« ちょっと昔のプロムスを聴いてみよう。 | トップページ | ブリッジって作曲家はブリテンの先生ってことで知られているけど。 »

2007年2月21日 (水曜日)

関西フィルinすみとりに行ってきた。

Pa0_0050_1 シベリウス:交響曲第5番変ホ長調
藤岡幸夫指揮/関西フィルハーモニー管弦楽団
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調
飯守泰次郎指揮/関西フィルハーモニー管弦楽団
(すみだトリフォニーホール)

今日は、すみとりまでいってきた。すみとり、錦糸町て。
うちからはすごく遠い。サントリーに行く時間の3倍くらい時間がかかる。
が、会社から行くのは意外と近いことを発見。30分くらいで錦糸町まで行ける。なんてありがたい。だったら普通の日でもすみとりまで行けるよね。

でもって。今日は不思議なプログラム。

関西フィルの正指揮者の藤岡さんがシベ5を振る。

(休憩)

関西フィルの常任指揮者の飯守さんがタコ5を振る。

普通のコンサートだったらメインになりそうな交響曲を2つ。しかも巨匠と若手イケメン指揮者のセット。一晩に2人の指揮者が見れるなんて、あら奥さん、なんだか関西風にごっつお買い得やね。正月の福袋みたいやし。(意味なく関西弁)

まー、ウィークデイでしかも錦糸町ってことで、客の入りはぼちぼちな感じであった。

コンサートの前に、関西フィルの事務局の?司会の人と飯守さんと藤岡さんのプレトーク。いかにも「巨匠指揮者」の風格の飯守さんはヘアスタイルから言って筑紫哲也さんみたいだし、藤岡さんは音楽家というよりはスポーツ選手っぽいので、元Jリーガーのスポーツ解説者みたい。なのでなんだかニュース23みたいな感じ。(って思ったのはきっと私だけ?)

そんなこんなで(話の内容についてはあまり覚えてないが、みんなで褒めあい讃え合いみたいな)プレトークが終わり、藤岡さんがシベ5を振る。イケメン指揮者にしてはとんと聴きに行くチャンスに恵まれなかったのでよく知らなかったのだが(CDは持ってる)、彼は日本におけるシベリウスの権威・渡邉暁雄さんに師事していたそうだ。晩年渡邉さんちでお留守番や、車の運転手などなさってたらしい。だからシベリウスとともにある生活を送っていたのかも。

しかーし。

関西フィルって関西のオケの中ではいったいどうなの?とかシベ5はさほど聞き込んでないので少々構えていたり、別に指揮者なんていい男である必要はないはずなのに不必要に自分のタイプだったりして(ポッ(#^.^#))、色々な所が気になって曲に入り込めない。

つーか、なんだかふわふわしたシベリウスの曲に導かれて、ついウトウト。ほわーんほわーん。あら、ダメね私ったら。これじゃコンサート・レヴューなんか書けないじゃない。ごめんなさい、藤岡ファンの方。

休憩。何か知人に出っくわしそうな気がしてコソコソしながら(北欧の)パンを食べる。なんか懐かしい味で美味。

そして、飯守さんのショスタコーヴィチ。以前行ったワーグナーの印象が強く、他の作曲家はどうかなあ?などと。想像がつかなかったのだがショスタコーヴィチも凄かった。

ああ、やっぱり他の人とは違うな、飯守さんは。何かカリスマ性っていうか。日本人指揮者には少ないのだが、飯守さんにはそれが見える。

音楽性とかは違うのかもしれないけど、バルビローリと同じものを私は感じるよ。何だかね、彼の編み出す音楽は一音たりとも聴き逃してはいけないような。

そして、登場しただけで彼に任せておけば絶対間違いないと思うし、自然に絶大な信頼をもって聴いている自分がいる。

そして、きっと楽員の人たちもきっと同じように感じながら演奏しているように見える(私は)。気合が入っているように感じる。

そんなに一生懸命聴いた覚えのないショスタコーヴィチの5番がぐいぐいと私の心に入り込んでいく。活発な1・2・4楽章はもちろん、第3楽章もウトウトともせずに聴き入っていた。

飯守さんの指揮ぶりっていうのは、前回聴きに行った「トリスタン」のときには他に色々な注目すべき要素が多すぎてあまり気がつかなかったが、キビキビとして実に見ていてもナルホドと思う。全ての音が意味深く感じるというか、やー、もう指揮姿を見ていてもすごく感銘を覚えるのである。うまく言えないけど。

Pa0_0053 曲が終わって、拍手は凄かった。ブラボーの声もたくさんあった。行って良かったと思った、心から。もっと飯守さんの演奏を聴いてみたい。飯守さんがドイツじゃなくて日本で活躍なさっていることがとても嬉しい。ワーグナーはまあ、必ず行くとして(2008年2月予定の二期会「ワルキューレ」は楽しみ)、他の作曲家の曲も聴いてみてみようかなあ。

最後に。本当に藤岡幸夫さんはハンサムでした。

(そのあと、もう一つの目的の「アジアやおしょう」に行きましたが、続きはまた)

------

気が向いたらよろしく。
人気blogランキングへ

|

« ちょっと昔のプロムスを聴いてみよう。 | トップページ | ブリッジって作曲家はブリテンの先生ってことで知られているけど。 »

コメント

おはようございます。
飯守さんのコンサート、3月9日に名古屋でもやるんです。
セントラル愛知交響楽団、曲はプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲とシューベルトの「ザ・グレイト」です。

飯守さんは以前名古屋フィルの常任(?)をやっていた時期もあるのですが、その時期聴いた覚えがなくて。。。

3月9日は楽しみにしています。

投稿: ピースうさぎ | 2007年2月22日 (木曜日) 08時25分

こんばんは。
をぉー!!二期会でワルキューレやるとですか。
これは死んでも行かなくては。それまで、絶対生きてなくっちゃ。
私も飯守さん、大好きです。

投稿: yokochan | 2007年2月22日 (木曜日) 23時27分

>>ピースうさぎさん
飯守さんは比較的関西や名古屋方面のご活躍が多い気がします。実際、去年まで演奏を聴いたことがありませんでした。もうちょっと早く気がついていればよかったなと思います。なかなか日本人指揮者で引き込まれる人は私は少なかったので。プロコのヴァイオリン協奏曲ですか。さぞ白熱した演奏になるでしょうね。

>>yokochanさん
そうそう、「ダフネ」のプログラムの一番後ろのラインナップの一番下に書いてありますよん。「ダフネ」が始まる前に見つけちゃったもんで、オペラにあまり身が入らなかったです。演出も歌手も未定ですが、オケは東フィル。
飯守さんは関西フィルで7月にツェムリンスキーの「フィレンツェの悲劇」の演奏会形式をするそうです。いいなあ、関西の人。

投稿: naoping | 2007年2月23日 (金曜日) 20時27分

追加情報です。
飯守さん、は秋に関西二期会で「アリアドネ」やるんです。
ムリムリ行ってしまうかも。です。

投稿: yokochan | 2007年2月25日 (日曜日) 00時01分

>>yokochanさん
情報どうも。うー、アリアドネですか。関西の人うらやましい。
キャストは誰であれ、飯守さんの指揮となるとオペラだったら何でも観たいですね。東京だと3月にヨゼフ伝説&ペトルーシュカ、5月にシェヘラザード、7月に惑星って感じですが・・・なんだかなあ。東京でも演奏会形式でもいいからオペラやってほしいです。

投稿: naoping | 2007年2月25日 (日曜日) 08時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/108585/5436245

この記事へのトラックバック一覧です: 関西フィルinすみとりに行ってきた。:

« ちょっと昔のプロムスを聴いてみよう。 | トップページ | ブリッジって作曲家はブリテンの先生ってことで知られているけど。 »