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2007年2月 1日 (木曜日)

英国音楽ごった煮的CD(アイアランド、ラッブラ、クイルター)

P1000716 The British Music Collection
アイアランド:海熱、放浪者、サン・マリーの鐘(ブリン・ターフェル)
聖なる少年(ボーイ・ソプラノ版)、喜劇的序曲(グライムソープ・コリアリー・バンド)、

ラッブラ:詩篇6、詩篇23、詩篇150(カスリーン・フェリアー)
クィルター:Slumber Song, Where Go the Boats(ジュリアン・ロイド・ウェバーのチェロ)、今や真紅の花びらは眠り(ベンジャミン・ラクソン)、もう泣くのはおやめ(エリー・アメリング)、サリー・ガーデン、他イギリス民謡集、今や真紅の花びらは眠り、その他歌曲(カスリーン・フェリアー)...etc.


今日はねー、仕事で某社会保険事務所に出かけたんですけど、道の途中に鶏肉専門の肉屋さんがあるのです。そこの店先で鶏の手羽先の骨と皮ばかりで肉がほとんどついてない部分が1キロくらいずつビニールの袋に入ってて、 「無料、持って行ってください」と書いてあった。

普通、スルーでしょ。

で、私もスルーした。でも10歩くらい歩いて(考えて)戻ってしまった。(爆)

タダならいいよね。別に。しかも新鮮でおいしそうだし。

一袋だけ貰った。でも大量だったので上司(女)に半分あげた。喜んでた。家に帰ってポ・ト・フ♪、とは名ばかりの野菜のごった煮を作った。貰った鶏さんもたくさん入れてみた。やっぱりすごく美味しかったです。まだあるからカレーとか中華スープとかにしても美味しそうね。

でも。ちょっと心配なことが頭をよぎる。

鶏インフルエンザは大丈夫?こんなどこの馬の骨とも知れぬ鶏の骨・・・。
まあ加熱すれば平気でしょ。(そもそも人間もかかるの?)

それに私って・・・。

既に、危険だった時期のイギリスに旅行してて確実に牛肉食べてて、日本では「献血できない人」のリストの中に入っているのよ。そんな私にとって、鶏インフルなどさほどの問題でない。

更新が滞っていたら鶏インフルだと思ってください・・・。

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というわけで(何が?)、今日は英国音楽のごった煮CD。

何年か前、The British Music Collectionという英国音楽の編集もののシリーズが英デッカから大量に出ていた。何故か池袋塔で大量発見されたため、見かけるたびにごそっと持ってレジに。もう大人買いである。色々な作曲家のものがあったが、もうどれでもオッケー。英国音楽といえばEMIがほとんど(あとはハイペリだのシャンドスだの)だと思ってたので、それ以外の音源がまとめて手に入るなんて有難い企画なの、と思ってた。

しかし。

一人の作曲家を一枚にまとめるならばまだしも。歌曲だけとか管弦楽だけ、とかならまだしも。(他のCDはどれもなんとかまとまっていた)

本日ご紹介のCDは3人の作曲家、そしてジャンルも多種多様。後半はクィルターの歌曲でまとめられているようだが、何しろアルバムとして節操がない。「この作曲家はあんまり録音がないんだけど、聴くと結構いいから寄せ集めてまとめちゃった」みたいな感じかも。

最近気になるアイツ、アイアランドの曲はブリン・ターフェル君の「放浪者」ってCDからの抜粋。立派じゃのう、ブリン君。
アイアランドの曲の中で一番有名だとゆー「聖なる少年」はボーイ・ソプラノ二人とオケ伴奏編曲版。おお、文字通り聖なる少年達の声は清らかよ。
映画で有名なグライムソープ・コリアリーバンドの演奏は聴くと映画のラストシーンを思い出す演奏。行ったよなー、ロイヤルアルバートホール。

宗教っぽくてイマイチなじめない(CDは何枚かもってる)ラッブラはフェリアーが歌っているので聴く。でもやっぱりちょっとお経みたい・・・うう。

クィルターは午後のお昼寝っぽいけだるーい雰囲気が素敵なチェロの曲2曲。続いて英国歌曲中イチオシの名曲「今や真紅の花びらは眠り」はラクソンとフェリアーの聴き比べができるし、クィルターの歌曲&民謡編曲集をフェリアーの歌で6曲も聴けるし、アメリングもクィルター歌ってたのか~という発見もアリ、なかなか楽しいCDではある。

が、聴き終わってみると、で、何が言いたかったの?
一つ一つの録音は優れているのだけれど、なんだかハンパ感は否めない。これをきっかけにこの作曲家聴いてみてね!というにはほかにCD少ないし。なんだかなあ。



なんか、熱っぽいなあ・・・。(???)

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お見舞いに一発。
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コメント

こんばんは。
鶏の手羽先の骨と皮。大好物です。いいダシがとれます。
「日本では「献血できない人」のリストの中に入っている」
おー、ブラックリストですね!? 私もSARS流行中に台湾にいて帰国したときにホテルに軟禁されたことがありますので、鶏なんとかは大丈夫かと…。
それにしてもタダとは素晴らしい。いいところに取引先があってなによりです。

投稿: 吉田 | 2007年2月 1日 (木曜日) 23時13分

>>吉田さん
速攻コメントありがとうございます。(お互い料理ネタは好きですなあ)
鶏、美味しかったんだけど何でタダなの?そして持っていったとたんに誰か追いかけてこないかとヒヤヒヤしてしまいました。いい年をして鶏肉万引きとか・・・。
そう言えばSARSなんてコワイのもありましたなあ。私は将来もーしかして狂牛病になるかも?・・・などと思ったら逆に何にも気にせず鶏も牛も食べています。
次からは社会保険事務所に行くのは同じような時間を狙って行こうかなあと思っております。

投稿: naoping | 2007年2月 1日 (木曜日) 23時43分

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