラ。ってね、これ聴く人なら絶対グレゴル知ってるから。w
今でこそ、チャールズ・マッケラスみたいな外国人のスペシャリストが出て来て、ウィーン・フィルみたいなとこ振って「国際基準のヤナーチェク」みたいなのを録音してますけど、昔はこのグレゴルさんとか、フランティシェク・イーレクさんとか、もっと古いとこだとクロンブホルツさんなんて人たちが、地酒の味わいみたいなしっぶい演奏をしていたのね。私もLPで「利口な女狐」全曲を持ってたんよ。スープラふぉん盤。この方、他のヤナーチェク・オペラも主なところはひととおり録音してたと思う。大手EMIに録音した「イェヌーファ」全曲はCD化もされたんだけど、今は入手困難みたい。
ドヴォルザークの交響詩集もひととおり聴いたよ。クーベリックのG盤と比べたら全然別の世界ね。とにかく素朴な響きで、聴き方によっては「単にヘタくそ」なんてなっちゃうかもしれないけど、まあ、土着の味を楽しもうって感じですかね。そういえばこれ、宇野コーホー先生が推薦してたな。w
ブログ一周年の日には、きっとまた見に来ます。たくさんお祝いのコメントが入ってるかも。クラヲタのアイドル(?)naopingさん、頑張れ。^^)
投稿: さすらいのジーン | 2007年5月26日 (土曜日) 12時12分
>>さすらいのジーンさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
うーん、ヤナーチェクのオペラはなんだか「賢い女狐」?のLDは持ってたのですが・・・無縁だったようです。チェコものだとマルティヌーなんかも(買ったものがたまたま)ダメでした。ドヴォルザークも実はあんまり聴きませんね、そういえば。
アイドルなんて・・・そんな、はは。(結構嬉しいのですが、本人をよく知っている読者だったら「んなアホな!」と、のけぞると思います)
投稿: naoping | 2007年5月26日 (土曜日) 21時27分