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2007年1月 3日 (水曜日)

NHKニューイヤー・オペラコンサート(テレビ)

今日は毎年恒例のニューイヤー・オペラコンサート。
そんなもんがあるのは放映されて初めて気づくくらいのものだが、今年はミポリン(藤村実穂子さん)が出演となれば、はねトびも愛エプもさし置いて見ないわけにはいかない。


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何年か前、友人の誘いでニューイヤー・オペラコンサートの生を見に行ったことがある。

残念なことにその日の歌の記憶が殆どない。大抵毎年「こんなもんかな」くらいの品揃えで、ワンパターンである。「乾杯の歌」ありィの。「ある晴れた日に」ありィの。

確か大好きなルイーズのアリア「その日から」を天羽明恵さんが歌ったのは覚えてるんだけど。

・・・あとは不明。

まあ、大体どんなアリアでも生で聴くと感動するもんだが。

しかし、どうしても忘れられないのがその日の司会の黒柳徹子さん。
生徹子を見たのはそれが初めてで。もしかして最後かもしれないけど。

徹子、強烈だった。

あの存在感、オペラ歌手たちを軽く凌駕してた。何が強烈かってあの早口。
テレビで見慣れているから、とちょっと油断してた。軽くヒいた。

生放送だったから余計凄い早口だった。他の人の行動がスローモーションに見えるほど、彼女のお口は倍速再生だった。まるでロボットのようだった。

これはいくら「徹子の部屋」を見慣れている人間でも驚くと思う。
それと、生のコンサートを時間内に収めるために必死(本来は時間内に収めるというところから発生していないクラシック音楽なのに)な所を眺めるこのスリリング感もたまらない。

なので、徹子さんが司会のときにもう一回行って見たい感じはする。

(時間内で収める、といったら年末のテレビ東京で放映される年明けきっかりに威風堂々とかの曲を終わらせるってアレを思い出す。見ているほうはドキドキするもんだが、ある日毎年出演している友人に「ありゃあ、演奏するほうはどんなもんだね?」と聞いてみたことがある。 「いやぁ、あんなもん別にたいしたもんじゃねえよ。」とかいう返事だった。それ以来緊張もドキドキもせず見ている。)


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さて、今日のテレビ放送。
なかなか出てこない、ミポリン。さてはコッソット喋りすぎたか?時間内に収まるの?(ドキドキ)

ところで何歌うの?







え。ワーグナーじゃないの?

・・・・・あ    カルメンすか(泣)。



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コメント

スットコ、じゃないコッソットさんは芸歴50年ということでしたが、あのブラヴォーは何?でしょうか。近年まれに見るアレでした(自粛)。
生で観たらまた違うものなのかも知れませんけど。

藤村さんについては、今日たまたま彼女が歌うマーラーの「大地の歌」をブログに載せたところだったので、タイムリーでした。CDの写真とはかなり別人でしたが、思ったより若かったです。
ニューイヤーでワーグナーの期待がありましたが、カルメンでしたか。。(無言)せめてリヒャルト・シュトラウスくらいを聴きたかったです。

投稿: ピースうさぎ | 2007年1月 3日 (水曜日) 22時54分

>>ピースうさぎさん
スットコドッコイさんは・・・はるか昔から活躍されていますのが、なんと71歳(1935年生まれ)?
しかしまだフレーニより1歳上とのことなので、まだイケルかも・・・(ダメ?)
藤村さんは私、ワーグナーでのカツラかぶった舞台姿しか拝見したことがないので、「さて・・・どんな方でしたっけ?」みたいな感じでした。カルメンて選曲はガッカリですが、たしかにワーグナーのメゾでオペラアリアは皆無ですから(ブランゲーネも・・・ちょっとないなあ)仕方ないかなと。「大地の歌」は聴いてみたいです。

投稿: naoping | 2007年1月 4日 (木曜日) 08時15分

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