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2007年1月23日 (火曜日)

ワルター「大地の歌」を聴きながらボヤキ漫談

P10007082 マーラー:交響曲「大地の歌」
キルステン・トルボルイ(S)、チャールス・クルマン(T)、ブルーノ・ワルター指揮 ウィーン・フィル
(1936年5月 楽友協会ライブ)




♪あーあーあ、やんなっちゃった。
あ~ん~あ~あ、驚かない。 

だって、慣れてるもん。

私がプロバイダー基本料金のみで使わしてもらっている「ココログ」の調子が最近(前からだけど、輪をかけて)すこぶる悪い。なので、早朝更新。
もう、ランキングになんか参加しちゃってるから、気が気でないわ、まったく。全然アクセスできね~の、書き込む所に。

も~、引っ越そうかなあ、blog。

一応、他のblogのアドレスもあるんだ、わたし。
アメブロにね。一応契約しといたんだよね、何ヶ月か前に。

そのときは、別にこの音楽(お笑い?)blogを引っ越そうと思ったわけではなくて、全く別のことをしようと思ったわけで。

全く別人になりすまして、blogランキングの「恋愛カテゴリー」に殴りこみをかけようとクワバタオハラ、じゃなくてクワダテてたのでえす。上位狙ってた。私の文才をかけて、なんとか頑張って、書籍化されてついでにドラマ化なんかされて。主演はだれかなあとか。やっぱり仲間ユキエちゃんか・・・とか。(相手役はもちろん片岡愛之助さんでオネガイ→そして原作者の私と対談→そして・・・ウフフ?)

そこまで妄想してただ。

が。

書き始めて一週間でネタ切れた。自分、キャラ違ってた。
ほとんどSFの世界だった、私には。地球外生物だった。

で、破棄の上、放置。放置プレイ。

だもんで。
こんな不具合ばっかりあると、考えちゃうな。

ってなわけで。アメブロに引っ越すことはやぶさかでない。つまびらか。つまみ枝豆。そのまんま東・・・。なんだかわからん。朝、眠いし。

なんとかしてnifty。 (←脅し)

さて。
ボヤキ漫談はこのへんでオシマイにして。

ブルーノ・ワルター指揮の「大地の歌」の録音は、タワレコのHPを見たら4種類くらいあるみたいだった(CDの数でいうともっとある)。てっきり3種類かと思っていたらマーラー聴かないでいるうちにいつのまにか増えていた(ただ気がつかなかっただけだ)。ありゃりゃ。

その録音のデータ:
ブルーノ・ワルター(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
リチャード・ルイス(T)、モーリン・フォレスター(A)
(1960年4月16日、カーネギーホールでのライブ)

最後のスタジオ録音のほんの少し前の録音なのに、歌手のメンバーが違う。
未聴なんだけど、この演奏はどうなんでしょ?


で、本日のCD。昨日に続いてダットン・レーベルで、「大地の歌」。ダットンは復刻技術が優秀。英国音楽でもたくさんいいものがあって外せないけれど・・・。これは昔から有名な、初演者ワルター「大地」の一回目の録音。

1936年という年代が信じられないくらい凄い。本当にSP復刻(だよね?)なのかしら~。歌手の声もえらいみずみずしいし。ウィーン・フィルの音も鮮やか。弦の音も、クラリネットの音もぷるんぷるんしているし。ハープやチェレスタの音もチラリラリンと鮮やかに入っている。もちろんモノラルだけれど、適当に音の広がりがあるし。実はレコードは持ってないんで、比べようがないんだけども。

もう、70年前のムジークフェラインに私いるから。

トルボルイとクルマンの歌い方も、全然古びてない。逆にフェリアーとパツァークの歌い方の方が時代を感じるかもしれない。ど、どうよ。

P1000708 時代を感じるのはむしろこの、ジャケットの写真。まるでチャップリンみたいな風貌のワルターが指揮している後ろの観客の、女性の服装。っつーかほとんどの女性がお皿みたいな帽子をかむってる。これじゃ舞台がぜんぜん見えないよー。ねえ。猛烈抗議するよ、こんなコンサート。

それと。余白に収められた、トルボルイの名唱「私はこの世に忘れられ」は絶望的にすばらしいのに、いきなりなんでサージェント指揮?クルマン歌唱の英語版「私はほのかな香りを吸いこんだ」はまるで英国歌曲。マーラーというよりなんかクィルターみたい。クィルターもいいよね、歌曲。



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コメント

 宇野功芳さんの労作「名指揮者ワルターの名盤駄番」によりますとワルターの「大地の歌」は5種類あるようです。

1.クルマン、トルボルク、VPO(1936年5月24日)
2.パツァーク、フェリアー、VPO(1952年5月14~16日)
3.スヴァンホルム、ニコライディ、NYP(1953年2月22日)
4.ルイス、フォレスター、NYP(1960年4月16日)
5.ヘフリガー、ミラー、NYP(1960年4月18、25日)

 で、1960年4月15、16、21、24日の4回、ワルターはNYPを振ってマーラー生誕100周年記念コンサートをニューヨークのカーネギー・ホールで開いたそうで、これが生涯最後のニューヨーク公演になったとのこと(プログラムについては言及されてませんが、恐らくすべて「大地の歌」は含まれていたものと思われます。)。なお、声楽陣の入れ替えについては理由は「いかなるわけか」と記されているだけです。
 僕も3種しか聴いてないのでその他のことは何とも言えませんが、1回目の録音が不当に低く評価されているような気がしてなりません。僕は好きです。

 ただ3種を比べた場合、僕はやはり世評通り、2回目のものが好きです。相変わらず宇野さんはフェリアーよりステレオのミラーの方が良いと書いておられますが。まぁ好きずきでしょうが僕はやはりフェリアーの方が好きです。
 

投稿: 山田晃司 | 2007年1月23日 (火曜日) 17時10分

>>山田さん
ついに登場してくれましたね!ようこそ。っつーかなんでマーラーのとこで?エル・・・いや、また登場して頂きましょう。
ワルターの「大地」は5つあるのですか。はあ、知らなかったです。
コーホー大先生は、「大地の歌」レコードの解説やレコ芸などあらゆるところで、「フェリアーの歌声はどうも・・・」とか「クセのある歌い方」とか書いているので、フェリアー・ファンの私としては、ちょっと「イラ」とかきてしまいます。そういうふうに書いているのはコーホー先生だけなのでね。

ワルター「大地」では、枯れた魅力の最後のステレオ録音も好きですが、一回目のこの録音もなかなか素晴らしいです。聞き返してみて、今更ながら発見!という感じでした。

投稿: naoping | 2007年1月23日 (火曜日) 21時34分

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