ブルムダール:交響曲第3番「切子面」
カール=ビリエル・ブルムダール:交響曲第3番「切子面」
シクステン・エールリング指揮/ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団
ありゃ~、何この作曲家。
昨日は「フルトヴェングラー」&「ワーグナー」といふいかにも一般大衆受けしそうなチョイスだったので、180度変わって今日はいかにも理解に苦しみそうな選曲。
しかし、クラシックでも色々なジャンル・国がなくてはウチのblogは成り立たない。
ワーグナーやドイツ音楽は牛乳、肉。(からだをつくる)
イギリス音楽は野菜。(からだのちょうしをととのえる)
映画音楽はパンやじゃがいも。(ねつやちからのもとになる)
というように、すべての食物がなければ、人間の体は成り立たないのある。好き嫌いなくなんでも食べなければ。そして給食は、牛乳、おかず、パン、牛乳、おかず、パン・・・というように順々に「三角食べ」をしてどの品目もまんべんなくお口の中で混ぜ合わせてたべなければいけません。
でまー、今日はこの中に入ってない北欧音楽なわけですが。(あれ~?)北欧音楽はデザートかなあ?
ブルムダールについては過去記事、
Xデーは近い。さあみんなで宇宙船アニアラに乗って地球を脱出するのだ。
にいってみてくださあい。(ろくな記事ではありませんが)
この宇宙オペラ「アニアラ」で知られる(知られてない)スウェーデンの作曲家、ブルムダールの代表作(らしい)「切子面」という交響曲。20分くらいの単一楽章である。初演からすぐに大評判になった・・・らしい。よく知らんが。(スウェーデンのストックホルムでは結構評判いいのよ、この手品。byマギー司郎・・・って感じか)
このCDはタワレコのバーゲンで490円で買いました。ここで逃したら多分普通では出会わない。まさに一期一会である。普通、このへんの作曲家は手に入れたければノルディックサウンド広島に頼るしかないのである。
1950年の作。セリー技法に基づく作品だという。(クラシック聴き始めてかなり長いが、このセリーってのがいまだにさっぱりわからん。)
まあ、無調音楽だが、全然メロディがないわけでもないので比較的聴きやすい曲なんじゃないかと思う。
静かな感じで始まるが、真ん中からあとのヘンから妙にノリノリになってちょっとハルサイっぽくなる。トランペットのちょっとジャズっぽいファンファーレもかっこよいし耳に残る。しかし、最後はまた静かになって消えていく。シェーンベルクを土台にショスタコ・・・プロコ・・・ストラヴィンスキーっぽいロシア風味な感じである。
残念ながら、あまり音源が手に入らない作曲家だけれども。そんな未知の世界に飛び込むのもまた、楽しからずや、であります。
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ビール、じゃがいも、肉の三角食べ実行中。(即太る)
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コメント
ブルムダール、いまだに聴いていませんが、
北欧の作曲家は知名度がないものの、中欧の作曲家にはないものがあるので、私もよく聴いたり歌ったりします。(合唱ですが)
スウェーデンのサンドストレムやノルウェーのニューステッドはウチの合唱団がよく歌う作曲家です。(なんかマイナーですね)
投稿: ピースうさぎ | 2007年3月23日 (金曜日) 08時22分
>>ピースうさぎさん
こんばんは!
英国音楽にしろ、北欧音楽にしろ、何故かあまり有名ではないけれど合唱関係では有名な作曲家って多いですね。私は合唱やってないので(現在演奏も何にもやってないです)、あまり詳しくはないのですが、サンドストレムやニューステッドは名前は聞いたことあるかなあ・・・という程度です。ほんとに色んな作曲家がいるものです。よく歌われるんですか。(興味ふつふつ。)
投稿: naoping | 2007年3月23日 (金曜日) 20時24分