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2007年4月23日 (月曜日)

コルンゴルト・まごころ

コルンゴルト:映画音楽「まごころ」(Devotion)
ウィリアム・T・ストロンバーグ指揮/モスクワ交響楽団



・・・。

昨日はね、美術館に行ってた。
初めて行く、そこは都内でないとある美術館。(以下苦情なので一応名前は伏せる・・・わかってもコメントせぬよう。)

駅からバスで10分くらい。おなかが空いたので、美術館内のレストランで食べることに・・・つーか他に近所に食堂は見当たらない。
大抵、美術館内のレストランはうまいよ。東京都美術館しかり、東京都現代美術館しかり。・・・だって、美術愛好家はグルマンでもあるもの。当然でしょ。

昨日のレストランは、なかなか室内は明るく、ウェイトレスさんもみんな明るく愛想がよく、若くてかわいくて、てきぱきと働いていた。まあ、そんなヘンなものは出さないだろう。「今日のランチ」を注文。

が。

油断してた。グルメとして名高い(?)私、見る目なかった。

以下、出てきたもの。

シーフードのクリーム煮(冷凍食品の極小のエビとイカを2~3個ホワイトソースの缶詰で煮た物)のクレープ包み(硬い甘くないホットケーキが丸まっているだけ)と、鶏肉の唐揚げチリソース掛け(チリソースというよりただの辛いだけのタレに何故か黒豆が入っているのと、鶏は冷めてて硬い)と袋から出しただけのポテトチップと、野菜サラダ、スープはコンソメスープに春巻きが一本浮かんでる(昨日の余り?その組み合わせは何?)というもの。ご飯は雑穀米ではあったがやや冷めてて硬い。

もー、ノックアウトだった。どうしたらいい?(←泣)
何年か前の入院食を思い出した。いやそれ以下。とにかく何を意図しているのかがわからない。
が、メインなものは仕方なく食べた。サラダまで食べる元気なく、のこした。これで800円ちょい。いや、駅でタコ焼きでもついばんでいたほうがよっぽど至福であったに違いない。

その美術館の展示物は戦後の日本の復興を振り返るというもので(って書くとどこの美術館だかわかっちゃうじゃないの!!)、終戦時の浮浪児の写真とか、闇市の写真とかみんな苦労して食物を手に入れてたこととかの展示もあったので、それを見てからだったらあんなマズイごはんでも有難く全部頂いたかもしれんが。

ま、展示はなかなか楽しかった。とくに力道山とルー・テーズの闘いはなかなか見ごたえがあった。噛み付きブラッシーも見たかったが。

- - -

さーて、今日のお出し物。
もうすぐガレリア座のコルンゴルト版「こうもり」の上演が近くて「コルンゴルト」でのアクセスも多いってことで、本日はコルンゴルト・ネタで。(一応、観にいく予定だけれども。なんたって訳詞家さんとのご縁もあったし。それにどんな編曲なんだか聴きたいしね。)

映画「まごころ」。なんだよそのまごころって。

カーティス・バーンハート監督。イギリスの有名な女流文学一家ブロンテ姉妹の生涯を描いたドラマだが、伝記的事実は無視され、彼女達の生活は本人達は見たら仰天するほど華美に描かれている。・・・が脚本の弱さゆえ映画は3年もお蔵入りとなった。(いつもお世話様です早崎さんの著書より。すいませんいつもいつも。・・・ってまさか読んでらしてないよね。

で、どう「まごころ」なの?

本日紹介のCDは、珍曲の宝庫マルコ・ポーロから発売の映画音楽のシリーズである。 「デジタルでは世界初録音ざあます」と高らかにうたっている。なるほど、録音は新しい。

聴いてみますと、まあ、コルンゴルトの世界オンパレードですが、ことに「死の都」を思い出す所が多々あります。「死の都」好きにはたまんねー。
冒頭、「死の都」第3幕の荒々しいメロディー(教会の行列で、少年合唱が出てくるところの直前)が出てきて、そしてまた華々しいコルンゴルト・サウンドが繰り広げられる。6曲目に"The Girl"ってうっとりするようなワルツが入ってたり、途中で有名なウィンナ・ワルツ「南国のばら」が入ってたり、やっぱりウィーンの人だねえ。

演奏はなかなか盛り上げ方も上手だし、退屈せず聴き応えがあります。コルンゴルドの甘甘メロディの波に身を浸したい方にはぴったりね。

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コメント

>>珍曲の宝庫マルコ・ポーロから・・・

確かによくこんなにいろいろとって思います、僕もいくつか持ってますけど。コルンゴルトはまだ交響曲しか持ってないです、もう10年くらい気になってる作曲家ですけどね・・・

>>シーフードのクリーム煮(冷凍食品の極小のエビとイカを2~3個ホワイトソースの缶詰で煮た物)のクレープ包み(硬い甘くないホットケーキが丸まっているだけ)と、鶏肉の唐揚げチリソース掛け(チリソースというよりただの辛いだけのタレに何故か黒豆が入っているのと、鶏は冷めてて硬い)etcetcetc・・・

本当にどうしましょうね(笑)、メニューもだけど、やたら冷たいって方が気になりますね(^_^;)


投稿: Shamshyraq | 2007年4月23日 (月曜日) 21時49分

>>Shamshyraqさん
まいどどうもです。マルコ・ポーロて珍しい曲多いのですが、少々お高いのが難ですね。

>コルンゴルトはまだ交響曲しか持ってないです
ここにいらっさったのも何かの縁。コルンゴルトの他の曲にもハマってみてください。 10年気にしてたら、そろそろアタックしてみましょう。映画音楽、オペラ、いいですよ~。(←何者)

食事の件。まあ、ここまで書いてみて気が付いたのですが、ワタシ、普段美味しいもの食べすぎですね。ここ何年か外食で外したことなかったので余計ショックでしたわ。しかも冷めてるし(泣)。

投稿: naoping | 2007年4月23日 (月曜日) 23時12分

呼ばれて飛び出て(古いです)訳詞家です。再々にわたり当公演をご紹介くださり、どうもありがとうございます。いよいよ10日後に本番が迫り、出演者一同、最後の総仕上げに励んでいるもようです。
ネタバレは避けますが、今回の「こうもり」には、コルンゴルトによる編曲の他、ガレリア座独自の細工もほんの一部ですが加わっています。当団毎度のイタズラとはいえ、その部分の共犯者?としては、他ならぬnaopingさんが楽しんでくださるかそれとも憤慨なさるか、賭けのような気分でそわそわしているところです。
今回、私自身は地球の裏側にいるにもかかわらず恐縮しきりですが、ご無理がなければぜひとも当日お運びいただき、後日、naopingさん流のキタンのないご感想を読ませていただけるのを楽しみにしております。

投稿: mayumi-m | 2007年4月24日 (火曜日) 16時25分

>>三浦さん
おおおひさしぶりです。遠くボストンよりコメントありがとうございます!(嬉しいです)
コルンゴルト編曲の「こうもり」、実はあまり想像がつきません。ミュージカル風なのかしら~とか、コルンゴルト風に原曲よりもっと甘甘なのかしら~とか。以前、実演でコルンゴルト編曲によるJ・シュトラウスのワルツ集みたいなのは聴いたことあるので、あんな感じかなあ?とか。まあ、聴いてみるのが一番ですよね。一応、なんとか行ける予定ではあります。(ちょっと遠いのですが・・・)

投稿: naoping | 2007年4月24日 (火曜日) 20時14分

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