ざわざわ下北沢
昨日は、下北沢お散歩。
なんだか昭和の名残を感じさせる、不思議な街。
私は高校が、世田谷区だったので、昔はよく行ったが。 演劇の街、下北沢。小劇場が多い。
昔は友人に連れられて演劇を観にいった。(大川興行など)
この辺一帯は飲み屋、古本屋などが連なる。昭和の匂いのする、なかなかよい風情。
-- スズナリ界隈では、「古本ビビビ」という店があり、なかなかビビビときた。品揃えがマニアックである。古本屋にも相性がよい店と悪い店があるが、ここは相性がよい。
この店は大田黒元雄先生の古い著書が二つもあったが、さほど新しい情報もなさそうな感じだったので、買わず。絶版となってるらしい三浦淳史先生の「演奏家ショートショート」を600円で購入。これは色々と勉強になりそう。それにしても「ショートショート」っつー言葉も昭和っぽいなあ。
-- ジャズ喫茶「マサコ」。
知る人ぞ知る、っつーか全然知らなかった。友人よ、なぜそんな所を見つけ出してくるのかい。マニアックだ。
店内は(私の画学生時代の入りびたり場所)中野の名曲喫茶「クラシック」のジャズ版という感じ。ま、中野のクラシックよりは多少明るい。中野のクラシックも3年前くらいに行ったらなんだか変ってたな、ビミョーに。
ここ、今度一人で行こう。(マンガが沢山あったので。)
-- マサコ店内の壁のポスター、コンサートチラシ。昔のNHKホールとか、日比谷公会堂などでやったジャズのライブのポスターとか天井に貼ってある。さすが古いのでS席でも3500円くらい。ジャズは全然わからないが、スピーカーはよいものを使っていて、メーカーはわからなかったが、ウチの冷蔵庫くらい大きなものだった。ここでワーグナーとか聴いたら気持ちよさそう、とつい思ってしまう。いかんなあ。
-- 夕飯で食べた、ベトナム料理リトル・サイゴン。
ちゃんと美味しかった。普段、家でもフォーとか空芯菜の炒めとか作るが、お店に行くとどうも違うもんね。違いは、香菜(シャンツァイ)が入っているからだと思う。実はニガテなので自分で作って食べるときは入れない。
「333」というベトナム・ビールが333円。これって安いのか高いのか。「333」をメニューにはベトナム語での読み方書いてないのにちゃんと「バーバーバーください」と言えてしまう私はツウ? しかし、初めてきた人は「さんさんさんください」とか言うんだろうか。
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パリ・下北沢猫物語 著者:フジ子 ヘミング |
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ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭関係者の方々、お疲れ様です。(行かなくてすいません)
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コメント
こんちは。下北沢、拙者も懐かしいです。
もう四半世紀も前(古い)、渋谷の学生でしたからよく飲みにいきました。
もうないとは思いますが、「ペーパームーン」というお洒落な店によく行きました。死後となったAORの流れる店でしたよ。
記憶のかなたですが、naopingさんの記事を拝見してその良さげな雰囲気に、訪問したくなりました。
年齢を重ねたオッサンとして行くと、また新たな発見があるのでしょうね。
投稿: yokochan | 2007年5月 6日 (日曜日) 14時45分
>>yokochanさん
こんにちは。下北沢って本当にいいところですよね。私の友人は(群馬在住)何故か昭和の匂いのするマニアックなとこばかり行きたがるので、こんな記事になってしまいました。
高校の頃、友人に連れられて「イマリ」って美味しいシチューの店に行ったのですが、まだ潰れてないのがすごーく嬉しかったです。今度一人ででも行ってみたい。本当に美味しいんですよ!
投稿: naoping | 2007年5月 6日 (日曜日) 18時03分